サットル

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サットルþáttrサーットルとも。複数形: þættir セーッティル。一般にと訳される)[1]とは、13世紀から14世紀の間にアイスランドで書かれた短い散文のことである。サットルは単体の物語を指すこともあれば、他のサガの断片を指すこともある[2]

代表的なサットル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「サットル」「話」の表記は谷口 (2017), p. 100などにみられる。
  2. ^ 『スカルド詩人のサガ』162頁(初期アイスランド文学概説)。

参考文献[編集]

  • 『スカルド詩人のサガ コルマクのサガ/ハルフレズのサガ』、森信嘉、東海大学出版会ISBN 978-4486016960、2005年9月5日発行、初版第1刷。
  • 谷口, 幸男『エッダとサガ 北欧古典への案内』新潮社新潮選書〉、2017年7月。ISBN 9784106038136 

関連項目[編集]