スバル・WRX VA

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スバル・WRX STI/S4
VAB型/VAG型
後期型STI Type S
Subaru WRX STI Type S (CBA-VAB) right.jpg
前期型STI Type S
Subaru WRX STI Type S (VAB) right.JPG
前期型S4 2.0GT EyeSight
The frontview of Subaru WRX S4 2.0GT EyeSight (VAG).JPG
販売期間 2014年-
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 2.0L 水平対向4気筒 ツインスクロールターボ EJ20型
2.5L 水平対向4気筒 ターボ EJ25型
2.0L 水平対向4気筒 直噴ターボ FA20型
駆動方式 四輪駆動
最高出力 EJ20型
227kW (308PS) /6,400rpm

EJ25型
227kW (309PS) /6,000rpm

FA20型
日本仕様車
221kW (300PS) /5,600rpm
北米仕様車
200kW (272PS) /5,600rpm
最大トルク EJ20型
422N·m (43.0kgf·m) /4,400rpm

EJ25型
393N·m (40.1kgf·m) /4,000rpm

FA20型
日本仕様車
400N·m (40.8kgf·m) /2,000-4,800rpm
北米仕様車
350N·m (35.7kgf·m) /2,000-5,000rpm
変速機 6速MT(STI),(WRX北米仕様)
CVT(S4)
サスペンション 前: ストラット式
後: ダブルウィッシュボーン式
全長 4,595mm
全幅 1,795mm
全高 1,465mm
ホイールベース 2,650mm
車両重量 1,480-1,490kg(STI)
1,540kg(S4)
先代 スバル・WRX STI(3代目)(STIのみ)
スバル・レガシィB4のターボ搭載車(S4のみ)
-自動車のスペック表-

VA系スバル・WRXは、2014年よりSUBARU(旧・富士重工業)が製造し、販売しているスポーツセダンである。VABスバル・WRX STIの型式で、VAGWRX S4の型式である。

概要[編集]

WRXコンセプト

2013年3月に行われたニューヨーク国際オートショーにおいてコンセプトモデルのWRXコンセプトが発表され、市販モデルは2013年11月に行われたロサンゼルスオートショーにおいてWRXとして発表された。2014年1月に行われた北米国際オートショーにおいてはWRX STIが発表された。

2014年春には北米市場、豪州市場、欧州市場、台湾市場で販売が開始され[1][2][3]、2014年8月25日には日本国内において発売された。

前期型STI (WR ブルー パール)

WRXは従来、インプレッサのスポーツバージョンにつけられていた名称であり、3代目インプレッサではマイナーチェンジによってインプレッサの名前が外れ、「スバル・WRX STI」として販売されていた。このモデルはその後継モデルとして、インプレッサとは独立した車種として開発されており、先代よりもボディサイズが大幅に拡大されたと同時にプレステージ系AWDアッパーミドルサルーンに路線変更した6代目レガシィ(B4名義としては通算4代目)とCセグメントクラスに位置するインプレッサG4の穴を埋めるミドルセダンとしての役割も担っている。従来より設定されていたWRX STIのほかに、このモデルではSTIに対してより裾野の広いモデルとして開発された[4]WRX S4も新たに設定された。尚、S4はその車名も含め、日本専用設定である。

メカニズム[編集]

パワートレイン[編集]

日本仕様車のWRX STIには先代WRX STIからキャリーオーバーされた2.0L 水平対向4気筒デュアルAVCS ツインスクロールターボエンジンのEJ20型が搭載され、6速MTが組み合わせられる。一方、北米仕様車や欧州仕様車、豪州仕様車には先代WRX STIに搭載された2.5L AVCSターボエンジンのEJ25エンジンをキャリーオーバーし、6速MTが組み合わせられる[5]。いずれも組み合わせられる6速MTは2000年に登場したTY85型を改良したものである[6][7]

