がんばれゴエモン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
がんばれゴエモン
ジャンル 横スクロールアクション
ロールプレイングゲーム
開発元 コナミデジタルエンタテインメント
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
1作目 がんばれゴエモン!からくり道中
1986年7月30日
最新作 がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻
2005年6月23日
公式サイト がんばれゴエモン総合サイト
テンプレートを表示

がんばれゴエモン』は、コナミが開発したコンピューターゲームおよび派生作品の総称。

概要[編集]

義賊ゴエモンを主人公とした同社の看板シリーズの1つ。

江戸時代の日本を舞台にしたアクションゲームであり、日本各地の地域性を取り入れたステージを、見下ろし型マップを駆け巡りながら攻略していく作風が特徴である。初期シリーズは時代劇要素が強く、SFや現代要素などのガジェットは後続の作品に比べて濃くはないが、その後ファミコン後期の外伝RPGシリーズからSFC版シリーズにかけて、コミカルなギャグ要素を基調としつつ、巨大ロボットや空飛ぶ城、ゲームセンターや遊園地などの現代的な描写や現代文明も越したオーバーテクノロジーなどのSF要素が多く取り込まれていき、SF時代劇コメディといった趣きの作風が確立されていった。

初期シリーズの特徴であった見下ろし型マップにより進行するステージクリア型アクションの要素はシリーズが進むにつれて簡素化していき、SFC版「2」「3」で確立されたワールドマップ型の横スクロールアクションの要素や、キャラクターの使い分けによるアクションアドベンチャーの要素がゲーム性の主軸となっていった。

2005年の『がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻』を最後にシリーズは途絶えているが、他作品へのキャラクターのゲスト出演が行われている他、パチスロ作品が制作されている。

作品一覧[編集]

Mr.五右衛門[編集]

シリーズの礎となった作品。その後のシリーズとは設定が異なる。

がんばれゴエモンシリーズ[編集]

がんばれゴエモンの正統シリーズ。単に『がんばれゴエモン』という場合は、基本的にこれらの作品を指す。

冒険時代活劇ゴエモン[編集]

キャラクターをそのままに設定を一新した作品。

新世代シリーズ[編集]

設定と共にキャラクターデザインも一新した新シリーズ。

廉価版・移植作など[編集]

  • がんばれゴエモン〜宇宙海賊アコギング〜(ザ・ベスト) (PS) 1997年3月20日
  • コナミGBコレクション VOL.2(「がんばれゴエモン さらわれたエビス丸」収録) (GB) 1997年12月11日
  • がんばれゴエモン〜来るなら恋! 綾繁一家の黒い影〜(コナミ・ザ・ベスト) (PS) 2000年7月6日
  • 冒険時代活劇ゴエモン(コナミ・ザ・ベスト) (PS2) 2001年11月22日
  • がんばれゴエモン〜大江戸大回転〜(コナミ・ザ・ベスト) (PS) 2001年11月22日
  • がんばれゴエモン〜大江戸大回転〜(PS one Books) (PS) 2002年12月12日
  • ゴエモン 新世代襲名!(PS one Books) (PS) 2002年12月12日
  • がんばれゴエモン〜宇宙海賊アコギング〜(PS one Books) (PS) 2003年11月20日
  • ファミコンミニ がんばれゴエモン! からくり道中 (GBA) 2004年5月21日
  • 冒険時代活劇ゴエモン(コナミ殿堂セレクション) (PS2) 2004年7月8日
  • 傑作選!がんばれゴエモン1・2 ゆき姫とマッギネス (GBA) 2005年4月21日
  • 傑作選!がんばれゴエモン ゆき姫とマッギネス(コナミ・ザ・ベスト) (GBA)2006年4月27日

パチスロ[編集]

コナミグループのパチスロメーカーであるKPEが製作したパチスロ機。

  • がんばれゴエモン
  • がんばれゴエモン2 奇天烈回胴活劇

その他のゲーム[編集]

同社における代表的なキャラクターの1人として、以下のゲームにも外部出演している。

  • コナミワイワイワールド - コナミヒーローの1人「ゴエモン」として出演。
  • ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城 - 変身キャラクターの1人「イシカワ ゴエモン」として出演。
  • コナミワイワイレーシングアドバンス - カートレーサーの1人「ゴエモン」として出演。「エビスまる」は隠しキャラクター。
  • ワイワイジョッキーワイワイビンゴ -コナミの人気キャラが総出演する子供用メダルゲーム機
  • 極上パロディウス(SFC版) - 2P側はエビス丸。
  • 実況おしゃべりパロディウス - 4面がゴエモンシリーズをテーマにしたステージ。
  • オトメディウス - ゴエモンをモチーフとしたオリジナルキャラクター「エモン・5」が登場する。
  • オトメディウス エクセレント!- 「エモン・8」としてヤエちゃんがビスマルを模した機体と共に、エビス星にて登場する。
  • 遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム - モンスターカードなどでいくつかのキャラクターがゲスト出演している。
    • ゴエモン=「忍者義賊ゴエゴエ」
    • エビス丸 =「覆面忍者ヱビス」
    • ヤエ=「女忍者ヤエ」「忍法 変化の術」
    • サスケ=「一刀両断侍」「手札断殺」
    • からくり雑兵=「言語道断侍」「大盤振舞侍」「一撃必殺侍」
  • pop'n music
    • 同作品の12作目『pop'n music 12 いろは』以降で、『からくり道中』で使用された音楽を使った「がんばれゴエモンメドレー」が収録された(編曲:かまあげうどん)。ゴエモン本人もポップンキャラクターとしてゲスト出演しており、プレイヤーキャラクターとして使用可能。アクションの一部にはエビス丸も登場する。
  • Toy'sMarch(トイズマーチ)
    • 同作品の2作目『トイズマーチ2』にも上記の「がんばれゴエモンメドレー」が収録されている。
  • ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート、スーパースクリブルノーツ
    • 日本語版限定の追加要素として、ノートに「ゴエモン」と入力することで、アイテムとしてゴエモンが登場する。また、第1作のみ「エビスマル」と書くことでエビス丸も登場する(2作目では削除)。
  • jubeat plus、REFLEC BEAT plus
    • 有料追加配信の「コナミ伝説」musicパックシリーズにて、2014年4月4日配信の「1」に「がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス メドレー」、2014年10月17日配信の「3」に「がんばれゴエモン2 メドレー」、2015年4月10日配信の「4」に「がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻 メドレー」を収録。さらに、2015年5月15日より、同パック4種類を全て購入した時の特典として「がんばれゴエモン!からくり道中 メドレー」を入手可能。
  • BeatStream(ビートストリーム)
    • 同作品の2作目『アニムトライヴ』以降で、『からくり道中』で使用された音楽を使った「がんばれゴエモン 〜 ビーストメドレー 〜」(96によるアレンジ)を収録。また、この楽曲のムービーはQrispy Joyboxがファミコン版『からくり道中』を実際にプレーするというものになっている。

