がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜

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がんばれゴエモン
〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜
ジャンル アクションゲーム
対応機種 NINTENDO64
開発元 コナミ
発売元 コナミ
人数 1 - 2人(裏技使用で4人)
メディア カセット
発売日 日本の旗 1998年12月23日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜』(がんばれゴエモン でろでろどうちゅう オバケてんこもり)は、1998年12月23日コナミより発売されたアクションゲーム。ニンテンドウ64版「がんばれゴエモン」シリーズ第2作目。

物語[編集]

物知り爺さんに呼ばれ、忍者屋敷に遊びに行くゴエモンとエビス丸。そこで見たものは死者を生き返らせる力を持つ究極の機械「召喚マシン」だった。実験しようと爺さんがレバーを引いた瞬間、かつて未来の大江戸で戦った悪人シスタービスマルが突如姿を現し、マシンを奪って逃げ去ってしまう。ビスマルはそのマシンを使って魔界のプリンスを召喚し、この世を2人の愛の世界に変えるつもりだという。ゴエモンとエビス丸は、サスケとヤエを仲間に加え、ビスマルの企みを阻止すべく後を追うのであった。

ゲーム概要[編集]

基本システム[編集]

基本システムは『奇天烈将軍マッギネス』と同じエリアマップ形式となっている。各エリア内で装備を買い整えるための町ステージを経由しつつ道中ステージをクリアしていくことで進行し、城ステージ及びインパクトステージのボスを倒すとエリアクリアとなる。

アクションステージは横スクロールだが、ステージの全部がポリゴンで描画されており、ステージ分岐で画面の奥側や横河に回り込んだり、画面奥から敵が攻撃を仕掛けてきたりと、3D空間を活かしたギミックや演出が施されている。

本作では特定地点通過条件の「手形」の比重が増加しており、城ステージ間を塞ぐ関所を通過するために、エリア毎に手形を規定枚数集める必要がある。手形は道中ステージをクリアしたり、町ステージなどでのミッション(依頼)をクリアすることによって報酬として受け取ることができ、これらの繰り返しで先へ進んでいく。手形をもらえるミッションには、依頼を受けられるキャラクターが限定されていたり、行える時間・期間が限定されていたり、特定のステージをクリアしないと受けられないものもある。また制限時間が設定されている場合もある。

エリアの最後に必ずインパクト戦があり(最後のエリアを除く)、ビスマルが作った巨大ロボ達を相手に戦う。本作ではインパクトのパートナー機、ミス・インパクトが加わり、2体同時参戦での戦いとなる。

本作のライフは3で固定であり、ライフの上限は上昇しない。ライフの上限を上昇させるアイテムであった「金の招き猫」は本作では防御用の消費アイテム扱いであり、取得するとライフゲージ及び防御力を示すライフゲージ下の鎧メーター3ポイント分と武器レベルが最大に増加する。

基本操作[編集]

アクションステージでの操作形態は基本的にスーパーファミコンの作品と同じ操作になるが、今作では少々異なる。Aボタンでジャンプ、Bボタンで攻撃、3Dスティックor十字キー(前作ではなし)で移動はいつもと変わらないが、Cユニットボタンの操作がインパクト戦以外ではなくなり、ZトリガーボタンおよびLボタンでサブウエポン、そのほかはRボタン(キャラクター個別の特殊アクション)となった(ライトポジション・ファミコンポジションに対応している)。

町ステージも横スクロールだが、奥や手前に移動できる。町ステージではサブウェポン、特殊アクションは使えなくなり、Zトリガーボタンはしゃがみになる。

なお移動は3Dスティックでは倒し方によって移動速度調整ができ、十字キーでは常時、レバーを倒しきった時同様の最速状態での移動となる。

2人プレイ[編集]

2人同時プレイが可能。1人でプレイ中に2プレイヤーのスタートボタンを押すことで、途中参加も可能。ただし今作は、2人プレイ時に同一キャラクターを使用することはできない。

ゆき姫救出絵巻』や『奇天烈将軍マッギネス』で登場した「おんぶシステム」が復活。移動と攻撃を分担し、協力して進めることができる。またおんぶ時にはサブウェポンがパワーアップする。プレイ中片方の残機がすべてなくなっても、もう片方の残機が2以上残っていれば、それをもらって復活できる。

