ガンダーラ (曲)

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ガンダーラ
GANDHARA
ゴダイゴシングル
B面 セレブレーション(CELEBRATION)
リリース 1978年10月1日
ジャンル ロック
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 作詞:奈良橋陽子
(日本語詞:山上路夫
作曲:タケカワユキヒデ
チャート最高順位
ゴダイゴ シングル 年表
ミラージュのテーマ
(1977年)
ガンダーラ
(1978年)
Monkey Magic
(1978年)
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ガンダーラ」(Gandhara) は、主に1970年代から1980年代に活躍した音楽グループ、ゴダイゴの代表曲である。

解説[編集]

作詞は奈良橋陽子(英語詞)と山上路夫(日本語詞)、作曲はタケカワユキヒデによる。日本テレビ系ドラマ『西遊記』のエンディング・テーマとして使用された(オープニング・テーマは同じゴダイゴの「Monkey Magic」である)。また、現在でも『世界一受けたい授業』等で使われることがある。ちなみに『世界一受けたい授業』の司会者(学長)は、日本テレビ系ドラマ『西遊記』で孫悟空を演じた堺正章である。

1978年10月に日本コロムビアからシングル盤が発売され、彼らの作品としては最多となる160万枚(オリコンでは85万枚)以上を売り上げた。1979年の年間第6位。

「ガンダーラ」はゴダイゴにとって初の日本語詞曲のシングルで、それまでは全詞英語が当たり前であった。またこのシングルが売れなかったら、ゴダイゴは解散しようという話にまで進んでいたという。

ガンダーラは古代インド地域にあった王国で、この曲の中では「インドにあった理想郷」を意味するという。彼らのバンド名の由来にもあるような、東洋の神秘的な世界への憧れがこの作品にこめられている。このイメージから、テレビ番組等でインド、シルクロード等の風景のシーンに用いられることがある。ただし、現在の領域でいうなら、ガンダーラはインドでは無く、アフガニスタン東部からパキスタン北西部に当たる。

速報!歌の大辞テン』でタケカワユキヒデが語ったところでは、作詞家の人と話し合って、互いに「エキゾチックな歌がほしい」、「ガンダーラ美術みたいなもの…」と話していたら、「ガンダーラ」がそのままタイトルになったらしい。

西遊記でガンダーラについて歌うということで、その整合性を突っ込まれたらどうしようかと思っていたが、後から三蔵法師がガンダーラへ行ったことがあると知ってタケカワユキヒデは胸をなでおろしたという[1]

ジャケットでは、ミッキー吉野が猪八戒、タケカワユキヒデが沙悟浄、浅野孝已が三蔵法師、トミー・スナイダーが孫悟空、スティーブ・フォックスは妖怪に扮している。

この年のゴダイゴは人気の絶頂期であった。オリコン・シングルチャートにおいて『ガンダーラ』、『モンキー・マジック』、『銀河鉄道999』の3曲で通算9週間2位という珍記録も残した。

やや遅れて発売されたアルバム『西遊記』には英語ヴァージョンが収録されている。

2007年の24時間テレビでは、西遊記出演者であった夏目雅子を特集することもあり、ゴダイゴ本人により歌われた。

2009年3月24日に行われた、ライヴ『2009 TOKYO 新創世記 第三章』では、1番のみラテン語による「ガンダーラ」が披露された。また2番は日本語であった。

収録曲[編集]

日本版[編集]

  1. ガンダーラ (GANDHARA)
  2. セレブレーション (CELEBRATION)

イギリス版[編集]

1980年にゴダイゴがサトリル・レーベルよりイギリスで発売したシングル。日本で発売されたシングルとは異なる。 規格番号はRESL-66。

  1. ガンダーラ (GANDHARA)
    • ここで聞ける「ガンダーラ」は、1番が日本語で2番が英語という変則的な内容である。
  2. ザ・バース・オブ・ジ・オデッセイ〜モンキー・マジック (THE BIRTH OF THE ODESSEY 〜MONKEY MAGIC)
    • TVドラマ『西遊記』の天地創造から孫悟空誕生までに使用された曲のあとに「モンキー・マジック」に入る。日本でこの曲が聞けるのは、アルバム『MAGIC MONKEY(西遊記)』(と同曲を収録したゴダイゴのベスト版)のみである。