サウンドトラック[編集]

  • がんばれゴエモン2 サウンドトラック(キングレコード 1989年5月21日)
  • がんばれゴエモン ゆき姫 救出絵巻 ゲーム・サウンドトラック(キングレコード 1991年9月21日)
  • がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり オリジナル・ゲーム・サントラ(キングレコード 1997年10月3日)
  • がんばれゴエモン でろでろ道中 オバケてんこ盛り オリジナル・ゲーム・サントラ(キングレコード 1999年1月22日)
  • パチスロがんばれゴエモン オリジナルサウンドトラック(ソニー・ミュージックマーケティング 2009年7月29日)
  • パチスロがんばれゴエモン2 オリジナルサウンドトラック(ソニー・ミュージックマーケティング 2011年12月21日)
  • がんばれゴエモン さうんど玉手箱 ~オリジナル・サウンドトラック BOX~[1](EGG MUSIC RECORDS 2017年5月26日)

漫画[編集]

帯ひろ志
長年に渡って『コミックボンボン』で漫画化を担当し、執筆した作品が最も多い。お色気要素を随所にちりばめる特徴があり、特にヤエに関してはその傾向が如実に表れていた。漫画は『ネオ桃山幕府のおどり』で連載終了となった。単行本への収録の際にいくつかの変更点がある。
『奇天烈将軍マッギネス』では本編開始前に、4話分のオリジナルストーリーが書かれた。その話では、「マッギネスが記憶喪失となった状態でゴエモンと出会う」「サスケが完成前の姿で出てくる」「オリジナルキャラクターの登場とエビス丸との大食い対決」「ヤエがインターポールからゴエモンとエビス丸の逮捕を命じられる」といった内容だったが、コミック収録でその4話が収録見送りとなった。後に、『ネオ桃山幕府のおどり』の最終巻で4話の内2話を再編集して1話にまとめて収録されている。
  • がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻 全3巻
  • がんばれゴエモン 地獄編(オリジナルストーリー) 全2巻
  • がんばれゴエモン外伝2 天下の財宝 全4巻
  • がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス 全2巻
  • がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め 全3巻
  • がんばれゴエモン きらきら道中 僕がダンサーになった理由 全3巻
  • がんばれゴエモン 宇宙海賊アコギング 全1巻
  • がんばれゴエモンF ふい〜ばあ(オリジナルストーリー) 全1巻
  • がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり 全3巻
山藤ひろみ
帯ひろ志の降板後に同じく『コミックボンボン』にて漫画を担当したが、数か月の連載で終了したために単行本は発売されていない。内容は『でろでろ道中』『天狗党の逆襲』『綾繁一家の黒い影』を一まとめにしたオリジナルストーリー。
  • がんばれゴエモン 危機一髪ハラハラてんこ盛り道中記
こーた
TVアニメがんばれゴエモンのコミカライズ。同じく『コミックボンボン』連載。
津島直人
山藤ひろみの降板後に漫画を担当し、『新世代襲名!』のコミカライズを手がけた。詳細はゴエモン 新世代襲名!#漫画版を参照。こちらも『コミックボンボン』連載。
  • ゴエモン 新世代襲名! 全4巻
その他
  • がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり ゲームブック(画:平野夏丸
  • がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻(双葉文庫―スーパーファミコン冒険ゲームブックシリーズ)
  • がんばれゴエモン 4コマまんが道中 全1巻

アニメ[編集]

アニメにはOVA版とテレビ版の2系統が存在する。

OVA版
テレビ版

主要キャラクター[編集]

ゴエモン一行[編集]