また今回はインパクトも2体登場しているため、インパクト戦では2対を分担して操作する(1Pはゴエモンインパクト、2Pはミスインパクトを操作)。フィールド側の操作は、Aボタンでジャンプ、Bボタンでキセル(おぼん)で殴る、Zボタンで小判攻撃となる。キセル(おぼん)が敵に命中すると、コックピット側のインパクトに飛んでいき、さらなる連携が可能になる。

4人プレイ(隠し要素)[編集]

本作では、裏技を使用することで4人同時プレイが可能となっている。コントローラーが4つ必要になるが、協力プレイが楽しめる。ただし、3P、4Pのキャラクターは画面に体力、残機などのプレイヤー情報が出ず、ステージ毎に裏技のコマンド入力を行う必要がある。また、水中エリアではサスケとヤエ以外は使えなくなる。

ステージの種類[編集]

道中ステージ
オバケだらけの道中を突き進む、横スクロールアクションステージ。
制限時間がない代わりに時間帯の概念が存在し、ステージ内での時間経過と共にが交互に入れ替わる。夜になると昼と異なる強いお化けが登場し落とす小判の量も増える。また、昼のお化けが落とす小判の量も増える。
途中でやられた場合でも、これ像くんを取っていればその地点から再開できる。どのステージも、ゴールタヌキを壊すことでクリアとなる。ゴールが2つ存在しルート分岐が発生する面もあるが偽のゴールは存在しない。
既にクリアしたステージでは、手形ではなく小判が出てくるようになっており、壊したときのタヌキの向きで出る小判の量が変わる(正面を向いているほど多い)。
また旧作ではミス時にエリアマップに戻されたが、本作ではゲームオーバーになるまでリトライが継続されマップに戻ることはできない。その代わり、スタート地点の外へ出ることにより任意にエリアマップに戻ることができる。また、ステージをクリアすればポーズ画面の選択肢から自由に出ることが出来るようになる。
町ステージ
各エリアに1つずつ配置されている。[1]体力回復やセーブ、キャラチェンジ、アイテム購入などを行う各種施設がそろっている。
その他、ミッションを受けられる地点が各所に存在している。
町によっては入り口以外から出ないと次に進めないこともある。
関所ステージ
城の手前に必ずある関所。エリアごとに規定の数の手形を集めて持っていくと突破でき、城に入ることができる。
城ステージ
敵の本拠地を進むアクションステージ。道のりは通常の道中ステージよりも格段に長い。
最後に待ち受けるボスを倒すとクリアとなる。一度クリアしたら二度と入れない。
ボス戦では1回ミスするとフィールド内に銀の招き猫が2個出現し、2回以上ミスすると金の招き猫が2個出現する。
巨大ボスステージ
ゴエモンインパクトとミスインパクトを操作し、巨大メカと対戦するステージ。
本作では城ステージの一部として組み込まれており、城ステージのボス戦クリア後にそのまま戦闘に移行する。加えてエネルギーや小判を稼ぐ前哨戦ステージが本作では存在せず、油は500、小判は573両で固定となっている。
操作はコックピット側とフィールド側に分かれており、1人プレイ時はコックピット側を1Pが、フィールド側はCPUが担当し、2人プレイ時はコックピット側とフィールド側を分担して操作する。Rボタンで相手に向かってバトンを投げ、うまくバトンが渡ればコックピット操作とフィールド操作を交代できる。交代中は敵の攻撃がキャンセルされるという特徴があり、これを敵の回避に利用できるが、バトンを受け損なうとバトンパスからやり直しになる。いずれのボスも回避不可の無敵技を備えているため、バトンパスを利用しての回避が重要なテクニックとなっている。
片方のインパクトの油が0になった時点で敗北となり、残った側での戦闘続行は不可能。敗北後の再戦は2回までとなっており、3度の戦いに全て敗北すると残機に関わらず強制的にゲームオーバーとなる。その代わり、インパクト戦での敗北自体は残機の減少に影響せせず、コンテニュー後は城ステージクリア時点での残機をそのまま引き継いで[2]エリアマップから再開し、城ステージを再選択するとインパクト戦からの再開となる。また、『マッギネス』ではインパクト戦に入るとクリアするまで道中・町ステージに戻ることはできなかったが、本作では戻ることが可能になっている。

各種施設[編集]

