スバル・WRX VA

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スバル・WRX S4/
スバル・WRX STI(4代目)
VAG型/VAB型
2017年6月改良型 STI Type S
Subaru WRX STI Type S (CBA-VAB) right.jpg
2014年8月登場型 STI Type S
Subaru WRX STI Type S (VAB) right.JPG
2017年8月改良型 S4 2.0GT-S EyeSight
Subaru WRX S4 2.0GT-S EyeSight (DBA-VAG) front.jpg
販売期間 2014年8月25日-
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン WRX S4FA20
1,998cc 水平対向4気筒 直噴DOHCターボ
WRX STIEJ20
1,994cc 水平対向4気筒DOHCターボ
駆動方式 四輪駆動
WRX S4:VTD-AWD
WRX STI:マルチモードDCCD方式AWD
最高出力 WRX S4
221kW (300PS) /5,600rpm
WRX STI
227kW (308PS) /6,400rpm
最大トルク WRX S4
400N·m (40.8kgf·m) /
2,000-4,800rpm
WRX STI
422N·m (43.0kgf·m) /
4,400rpm
変速機 WRX S4スポーツリニアトロニック(マニュアルモード付)
WRX STI:6速MT
サスペンション 前:ストラット式独立懸架
後:ダブルウィッシュボーン式独立懸架
全長 4,595mm
全幅 1,795mm
全高 1,475mm
ホイールベース 2,650mm
車両重量 WRX S4
1,540-1,550kg
(2014年8月-2015年6月)
1,540-1,560kg
(2015年6月-)
WRX STI
1,480-1,490kg
(2014年8月-2017年5月)
1,490-1,510kg
(2017年5月-)
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
-自動車のスペック表-

VA系スバル・WRXは、2014年よりSUBARU(旧・富士重工業)が製造し、販売しているスポーツセダンVABWRX STIの型式で、VAGWRX S4の型式である。

概要

2013年3月にニューヨーク国際オートショーでコンセプトモデルのWRXコンセプトが発表された。 市販モデルは2013年11月のロサンゼルスオートショーでWRXとして発表、2014年1月に行われた北米国際オートショーではWRX STIが発表された。

2014年春には北米豪州欧州台湾市場で販売が開始され[1][2][3]、2014年8月25日には日本国内において発売された。プラットフォームをレヴォーグと並行して開発され、共通の設計を持っている。

WRXという名称は、インプレッサのスポーツバージョンに付けられていたグレード名であった。その後、3代目インプレッサのマイナーチェンジによってインプレッサの名前が外れ「スバル・WRX STI」と単独の車名に変更された。このモデルはその後継モデルにあたる。詳細はスバル・インプレッサの項を参照。

インプレッサとは異なる車種として販売はされているが、レヴォーグ同様に基本設計は4代目インプレッサをベースとしている。ボディサイズは先代モデルより大幅に拡大されているが、アッパーミドルサルーンに路線変更した6代目レガシィ(B4名義としては通算4代目)と、Cセグメントクラスに位置するインプレッサG4の穴を埋めるミドルセダンとしての役割も担っているためである。また従来より設定されていたWRX STIのほかに、より裾野の広いモデルとして開発された[4]WRX S4も新たに設定された。尚、S4は国内専用車として設定されている。

メカニズム

パワートレイン

日本仕様車のWRX STIには先代WRX STIから継続して2.0L 水平対向4気筒デュアルAVCS ツインスクロールターボエンジンのEJ20型が搭載された。北米仕様車や欧州仕様車、豪州仕様車には先代WRX STIに搭載された2.5L AVCSターボエンジンのEJ25エンジンを継続した[5]。いずれも組み合わせられる6速MTは2000年に登場したTY85型を改良したものを搭載[6][7]

日本仕様車のWRX S4には、レヴォーグと共通の2.0L 直噴ターボのFA20型エンジンが搭載され、従来型の高トルク対応リニアトロニックに対して大幅に変速レスポンスを向上させたスポーツリニアトロニック(CVT)が組み合わせられる。北米仕様車のWRXにも型式の同じFA20型が搭載されるが、レヴォーグではなく、フォレスターに近いレギュラーガソリンも使えるエンジンが搭載され、6速MTかCVTが組み合わせられる[8]。CVTは5代目レガシィ 2.0GTにも採用されたTR690型の改良版を搭載しており[6]、6速MTはTY75型となる[7]

ボディ・シャシ

4代目インプレッサを大幅改良したレヴォーグのプラットホームと共有・同時開発である[9]。また2016年にこのプラットフォームが刷新されたため、WRXは同プラットフォームの最終採用車となり、強度や剛性の面の完成度が高い[10]。レヴォーグとは、ホイールベースもBピラーより前のボディ骨格も共通となっているが[11]、ボディ形状の違いによる剛性の出し方や、捩れやよれに対するフレームの追従性などの細部は変更されている[12]。インプレッサとは別モデルとなったため、思い切ったボディ補強が可能となり、それによって先代WRX STI比で捩り剛性は40%以上、曲げ剛性は30%以上、フロントトレッド剛性は14%、リアトレッド剛性は38%、それぞれ向上している[13]

STI/S4ともに駆動方式はAWDとなるが、センターデフ形式は異なり、STIには電子制御式のDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)にフロントはヘリカルLSDがリアはトルセンLSDが装着される。S4では、VTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)と呼ぶ、前45:後55のトルク配分を基本に走行状況に合わせて連続可変制御するシステムを採用している。また、パワーステアリングもSTIとS4で異なり、S4は電動パワーステアリングを採用し、STIは油圧パワーステアリングが採用される。

デザイン

フロントグリルにはスバルの共通デザインである「ヘキサゴングリル」が採用され、コの字型のLEDポジションランプが配されたプロジェクターヘッドランプを合わせている。Aピラー前端は従来のWRXに比べて200mm前方となり、流麗なデザインとしている。リアについては、ディフューザー一体型のリアバンパーが採用され、マフラーは4本出しである。

ボディサイズは、先代モデルの「4ドア」との比較で、全長は15mm延長、全高は5mm高くなった[14]。また、ホイールベースは25mm延長され、この延長分はすべて後席レッグスペースの拡大に充てられた[15][16]