ゴエモン
- 中村大樹(『OVA版 次元城の悪夢』)→太田真一郎(『ネオ桃山幕府のおどり』等)→松本保典
概要
主人公。はぐれ町に住む天下の義賊。『からくり道中』で庶民を救うために立ち上がる義賊「ゴエモン」として初登場する。モデルは安土桃山時代に存在したとされる盗賊「石川五右衛門」。月代を伸ばした髪形と赤地の忍び装束、目尻と口の両端に施された赤い隈取がトレードマーク。『ゆき姫救出絵巻』以降は、月代から伸びた髪の色が黒から青(作品によっては紫色)に変わった。基本的に一人称は「オイラ」だが作品によっては「オレ」という時もある。
性格
喧嘩っ早いちゃきちゃきの江戸っ子で、曲がったことが大嫌いで困っている人を見過ごせないお人好し。また、かなりの女好きだが節操はそれなりに弁えており、茶店の看板娘であるおみつに一途な思いを寄せている。
武器
得意武器はキセルと投げ小判で、『奇天烈将軍マッギネス』以降はチェーンキセルも愛用している。変わった武器としては、ねずみ花火(『ゴエモン2』)、ヨーヨー(『ゆき姫救出絵巻』)などがある。
漫画版の設定
ヤエを妄想した姿で鼻血を噴き出したりするなどのスケベで間抜けな三枚目的な部分が強調され、ギャグメーカーとして描かれている。オリジナルストーリーの「地獄編」では、敵の術で女性化してしまったこともある(その際は襟足の長い美女になった。エビス丸はブタのようになったがあまり変わっていない)。
『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』の頃からは、お調子者で気まぐれな面が強調され、ヤエにおだてられるなどして調子に乗ったり興奮したりすると美形化するようになった。この際は頭身が高くなり、純粋な戦闘能力も上昇する。また、『ネオ桃山幕府のおどり』ではエビス丸とキスをする(原作の『綾繁一家の黒い影』でも重傷で動けず薬を飲むためにエビス丸に口移しされたことがある)など、お色気を押し出されたヤエとは違った方向性の際どい描写も目立った。
「一触即発の術」を使用すると、逆立った金髪の姿になる。この元となったゲームでの『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では数秒間のみの描写である一方、『ネオ桃山幕府のおどり』でこの術が再び登場した際には漫画版と同じく逆立った金髪のままの描写となっている。
髪が生えているように見えて実はヅラであり、なんどもエビス丸のほっかむりを外そうとして仕返しに髪を引っ張られた際に発覚している。
その他
同社の『コナミワイワイワールド』を始めとして、様々なゲームにゲストキャラクターとして出演している。
家族の存在は不明だが、「からくり道中」の迷路屋に入る際に「ゴエモンがんばるのだ ははより」というメッセージが表示される。
寝姿に様々なパターンがあり、代表的な例として『からくり道中』では大きないびきを響かせて鼻提灯を膨らませ、『消えた黄金キセル』では布団を蹴り飛ばし、『宇宙海賊アコギング』のオープニングでは鼻提灯といびきに加えて全裸で寝ており、その直後の着衣シーンで六尺褌を着用していることが明らかになった。
想い人であるおみつが、何度も敵に連れ浚われては救出しているが、彼女との関係は現在の所、つかず離れずといった感じであり、その内にいつの間にかエビス丸に先を越されてしまった。
エビス丸
声 - 梅津秀行(『OVA版 次元城の悪夢』)→緒方賢一
概要
「正義の忍者」を自称するゴエモンの相棒。ほとんどの作品に登場してはゴエモンと行動する。『ゴエモン2』で同じ牢獄に繋がれた忍者「えびすまる」として初登場する。モデルはMSX2版『からくり道中』の2Pとして登場し、江戸時代後期の文政年間に存在したとされる盗賊「鼠小僧次郎吉」。ただし、エビス丸のイメージ自体はコナミに所属していたゲームプログラマー・蛭子悦延である[2]
関西弁で話し、名前の通りにえびすを思わせるような福々しい顔に恰幅の良い体型、青地の忍び装束と併せのほっかむり(『外伝』シリーズおよび『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』以降の同キャラクター選択時における2Pカラーでは白)がトレードマーク。いつもニコニコした表情をしており、めったに目を開けない。ゴエモン以外のキャラの呼称は作品によって異なっているが大抵は「○○はん」と呼んでいる。忍者としての腕前はいまいちだがゴエモンの相棒であるだけにあらゆる武器を駆使し、他のキャラクターに真似できないトリッキーな戦法でゴエモンにも引け取らない実力を持っている。一人称は「わて」。
性格
ひたすらマイペースでお調子者でおとぼけを通り越したナルシストでもあり、自身の先祖をジェームスディーンだと思い込むほど。特に自身の美貌をけなされる場面などでは、表情こそ変わらないが烈火の如く怒る一面を見せるが、どこか愛嬌があって憎めないところがあるため、ゴエモンも文句はいいながらも面倒を見ている。かなりの大食漢で、特に団子が大好物。シリアスな場面であろうともボケをかます、一種の執念にも似た信念を持っているが、自分以上に度の過ぎたボケをかます相手に対しては鋭いツッコミを入れたり、ゴエモンの子孫である獅子重禄兵衛が思い違いから悪党に身をやつしていることを知って激怒し説教したり、ゴエモンがピンチに陥ると心配したり力になれなかったことを責任を感じるなどの相棒らしい一面もある。
アニメ版でもほぼ原作ゲームと変わっていないが、自分の失態で仲間が行方不明になるというミスを犯して酷く落ち込んでしまうという、原作ゲームでは見せることのない一面も描かれた。
武器
得意武器は笛と手裏剣だが、なにわのハリセン、フラフープ、魅惑のリボン、クラブ、ボール、こづち、しゃもじ、羽子板、マジックハンド、フライパン、ハンマー)、まんぷくコテおでんなど、他のメンバーと違って武器の種類は固定ではなく、作品ごとにあらゆる物品を武器として自在に使いこなす器用さを持っている。
漫画版の設定
巨大なケーキの城や超特大サイズの「巨大スーパーカツ丼」を平気で胃袋に収めてしまう一方、自分の意思で脂肪を燃焼させたり(ただし骨格自体が太い〈ゴエモンいわく「骨格デブ」〉ためほとんど意味がない。ただし、アニメ版では全身細くできた)、小石を飲み込んで消化を促進させるなど、原作ゲーム以上の人間離れした大食漢として描かれている。また、初期の設定の関係かゴエモンを溺愛する同性愛者として描かれている(本人いわく「正真正銘の男だが、ゴエモンの前では身も心も女になる」)。連載開始当初はこれらの設定は無く、一時期はヤエに惚れていたこともあった。何があっても取らないほっかむりの下には謎が秘められている(ゴエモンが気になって何度か取ってみたが、何回取っても同じほっかむりであったり、キノコが生えていたりしていた)。また、原作ゲーム同様に常人より美的感覚がずれており、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では「男前」を自称するからくり拳を「できる…」と言っていた。稀にではあるが、ゴエモン同様に美形化することもあり、顔と頭身のみならず体系までスマートに変わっていた(ただし、『ゆき姫』の頃は美形化と言うより顔つきが多少男前に変わる程度だった)。
その他