日本仕様車のWRX S4には、レヴォーグと共通の2.0L 直噴ターボのFA20型エンジンが搭載され、従来型の高トルク対応リニアトロニックに対して大幅に変速レスポンスを向上させたスポーツリニアトロニック(CVT)が組み合わせられる。北米仕様車のWRXにも型式の同じFA20型直噴ターボエンジンが搭載されるが、レヴォーグと共通のものではなく、フォレスターに搭載されるエンジンに近いものが搭載され、6速MTとCVTが組み合わせられる[8]。そのため、日本仕様に比べて馬力は落ちるが、レギュラーガソリンが使える。CVTは5代目レガシィ 2.0GTにも採用されたTR690型の改良版を搭載しており[6]、6速MTはTY75型となる[7]

ボディ・シャシ[編集]

プラットフォームは4代目インプレッサに採用されたものを大幅改良したレヴォーグと共通であり、開発はレヴォーグと同時並行で行われた[9]。またスバルは2016年にこのクラスのプラットフォームを刷新したため、WRXはこのプラットフォームの最後の採用車として強度や剛性の面での完成度の向上が図られている[10]。レヴォーグとはホイールベースも同一であり、Bピラーよりも前のボディ骨格はレヴォーグと共通となっているが[11]、ボディ形状の違いによる剛性の出し方や、捩れやよれに対するフレームの追従性など、細部は変更されている[12]。インプレッサともプラットフォームは共有するものの別モデルとなったため思い切ったボディ補強が可能となり、それによって先代WRX STI比で捩り剛性は40%以上、曲げ剛性は30%以上、フロントトレッド剛性は14%、リアトレッド剛性は38%、それぞれ向上している[13]。もともと静粛性を追求するような車ではないが、初期型は車外のノイズが入りやすく非常にうるさかった。この静粛性の低さは2015年の改良で多少改善された。

STI/S4ともに駆動方式は全車AWDとなるが、センターデフは異なり、STIには電子制御式+機械式の2つのデフが組み込まれたDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)が採用され、フロントにはヘリカルLSDが、リアにはトルセンLSDが装着される。一方でS4はVTD-AWD(不等&可変トルク配分電子制御AWD)と呼ばれる前45:後55の前後トルク配分を基本に走行状況に合わせてトルク配分を連続可変制御するシステムを採用している。また、パワーステアリングもSTIとS4で異なり、S4はより軽い操舵力で操舵できる電動パワーステアリングを採用しているのに対し、STIにはフィーリング重視の油圧パワーステアリングが採用される。

デザイン[編集]

フロントグリルにはスバルの共通デザインアイデンティティである「ヘキサゴングリル」が採用され、コの字型のLEDポジションランプが配されたホークアイヘッドランプが合わせられている。Aピラー前端は従来のWRXに比べて200mm前方となっており、これにより流麗なデザインとすることが図られている。リアデザインについては、ディフューザー一体型のリアバンパーが採用され、全車マフラーは4本出しとなる。

ホイールベースは従来のWRX比で25mm延長され、この延長分はすべて後席レッグスペースの拡大に充てられた[14][15]

2017年7月のS4のマイナーチェンジでは、LEDヘッドランプやグリル・バンパーといったフロント周りのデザインを変更し、フォグランプをLED化。18インチアルミホイールもデザインを変更した。内装ではインパネ加飾パネルとスイッチパネルにハイグロスブラックを採用し、8インチナビゲーションに対応した。

モータースポーツ[編集]

スバル・WRX STI
ニュルブルクリンク24時間レース参戦車両
2014-03-04 Geneva Motor Show 1231.JPG
エンジン 2.0L 水平対向4気筒 ツインスクロールターボ EJ20型
駆動方式 四輪駆動
最高出力 250kW (340PS) /5,500rpm
最大トルク 461N·m (47.0kgf·m) /3,000rpm
変速機 6速シーケンシャル
サスペンション 前: ストラット式
後: ダブルウィッシュボーン式
全長 4,890mm
全幅 1,835mm
全高 1,395mm
ホイールベース 2,650mm
-自動車のスペック表-

SUBARUの連結子会社スバルテクニカインターナショナル(通称STI)により、WRX STIをベースとしたモデルが2014年度からニュルブルクリンク24時間レースに参戦している。