年表

2013年3月29日
2013年ニューヨーク国際自動車ショーで「スバル WRX コンセプト」を世界初公開[17]
2013年11月21日
2013年ロサンゼルスオートショーで新型「WRX」(米国仕様車)を世界初公開。米国仕様車は、2.0L水平対向4気筒直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載し、268hp/5,600rpmを発生する。また、トランミッションは6MTと、8速マニュアルシフトモードも備えるスポーツリニアトロニックを組み合わせている。[18]
2014年1月15日
2014年北米国際自動車ショーで新型「WRX STI」(米国仕様車)を世界初公開。米国仕様車は、2.5L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、305hp/6,000rpmを発生。トランスミッションは6MTを組み合わせている。[19]
2014年7月25日
同年8月25日に日本で発売予定のスポーツセダンの車名を「WRX S4」とすることを公表。併せて、専用サイトを開設[20]
2014年8月25日
WRX S4を発売[21]
  • WRX S4のグレード構成は、「2.0GT EyeSight」、「2.0GT-S EyeSight」の2タイプ。トランスミッションは全車スポーツリニアトロニック(マニュアルモード付)のみの設定。駆動方式はVTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)を採用する。タイヤサイズは225/45R18を履くほか、18インチアルミホイールは「2.0GT EyeSight」がダークガンメタリック塗装、「2.0GT-S EyeSight」はハイラスター塗装が施される。
  • 「2.0GT-S EyeSight」は専用装備として、ビルシュタイン製ダンパー(フロント倒立式)、サテンメッキドアミラー(フットランプ付)、トランクリップスポイラー、ウェルカムライティング、オールウェザーパック(フロントワイパーデアイサー・スーパーUVカットフロントドアガラス、撥水加工フロントドアガラス)を装備する[注 1]。また、大型リヤスポイラーをメーカー装着オプションで設定する。
  • ボディカラーは「クリスタルホワイト・パール(有料色)」、「アイスシルバー・メタリック」、「ダークグレー・メタリック」、「クリスタルブラック・シリカ」、「ライトニングレッド」、「WRブルー・パール」の全6色を設定する。
  • インテリアでは、運転席10ウェイ&助手席8ウェイパワーシートを標準装備。シート材質は「2.0GT EyeSight」に「ファブリック(レッドステッチ)」、「2.0GT-S EyeSight」に「アルカンターラ/本革(レッドステッチ)」を採用。「2.0GT-S EyeSight」は、インパネセンターバイザー(レザー調素材巻)にもレッドステッチを施している。また、本革シート(レッドステッチ)(アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能&フロントシートヒーター付)を全車にメーカー装着オプションで用意する。
  • 運転支援システム「アイサイト」(ver.3)を全車に標準装備。プリクラッシュブレーキ、全車速追従機能付クルーズコントロール、アクティブレーンキープ(車線中央維持/車線逸脱抑制)、AT誤発進抑制制御、AT誤後進抑制制御、車線逸脱警報、ふらつき警報、先行車発進お知らせ機能、の各機能で構成される。
2014年8月25日
WRX STIをフルモデルチェンジ[22]
  • WRX STIのグレード構成は、「STI」、「STI Type S」の2タイプ。トランスミッションは6MTのみの設定。駆動方式はマルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)方式AWDを採用する。タイヤサイズは245/40R18で、「STI」は18インチアルミホイール(ダークガンメタリック塗装)を、また「2.0GT-S EyeSight」はBBS製18インチ鍛造アルミホイール(ハイラスター塗装)を装備する。
  • 「STI Type S」は専用装備として、ビルシュタイン製ダンパー、大型リヤスポイラー、オールウェザーパック(フロントワイパーデアイサー・スーパーUVカットフロントドアガラス、撥水加工フロントドアガラス)を装備する[注 2]
  • ボディカラーはWRX S4と共通。先代から継続設定となる「アイスシルバー・メタリック」、「ダークグレー・メタリック」、「クリスタルブラック・シリカ」に加え、新設定の「クリスタルホワイト・パール(有料色)」、「ライトニングレッド」、「WRブルー・パール」の全6色を設定。
  • シート材質は「アルカンターラ/本革(レッドステッチ+レッドアクセント+STIロゴ入り)」を採用。また、本革シート(レッドステッチ+レッドアクセント+STIロゴ入り)(運転席10ウェイ&助手席8ウェイパワーシート、アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能、フロントシートヒーター付)を全車にメーカー装着オプションで用意する。
2015年6月30日
WRX S4WRX STIともに一部改良[23]
  • WRX S4は、サスペンションにフリクションを最適化した新ダンパーを採用し、乗り心地が向上(2.0GT-S EyeSightのみ)。また、フロントウインドゥの遮音中間膜追加やボディへの吸音材追加などにより、高速クルージング時の風切音やロードノイズを低減し、静粛性の向上を図った。また「2.0GT-S EyeSight」には新たに、245/40R18タイヤ&18インチアルミホイール(ハイラスター塗装)、サンルーフ(電動チルト&スライド式)をメーカー装着オプションとして設定した。
  • WRX S4WRX STIともに先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」を新設定(全車にメーカー装着オプション)。「アドバンスドセイフティパッケージ」は、走行時の後側方検知や後退時の左右後方検知を行う「スバルリヤビークルディテクション」(後側方警戒支援機能)、左側ドアミラーにカメラを搭載し、ドライバーからの死角となる左前方の映像をガイドライン付でマルチファンクションディスプレイに表示する「サイドビューモニター」、ルームミラー一体型の単眼カメラを新採用することで、先行車や対向車を検知して、ヘッドランプのハイビームとロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」、アイサイトの作動状況や警報に応じて点灯するランプをフロントウィンドウの運転席前に表示する「アイサイトアシストモニター」(WRX S4のみ)の4つの機能から構成される。