『ゴエモン2』のエンディング中において、術によって姿を変えられた女性であることが明らかになる(詳細はがんばれゴエモン2#エビス丸についてを参照)。以降のシリーズでは無かったことにされているが、バレリーナに変身できたり、銭湯を利用する際には女湯に入らないと体力が回復しないなど、この設定の名残ともとれる描写もある。
『ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城』にゲストキャラクターとして参加し、WORLD8の案内役および「モアイ遺跡」の回転砲台役で出演しており、ゴエモンが主人公として登場していない数少ないシリーズ作品の一つ『それいけエビス丸 からくり迷路』では主役を務めた。
ゴエモン達の知らぬ所で、家庭を持っており、『でろでろ道中』のエンディング中においてエビス丸そっくりの娘・マオが登場しており、ピンク色のほっかむりにリボンを付けている。
サスケ
声 - 堀絢子(『でろでろ道中』等)→坂本千夏
概要
物知りじいさんが生み出したからくり忍者で、忍者屋敷を護衛するからくり忍者軍団の頭領。
『ゆき姫救出絵巻』のステージ5のボス「からくり忍者サスケ」として初登場し、『奇天烈将軍マッギネス』からプレイヤーキャラクターとして参加する。一人称は「拙者」。
性格
普段は生真面目かつ硬派で、忍者らしく語尾に「ござる」を付けて話し、頭脳に搭載されている高性能演算処理装置を使って状況を冷静に分析、判断するなどの参謀的役割を担っているが、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では自爆した後に何事も無かったかのように現れて「あれはジョークでござる」と平然と言ってのけたり、『きらきら道中』『でろでろ道中』では女装して登場したり、『もののけ道中』などではスイッチ一つで善悪のプログラムが切り替わったりとお茶目な一面も見せている。『ネオ桃山幕府の踊り』では、誤って花火爆弾を暴発させてしまった結果、ものしりじいさんの家を吹っ飛ばしてしまうといったドジを踏んだもあり、このことはサスケにとってかなりのトラウマになっている。またこの一件で動力源が電池であることが判明した。
「3」の忍者屋敷ステージでは、道中のザコとしてサスケと同型のからくり忍者が登場しており、いくつか同型の個体が作られている模様。
熱い風呂と日本茶に目が無く、『もののけ双六』では密かに羊羹にも目覚めている。
アニメ版では性格は変わってはいないが、ギャルの生写真激写を目的に制作されたカラクリ人形という設定になり、作中美女達の写真を撮って歩いている。しかし、本人は物知り爺さんから正義のために必要なことと騙されているだけで、時折この任務に嫌気がさしているらしい。
武器
得意武器はくないと花火爆弾。ちょんまげを伸ばしての攻撃も可能。『奇天烈将軍マッギネス』での「八方くない投げ」、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』での「波動くない」、『きらきら道中』での「くない壁登り」「大花火爆弾」など、RPG作品でない限り他の武器を使う様子は無い。
漫画版の設定
『ゆき姫救出絵巻』では風の久慈丸(作者・帯の当時の担当編集者がモデル)というオリジナルキャラクターがステージ5のボスを務めたため、登場は『奇天烈将軍マッギネス』連載開始前のオリジナルエピソードからである。からくりちょんまげで遊ばれたり、読者からの投稿でゴエモンとエビス丸に改造される等、周囲の行動によって不幸な目に遭うことが多く、気苦労が絶えないキャラクターとして描かれている。からくりちょんまげを使用することには抵抗感があり、『きらきら道中』では一時克服したかに思われたが、伸ばしすぎて戻らなくなってしまったことで、再び使うのを嫌がるようになった。『ネオ桃山幕府のおどり』では、ゴエモンやエビス丸、ベンケイからちょんまげで遊ばれており、リボン結びやマフラーの様に巻かれている。読者からの評判が高く、人気投票では主役のゴエモンやヤエを抑えて1位となった(2位ヤエ、3位ゴエモン、4位エビス丸)。わずかながらゴエモン達のように美形化することもあったが、顔が縦長のシュールな姿になっていた。
ヤエ
声 - 小野綾子(『きらきら道中』)→久川綾(『アニメがんばれゴエモン』)→笠原留美(『地球救出大作戦』及び『ネオ桃山幕府』以降)
概要
日本の平和を影から守る隠密組織「秘密特捜忍者」のくの一。ゴエモン一行の紅一点。
『消えた黄金キセル』でゴエモンを追う秘密特捜忍者「ヤエちゃん」として初登場し、『ゆき姫救出絵巻』『奇天烈将軍マッギネス』でのゲスト出演を経て『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』からプレイヤーキャラクターとなる。
基本的なデザインはレギュラーキャラクターの中では変化がもっとも多く、忍び装束のデザインと先端を結んだロングヘアーという髪形は共通しつつ、『消えた黄金キセル』では黒色の髪に青地の衣装、『ゆき姫救出絵』では青色の髪に紫地の衣装[3]、『奇天烈将軍マッギネス』以降は黄緑色の髪に薄紫地の衣装で落ち着いた。
一方、1999年の同時期に発売された『もののけ道中』および『もののけ双六』では腕と脚部が露出した忍び装束に変更となり、それ以後、後期の作品の一部やパチスロ作品では同様の衣装で統一されている。
また、新衣装もデザインと配色が微妙に変わっており、『もののけ道中』『もののけ双六』『大江戸大回転』では手甲と脚絆の色が黒、上着が袖ありで中に黒のハイネック風のインナーのようなものを着用し、細い帯を前にまわして締めている。『東海道中』およびパチスロ作品ではほぼ漫画版のオリジナル衣装に近いデザインになり、手甲が紫色、脚絆が白、上着は袖なしで開いた胸元に鎖かたびら着用、幅の広い帯を後ろに回して締めるようになった。
性格
職業柄、何事においても早耳で与えられた任務を完璧かつ忠実にこなすキャリアウーマンであり、経験と実績に裏打ちされた確かな推理と隠密行動で得た情報でゴエモン一行を導くお姉さん的存在。
普段は優しいが、時折、毒を吐いたり、ゴエモンとおみつの仲を愚痴るなど子どもっぽい一面ものぞかせる。また『消えた黄金キセル』のエンディングでは相当な酒乱であることが明らかになっており、その様を見たゴエモンを驚愕させた。また、強い正義感も持ち合わせており、『消えた黄金キセル』にてハイカラ村を訪れたゴエモンたちを一方的に犯罪者と決め付けて誤認逮捕してしまったことがある(直後に偽者の存在を目の当たりにして謝罪している)。腕利きの忍だが不覚をとって敵に捕まってしまうことも時々ある。
立ち位置的には完全なツッコミ役で作中でボケに回ることは皆無だが、「きらきら道中」の「すき焼きイベント」や「でろでろ道中」の「電話相談室」における会話内容や「コスプレモード」における「やばい水着」など、ネタ的な方向でいろいろといじられたり、普段のキャラとのギャップある態度を垣間見せることもある。
生真面目で気の強い所が強調され、初期数話の間はマイペースなエビス丸を呼び捨てにしていた(5話以降からゲーム通りになっている)。ゴエモンに対しても、通常通りさん付けで呼んでいるものの、町のパトロール中に寄り道をしようとする彼の耳を引っ張り上げて静止、無理やり連れて行くなど手厳しい接し方をしている。
武器
