フッラ (北欧神話)

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ラディック・ピーチが描いた、フリッグの宝飾品を入れる宝箱を手に持つフッラ。(1865年)
Carl Emil Doeplerが描いた、フリッグと侍女達。(1882年)

フッラ(Fulla, Fylla)は、北欧神話におけるアース神族女神の一員。

スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第35章で14柱の女神が列挙されるが、フッラは5番目に挙げられている。フッラは、12番目に挙がったフリーンと14番目に挙がったグナーとともに、女神フリッグに仕えているとされる。

フリッグのお気に入りの従者で、フリッグが大切にしている品物を全て預けられており、人間との仲介役も任された[1]。また、フリッグの秘密を共有すると言われる[2]バルドルが死んだ後、ヘルに在るバルドルから金の腕輪を贈られる[2]。フリッグの妹であるという説もある[2]

脚注[編集]

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  1. ^ ドリーン・バーチュー『願いを叶える77の扉: 大天使とマスターを呼ぶ』、JMA Associates Inc、20頁。ISBN 978-4-904665-64-0
  2. ^ a b c ユリイカ 2007年10月号 特集=北欧神話の世界』、青土社、218頁。