  • その他、共通の変更点として、パワーウインドゥスイッチのエッジ部分にクロームメッキ加飾を採用したほか、センターコンソールに設けられたUSB電源の出力を、従来の1Aから2Aに強化した。
  • ボディカラーは、「ライトニングレッド」に替わり「ピュアレッド」を設定し、全6色とした。
2015年10月28日
WRX S4に特別仕様車「SporVita(スポルヴィータ)」を設定。500台限定発売[24]。(11月18日発売)
  • 「WRX S4 SporVita」は、「2.0GT-S EyeSight」をベースに、イタリア老舗皮革製品サプライヤーのMARIO LEVI(マリオ・レヴィ)社とのコラボレーションによる特別仕様車。受注期間は2016年2月28日までとし、500台限定で販売された。
  • インテリアでは、MARIO LEVI製ブラック/タン本革シート(タンステッチ、WRX S4ロゴ刺繍)を採用。さらに、本革巻ステアリングホイール(高触感革タン/ブラック、タンステッチ、ピアノブラック調加飾付)、 本革巻シフトレバー(タンステッチ)+ピアノブラック調加飾パネル、シフトブーツ(タン、タンステッチ)、インパネセンターバイザー(レザー調素材巻、タンステッチ)、ブラック/タンドアトリム(タンステッチ)、パワーウインドゥスイッチピアノブラック調加飾パネル、ピアノブラック調インパネ加飾パネル、フロントコンソール(タンステッチ+ピアノブラック調加飾パネル)、スライド機構と付コンソールリッド(タン、タンステッチ)を採用し、インテリアデザインをタンとブラックによりトータルコーディネートした。
  • エクステリアでは、LED4灯ロービーム+ハロゲンハイビームランプ(光輝タイプ)、光輝ウインドゥモール、WRXエンブレム付サイドガーニッシュ(高艶ベロアメッキ)、高艶ベロアメッキトランクガーニッシュといった、専用パーツを特別装備。また、245/40R18タイヤ&18インチアルミホイール(ハイラスター塗装)も装着される。
  • 安全装備では、アドバンスドセイフティパッケージ(スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/ハイビームアシスト(自動防眩インナーミラー付)/サイドビューモニター/アイサイトアシストモニター)を特別装備とした。
2015年10月28日
WRX STIの特別仕様車「S207」を400台限定発売[25]。(10月29日受注開始、12月1日発売。)
  • S207」は「STI Type S」をベースに、スバルテクニカインターナショナル(STI)がエンジンや足回りを専用チューンし、内外装に専用装備を追加したコンプリートカー。受注期間は、2016年3月6日までで、計400台を限定販売。そのうち、200台は「NBR CHALLENGE PACKAGE」、100台は「NBR CHALLENGE PACKAGE YELLOW EDITION」となる(受注期間は11月30日まで)。
  • エンジンは専用チューニングにより、最高出力は14kW(20PS)向上し241kW(328PS)、最大トルクは9N·m (1.0kgf·m)向上し、431N·m (44.0kgf·m)を発揮。足回りは、11:1のクイックなステアリングギア比、 STI製フレキシブルタワーバーフロント、STI製フレキシブルドロースティフナーフロントをはじめとしたSTI独自のパーツ類に加え、フロントに可変減衰力サスペンション「DampMaticⅡ」を日本国内メーカーで初めて採用した。また、brembo製フロント6ポット、リヤ4ポットのモノブロック対向ブレーキキャリパー+ドリルドローター(フロントは2ピースタイプ)、専用設計の255/35R19 92Yタイヤ(ダンロップ SPORT MAXX RT)、STI製BBS 19インチ鍛造アルミホイール(シルバー)を採用している。
  • エクステリアでは、専用メッシュタイプフロントグリル(チェリーレッドストライプ、S207オーナメント付)、専用大型フロントアンダースポイラー、STIエンブレム付サイドガ―ニッシュ(ブラック)、サテンメッキドアミラー(フットランプ付)、専用サイドシルモール(金属調)、専用リヤバンパー(チェリーレッドストライプ、エアアウトレットグリル付)、S207リヤオーナメント、ブラックルーフアンテナ(シャークフィンタイプ)を採用。大型フロントアンダースポイラーの採用や足回りの変更に伴い、全長は40mm延長され4,635mmに、また全高は5mm低い1,470mmとなっている。
  • インテリアでは、専用STI製RECAROバケットタイプフロントシート[本革〈メイン・サイド内側:セミアニリン(ブラック)、シルバーステッチ+シルバーアクセント〉シートヒーター付、STIロゴ型押し、SRSサイドエアバッグ]、リヤシート[本革(ブラック)、シルバーステッチ+シルバーアクセント]、専用インパネパネル(レッド、S207ロゴ入り)、ドアトリム(シルバーステッチ)、専用サイドシルプレート(シルバー、S207ロゴ入り)、 専用シリアルナンバープレート(コンソール)、専用ルミネセントメーター(マルチインフォメーションディスプレイ付、STIロゴ入り)、専用マルチファンクションディスプレイ、インパネセンターバイザー[レザー調素材巻+シルバーステッチ]、専用本革巻ステアリングホイール(高触感革、メッキベゼル、金属調フィニッシャー、シルバーステッチ)、STI製プッシュエンジンスイッチ(STIロゴ入り、レッドタイプ)、STI製本革巻MTシフトノブ(STIロゴ入り)を採用するほか、オーディオは8スピーカー(フロント4 + リヤ2 +インパネ2)にグレードアップされている。
  • ボディカラーは、「WRブルー・パール」、「クリスタルホワイト・パール(有料色)」、「クリスタルブラック・シリカ」の3色を設定。
  • また、WRX STIが参戦し続けているニュルブルクリンク24時間レースを想起させるモデルとして、「NBR CHALLENGE PACKAGE」(限定200台)を設定。専用ドライカーボン製リヤスポイラー(S207ロゴ入り)、STI製BBS19インチ鍛造アルミホイール(ブラック)、専用エンブレム(リヤ)、専用ウルトラスエード巻ステアリングホイール(シルバーセンターマーク付)、専用シートベルト(レッド)を特別装備とした。
  • 「NBR CHALLENGE PACKAGEYELLOW EDITION」(限定100台)は、専用ボディカラーとして「サンライズイエロー」を採用するほか、ドアミラー(ブラック)、専用サイドシルプレート(イエロー、S207ロゴ入り)、専用サイドシルモール(ブラック)を装備する。
2016年4月11日
WRX S4WRX STIともに一部改良[26]。(5月11日発売)