得意武器は忍者刀とバズーカで、RPG作品では専用武器としても扱う。また忍術の使用にも長けており、『消えた黄金キセル』での初対面時におけるイベントでは必ず動きを封じる「金縛りの術」、仲間になってからは回復系統を主軸とした数々の術を扱い、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』以降は「人魚変化の術」を使うようになった。
漫画版の設定
生真面目ではあるが少し砕けた雰囲気を持つお姉さんキャラクターとして描かれている。原作ゲームでのプレイヤーキャラクター昇格前からゴエモン達と共闘したりと出番が多く、後にプレイヤーキャラクターに昇格したことからより一層出番が増えた。お色気シーンの描写の相乗効果で、読者から高い人気を誇り、コミックボンボンにおける女性キャラクター人気投票では1位をとり続けていた。服装は全身網タイツに赤ブルマ風のショーツ、袖なしで裾の短い忍装束を着用で髪型もポニーテールと大きく異なる容姿であったが、『きらきら道中』以後は髪型は原作ゲーム同様となった。また、明確にゴエモンに好意を持っている描写がなされている。ただし、実際に恋愛関係にまで発展してはおらず、復刻版の描き下ろし漫画にておみつがゴエモンの子供を身籠ったと聞いた時は素直に身を引こうとしていた(後に勘違いと発覚)。
その他
趣味はあんドーナツ作り。『もののけ双六』であんドーナツ作りを極めてしまい、今度はクロワッサン作りに凝りだす。
パーティの中ではエビス丸と共に家族・親族の存在が明かされており、『宇宙海賊アコキング』で従姉妹のおゆきが、『東海道中』で姉のヒトエが登場。姉のその名前から名前の漢字表記が「八重」で八人姉妹の末子であるらしい疑惑が浮上したが、詳細は不明[4]。また、出身地が現在の静岡に当たる由比であることも同作で判明している。
ゴエモンやエビス丸と異なり、現在意中の相手はいないらしく、作中の台詞からも気にしている模様だが、『でろでろ道中』の電話相談室における会話の一部や公式攻略本(赤い糸の表現)においてゴエモンを気にかけているらしいことが示唆されている。
ゴエモンインパクト
声 - 伊藤健太郎(『アニメがんばれゴエモン』)→松本保典
もの知りじいさんが製作した巨大からくりメカ。外観のモチーフはゴエモン本人。
詳細はリンク先を参照のこと。
おみつ
声 - 伊藤美紀(『OVA版 次元城の悪夢』)→菊池志穂(『OVA版 地球救出大作戦』)→丹下桜(『でろでろ道中』等)→仲西環(『大江戸大回転』)→小林沙苗(『大江戸天狗り返し』)→大亀あすか(パチスロ)
概要
ゴエモンの住む「はぐれ町」のアイドルであり、シリーズのヒロイン。『からくり道中』のボーナスキャラクター「おみっちゃん」として初登場し、『消えた黄金キセル』からゴエモンと同じ長屋に住む町娘「おみつ」というキャラクター設定が付与されてる。ヒロインという立場にあるため、何かと敵にさらわれることが多い一方で、九州まで徒歩で団子の出前に向かったり、『もののけ道中』にて最終ボスを一蹴したりするなど、ヒロインらしからぬ行動を取ることも多い。
性格
とにかく元気で人当たりが良く、誰からも好かれているため、勤め先の茶店では看板娘で通っている。アニメ版などではゴエモンが他の女の子と仲良くしているのを見ると嫉妬するが、本人も移り気な所があり、ゴエモンに好意を持ちながら『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』で登場した獅子重禄兵衛に惚れ込んだこともある。OVA『次元城の悪夢』では、最初は醜い姿である次元城の主からの求婚を拒絶していながら、彼が美形になった途端、宗旨替えして結婚を承諾し、また元の醜い姿になると拒絶…を同道巡りで繰り返し、おみっちゃん一途なゴエモンも辟易させた。
武器
武器ではないが、商売道具としてお盆と団子を常に手にしており、そこに注目した物知りじいさんが『でろでろ道中』で作り上げた巨大からくりサポートメカ「ミスインパクト」に持たせた。
漫画版の設定
非常に自己顕示欲の強いキャラクターとして描かれており、腕力もかなり強い(バーベルを持ち上げるなど)。最初期こそメインヒロインだったが、後にヤエが実質的なヒロインになっていったため、ヒロインであることをアピールしたり、出番の少なさをネタにされたりなどの役回りとなっている。また、ゴエモンに「浮気をするな」と釘を刺しておきながら、自分は平気で浮気をする性悪な一面も見せているが、何だかんだでゴエモンが一番であるらしく、獅子重禄兵衛にゴエモンが倒されたと思い込んだ際には、涙を流して重禄兵衛をぶちのめしている。『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』3巻の巻末資料で、後にゴエモンの奥さんになる可能性が示唆されている。復刻版の描き下ろし漫画ではお腹が大きくなったため、ゴエモンの子供を身籠ったのではないかと思われたが、ただの便秘であった。
その他
彼女の父親は『奇天烈将軍マッギネス』『宇宙海賊アコギング』等で何度か登場しているが、母親は『消えた黄金キセル』にしか登場してない。また、共に名前は不明。
携帯電話用のアプリ版およびWii用のバーチャルコンソール版『からくり道中』では、ボーナスキャラ「町娘」が最初から「おみっちゃん」として設定されている。
物知りじいさん
声 - 岡和男(『アニメがんばれゴエモン』)→菅原淳一(『でろでろ道中』等)→岩崎征実(パチスロ)
概要
伊賀の山奥のからくり忍者屋敷に居を構え、サスケを筆頭に様々な発明品を作り出している発明家。『ゆき姫救出絵巻』で伊賀に住む知恵者「物知りじい」として初登場する。『ゆき姫救出絵巻』では瞬間移動装置「瞬間移動ミラクルファジーマシーン」、『奇天烈将軍マッギネス』では「最新型スーパーウルトラゴージャスベリーごっついからくりメカ ゴエモン・いんぱくと」、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では「タイムマシン」「特製ウルトラゴージャスエレクトロ時空モニターテレビ」「からくりウォーカー」など、ネーミングセンスは悪いが『宇宙海賊アコギング』に登場する宇宙刑事ババンですら驚くほどの科学力で画期的な発明品を次々と作り出すものの、その度に毎度、騒動の引き金となっているトラブルメーカー。
性格
時としてゴエモンたちに明晰な頭脳と冷静な分析力をもって的確なアドバイスを与える司令官的役割を担っているが、とにかくギャルが大好きなスケベじじいであり、「ミラクルファジーマシーン」以外の大半の発明品はギャル絡みの不純な動機から作り出されている。また緊急時にも関わらず基本的に自身の欲望を優先する所があるなど利己的な部分もあり、そこを敵に利用されてしまうこともしばしば。
漫画版の設定
脳天部分が禿げ上がっている(ただし、『きらきら道中』ではカツラを装着してゲーム版と同じ髪形となる)。また、妻帯者でもあり、妻は非常に若い美女(物知りじいさんの年齢が98歳であるため、年齢差がある。ゴエモン曰く「ほとんど犯罪」)。
その他
アニメ版では「百地 物知介」(ももち ものしりのすけ)と名乗っており、おみつの祖父という設定になっている。『もののけ道中』では実兄である「ほろほろ寺」総本山の高僧、つるりん和尚が登場するが、弟同様、こちらもスケベ爺。