英語版[編集]

ゴダイゴは、最初に英語の歌詞を作り、それに曲を付け、そして日本語の歌詞を作るというやり方を行っていたため、ゴダイゴの曲には日本語版と英語版が存在する(例外あり)。これら2つのバージョンは同じシングルに収録(A面に日本語版、B面に英語版)されることが多かったが、「ガンダーラ」の英語版「GANDHARA」は、このシングルには収録されなかった。ここでは、英語版が収録された音源を記す。

日本語版と英語版の違い[編集]

この曲の日本語版と英語版は歌詞の違いはもちろん、2番のサビ以降からの演奏も異なる。日本語版は2番のサビは1回だけだが、英語版は2回繰り返す。間奏も日本語版と英語版で異なる(日本語版の間奏はサビ1回分、英語版は2回分の長さがある)。ラストサビはどちらも3回繰り返すが、日本語版は3回目のサビの部分でフェード・アウトし、英語版はアウトロの部分でフェード・アウトする。

海外で発売された1番が日本語、2番が英語のバージョンは、間奏とフェードアウトのタイミングが日本語版に準じる。

カバー[編集]

他アーティストによるカバー(関連者によるセルフカバー含む)を記載する。尚、特記事項のない限り、「ガンダーラ(GANDHARA)」のみをカバーしたことを記載する。

  • 1979(昭和54)年
    • 『Sing Sing Sing DIATONE カラオケ・レコード』の収録曲としてカバーされた。
    • クリスタル・サウンズによって、『最新歌謡ベスト18』の収録曲としてカバーされた。
    • 7月1日、パレス・グランド・オーケストラによって、『カラオケ・ホーム・リクエスト』の収録曲としてカバーされた。
    • 8月25日、芸能山城組によって、『少年達への地球賛歌』の収録曲としてカバーされた。
    • 10月1日、SPLINTERによって、『OUR FAVORITE SONGS』の収録曲としてカバーされた。
    • 12月、クリスタル・サウンズによって、『カラオケ・ヤング・パーティ』の収録曲としてカバーされた。『最新歌謡ベスト18』とは、別アレンジである。
  • 1989(平成1)年
    • 10月25日、信田かずおによって、『サウンドリリーフ 名作ドラマテーマ集』の収録曲としてカバーされた。
  • 1991(平成3)年
    • 7月26日、THE FUSEによって、『INSPIRATION』の収録曲としてカバーされた。
  • 1993(平成5)年
    • ロンドン交響楽団によって、『メロディ LA MELODIE』の収録曲としてカバーされた。
  • 1994(平成6)年
    • 10月21日、芸能山城組によって、『少年達への地球賛歌』の収録曲としてカバーされた。
    • 11月9日、タケカワユキヒデにより、「ガンダーラ'95」として、『ガンダーラ伝説』の収録曲として日本語版がセルフカバーされた。また表題曲の「ガンダーラ伝説」も、「ガンダーラ」を初めとしたゴダイゴとタケカワソロのヒット曲メドレーである(日本語版と英語版あり)。
    • 12月1日、ヒッパレオールスターズによって、『ヒッパレ1978』メドレー中の1曲としてカバーされた。
    • 12月21日、ミッキー吉野 with The Spirits of GODIEGOによって、『IN THE BOOK OF HEAVEN』 の収録曲としてカバーされた。
  • 1995(平成7)年
    • 7月21日、TRISTON PALMAによって、『JAJAJAH ALL STARS SINGS JAPANESE SONGSVOL.4』の収録曲としてカバーされた。
  • 1996(平成8)年
    • SNUFFによって、『GANDHARA AND FRIENDS』の収録曲としてカバーされた。
  • 1997(平成9)年
    • 7月18日、DRAMETALによって、シングル『DRAMETAL』メドレー中の1曲としてカバーされた。
    • 8月1日、DRAMETALによって、アルバム『DRAMETAL』メドレー中の1曲としてカバーされた。シングルとは別ヴァージョン。
  • 2000(平成12)年