  • ルーフトリムの素材を従来の不織布からトリコットに変更し、インテリアの質感を向上させた。また、リヤワイパーブレードの形状を空気抵抗の少ないエアロタイプの形状とすることで、リヤワイパーによる不快な風切り音を従来型比で85%低減した。さらに、フロントドアガラスの室内側ショルダー部ウェザーストリップを2枚化することで風切り音やロードノイズといった室内への透過音を低減し、静粛性を高めた。
2016年10月4日
WRX S4に特別仕様車「WRX S4 tS」を設定[27]。(2017年3月12日までの期間限定販売)
  • WRX S4 tS」は、「2.0GT-S EyeSight」をベースに、スバルテクニカインターナショナル(STI)がエンジンや足回りを専用チューンし、外装・内装にも専用装備を追加。STIコンプリートカーの最高峰となる「S207」の走りのテクノロジーを継承しつつ、スバルが誇る先進安全機能であるEyeSight(ver.3)やアドバンスドセイフティパッケージを搭載し、走りと安全性の融合を目指したモデルとして開発された。
  • パワーユニットは通気抵抗を低減した吸排気系の採用により、加速中の過渡エンジントルクを最大約10%向上(STI測定値)。また、オイルクーラーを追加するなどスポーツリニアトロニック(CVT)のクーリング性能を強化し、耐力を向上。
  • 足回りは「S207」に採用した可変減衰力サスペンション「DampMaticII」を装備。また、フロントブレーキにはbrembo製対向4ポットブレーキを採用して制動能力を向上させたほか、VDCとアクティブトルクベクタリングは専用の前後2輪制御とすることで、旋回時のライントレース性能を高めた。さらに、STI製フレキシブルタワーバー(フロント)、フレキシブルドロースティフナー(フロント)、ピロボールブッシュリヤサスリンク、フレキシブルサポートサブフレームリヤを装備している。
  • エクステリアは、STI製BBS19インチ鍛造アルミホイール(シルバー)、メッシュタイプフロントグリル(チェリーレッドストライプ、STIオーナメント付)、大型フロントアンダースポイラー(艶ありブラック)、STIエンブレム付サイドガーニッシュ(ブラック)、サイドシルモール(金属調)、リヤバンパー(チェリーレッドストライプ)、ブラックルーフアンテナ(シャークフィンタイプ)を採用。大型フロントアンダースポイラーの採用により、全長は40mm延長され4,635mmとなった。また、ボディカラーは、「クリスタルホワイト・パール(有料色)」、「アイスシルバー・メタリック」、「クリスタルブラック・シリカ」、「WRブルー・パール」の4色を設定する。
  • インテリアでは、STI製RECAROバケットタイプフロントシート[本革(メイン:ブラックセミアニリン、サイド内側:ブラック)、シルバーステッチ+シルバーアクセント、シートヒーター付、STIロゴ型押し、SRSサイドエアバッグ]、リヤシート[本革(ブラック)、シルバーステッチ+シルバーアクセント]、インパネ加飾パネル(レッド)&オーナメント(tS LIMITED EDITION)、ルミネセントメーター(マルチインフォメーションディスプレイ付、STIロゴ入り)、本革巻ステアリングホイール(高触感革、メッキベゼル、金属調フィニッシャー、シルバーステッチ)、STI製本革巻シフトレバー(STIロゴ入り)+ピアノブラック調加飾パネル、STI製プッシュエンジンスイッチ(STIロゴ入り、レッドタイプ)、サイドシルプレート(STIロゴ入り)などを専用装備とした。
  • WRX STIが参戦し続けているニュルブルクリンク24時間レースにおいて、2015年、2016年とスバルがクラス優勝したことを記念し、「NBR CHALLENGE PACKAGE」も設定。専用装備として、STI製BBS 19インチ鍛造アルミホイール(ブラック)、STI製ドライカーボンリヤスポイラー(STIロゴ入り)、NBR CHALLENGE PACKAGE専用エンブレム(リヤ)、ウルトラスエード巻ステアリングホイール(メッキベゼル、金属調フィニッシャー、シルバーステッチ、シルバーセンターマーク付)を追加する。
2017年1月6日
2017年北米国際自動車ショーに、2018年型「WRX/WRX STI」(米国仕様車)を出展する、と発表[28]
2017年5月24日
WRX STIを大幅改良[29]。(6月20日発売)
  • メカニズムでは、 新電子制御マルチモードDCCDを採用。全域を電子制御する差動制限機構を採用することで、差動制限の俊敏な応答性と、コーナー入り口でのスムーズな回頭性を実現した[30]。また、brembo製ベンチレーテッドディスクブレーキは、17インチ対向4ポット(フロント)/対向2ポット(リヤ)キャリパー(STIロゴ入り)から、18インチドリルドディスクローター&モノブロック対向6ポット(フロント)/対向2ポット(リヤ)キャリパー(イエロー塗装、STIロゴ入り)にサイズアップ。また、サスペンション設定の最適化等により、操縦安定性とフラットな乗り心地を両立した。
  • エクステリアは、フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプのデザインを一新。ヘッドランプは従来までの「LED4灯ロービーム+ハロゲンハイビームランプ」に替わり、「LED2灯ハイ&ロービームランプ」に変更し、フロントフォグランプは廃止となった。また、「STI Type S」は245/35R19タイヤ&19インチアルミホイール(ダークガンメタリック塗装)にサイズアップ。さらに、従来まで標準装備であった大型リヤスポイラーをメーカー装着オプションに変更し、新たにトランクリップスポイラーを標準装備とした。
  • インテリアは、フロントコンソール、センターパネル、メーターパネル、ドアスイッチパネル、ドアグリップのデザインを変更。インパネ加飾パネルを「カーボン調」から「ハイグロスブラック」に変更し、ドアスイッチパネルにも同様の処理を施した。センターパネルのデザイン変更により8インチサイズのナビゲーションに対応した仕様とし、ビルトインナビ(ディーラー装着オプション)のデザインも一新した。また、レッドカラーシートベルトを採用するとともに、 マルチファンクションディスプレイは液晶画面を4.3インチから5.9インチに拡大した。さらに「STI Type S」には、RECAROフロントシート(レッドステッチ+レッドアクセント+STIロゴ入り、 運転席&助手席8ウェイパワーシート付)をメーカー装着オプションで設定した。
  • 装備面では、ステリアリング連動ヘッドランプを新採用。また、メーカー装着オプションの「アドバンスドセイフティパッケージ」に含まれるサイドビューモニターは、新たににフロントグリルにもカメラを追加し「フロント&サイドビューモニター」に更新され、安全性能を強化した。また、ルーフモールにはキャリアブラケットを内蔵したことで実用性の向上を図っている。