その他の主要キャラクター[編集]

クロベエ
声 - 冨永み〜な(『もののけ双六』『大江戸大回転』)→釘宮理恵(パチスロ)
概要
コバンネコ」を首領とし、四国を拠点に活動する隠密集団「忍者猫」の一員。『ゆき姫救出絵巻』のステージ1のボス「女幽霊」として初登場する。ゆき姫誘拐事件を解決しうる実力のある者を見つけるために幽霊に化け、クロベエに打ち勝ったゴエモンたちに四国への路銀を預けている。エンディングのラストではゆき姫に抱かれており、以降は表向きはゆき姫のペットとして護衛を務めるようになっている。
『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では、ゴエモンに頼まれて伊賀屋敷への転送装置に一般人が近づかないようにするため、再び幽霊に化けており、ゴエモンたちに『ものまね変化の術』を授けた上で路銀を預けるなど、気前の良さも見せている。その後は、再びゆき姫の元にペットとして戻っているが、未来から帰ってきたゴエモンインパクトによる、大江戸城の崩壊に巻き込まれている。未来の世界では、間抜けな猫のこそ泥である「ねこきち」が登場しており、外見が瓜二つだが、子孫かどうかは言及されていない。
性格
生真面目で律儀な性格をしている。親分のコバンネコからは忍者として半人前と見なされているため、暇さえあれば忍者としての修行しているようで、一人前の忍者猫を目指している。
その他
『でろでろ道中』『大江戸大回転』では「クロベー」、『大江戸天狗り返しの巻』では隠しキャラクター、同社のシューティングゲーム『実況おしゃべりパロディウス』ではボスラッシュステージの「女幽霊」、『もののけ双六』では第1面の対戦相手として登場しており、主にゲストキャラクターとして活躍している。
殿様
声 - 茶風林(『ネオ桃山幕府のおどり』『でろでろ道中』『もののけ双六』)
概要
大江戸城の殿様。『ゆき姫救出絵巻』で初登場する。居城を乗っ取られたり、改造されたり、破壊されたりといった災難に見舞われる。
性格
極めておおらかな性格であるため、居城を乗っ取られたり破壊されたりしても、多少困りはするものの事が過ぎればあまり気にしない。作品が進んでいくにつれて、悲惨な展開があっても割と落ち着いていられている。何度も自身の危機を救ってくれるゴエモン一行への信頼は強く、彼らに困ったことがあれば、喜んで協力もしてくれる。
ゆき姫
声 - 三石琴乃(『ネオ桃山幕府のおどり』)→石川静(『大江戸大回転』)→釘宮理恵(パチスロ)
概要
大江戸城のお姫様。『からくり道中』にてボーナスキャラクター『ユキ姫[5]』として初登場し、『ゆき姫救出絵巻』でヒロインとなった。
同作にてはんにゃ大将軍にさらわれたがゴエモンとエビス丸の活躍によって救出され、無事に江戸城に帰還したが、その後も数々の騒動にまつわる災難を殿様と共に経験することになる。マッギネス以降はヒロインの役割を長らくおみつに譲っていたが、『大江戸大回転』では、再びヒロイン格として返り咲き、エコロリ斎に一目ぼれされてさらわれてしまう。
性格
何事にもスローペースで、エビス丸をイライラさせるほどゆったりとした口調だが、『奇天烈将軍マッギネス』では気丈、『大江戸大回転』では強気であるなど、作品によって性格は様々に変化する。
その他
カブキ
声 - 柳沢栄治(『でろでろ道中』)→高木渉(『もののけ双六』)→岩崎征実(パチスロ)
概要
打倒ゴエモンに執念を燃やす大男。『ゆき姫救出絵巻』のステージ6のボス「つづら助六」として初登場し、以降の作品では「カブキ」という名称で呼ばれる。『奇天烈将軍マッギネス』では「かぶき・りたーんず」、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では「からくり用心棒」および真の最終ボス「かぶき・ふぉーえばー」、『でろでろ道中』では「カブキ64」および巨大からくりメカ「ちょー戦国メカ カブキファイナル」、『もののけ双六』では「カブキ」、『大江戸大回転』では「カブキ男」および巨大からくりメカ「リサイクルメカ1号 カブキファイナル」として再三登場する。敵側の同一キャラクターとしてはシリーズ最多出場を誇る。
性格
歌舞伎風の格好をした盗賊というゴエモンに似通った面は持ってはいるものの、通りかかった民衆から金目の物を巻き上げる野盗であり、ゴエモンのような義賊ではない。『ゆき姫救出絵巻』でゴエモンに敗れ去って以降は、ゴエモンを倒すことだけに全てを捧げる、文字通り「復讐の鬼」と化す。
『奇天烈将軍マッギネス』では、マーブル・ブルーによってからくりの肉体「かぶき・りたーんず」に改造してもらい、以降の作品からも、ゴエモンを倒すためならば、面影が残らない程の肉体改造を施すことも厭わずにしつこく立ちはだかる。
『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では、時空転移能力まで身につけた「かぶき・ふぉーえばー」として、ゴエモン一族そのものを抹殺しようとする陰の黒幕にまでなった[6]
『もののけ双六』に登場した際には性格描写が変わっており、ゴエモンたちに敬語で親しげに話しかけてくる。
漫画版の設定
ほぼ原作と同様の展開になっているが、若干ながら異なる設定も含まれている。『ゆき姫救出絵巻』の初登場時は、名前がグレートル(愚れとる)・カブキとなっており、ゴエモンとのプロレス勝負の末に敗退した。
『奇天烈将軍マッギネス』でも、ほぼ原作通り「カブキ・リターンズ」の設定になっているが、サイボーグ形態の他に人間形態も披露している。原作通りに、ゴエモンに復讐戦を挑むが、サスケのからくりちょんまげに怯んだ隙を突かれ、ゴエモンの貯め撃ち小判を受けて再度敗れた。
『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では、最初は「からくり用心棒」として登場するも、ゴエモン達からは相手にされずに終わり、その後インパクトで未来へタイムワープしたゴエモン達を後方から襲撃した。終盤になって、「カブキ・フォーエバー」としての真の姿を現し、今回の目的がゴエモン一族そのものの抹殺にあることを語ったが、美形化したゴエモンと重禄兵衛のタッグの前に、三度目の敗北を迎えた。
ケン助
概要
一見すると美女に見えるが、実は青いひげ面を隠したオカマ。初出は『ゆき姫救出絵巻』で、行く先々の民家で何度か遭遇することになり、会話を交わすと隠していた口元を晒して正体が判明する。
『奇天烈将軍マッギネス』以降は、不在なのを良いことに、ゴエモンの家で図々しく居座るようになっており、エビス丸やサスケで入ると怒り出す。『でろでろ道中』からは法外な金を無心してくる等、半ば彼の事を金ヅル扱いしている模様。
『奇天烈将軍マッギネス』では双子の弟の「トメ吉」が、『でろでろ道中』では別の弟と思われる「ケン造」も登場しており、全員がケン助と同じくオカマである。さらに未来世界が描かれる『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』では、子孫と思われる「ケン助(同名)」、「シン助」が登場しており、この二人もオカマである。
性格
『ゆき姫救出絵巻』から『宇宙海賊アコギング』あたりまではゴエモンを付け回しているだけであったが、『でろでろ道中』ではゴエモンに3500両という法外な金額を無心するだけでなく、ゴエモンに催眠術の様なものを掛けて、支払いを拒否出来なくまでしており、全て支払わなければ手形を手に入れることが出来ない。『大江戸天狗り返しの巻』でも、勝手にゴエモンの家に上がり込んで、スーパー小判を返す代わりにお金を無心してくる。
また、初期は普通(?)の女言葉であったが、『でろでろ道中』からは、花魁言葉で喋る様になっている。
小竜太(こりゅうた)
概要
『ゴエモン外伝2』より登場。龍神湖の付近で暮らす龍人一族の末裔の少年。前髪で目元が隠れているのが特徴。その内には龍に変化する潜在能力を秘めており、『ゴエモン外伝2』では、「覇龍変化」、「聖龍変化」といった龍に変身して敵に攻撃する技を覚えることになる。
『ゴエモン外伝2』以降の作品でも、何度かゲストキャラクターとして登場する。『奇天烈将軍マッギネス』では、ステージ3の『龍神湖』にて、龍変化の練習をしている小竜太が登場しており、その次の赤福村の一軒家では、人間の姿でも登場する。『ネオ桃山幕府のおどり』では、完全に使いこなせるようになった龍変化の術を生かして大江戸ツーリストの淡路店でアルバイトとして働いていたところ、日本全土舞台化計画を目論むネオ桃山幕府のコロンの所有するコントロールマシンで操られ悪事の片棒を担がされてていたが、ゴエモン達によって助けられ、罪の償いのためにゴエモン一行の足代わりとなるべく移動専用アイテム『小竜太の笛』を託す。
性格
まだ幼いが、母親思いの心優しくしっかりした性格の持ち主。武器では剣を扱う。大百足の毒によって病気になってしまった母親を救うために必要となる「燕草」を探しに母親の静止を振り切って旅立とうとした際にゴエモンやエビス丸と出会い、彼らの旅に同行する。母親の病気が治った後も、自身を助けてくれたゴエモン達に恩義を感じ、自らの意思で再び旅に同行しており、異世界や宇宙へ行くなど、数々の大冒険を経るに至っている。
真面目な努力家でもあり、『奇天烈将軍マッギネス』で龍人湖で龍変化の練習をしていた。ただその真面目さゆえに、『ネオ桃山幕府の踊り』では、操られていたとはいえ、悪事に加担してしまったことに深く落ち込んでいた。
漫画版
『ゴエモン外伝 天下の財宝篇』にて初登場。序盤は真面目な常識人ゆえにゴエモンやエビス丸に振り回されがちで、さらに強烈な性格をしたシモンに気圧されているなど、頼りない面が目立っていた。しかし、記憶喪失の美少女であるユリに一目惚れしたのを機に、徐々に人間的に成長していき、最後までゴエモン達の旅に同行し続けた。その一方、宇宙警察のペモペモに気に入られてしまい、セクハラまがいなことをされてしまうなど、災難な目にも遭っている。
『奇天烈将軍マッギネス』では、ゲーム版通りに龍変化の術の練習をしているが、まだうまくコントロールが出来ておらず、マッギネス一味の拠点の一つである「和食城」を破壊してしまった際は、慌ててその場から逃げ出している。
プラズマ
声 - 緒方賢一
概要
濃紺の三角頭巾をかぶり、白足袋に越中褌一丁という奇異な出で立ちで「プラズマぁー!!」と叫びながら登場する謎の中年男性。
『きらきら道中』の惑星アクアンにあるフービーシティの「もんばん」および「にくえもん」のデザインを継承する形で独立したキャラクターとなり、怪しげな占い師「プラズマ」という名称と役割を与えられた。
『ネオ桃山幕府のおどり』『でろでろ道中』『大江戸天狗り返しの巻』では占いで情報を与えるお助けキャラクターとして、『もののけ道中』『大江戸大回転』ではボスキャラクターとして登場している。
性格
占い師から用心棒、果ては大妖怪の封印を解く「心眼石」の守護神として現れるなど、ゲームによって役割が様々であり、全く掴み所が無い。
タイサンバ
声 - 緒方賢一(『もののけ双六』)
概要
魚型巨大からくりメカの代表機。『ネオ桃山幕府のおどり』で赤い機体の巨大からくりメカ「みわくのマーメード タイサンバ2」として初登場し、『でろでろ道中』で青い機体の「魅惑のマーメイド たいさんば3」および「魅惑のマーメイド タイサンバ4」、『もののけ道中』で青い機体の「タイサンバ」、『もののけ双六』で桃色の機体の「タイサンバHB」、『大江戸大回転』で青い機体の「リサイクルメカ2号 たいさんば5」、『大江戸天狗り返しの巻』では「タイサンバDS」として次々と登場する。敵側の同型巨大からくりメカとしてはシリーズ最多出場を誇る。
性格
メカであるため性格は不明だが、痛みは感じる。『もののけ道中』に登場する「タイサンバ」は、前述のプラズマ同様に守護神の一人として現れ、東北弁の訛りを交えて会話をしてくるが、守護神としての役割にどこか投げやりな部分がある。『もののけ双六』で登場する「タイサンバHB」は、様々な感情を「ピポ」という言葉一つだけで表現するため、何を言っているのかを理解できるのはエビス丸だけである。
その他
原作ゲームでは特に言及されなかったが、漫画版ではタイサンバ1が登場した(ゲーム版の時点で2なのは、キャラクター自体の初出が漫画版であるため)。タイサンバ2の兄で、エビス丸いわく「美しい」。しかしただの小さいメカに過ぎず、インパクトにあっさり潰された。