参戦車両は基幹部品を市販モデルと同じくしており、エンジンは日本仕様と同一のEJ20型ツインスクロールターボエンジンを搭載し、最高出力340PS、最大トルク47kgf·mにチューニングされている。トランスミッションは6速シーケンシャルギアボックス、4WDシステムは市販車同様DCCD方式としている。2014年1月に開催された東京オートサロンにおいて初公開された[16]

2014年6月に行われたニュルブルクリンク24時間レースでは、SP3Tクラスで参戦。11時間経過時にクラス首位となるものの、13時間経過時に低速走行車に接触して順位を落とし、その後も駆動系トラブルなどが重なりクラス4位入賞、総合32位に終わった。レース中の最速ラップは9分10秒847であった[17]

2015年は日本時間5月16日・17日にかけてニュルブルクリンク24時間レースが行われ、前年同様SP3Tクラスで参戦し、序盤から同クラスの他車を圧倒し、 2位以下に12周もの大差をつけ、最終結果はクラス優勝、総合18位と総合順位は過去最高の順位を記録した。

2016年は前年・前々年同様SP3Tクラスで参戦。日本時間5月28日・29日にかけて決勝レースが行われ、予選をクラス2位の位置でスタート。 レース開始直後に雹や雷雨などの悪天候によるコースアウトというアクシデントがあったが、121周を走破してクラス優勝、総合20位でフィニッシュ。前年に続きSP3Tクラス2連覇を達成した。

2017年も日本時間5月27日・28日にかけて前記同様にSP3Tクラスで参戦したが、レース序盤の暑さでエンジンの状態が悪く、折り返し後に他車との接触などのアクシデントがありながらも3度目のクラス優勝を目指していたが、レース終了の3時間前突然エンジン内から炎が上がり、走行不可能な状態となってしまい、2017年のチャレンジは幕を閉じた。


年表[編集]

2013年3月29日
ニューヨーク国際自動車ショーにて「スバル WRX コンセプト」を世界初公開。
2013年11月20日
LAオートショーにて米国仕様の「WRX」を世界初公開。
2014年1月15日
北米オートショーにて米国仕様の「WRX STI」を世界初公開。
2014年7月25日
日本仕様のスポーツセダンの車名を「WRX S4」とすることを公表。同時に、同日からティザーサイトが公開され、発売予定日も発表された[18]
2014年8月25日
日本仕様の「WRX STI」・「WRX S4」を販売開始。
2015年6月30日
日本仕様の「WRX STI」・「WRX S4」を一部改良[19]
2015年10月28日
日本仕様において特別仕様車が設定され、「WRX STI」にはSTIによるコンプリートカー「S207」を[20]、「WRX S4」にはイタリアの老舗皮革製品サプライヤーであるマリオ・レヴィ社とのコラボレーションモデルである「SporVita(スポルヴィータ)」を[21]それぞれ発表した(「S207」は翌10月29日受注開始・12月1日販売開始、「SporVita」は11月18日販売開始)。
2016年4月11日
日本仕様の「WRX STI」・「WRX S4」を一部改良(5月11日販売開始)[22]
2016年10月4日
日本仕様において、STIによる「WRX S4」特別仕様車「tS」を発売(2017年3月12日までの期間限定販売)[23]
2017年3月20日
「WRX STI」の注文受付を一旦終了。
2017年5月24日
「WRX STI」のマイナーチェンジを発表(6月20日販売開始)[24][25]
2017年6月5日
レヴォーグと共に、夏に発表予定の「WRX S4」のマイナーチェンジモデルの情報に関する専用サイト(ティザーサイト)をSUBARUウェブサイト上に公開したことを発表した[26]
2017年6月9日
米国市場向けに「WRX STI TYPE RA」を投入することを発表。2018年初頭に500台限定で販売される[27]
2017年7月3日
「WRX S4」のマイナーチェンジを発表(8月7日販売開始)[28]

ラインアップ[編集]

日本仕様車にはWRX STIとWRX S4が設定され、北米仕様車および豪州仕様車にはWRX STIとWRXが設定される。欧州ではWRX STIのみが単一グレードで販売される。

日本仕様車[編集]