本作では物価が旧作よりも格安となっており、宿屋・万屋・飯屋の各商品は全エリア一律で100両以下で利用が可能となっている。

万屋
アイテムを買い整える店。回復アイテム・防御アイテムを扱っている。
飯屋
食べ物を食べてその場で回復する。値段の一番高いものを選ぶと体力全快に加え、残機数が1増える。

「元祖まんぷく飯屋」と、アイテムの効果は同じだが「元祖」よりも値段が若干安い「本家まんぷく飯屋」の2種類がある。

宿屋
体力回復とセーブポイントを兼ねた宿泊施設。本作では体力が回復しない代わりに無料の部屋があり、夜から朝の時間帯に任意で変更できる。
茶店
キャラチェンジを行う施設。
異次元茶店
道中・城ステージのみに存在する転送装置からいける茶店。役割は茶店と同じ。特定キャラの能力でないと進めない場所にある。
インパクトブロックを動かしたりヒビいりのブロックを壊したりした後に茶店に戻ると配置含めて元通りに復活してしまうため、仕掛けをいじってから別のキャラにチェンジして進むことはできない。

エリア構成[編集]

エリア一 『奪われた召喚マシーンの巻き』(大江戸エリア)
ビスマルを追って江戸へ戻ったゴエモンとエビス丸は、サスケからインパクトが我を忘れて暴れだし大江戸城を襲っているという情報を聞き、更に忍者ネコのクロベエからおみつがビスマルにさらわれてしまったことを知らされる。一行はおみつとインパクトを救うべく炎上する大江戸城をひたはしるのであった。
エリア二 『カメの上の謎の島の巻き』(龍宮エリア)
インパクトを洗脳して操っていたボスを倒し、江戸の殿様とゆき姫を救ったゴエモンたちは、ビスマルが南海に浮かぶ龍宮島へ逃げ去ったと聞き、さっそく現地へ向う。異変を察知して単身調査にやってきていたヤエと再会し、彼女からビスマルが龍宮城へ逃げ込んだとの情報を得た一行は、ビスマルを追い詰めるべく城へ向かう。
エリア三 『復活?! 魔王ドウチュウ鬼』(魔封島エリア)
ビスマルにまたしても逃げられてしまったゴエモンたちの前に謎の少女スザクが現れ、ビスマルが魔封島へ逃げたと告げる。どうやら妖怪の仲間らしい彼女の言うことを訝しがるも他に手がかりもないため、一行はビスマルが復活させようと目論む最悪の鬼・ドウチュウ鬼が封印されている魔人城の建つ魔封島へ向う。
エリア四 『召喚マシーンはいずこへ?』(地底界エリア)
急ぎ駆けつけたゴエモンたちであったが、一歩遅くドウチュウ鬼の復活を阻止することはできなかった。ものしり爺さんからの助言を受け、一行は妖怪たちを召喚し続ける召喚マシンを破壊すべく、妖怪たちの住む地底世界へと向う。
エリア五 『空の上の大決戦!!』(浮遊城エリア)
目的を果たして地上に戻った一行の前に再びスザクが現れ、ドウチュウ鬼が空に浮かぶ巨大な城に居を構え、地上世界の征服に乗り出したことを伝える。かつて故郷をドウチュウ鬼に滅ぼされた過去を持つ彼女からドウチュウ鬼打倒の願いを託されたゴエモンたちは、最終決戦に挑むべく、ドウチュウ鬼の待つ浮遊城へと乗り込んでいく。

登場人物[編集]

プレイヤーキャラクター[編集]

ゴエモンとエビス丸は最初から使用可能で、ゲームを進めることでサスケとヤエがそれぞれ仲間に加わる。使用キャラクターは町ステージの茶店やアクションステージの異次元茶店で随時変更することができる。それぞれ使用する武器や特殊能力が異なり、プレイヤーチェンジを駆使しないと先に進めない場面も存在する。

プレイヤーキャラクターのライフ(体力)は3、残機数の初期値は3(表示は2)。攻撃を受けライフが0になる、即死地形に落ちることでミスとなって残機が減り、残機が無くなるとゲームオーバー。今作ではコンティニューしても所持金が半減することはない。なお、セーブ時には所持金と残機数も記録される(それぞれ所持金100両、残機3以下の場合は初期値に戻る)。