2017年6月5日
WRX S4を大幅改良し、同年夏に発売すると発表。同日、専用サイトを開設。また、各販売店での先行予約受付を開始した[31]
2017年6月9日
米国市場向けに「WRX STI TYPE RA」を2018年初頭に500台限定で販売する、と発表。カーボン製ルーフ・リヤスポイラーの採用等により軽量化を実現するとともに、2.5L水平対向エンジンの出力を向上する等、パフォーマンスを一層強化している[32]
2017年7月3日
WRX S4を大幅改良[33]。(8月7日発売)
  • 走行性能では、サスペンションのダンパーやスプリング、スタビライザーのセッティングの最適化と電動パワーステアリングの改良により、乗り心地とステアリングフィールを向上させた。また、外部からの音の侵入や振動を抑え、静粛性を向上。さらに、高μブレーキパッドを採用した。
  • 安全性能では、運転支援システム「アイサイト」の機能をさらに強化。新たに、全車速域でアクセル・ブレーキ・ステアリングの操作を自動でアシストする新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」、「後退時自動ブレーキシステム」、従来は「アドバンスドセイフティパッケージ」に含まれていた「アイサイトアシストモニター」を追加。また、ステアリング連動ヘッドランプも新採用した(いずれも全車に標準装備)。
  • 「アドバンスドセイフティパッケージ」を、「アイサイトセイフティプラス」に改称。「2.0GT-S EyeSight」は標準装備となった。構成機能のひとつである「サイドビューモニター」は、新たにフロントグリルにもカメラを追加して「フロント&サイドビューモニター」にグレードアップ。また、停車した際、ブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持する「オートブレーキホールド」も新採用した。
  • エクステリアでは、フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプ、フロントフォグランプカバーのデザインを一新。ヘッドランプは従来までの「LED4灯ロービーム+ハロゲンハイビームランプ」に替わり、「LEDハイ&ロービームランプ」に変更するとともに、フォグランプもLED化された。「2.0GT-S EyeSight」は、従来までメーカー装着オプション設定であった245/40R18タイヤを新採用。また、18インチアルミホイールは、全車デザインを一新している。また、ルーフモールにはキャリアブラケットを内蔵したことで実用性の向上を図っている。
  • インテリアは、フロントコンソール、センターパネル、メーターパネル、ドアスイッチパネル、ドアグリップのデザインを変更。インパネ加飾パネルを「カーボン調」から「ハイグロスブラック」に変更し、ドアスイッチパネルにも同様の処理を施した。また、マルチファンクションディスプレイはカラー液晶画面を4.3インチから5.9インチに拡大。さらに、センターパネルのデザイン変更により8インチサイズのナビゲーションに対応した仕様とし、ビルトインナビ(ディーラー装着オプション)のデザインも一新した。
2017年10月25日
WRX STIの特別仕様車「S208」を450台限定発売[34]
  • S208」は「STI Type S」をベースに、スバルテクニカインターナショナル(STI)と共同でエンジンや足回りを専用開発し、内外装に専用装備を追加したスバルハイパフォーマンスカーのトップエンドモデル。2015年にリリースした「S207」に対してさらなる改良が施されている。受注受付期間は、2017年10月26日から11月21日までとし、450台を限定販売。そのうち、350台は「NBR CHALLENGE PACKAGE」となる。
  • エンジンは、回転バランス公差を50%低減したバランスドクラッチカバー&フライホイール、ボンネットからの空気流入経路を補強するパフォーマンスシュラウド、インタークーラーを強制冷却するインタークーラーウォータースプレイ(パドルスイッチ付)などの専用チューニングを実施[35]し、最高出力を「S207」対比で1kW(1PS)上乗せし242kW(329PS)を発揮する。足回りは、「S207」を踏襲し、11:1のクイックなステアリングギア比、 STI製フレキシブルタワーバーフロント、STI製フレキシブルドロースティフナーフロントをはじめとしたSTI独自のパーツ類に加え、フロントに可変減衰力サスペンション「DampMaticⅡ」を採用。また、brembo製フロント6ポット、リヤ4ポットのモノブロック対向ブレーキキャリパー+ドリルドローター(フロントは2ピースタイプ)、255/35R19 92Yタイヤ(ダンロップ SPORT MAXX RT)、STI製BBS 19インチ鍛造アルミホイール(シルバー)を採用している。
  • エクステリアでは、「S207」と同様、メッシュタイプフロントグリル(チェリーレッドストライプ、S208オーナメント付)、大型フロントアンダースポイラー(ハイグロスブラック)、STIエンブレム付サイドガ―ニッシュ(ブラックカラード)、サテンメッキドアミラー(フットランプ付)、サイドシルモール(金属調)、リヤバンパー(チェリーレッドストライプ、エアアウトレットグリル付)、S208リヤオーナメント、ブラックルーフアンテナ(シャークフィンタイプ)を装備。「S208」ではさらに、バンパーサイドベゼル(スチールメッシュ&クロームメッキ加飾付)、ドライカーボントランクリップスポイラーを追加。大型フロントアンダースポイラーの採用や足回りの変更に伴い、全長はベースモデルに対し40mm延長され4,635mmに、また全高は5mm低い1,470mmとなっている。
  • インテリアでは、STI製RECAROバケットタイプフロントシート[本革〈メイン・サイド内側:セミアニリン(ブラック)、シルバーステッチ+シルバーアクセント〉シートヒーター付、STIロゴ型押し、SRSサイドエアバッグ]、インパネ加飾パネル(レッド、S208オーナメント付)、サイドシルプレート(S208ロゴ入り)、ルミネセントメーター(マルチインフォメーションディスプレイ付、STIロゴ入り)、インパネセンターバイザー[レザー調素材巻+シルバーステッチ]など、「S207」にも採用されたアイテムを追加装備。「S208」ではさらに、ステアリングホイールを「S207 NBR CHALLENGE PACKAGEに装備されたウルトラスエード巻を採用。また、ウェルカムライティング、フロアカーペット、サブトランク(タイヤパンク修理キット付)を特別装備とするほか、オーディオはインパネスピーカーを廃して6スピーカーに変更した。