日本仕様車には全車にLEDヘッドランプが標準装備される。

日本仕様車のWRX STIにはSTIとSTI Type Sの2グレードが設定される。STI Type SにはBBS製の18インチ鍛造アルミホイールやビルシュタインショックアブソーバー(標準グレードにはKYB製のものが装着される)が装着されるほか、大型リアスポイラーが標準装備される。下述しているとおり、S4に標準搭載されている「EyeSight(ver.3)」はWRX STIでは一切搭載されない。

WRX S4には2.0GT EyeSightと2.0GT-S EyeSightの2グレードが設定される。S4の2.0GT-S EyeSightには、ビルシュタイン製ショックアブソーバー(2.0GT EyeSightにはSTIのベースグレード同様KYB製のものが装着される)が装着され、トランクリップスポイラーが標準装備される。また、グレード名の通り衝突被害軽減ブレーキEyeSightがS4には全車標準装備される(STIには装備されない)。EyeSightは、6月に発売されたレヴォーグ同様、操舵支援機能の「アクティブレーンキープ」、AT誤後進抑制、ブレーキランプ認識制御などの新機能を加え、ステレオカメラの視野角・視野距離拡大かつカラー画像化で既存性能を高めた「EyeSight(ver.3)」が搭載される。

2015年6月の一部改良では、S4では遮音性能の改善が図られ、また「2.0GT EyeSight」にはサスペンションにフリクションを最適化した新ダンパーが採用され、乗り心地の向上が図られている。同時に、レヴォーグに次いで「アドバンスドセイフティパッケージ」が採用され、全車にメーカーオプション設定された。このセットオプションには、レーダー式の後側方警戒支援機能(死角検知機能: BSD、車線変更支援: LCA、後退時支援: RCTA)やサイドビューモニター、ハイビームアシスト、加えてS4にはアイサイトアシストモニターが含まれる。

2016年4月の一部改良では、ルーフトリムの素材を不織布からトリコットに変更したほか、リアワイパーブレードの形状を空気抵抗が少ないエアロタイプの形状にすることにより、リアワイパーによる不快な風切音を大幅に低減。さらに、フロントドアガラスの室内側ショルダー部ウェザーストリップを2枚化することで風切音やロードノイズといった室内への透過音を低減して静粛性を高めた。

2017年5月のSTIのマイナーチェンジでは、新電子制御マルチモードDCCDやbrembo製18インチベンチレーティッドディスクブレーキを採用。LEDヘッドランプにステアリング連動機能が追加され、フロントビューモニターとルーフキャリアブラケットも装備。STI type Sは19インチアルミホイール(ダークガンメタリック塗装)&タイヤを標準装備し、SUBARU車では初導入となる運転席&助手席8ウェイパワーシート付RECAROフロントシートをメーカーオプションに設定した。

2017年7月のS4のマイナーチェンジでは、サスペンションや電動パワーステアリングを改良したほか、高μブレーキパッドを採用。また、外部からの音の侵入や振動を抑える構造にしたことで静粛性を向上した。既存のEyeSightは同時にマイナーチェンジを発表したレヴォーグ同様に、従来は「アドバンスドセイフティパッケージ」に組み込まれていたアイサイトアシストモニターを標準化し、「アイサイト・ツーリングアシスト」と後退時自動ブレーキシステムを追加。「アドバンスドセイフティパッケージ」そのものについても、サイドビューモニターにフロントカメラを追加してフロント&サイドビューモニターに強化して、パッケージ名称を「アイサイトセイフティプラス」に改名。「2.0GT-S EyeSight」は標準装備となった。また、インパネ中央上部に配置していたマルチファンクションディスプレイを5.9インチ大型カラー液晶に変更した。

特別仕様車[編集]