メインウェポンには3段階のレベルがあり、道中で「銀の招き猫」を取ると1段階アップ、ダメージを受けると1段階ダウンする。サブウェポンの強さはレベルに関係ないが、所持金を消費するため小判がないと使えない。例外としておんぶ技だけは小判を消費せずに使える。なお、特殊能力の武器や飛び道具で敵を倒すとアイテムが出現しない。

手形を全て集めた状態でプラズマ占いへ行くと、各地の万屋で各キャラに対応したが売り出されるようになる。これを買い集めると、データロード時のキャラセレクトの際に3Dスティックの上下で自由に変えられ、キャラクターの選択画面やムービーなどにも反映される。また、一度購入すると他データでも使えるようになる。

ゴエモン
- 松本保典
本作の主人公。天下の義賊でちゃきちゃきの江戸っ子。召喚マシン強奪の現場に居合わせ、マシンを取り戻すべく旅立つ。
素のジャンプ力と移動速度は標準的だが、唯一、二段ジャンプが可能であるため本作では初心者向けとなっている。
  • メインウェポン:キセル→銀のキセル→黄金のキセル
    サブウェポン:小判(溜め撃ち時:炎の小判)
    おんぶ攻撃:波動小判。前方に貫通性能のある小判弾を打ち出す。
    特殊アクション1:チェーンキセル。「卍」マークのブロックを破壊できる。
    特殊アクション2:二段ジャンプ。ジャンプ中にタイミングよくボタンを二度押しすることで二段ジャンプができる。
    着せ替え服:ランドセルターバン、インパクト。
エビス丸
声 - 緒方賢一
ゴエモンの相棒で、自称「正義の忍者」。ゴエモンと共にビス丸を追って旅立つ。
ジャンプ力が低く動きも鈍い上級者向けキャラクター。
特殊アクションのヒップアタックは横方向への飛距離は小さい代わりにヒッププレス後に真上に飛び上がる距離が非常に大きいため、2つ目の特殊アクションである美声のメガホンと併用することで高所へのジャンプ力を補うことが可能。
  • メインウェポン:ナニワのしゃもじ→うるわしの羽子板→化粧羽子板
    サブウェポン:手裏剣(溜め撃ち時:おならボム)
    おんぶ攻撃:ゲッシュニンキラー。敵を追尾する手裏剣を投げる。
    特殊アクション1:ジャンプ中に十字キー下でヒッププレスを繰り出す。発動中は無敵。
    特殊アクション2:美声のメガホン。実体化した「ホニー」の声を放ち、攻撃や足場代わりに利用できる。
    着せ替え服:タヌキ、ふんどしまわし
サスケ
声 - 堀絢子
物知り爺さんがこしらえた、硬派なからくり忍者。大江戸城を襲うインパクトのことをゴエモンに知らせに駆け付け、共に戦う。
移動速度が速く、体が小さいので攻撃をかわしやすい。ダッシュ速度は従来通り最速だが、ジャンプ力は4人中もっとも低い。
水中パーツの装着により今回は水中でも活動可能。
  • メインウェポン:くない→くない大切り→くない二刀投げ(攻撃と同時に前方に1発くないを射出する。これで倒した敵からはアイテムが出ない)
    上攻撃及び伏せ攻撃:ちょんまげ
    サブウェポン:花火爆弾(溜め撃ち時:大花火爆弾)
    おんぶ技:八双クナイ。八方向にくないを打ち出す。
    特殊能力:サスケダイブ。ヤエ同様に水中を移動できる。潜水中はくないによる近接攻撃しかできないが、移動中に働く慣性は強くないのでヤエよりは制御し易い。
    着せ替え服:ブルマ、原始服、メイド服
ヤエ
声 - 笠原留美
秘密特捜忍者の一員で、ゴエモン達のお姉さん的存在。ビスマルの暗躍を察知していち早く竜宮エリアに向かっており、ビスマルの逃げ込んだ場所を知らせたのち仲間に加わる。
従来通り水中に強い一方で、地上では移動速度が最速であることとジャンプ力がサスケよりも高いこと以外に特筆して有利な点はない
  • メインウェポン:→くのいちの刀→覇王の刀
    サブウェポン:ヤエバズーカ(溜め撃ち時:ロックオンバズーカ)
    おんぶ技:ナパームバズーカ。ヒット時に拡散する弾を撃つ・
    特殊能力:ヤエ人魚。人魚に変身し水中を自在に移動できる。ダッシュアタックによる突進攻撃[3]に加えバズーカ攻撃が可能(金は消費しないが溜め撃ちは不可)。サスケダイブより有利だが、移動中の慣性が強いため制御し難く、サブウェポンでの攻撃も当て難い。
    着せ替え服:うさぎの服、やばい水着きらめきの服。全キャラ中、服の値段がもっとも高い。
ゴエモンインパクト
声 - 松本保典
巨大からくりメカ。今作では、最初のうちはビスマルに洗脳されて、大江戸城で暴れ回っていた。
ゴエモン達によって救われた後は、巨大メカボス戦で活躍するほかエリア間を移動する際にも登場する
ミスインパクト
声 - 丹下桜
物知り爺さんがゴエモンインパクトの助っ人として開発した女性型ロボット。能力はゴエモンインパクトとほぼ同じだが、若干華奢になっている。容姿が街娘姿なだけで顔は化粧をしたゴエモンインパクトだが、物知り爺さんいわくモデルはおみっちゃん(それを聞いて彼女は気絶した)。