    • 3月1日、谷村新司によって、『HISTORY AT AOYAMA THEATER』の収録曲としてカバーされた。但し、コーラス隊のみの歌唱で、谷村は歌っていない。
    • 4月6日、COO;NYAによって、『ガンダーラ』の収録曲としてカバーされた。
  • 2002(平成14)年
    • 10月9日、ホフディランによって、『あろは ALOHA ALL CAST PRESENTS 12 SMILE & PRAY』の収録曲としてカバーされた。
  • 2003(平成15)年
    • 3月26日、MEGALOMANIAXによって、『1.2.3. GO!』の収録曲としてカバーされた。
  • 2004(平成16)年
    • 2月18日、CHABAによって、『白い踊子/ガンダーラ』の収録曲としてカバーされた。
    • 埼玉県警察音楽隊によって、『彩の国まごころ国体 式典音楽使用曲集』メドレー中の1曲としてカバーされた。
  • 2005(平成17)年
    • 1月26日、竜小太郎によって、『コレクション1』の収録曲としてカバーされた。
    • 4月1日、ヤン・チェンによって、『ファースト・アルバム』の収録曲としてカバーされた。
    • 10月21日、ANIMETALによって、『ANIMETAL MARATHON Ⅶ 戦えメタル・ヒーロー』メドレー中の1曲としてカバーされた。
    • 12月21日、2005 Junk Factory BJ'sによって、『It's All Right.』の収録曲としてカバーされた。
    • 12月21日、タケカワユキヒデ&T's COMPANY(タケカワの三女(基)と四女(愛)によるユニット)により、ゲーム『TANTRA』のイメージソングとして、「ガンダーラ〜TANTRA ver.〜(英語版)」という曲名で英語版がカバー(タケカワにとってはセルフカバー)された。編曲はタケカワユキヒデ。後に2007年7月18日に発売されたタケカワのビートルズ・カバーアルバム『CHRONICLE 1&2+2』のボーナス・トラックとして収録された。
  • 2006(平成18)年
    • 1月18日、タケカワユキヒデ&T's COMPANYにより、ゲーム『TANTRA』のイメージソングとして、「ガンダーラ〜TANTRA ver.〜(日本語版)」として日本語版がカバー(タケカワにとってはセルフカバー)された。編曲はタケカワユキヒデ。後に2007年7月18日に発売されたタケカワのビートルズ・カバーアルバム『CHRONICLE 1&2+2』のボーナス・トラックとして収録された。
    • 1月18日、T's COMPANYにより、ゲーム『TANTRA』のイメージソングとして、「ガンダーラ〜T's COMPANY ver.〜(日本語版)」という曲名で日本語版がカバーされた。編曲はタケカワユキヒデ。
    • 3月15日、T's COMPANYにより、ゲーム『TANTRA』のイメージソングとして、「ガンダーラ〜T's COMPANY ver.〜(英語版)」という曲名で英語版がカバーされた。編曲はタケカワユキヒデ。
    • 7月5日、栗コーダカルテットによって、『ウクレレ栗コーダーカルテット』の収録曲としてカバーされた。
  • 2007(平成19)年
    • 6月27日、MONKEY MAJIKによって、『MONKEY MAJIK×MONKEY MAGIC』の収録曲としてカバーされた。歌詞は1番が日本語で2番が英語である。
    • 7月16日、カルロスODAによって、『GODIEGO PROJECT』の1曲としてカバーされた。HPで配信されている。
  • 2008(平成20)年
    • 11月28日、田中紫織、田中宏史、コロ助 によって、『SONG OF ROMI』の収録曲としてカバーされた。
  • 2009(平成21)年

脚注[編集]

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  1. ^ 関西テレビ ごきげんライフスタイル よ~いドン! 2013年7月17日放送よりタケカワユキヒデ談

関連項目[編集]