S207
スタンダードグレードの「STI」をベースにしたコンプリートカー。専用チューニングによってエンジンの最高出力を328PSに引き上げ、ステアリングギア比を11:1にクイック化。フレキシブルタワーバーなどのSTIの独自パーツに加え、可変減衰力サスペンション「DampMatic II」(ビルシュタインフロントストラット(可倒式)&コイルスプリングとして装備)を国内メーカーとして初採用(後に『レヴォーグ STI sport』にも採用)したほか、専用設計の255/35R19タイヤや専用大型フロントスポイラーを採用。リアバンパーエアアウトレットや「RECAROバケットタイプフロントシート」、専用スポーツメーターなども装備した。さらに、通常仕様に加え、ニュルブルクリンク24時間レースを想起させるモデルとして、ウルトラスエード巻ステアリングホイール(シルバーセンターマーク付)、レッドの専用シートベルト、専用エンブレム(リア)、STI製BBS19インチ×8 1/2J鍛造アルミホイール(ブラック)、専用ドライカーボン製リアスポイラー(S207ロゴ入り)を追加した「NBR CHALLENGE PACKAGE」及び、ボディカラーに「サンライズイエロー」を設定し、ドアミラーと専用サイドシルモールをブラックに変更し、S207ロゴが入ったイエローの専用サイドシルプレートを追加した「NBR CHALLENGE PACKAGE YELLOW EDITION」も設定される。受注期間は2016年3月6日(「NBR CHALLENGE PACKAGE YELLOW EDITION」のみ、2015年11月30日)までで、400台(「NBR CHALLENGE PACKAGE」は200台、「NBR CHALLENGE PACKAGE YELLOW EDITION」は100台)の限定販売となる。しかし、非常に人気が高く、受注開始日当日で応募件数が600件以上に達したため、抽選販売となり、即日で400台すべて完売となった。
S4 SporVita
上級グレードの「2.0GT-S EyeSight」をベースに、マリオ・レヴィ社によるタンとブラックの2トーンカラーの専用本革シートを採用し、シートカラーに合わせて随所にタンカラーを採用するとともに、インパネやシフトノブにピアノブラック調加飾を採用するなど、インテリア全体をタンとブラックでトータルコーディネートした。また、ベース車ではメーカーオプション設定となっている245/40R18ハイパフォーマンスタイヤやアドバンスドセイフティパッケージを標準装備した。受注期間は2016年2月28日までで、500台の限定販売である。
S4 tS
上級グレードの「2.0GT-S EyeSight」をベースにスバルテクニカインターナショナル(STI)がチューニングしたコンプリートカー。上記のS207に準じた外装、内装を装備。また、S207と同じく、ドライカーボン製リアスポイラー(STIロゴ入り)、BBS製19インチ鍛造アルミホイール(ブラック塗装)を装備した「NBR CHALLENGE PACKAGE」も設定。台数限定の上限なしで、2017年3月12日迄の受注期間限定で販売。

北米仕様車[編集]

北米仕様車には、日本仕様車のWRX S4に相当するWRXとWRX STIが設定される。WRXにはさらにWRX、WRX Premium、WRX Limitedが設定され、WRX STIにはWRX STIとWRX STI Limitedが設定される。WRXのベースグレードには6速MTのみが設定され、PremiumとLimitedではCVTと6速MTを選択することができる。

WRX STI、WRX PremiumおよびLimitedにはリアスポイラーや、フォグランプが標準装備され、Limitedには加えてキーレスエントリーやLEDヘッドランプが標準装備される。

豪州仕様車[編集]

豪州仕様車には、北米仕様車と同様にWRXとWRX STIが設定され、それぞれベースグレードの「WRX」、「WRX STI」と上級グレードの「WRX Premium」、「WRX STI Premium」が用意される。「Premium」には電動本革シートが装備され、「WRX」のみオートライトや雨滴感知式ワイパー、カーナビゲーションシステム、キーレスエントリーが装備されない。「WRX」、「WRX Premium」ではいずれも6速MTとCVTの両方が選択できる。

車名の由来[編集]

WRXとはWRCの「WR」とレオーネのスポーツグレードで採用されていた呼称「RX」を掛け合わせた造語。

STIスバルテクニカインターナショナルの略。

S4は「Sports performance」、「Safety performance」、「Smart driving」、「Sophisticated feel」の4つの頭文字を掛け合わせたもの[29]

出典[編集]