敵キャラクター[編集]

シスタービスマル
声 - 緒方賢一
物知り爺さんが造った召喚マシーンを奪いドウチュウ鬼を復活させた今回の事件の張本人。オカマ。エビス丸によく似ており、声も同じだがエビス丸より声が高い。
獅子重禄兵衛のからくり卍固め』で登場した未来の江戸出身の未来人なのだが、同作のエンディングにて改心した獅子重禄兵衛に置いて行かれてしまったため、この時代に居座っている。ナルシストなところもエビス丸にそっくりで、再会したゴエモンからは「いつかのバケモノ」と言われた際にも「自分の美しさに嫉妬してる」とのたまったほど。
男好きな性格でドウチュウ鬼に惚れているが、当の本人からは迷惑がられており、最終決戦にて話の腰を折ったために怒ったドウチュウ鬼に吹き飛ばされて行方知れずとなったが、エンディングで物知り爺さんが開発した召喚マシーン2号機によって再び復活した。今作でもエビス丸との関係は不明のままである。
ハニワ兵
本作で最も多く登場するザコ敵。古代の埴輪にビスマルが復活させた霊が乗り移ったもの。耐久力は低く一撃で倒すことができる。バリエーションが豊富で、ピンク色の通常タイプのほか、目つきが悪く刀を振り回してくる緑色のタイプ、緑同様目つきが悪くバズーカで遠距離攻撃を行ってくるオレンジ色のタイプ、シールドでひたすら防御を固める青いタイプ、バズーカとシールドの両方を持ち、プレイヤーの攻撃を防いだ後に反撃してくる水色のタイプがおり、また通常タイプにも一回り大きいサイズや逆に非常に小さいサイズの個体が存在する。

その他、多数の妖怪が登場し、がしゃどくろ、提灯お化け牛鬼烏天狗一つ目入道一目連輪入道濡女などの日本妖怪から、魔女キジムナーバックベアード、ハイター・スプライトといった世界各地の妖怪も登場する。なお、唯一「和菓子将軍」のみが前作より続投している。

ボスキャラクター[編集]