ゴエモンシリーズの用語[編集]

黄金のキセル
ゴエモンの家系に先祖代々伝わる純金でできたキセル。ゴエモンにとっては何よりも大切な物であり、盗まれてしまうのは一族の名誉を汚す程の恥とされている。初登場の『ゴエモン外伝』では、これが盗まれたのがきっかけでエビス丸と旅に出ることになる。『ゆき姫救出絵巻』、『奇天烈将軍マッギネス』では2段階目の通常武器となり、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』、『きらきら道中』では、通常武器として扱われている。
『それいけエビス丸』では、『がんばれゴエモン2(FC)』の時に懲らしめたからくり城の主・からくり権左衛門に盗まれてしまい、ゴエモンがそのことを隠して一人旅に出ているが、失敗して捕まってしまっている。
帯ひろ志の漫画版『天下の財宝』では、『勇者のキセル』の役目が『黄金のキセル』に変更されている。
『ゆき姫救出絵巻』でのエビス丸の2段階目の武器である「長笛」も、黄金のキセルと同様に、エビス丸の家系に代々伝わる大切な笛とされている。
はぐれ町
ゴエモンやエビス丸、おみつの暮らしている江戸の町。作品によっては大江戸城の城下町となっている。
よろず屋、めし屋、宿屋、占い屋、茶店といった、町に必要不可欠といえる店が一通り揃っており、おみつはめし屋、茶店等で働いている。宿屋は元々博打屋(『ゆき姫救出絵巻』参照)であり、その後の『奇天烈将軍マッギネス』以降は、「めんたんぴん」という名称で宿屋になっている。町は日々賑やかで活気溢れている反面、よくよく騒動も起こっているが、ゴエモンやエビス丸の活躍によって、はぐれ町に襲撃を仕掛ける悪党達はいずれも成敗されている。
大江戸城
江戸の象徴といえる巨大な城。
『からくり道中』では全13面×8カ国のステージの最終面として登場し、城ステージの最終エリアに到着することでゲームが完全クリアとなる。ゲームの目的自体は各地の悪徳大名を懲らしめることだが、この時点における江戸の殿様が後のシリーズにおける殿様と同一人物かどうかは不明。
『ゆき姫救出絵巻』以降は、殿様とゆき姫親子の居城にもなっているが、登場する度に悪役達に狙われ、乗っ取られたり、改造されたり、あまつさえは破壊されてしまったりと、散々なことになってもいる。
秘密特捜忍者
日本の平和を守るべく各地で隠密活動を行う幕府直属の忍者集団。ヤエが所属する組織であり、初登場となる『消えた黄金キセル』では偽ゴエモンによる各地の騒ぎや謎のからくり集団の動向を追っている。その後のゴエモンシリーズでも、日本を襲う様々な怪事件を秘密裏に解決すべく捜査活動を行っている。
『天下の財宝』では、8つの鍵を集めるために仕組まれていた「世界ドロボウ大会」について調査するべく、秘密特捜忍者の「ハヅキ」が「紅トカゲ」という仮面の忍者として潜入しており、シナモン博士の娘であるコナミが百面相に誘拐された際には、ハヅキの仲間の秘密特捜忍者が隙を突いてコナミを救出している。
『宇宙海賊アコギング』では、ヤエの他に彼女の従兄妹である「おゆき」が、マグマ採掘工場にて登場。
忍者猫
人語を喋ることのできる猫たちで構成される忍者集団で、秘密特捜忍者と同じく日本の平和を守る為に四国を拠点に隠密活動を行っている。
『ゆき姫救出絵巻』では、首領であるコバンネコの部下「クロベエ」が初登場した。
宇宙パトロール / 宇宙警察
名前通り宇宙にて犯罪の調査や取締りを行っている警察組織。地球等といった文明がまだ発展していない惑星では、組織の存在自体を秘密にしなければならない事が義務付けられている。搭乗作品毎に組織名が微妙に異なるが、活動目的等は基本的に同じと思われる。凶悪犯罪者と戦う為、登場するメンバーはいずれも高い戦闘力を備えている。
『天下の財宝』にてその存在が判明しており、土偶の外見をした「ペモペモ星人」が、謎のカラクリ集団に乗っ取られたカラクリスターの調査を行うべく、地球圏に現れている。『宇宙海賊アコギング』では、強化スーツを身に纏った老婆刑事「ババン」が登場し、アコギングの宇宙海賊団を追って地球圏にやって来ている。
ほろほろ寺
はぐれ町にある無人の荒れ寺(廃寺)。シリーズ毎に様子が異なる。『ゆき姫救出絵巻』では、女幽霊や多数の妖怪が出る最初の目的地。
『大江戸天狗り返しの巻』では、それまでのシリーズとは異なり、無人ではなく「和尚」や女剣士である「鈴」が登場しており、また三種の神器の一つとされる「ヤタノカガミ」が封印されている。
『飛び出せ鍋奉行』では、日本各地に存在し、和尚や小坊主が修行している立派な寺になっている。
ほら貝
ゴエモンインパクトを呼び出すために必要不可欠となるアイテム。一見すると、ただのほら貝にしか見えないが、中身は電子部品の塊になっている様で、『大江戸大回転』では、スクラップを使う形で修復されている。ゴエモン、エビス丸、サスケ、ヤエの4人分は存在し、基本的には彼らがいつでもインパクトを呼び出せる様になっている。
『綾繁一家の黒い影』では、エビス丸インパクト、サスケインパクト、ヤエインパクトの3機を呼び出す機能も追加されており、4人が全員で同時にほら貝を吹くと、ゴージャスインパクトへの合体が発動する。
お祭り村
東北陸奥国南部あたりに存在する村で、名前通り一年中季節を問わずに祭りで賑わっているのが特徴。村外れの近くには物知り爺さんの別荘である「からくり忍者屋敷」、村から北へ向かった先には、イタコの住む「恐山」が存在する。
『奇天烈将軍マッギネス』、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』、『大江戸大回転』、では、夏の季節になっていたが、『ネオ桃山幕府のおどり』でのみ、冬の季節になっている。
にんにん村
ヤエら忍びたちが住む隠れ里。『消えた黄金キセル』にて旅の道中立ち寄る村落のひとつとして登場する。地理的にはぐれ町に比較的近いところに位置している。
『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』でははぐれ町の北側のはぐれ山山中にあり『たいむましん2号機』を呼び出すキーアイテムが眠る「ほら貝の洞窟」が存在するが、付近一帯は忍びたちの縄張りとなっているため、よそ者だけでは立ち入ることはできない。