  1. ^ Subaru Announces Pricing on All New 2015 WRX and WRX STI Sedans Subaru USA News
  2. ^ Subaru WRX STI Makes European Debut at Geneva Subaru UK
  3. ^ Order WRX Online...For A Short Time Subaru Australia
  4. ^ 【スバル WRX S4/STI 新型発売】日月専務「S4はとんがったまま、スソ野の広いクルマに」 Response.
  5. ^ First drive: 2015 Subaru WRX STI Driving
  6. ^ a b CARTOP MOOK ニューカー速報プラス スバル新型WRX STI S4
  7. ^ a b WRX S4の本当の価値を透視する 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
  8. ^ 2015 Subaru WRX – Flash Drives Super Street
  9. ^ 現行「レガシィ」に比べ、ねじり剛性40%以上アップを実現した「レヴォーグ」のホワイトボディーを見る Car Watch
  10. ^ 【スバル WRX S4/STI 新型発売】「車体骨格は レヴォーグ と同じ」武藤専務 Response.
  11. ^ 写真で見る スバル「WRX STI」「WRX S4」 Car Watch
  12. ^ 【スバル WRX S4/STI 新型発売】WRX S4 とレヴォーグ の違いはコーナリング性能…ライバルはBMW Response.
  13. ^ 【スバル WRX S4/STI 新型発売】スバルが目指す走りとは…サーキットインプレッション Response.
  14. ^ スバル 新型「WRX STI」を発表 富士重工業 ニュースリリース
  15. ^ スバル 新型「WRX S4」を発表 富士重工業 ニュースリリース
  16. ^ スバル、ニュルブルクリンク24時間レースに出場する「WRX STI」のスペックを公開! Autoblog 日本語版
  17. ^ 新型SUBARU WRX STI、ニュルブルクリンク24時間でクラス4位 SUBARU MOTORSPORT
  18. ^ “スバル 新型スポーツセダンの車名「WRX S4」を公表” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2014年7月25日), https://www.subaru.co.jp/news/archives/14_07_09/14_07_25_100098.html 2017年7月6日閲覧。 
  19. ^ “スバルWRX S4/STIを改良~先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」を展開~” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2015年6月30日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2015_06_30_50/ 2017年7月6日閲覧。 
  20. ^ “スバルWRX STI 特別仕様車「S207」を400台限定発売” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2015年10月28日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2015_10_28_1327/ 2017年7月6日閲覧。 
  21. ^ “スバル 特別仕様車 WRX S4 SporVitaを500台限定発売~イタリアの老舗皮革製品サプライヤー MARIO LEVI社とのコラボレーションモデル~” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2015年10月28日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2015_10_28_1364/ 2017年7月6日閲覧。 
  22. ^ “スバル WRX S4/STIを改良” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2016年4月11日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2016_04_11_2174/ 2017年7月6日閲覧。 
  23. ^ “スバル 特別仕様車「WRX S4 tS」を期間限定発売” (プレスリリース), 富士重工業株式会社, (2016年10月4日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2016_10_04_2981/ 2017年7月6日閲覧。 
  24. ^ 改良新型「WRX STI」6月20日発売 電子制御や足回り強化でハンドリング向上 スバル”. carview! (2016年5月24日). 2016年5月28日閲覧。
  25. ^ “「WRX STI」大幅改良モデルを発表” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2017年5月24日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_05_24_4173/ 2017年5月30日閲覧。 
  26. ^ “新型「レヴォーグ」「WRX S4」を本年夏に発表 ~進化したアイサイトを搭載し運転負荷を大幅に軽減~” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2017年6月5日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_06_05_4245/ 2017年6月8日閲覧。 
  27. ^ “SUBARU 米国市場向けSTIハイパフォーマンスカー二車種を発表” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2017年6月9日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_06_09_4261/ 2017年6月15日閲覧。 
  28. ^ “「WRX STI」大幅改良モデルを発表” (プレスリリース), 株式会社SUBARU, (2017年7月3日), https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_07_03_4413/ 2017年7月6日閲覧。 
  29. ^ スバル「WRX S4」は8月25日に発売決定!Clicccar.COM

関連項目[編集]

外部リンク[編集]