  • 安全装備としてアドバンスドセイフティパッケージ(スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/ハイビームアシスト(自動防眩ルームミラー付)/フロント&サイドビューモニター)を標準装備とした。
  • また「S207」に引き続き、WRX STIが参戦し続けているニュルブルクリンク24時間レースを想起させるモデルとして「NBR CHALLENGE PACKAGE」(限定350台)を設定。STI製BBS19インチ鍛造アルミホイール(ブラック)、ブラックカラードドアミラー(フットランプ付)、サイドシルモール(ハイグロスブラック)に加えて、新たにドライカーボンルーフを採用。また、リヤスポイラーのデザインは選択式となり、ドライカーボンリップスポイラーを装備する「Carbon Trunk Lip」、ドライカーボンリヤスポイラー(S208ロゴ入り)を装備する「Carbon Rear Wing」の2種を設定した。
  • ボディカラーは、「WRブルー・パール」、「クリスタルホワイト・パール(有料色)」の2色に加え、「NBR CHALLENGE PACKAGE」のみ「クールグレー・カーキ」を新設定し、3色から選択ができる。
2018年4月27日
WRX S4WRX STIともに一部改良[36]。(6月7日発売)
  • WRX S4が装備する「アイサイト」のプリクラッシュブレーキ制御を改良。認識対象が、車両と同一方向に進行する歩行者や自転車であった場合、減速制御の作動タイミングを早期化することで、衝突回避の可能性を向上させた。また、低速走行中、前方に障害物がある状態で誤ってアクセルを踏み込んだと判断した場合には、プリクラッシュブレーキを作動させることで、衝突回避をアシストする。
  • WRX STIにサンルーフ(電動チルト&スライド式)をメーカー装着オプションとして設定した(「STI Type S」のみ)。
2018年7月19日
WRX STIの特別仕様車「TYPE RA-R」を500台限定発売[37]
  • TYPE RA-R」はクルマの本質である「走る・曲がる・止まる」という性能を極限まで突き詰めた、STI創立30周年記念コンプリートカー。軽量化パーツの採用やパーツそのものの取り外しによってグラム単位での軽量化を積み重ね、ベースであるWRX STIとの比較で約10kg、「S207」や「S208」と比較して約30kgの軽量化を実現。また、エンジンは「S208」にも搭載した「EJ20バランスドBOXER」を搭載し、242kW(329PS)の最高出力を発生。パワーウェイトレシオは4.498となり、「S208」の4.598をも上回る数値を達成している[38]。受注受付期間は、2018年7月19日から12月17日までとし、500台を限定販売した。
  • パワーユニットは、前述のEJ20バランスドBOXERのほか、インタークーラーの冷却効果を最大限発揮するために剛性を上げたパフォーマンスシュラウドや、圧力損失を低減してエンジンの出力性能とレスポンスを高める低背圧パフォーマンスマフラーを採用。
  • 足回りは、専用開発したダンパー&スプリング(ローダウン)や、STIパフォーマンスパッドを採用したbrembo製ブレーキシステムを装備したほか、トレッドのアウト側とイン側の異なるコンパウンドの組み合わせによってドライ&ウェットどちらでも強力なグリップを発揮する245/40ZR18(97Y)タイヤ(ミシュラン パイロット スポーツ4S)を日本の自動車メーカーで初採用。また、STI製BBS 18インチアルミホイール(マットブラック)を装備する。足回りのローダウン化により、全高はベースモデルの「STI」に対し10mm低い1,465mmに変更となっている。
  • エクステリアでは、メッシュタイプフロントグリル(チェリーレッドストライプ、STIエンブレム付)、STIエンブレム付サイドガーニッシュ(ブラックカラード)、ドライカーボン製エアロドアミラーカバー、ブラックカラードルーフアンテナ(シャークフィンタイプ)、リヤバンパー(チェリーレッドストライプ)、RA-Rリヤオーナメント、STI 30th ANNIVERSARYエンブレム(リヤ)を特別装備。
  • インテリアでは、フロントスポーツシート&リヤシート(ファブリック&トリコット(レッドステッチ))、インパネ加飾パネル(ハイグロスブラック、RA-Rロゴ入り)、ドアトリム/ドアアームレスト/コンソールリッド(レザー調素材巻+レッドステッチ)、サブトランク(タイヤパンク修理キット付)、STIプッシュエンジンスイッチ(STIロゴ入り、レッドタイプ)、STIジュラコンMTシフトノブ(STIロゴ入り、ブラック)が特別装備となる。
  • ボディカラーは、「WRブルー・パール」、「クリスタルホワイト・パール(有料色)」、「クリスタルブラック・シリカ」、「ピュアレッド」の4色を設定する。
2018年9月3日
WRX S4に「STI Sport EyeSight」を追加[39]。(9月21日発売)
  • 「STI Sport EyeSight」は、スバルテクニカインターナショナル(STI)と共同開発したWRX S4の最上級グレード。走行性能では、STIがチューニングを施したビルシュタイン製ダンパー&コイルスプリング(フロント:DampMaticⅡ、倒立式)に加え、ステアリングギアボックスの取付け剛性を高める高剛性クランプスティフナー(左右)付電動パワーステアリングを採用。
  • エクステリアでは、フロントグリル(ダークメタル塗装)、STIエンブレム付サイドガーニッシュ(ブラックカラード)、ブラックカラードドアミラー、トランクリップスポイラー(ブラックカラード)、シャークフィンアンテナ(ブラックカラード)、STIエンブレム(フロント&リヤ)、18インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)を装備。
  • インテリアでは、RECAROフロントシート(ブラック/ボルドー、レッドステッチ+STIロゴ入り)+運転席8ウェイパワーシートを専用装備。シート材質は、ウルトラスエード/本革の組み合わせとしたほか、フロントコンソール(ボルドー/ブラックレザー調素材巻+レッドステッチ)、ドアトリム・ドアアームレスト・スライド機構付コンソールリッド(ボルドー/ブラック+レッドステッチ)により、室内をコーディネイトしている。また、本革巻ステアリングホイール(レッドステッチ+高触感革+STIロゴ入りハイグロスブラックベゼル)、本革巻シフトレバー(レッドステッチ+高触感革+ハイグロスブラック加飾パネル)、STIロゴ入りステンレス製サイドシルプレート(フロント)、フェルト巻フロント&リヤ大型ドアポケット(ボトルホルダー付)も装備する。

