ハンク・アーロン賞
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ハンク・アーロン賞(ハンク・アーロンしょう、Hank Aaron Award)は、メジャーリーグベースボールの賞のひとつで、アメリカンリーグ・ナショナルリーグから、その年に最も活躍したそれぞれ一人ずつの打者が選出される。ハンク・アーロンが、ベーブ・ルースの通算本塁打記録を塗り替えてから25周年を記念して1999年に創設された。
最多受賞者は4回受賞のアレックス・ロドリゲス。受賞者のうち最も安打数が多かったのは2023年のロナルド・アクーニャ・ジュニア、最も本塁打数が多かったのは2001年のバリー・ボンズ、最も打点が多かったのは1999年のマニー・ラミレス。
投票システム
[編集]この賞が創設された1999年は、安打、本塁打、打点に特定のポイントを割り振り、その合計点で決めるというものだった。しかしこのシステムは僅か一年で変更され、その後も幾度か変更が加えられ、現在のシステムとなっている。
- 2000年~2002年 - 各チームのラジオとテレビの実況キャスター、解説者による投票システム。投票者はそれぞれ1位票(5ポイント)、2位票(3ポイント)、3位票(1ポイント)からなる3つの投票権を持ち、それぞれを異なる選手へ投票。最も多くのポイントを集めた選手が受賞者となる。
- 2003年 - 前年度までのキャスター、解説者による投票に加え、MLB公式ウェブサイトからのファン投票が考慮されることとなった。キャスター達の投票は全体の70%、ファンからの投票は30%となっていた。
- 2004年~2006年 - まず8月にMLB30チームからそれぞれ3人の候補が選ばれ、MLB公式ウェブサイトからのファン投票によって各チーム1人、合計30人に絞られる。その30名はMLBの委員会によって各リーグ6名にまで絞られ、再びファン投票により最終決定された。
- 2007年~2008年 - MLBの委員会によりあらかじめ1チーム1人に絞られ、そこからファン投票で各リーグ6人に絞られる。さらにその各リーグ6人をファン投票にかけ、最終決定された。
- 2009年- MLB30チームからそれぞれ3人の候補が選ばれ、ファン投票によって各チーム1人、合計30人に絞られる。そこから再びファン投票により最終決定された。2004~2006年のシステムから「委員会により6人に絞られる」という部分が抜けた方式となり、ほぼ完全にファン投票のみで選出されることになった。
- 2010年以降 - MLB30チームからレギュラーシーズン中の統計と実績に基づいて、各リーグのファイナリストを10人を選出する。MLB公式サイトによるファン投票が実施され、野球殿堂入り選手らも選考に加わり、ファン投票と殿堂入り選手らの投票を組み合わせる形で、各リーグの最終的な受賞者が決定される。
過去受賞者
[編集]- 太字はリーグ最高
複数回受賞者
[編集]| 選手 | 回数 | 年度 |
|---|---|---|
| アレックス・ロドリゲス | 4 | 2001, 2002, 2003, 2007 |
| バリー・ボンズ | 3 | 2001, 2002, 2004 |
| アーロン・ジャッジ | 3 | 2022, 2024, 2025 |
| 大谷翔平 | 3 | 2023, 2024, 2025 |
| マニー・ラミレス | 2 | 1999, 2004 |
| アルバート・プホルス | 2 | 2003, 2009 |
| デビッド・オルティーズ | 2 | 2005, 2016 |
| デレク・ジーター | 2 | 2006, 2009 |
| ホセ・バティスタ | 2 | 2010, 2011 |
| ミゲル・カブレラ | 2 | 2012, 2013 |
| ポール・ゴールドシュミット | 2 | 2013, 2022 |
| ジャンカルロ・スタントン | 2 | 2014, 2017 |
| マイク・トラウト | 2 | 2014, 2019 |
| ブライス・ハーパー | 2 | 2015, 2021 |
| クリスチャン・イエリッチ | 2 | 2018, 2019 |