エモリー大学

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エモリー大学
Emory Quad.jpg
大学設置/創立 1836年
学校種別 私立
設置者 ジョン・エモリー
本部所在地 ジョージア州ディカーブ郡
学部
研究科
ウェブサイト エモリー大学公式サイト
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エモリー大学(英語: Emory University)は、ジョージア州ディカーブ郡に本部を置くアメリカ合衆国私立大学である。1836年に設置された。

概要[編集]

私立メソジスト系の研究型総合大学である。4700校以上もある米国の大学で概ね10位から20位(過去最高位9位)に位置する最難関名門大学の一つである。 またコカ・コーラ社との関係が強い事で有名で、コーラ大学という愛称がある。

PrepScholar発表によると同校の合格率24%[1]で、これは他名門校(ウィリアム・アンド・メアリー大学 34.5%、ボストン大学 25%、ミシガン大学 28.6%、東京大学 34.2%)と比較しても競争率の高さが伺える。

エモリー大学は教育の質の高さと故に隠れたアイビーリーグ(ヒドゥン・アイビー)または新しいアイビーリーグ(ニュー・アイビー)として米国で紹介される事が多い。

医学部、病院および付属研究機関が大学の主要な部分を占めており、エモリー大学病院(Emory University Hospital)や、アメリカ国立がん研究所の指定施設であるがん研究所(Winship Cancer Institute)がある。また、世界でも有数の疫学研究機関として知られるアメリカ疾病予防管理センター(CDC, Center of Disease Control and Prevention)が隣接し、疫学研究の全米における一大拠点となっている。近年では、エモリー大学ジョージア工科大学北京大学(中国)の三校が協力し、Biomedical Engineering Ph.D. Program(医用生体工学 Ph.D. プログラム)を発足しており、同分野の発展が期待されている。

エモリー大学は古くから優秀な経済・商学関係の生徒を輩出しており、一大商業都市であるアトランタを中心に全米での評価が非常に高い。また、社会科学系の学部も近年米国でのITの発展に伴い、計算機科学などの理系分野との関係が密接になりつつある。特に言語学においては、人工知能/機械学習分野においての自然言語処理の研究で同校はEmory NLP(Natural Language Processing)というプロジェクトで力を入れている。

同校は米国内では16番目に最も寄付を受けた大学であり、世界的にも21番目に多く寄付金を受けた大学であるとも知られる。

なお、2017年3月13日に開催された全米討論委員会主催American Debate Association/ADA)の全国ディベート大会ADA National Championship)で同校はトップランカーであったハーバード大学をその座から引きずり下ろした。[2]同大会は全米の名門28校が参戦する世界の注目するディベート大会であり、ウェイクフォレスト大学ヴァンダービルト大学なども優秀な生徒達を送り込んでいる。今年度はエモリー大学ハーバード大学を打ち負かしたことでさらに話題となり、同校が全米大学序列を再び揺らがすのではないのかと言われている。

歴史[編集]

1836年ジョージア州ニュートン郡メソジストのグループが同州オクスフォード(en:Oxford,_Georgia)に創設した。大学名は、前年に亡くなったメソジスト、ジョン・エモリー(en:John_Emory)の名にちなんで「Emory College」とされた。

1915年、アトランタの都心部にキャンパスを移転し、同時に「Emory University」に改名された。

2014年、付属病院でエボラ出血熱感染者の治療を行った。米国内では初の治療となる。[3]

ランキング[編集]

  • US news 国内大学ランキング2017:全米20位[4]
    • 最も米国退役軍人に評価された大学:全米11位
    • 最も価値ある大学:全米17位
    • 最も高校に評価された大学:全米28位
    • 最も優れた商学分野の大学:全米4位

卒業生・出身者・関係者[編集]

主要記事:en:List of Emory University people

脚注[編集]

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関連項目[編集]

  • イントゥ・ザ・ワイルド(映画) - エモリー大学を卒業した学生がすべてを投げ捨ててアラスカへ旅する人生を描いたドラマ。

外部リンク[編集]