モータースポーツ

スバル・WRX STI
ニュルブルクリンク24時間レース参戦車両
2014-03-04 Geneva Motor Show 1231.JPG
エンジン 2.0L 水平対向4気筒 ツインスクロールターボ EJ20型
駆動方式 四輪駆動
最高出力 250kW (340PS) /5,500rpm
最大トルク 461N·m (47.0kgf·m) /3,000rpm
変速機 6速シーケンシャル
サスペンション 前: ストラット式
後: ダブルウィッシュボーン式
全長 4,890mm
全幅 1,835mm
全高 1,395mm
ホイールベース 2,650mm
-自動車のスペック表-

SUBARUの連結子会社スバルテクニカインターナショナル(通称STI)により、WRX STIをベースとしたモデルが2014年度からニュルブルクリンク24時間レースに参戦している。

参戦車両は基幹部品を市販モデルと同じくしており、エンジンは日本仕様と同一のEJ20型ツインスクロールターボエンジンを搭載し、最高出力340PS、最大トルク47kgf·mにチューニングされている。トランスミッションは6速シーケンシャルギアボックス、4WDシステムは市販車同様DCCD方式としている。2014年1月に開催された東京オートサロンにおいて初公開された[40]

2014年6月に行われたニュルブルクリンク24時間レースでは、SP3Tクラスで参戦。11時間経過時にクラス首位となるものの、13時間経過時に低速走行車に接触して順位を落とし、その後も駆動系トラブルなどが重なりクラス4位入賞、総合32位に終わった。レース中の最速ラップは9分10秒847であった[41]

2015年は日本時間5月16日・17日にかけてニュルブルクリンク24時間レースが行われ、前年同様SP3Tクラスで参戦し、序盤から同クラスの他車を圧倒し、2位以下に12周もの大差をつけ、最終結果はクラス優勝、総合18位と総合順位は過去最高の順位を記録した。

2016年は前年・前々年同様SP3Tクラスで参戦。日本時間5月28日・29日にかけて決勝レースが行われ、予選をクラス2位の位置でスタート。 レース開始直後に雹や雷雨などの悪天候によるコースアウトというアクシデントがあったが、121周を走破してクラス優勝、総合20位でフィニッシュ。前年に続きSP3Tクラス2連覇を達成した。

2017年も日本時間5月27日・28日にかけて前記同様にSP3Tクラスで参戦。レース序盤の暑さでエンジンの状態が悪く、折り返し後に他車との接触などのアクシデントがありながらも3度目のクラス優勝を目指していたが、レース終了の3時間前突然エンジン内から炎が上がり、走行不可能な状態となってしまい、2017年のチャレンジは幕を閉じた。

2018年でも引き続き、日本時間5月12日・13日にかけて決勝に参戦したが、予選Q2があった前日から決勝開始直後にパワーステアリングの不具合が続き、一時はクラス順位3位まで落としたが、夜中から雷を伴う雨が続いたため四輪駆動の強さを発揮し、クラス順位1位・総合49位までの追い上げを見せた。しかし霧によるレッドフラッグが解除された後の残り1時間4分でECUのトラブルが発生。残り22分の時点でなんとか復帰することができ、クラス優勝・総合62位で完走を果たすことができた。

ラリーではインプレッサ時代から引き続きグループN相当のカテゴリ(ERC2APRC2全日本ラリー選手権JN6)にプライベーターが多数参戦している他、WRCではトヨタとシトロエンのレッキ車として用いられている[42]

海外仕様

北米仕様車および豪州仕様車にはWRX STIとWRXが設定される。欧州ではWRX STIのみが単一グレードで販売される。

北米仕様車

北米仕様車には、日本仕様車のWRX S4に相当するWRXとWRX STIが設定される。WRXにはさらにWRX、WRX Premium、WRX Limitedが設定され、WRX STIにはWRX STIとWRX STI Limitedが設定される。WRXのベースグレードには6速MTのみが設定され、PremiumとLimitedではCVTと6速MTを選択することができる。

WRX STI、WRX PremiumおよびLimitedにはリアスポイラーや、フォグランプが標準装備され、Limitedには加えてキーレスエントリーやLEDヘッドランプが標準装備される。

豪州仕様車

豪州仕様車には、北米仕様車と同様にWRXとWRX STIが設定され、それぞれベースグレードの「WRX」、「WRX STI」と上級グレードの「WRX Premium」、「WRX STI Premium」が用意される。「Premium」には電動本革シートが装備され、「WRX」のみオートライトや雨滴感知式ワイパー、カーナビゲーションシステム、キーレスエントリーが装備されない。「WRX」、「WRX Premium」ではいずれも6速MTとCVTの両方が選択できる。


車名の由来

WRXとはWRCの「WR」とレオーネのスポーツグレードで採用されていた呼称「RX」を掛け合わせた造語。

STIスバルテクニカインターナショナルの略。

S4は「Sports performance」、「Safety performance」、「Smart driving」、「Sophisticated feel」の4つの頭文字を掛け合わせたもの[43]