ゲスト出演[編集]

テーマ曲[編集]

「ゴエモン音頭」
作詞・作曲 - コナミ矩形波倶楽部 / 編曲 - 丸山雅仁 / 歌 - 三橋美智也
『ゆき姫救出絵巻』CMソング及びタイトルBGM。後の作品でもタイトル画面等のBGMとして広く使われている。
「がんばれゴエモンのテーマ」
作詞・作曲 - ゴエモン制作委員会 / 歌 - 影山ヒロノブ
『ネオ桃山幕府のおどり』オープニングテーマ。
「俺はインパクト」
作詞・作曲 - ゴエモン制作委員会 / 歌 - 水木一郎
『ネオ桃山幕府のおどり』ゴエモンインパクト発進時のテーマ曲。
「SMILE AGAIN」
作詞・作曲 - ゴエモン制作委員会 / 歌 - 影山ヒロノブ
『でろでろ道中』オープニングテーマ。
「ダブルインパクトのテーマ」
作詞・作曲 - ゴエモン制作委員会 / 歌 - 水木一郎、丹下桜
『でろでろ道中』ゴエモンインパクト発進時のテーマ曲。メロディとアレンジ自体は『俺はインパクト』と同一だが、歌詞が替え歌となっており一部内容が異なる。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 過去に発売されたFC版・SFC版のCDと初音源化となる12タイトル、計15作品のサントラボックス。全曲、実機収録によるレコーディング。過去にCD発売済みのタイトルも改めてレコーディングし直されている。
  2. ^ 制作者日記(2005年1月14日)(がんばれゴエモン総合サイト)
  3. ^ 『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』以降の同キャラクター選択時における2Pカラーとして残る
  4. ^ 出生地である由比忍び村に「ヒトエはヤエの一番上の姉」と話すくのいちがいる。
  5. ^ 説明書では『姫』にカッコ書きで(ユキ姫)併記。
  6. ^ このかぶき・ふぉーえばーは未来から来たという設定であるため、続編に登場する「カブキ64」よりも後の姿ということになる

外部リンク[編集]