脚注

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注釈

  1. ^ ビルシュタイン製ダンパー以外の前述の装備は「2.0GT EyeSight」にもメーカー装着オプションで装備可能
  2. ^ ビルシュタイン製ダンパー以外の前述の装備は「STI」にもメーカー装着オプションで装備可能

出典

  1. ^ Subaru Announces Pricing on All New 2015 WRX and WRX STI Sedans Subaru USA News
  2. ^ Subaru WRX STI Makes European Debut at Geneva Subaru UK
  3. ^ Order WRX Online...For A Short Time Subaru Australia
  4. ^ 【スバル WRX S4/STI 新型発売】日月専務「S4はとんがったまま、スソ野の広いクルマに」 Response.
  5. ^ First drive: 2015 Subaru WRX STI Driving
  6. ^ a b CARTOP MOOK ニューカー速報プラス スバル新型WRX STI S4
  7. ^ a b WRX S4の本当の価値を透視する 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
  8. ^ 2015 Subaru WRX – Flash Drives Super Street
  9. ^ 現行「レガシィ」に比べ、ねじり剛性40%以上アップを実現した「レヴォーグ」のホワイトボディーを見る Car Watch
  10. ^ 【スバル WRX S4/STI 新型発売】「車体骨格は レヴォーグ と同じ」武藤専務 Response.
  11. ^ 写真で見る スバル「WRX STI」「WRX S4」 Car Watch
  12. ^ 【スバル WRX S4/STI 新型発売】WRX S4 とレヴォーグ の違いはコーナリング性能…ライバルはBMW Response.
  13. ^ 【スバル WRX S4/STI 新型発売】スバルが目指す走りとは…サーキットインプレッション Response.
  14. ^ ルーフアンテナを含む数値。ルーフ高は1,465mm。
  15. ^ スバル 新型「WRX STI」を発表 富士重工業 ニュースリリース
  16. ^ スバル 新型「WRX S4」を発表 富士重工業 ニュースリリース
  17. ^ “富士重工業 2013年ニューヨーク国際自動車ショーで「スバル WRX コンセプト」を世界初公開” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2017年3月29日), https://www.subaru.co.jp/news/archives/13_01_03/13_03_29_2_87461.html 
  18. ^ “スバル 新型「WRX」 を発表” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2013年11月21日), https://www.subaru.co.jp/news/archives/13_10_12/13_11_21_93577.html 
  19. ^ “新型「WRX STI」を2014年北米国際自動車ショーにて世界初公開” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2014年1月15日), https://www.subaru.co.jp/news/archives/14_01_03/14_01_15_97393.html 
  20. ^ “スバル 新型スポーツセダンの車名「WRX S4」を公表” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2014年7月25日), https://www.subaru.co.jp/news/archives/14_07_09/14_07_25_100098.html 
  21. ^ “スバル 新型「WRX S4」を発表” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2014年8月25日), https://www.subaru.co.jp/news/archives/14_07_09/14_08_25_102444.html 
  22. ^ “スバル 新型「WRX STI」を発表” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2014年8月25日), https://www.subaru.co.jp/news/archives/14_07_09/14_08_25_102443.html 
  23. ^ “スバルWRX S4/STIを改良~先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」を展開~” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2015年6月30日), https://www.subaru.co.jp/news/archives/14_07_09/14_08_25_102443.html 
  24. ^ “スバル 特別仕様車 WRX S4 SporVitaを500台限定発売~イタリアの老舗皮革製品サプライヤー MARIO LEVI社とのコラボレーションモデル~” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2015年10月28日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2015_10_28_1364/ 
  25. ^ “スバルWRX STI 特別仕様車「 S207」を400台限定発売” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2015年10月28日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2015_10_28_1327/ 
  26. ^ “スバル WRX S4/STIを改良” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2016年4月11日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2016_04_11_2174/ 
  27. ^ “スバル 特別仕様車「WRX S4 tS」を期間限定発売” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2016年10月4日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2016_10_04_2981/ 
  28. ^ “スバル 2018年型「WRX / WRX STI」を北米国際自動車ショーに出展” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2017年1月6日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_01_06_3494/ 
  29. ^ “「WRX STI」大幅改良モデルを発表” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2017年5月24日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_05_24_4173/ 
  30. ^ 「スバルWRX STI カタログ」、2017年6月発行。m01HV011
  31. ^ “新型「レヴォーグ」「WRX S4」を本年夏に発表 ~進化したアイサイトを搭載し運転負荷を大幅に軽減~” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2017年6月5日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_06_05_4245/ 
  32. ^ “SUBARU 米国市場向けSTIハイパフォーマンスカー二車種を発表” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2017年6月9日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_06_09_4261/ 
  33. ^ “「WRX S4」大幅改良モデルを発表” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2017年7月3日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_07_03_4413/ 
  34. ^ “WRX STI 特別仕様車「S208」を450台限定発売” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2017年10月25日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_10_25_4932/ 
  35. ^ 「スバル S208 カタログ」、2017年10月発行。m01HV050
  36. ^ “「WRX STI/S4」改良モデルを発表” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2018年4月27日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2018_04_27_5690/ 
  37. ^ “SUBARU WRX STI特別仕様車「TYPE RA-R」を500台限定発売” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2018年7月19日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2018_07_19_6099/ 
  38. ^ 「スバル TYPE RA-R カタログ」、2018年7月発行。m01JV060
  39. ^ “SUBARU 「WRX S4 STI Sport」を発表” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2018年9月3日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2018_09_03_6205/ 
  40. ^ スバル、ニュルブルクリンク24時間レースに出場する「WRX STI」のスペックを公開! Autoblog 日本語版
  41. ^ 新型SUBARU WRX STI、ニュルブルクリンク24時間でクラス4位 SUBARU MOTORSPORT
  42. ^ TOYOTA_GRさんのツイート
  43. ^ スバル「WRX S4」は8月25日に発売決定!Clicccar.COM

関連項目

外部リンク