よぶこ型洗脳メカ シシカカシ
大江戸エリアのボス。インパクトの頭に取り付き、洗脳して大江戸城を襲わせていた。口から弾や炎を吐いたり、しっぽを回転させて攻撃してくる。インパクトを操ってプレイヤーを攻撃させることもある。
魅惑のマーメイド たいさんば3
声 - 菅原淳一
竜宮エリアのボス。他のタイサンバシリーズと異なり、名前がひらがな表記である。『ネオ桃山幕府のおどり』に登場したタイサンバ2の同型機で、赤いボディの2に対し青いボディが特徴的。大きすぎて海面から出ている頭しか見えない。マーブル弾やリップルレーザー、右手に持ったバリバリ棒からの電撃で攻撃してくる。プレイヤーの武器では直接ダメージを与えることができず、各所のウインチを破壊して仕掛けられている金だらいや丸太でダメージを与えることになる。
地獄の門番 ゴロツ鬼 
魔封島エリアのボス。体が大きく、その体を生かして攻撃してくる。巨体の割には動きが素早く、金棒で殴りかかってきたり、自ら転がってきたりする。鬼の体に攻撃を加え続けると体外に飛び出てくる魂が本体であり、それを攻撃しないとダメージを与えられない。
復讐の戦士 カブキ64
声 - 柳沢栄治
地底界エリアのボス。『がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜』のボスとして初登場し、以降ゴエモンに復讐するため、改造に改造を重ね幾度となく登場してきた。登場時の「ここであったが100年目」と、倒されたときの「夢、破れたり」にボイスが付いている。毒霧、鉄柱、飛び六方で攻撃してくるほか、画面奥に出てくる海坊主を使ってゴエモンを倒そうとする。
大魔王 ドウチュウ鬼
声 - 菅原淳一
浮遊城エリアのボスであり、本作のラストボス。過去に妖怪世界を壊滅寸前まで追い詰めた鬼。魔封島にある魔人城に封印されていたが、召喚マシーンにより復活する。シスタービスマルに惚れられており、とても迷惑している。酒が好物。
初登場時に発する台詞とプレイヤーキャラクターに攻撃を命中させた時に発する笑い声にボイスが付いている。
1度目の戦いでは通常の2Dボス戦同様、プレイヤーキャラクターを中心に360度回転しながら弾で狙い撃ちしてくる。
2度目の戦いでは牛のような巨大な怪物に変身し、画面奥から噛み付き、鼻息、レーザー光線で攻撃してくる。この際は鼻を3回叩くことで気絶させ、口の中にあるのどちんこに攻撃することでダメージを与えられる。
最終的には、二度の戦闘に敗れた後、魂だけの状態で逃走を図るが、エビス丸のオナラによって消滅する。

敵の巨大メカ[編集]

変形オカマメカ ビスマルエレガント(ビスマルエレガント改)
声 - 緒方賢一
エリア1に登場。シスタービスマルと同じく、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』で初登場した巨大メカの後継機。ビンタやキッスの他、ハートマークを飛ばしてで攻撃したり、オカマにかけて羽釜に変形しての突進攻撃なども繰り出してくる。足が車輪だった前回の機体とは違い、脚部その物が巨大なホバーとなっている。
魅惑のマーメイド タイサンバ4
声 - 菅原淳一
エリア2に登場。たいさんば3が逃げ出した後でパワーアップした姿(弟という説もある)。姿と大きさはたいさんば3と同じ。前作に登場した2や3と同じ攻撃方法が多く、マーブル弾を飛ばしたり、イカスミで目くらましをしたスキに突進(突進時にフェイントを混ぜることもある)してくる。水中での戦闘になり、また前作にあったレーダー機能がなくなっているので敵の姿を見失いやすいが、何かと相手から接近することが多い。
ウクレレハワイアン 風雷神
エリア3に登場。ビスマルが作った鬼型巨大メカ。泡風呂の入浴中に呼ばれた際にウクレレを持ってくるのを忘れてしまい、顔には出なくとも不機嫌らしい。雷様のように背中に太鼓を背負っており、太鼓を飛ばす、バチで殴りかかる、頭突き攻撃などを持つ。こちらも相手から接近することが多い。
チョー戦国メカ カブキファイナル
エリア4に登場。カブキ64の魂がこもって出現した巨大メカ。攻撃は『がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜』で登場した巨大メカ「カシワギ」に似た和風なものが多く、シリーズを通してのカブキメカの特徴である見得を切った後の張り手攻撃の他、扇子を飛ばす、御札を張り付ける(札に書かれている文字には「家内安全」や「火の用心」といったものから「交通安全」「焼肉定食」といったどこかずれたものまで様々なパターンがある)、分身し傘廻しをしながら突撃するなどカシワギ以上に多彩な攻撃を見せる。カシワギ同様ホバーで移動する。なおこの戦闘のみ水上(地底湖)で行っているようで、フィールド側のインパクトは浮き輪をつけている。
大江戸大回転』では「リサイクルメカ1号」として再登場する。
極悪非道メカ デヴィル死神
エリア5に登場。ドウチュウ鬼が召喚した巨大メカ。手に持った大鎌による攻撃のほか、鬼火や鉄球を飛ばす、フィールド側のインパクトを投げつける、さらにはこちらの油が0になるまで攻撃し続ける悪霊召喚(ケンスケやビスマルエレガントの幻影を召喚する)攻撃など「極悪非道メカ」の二つ名に恥じない戦いぶりを見せる。攻撃力は最強クラスで耐久力も6666と高いが、防御力は低く、与えられるダメージが他の巨大メカの2倍となる。

その他のキャラクター[編集]

スザク
妖怪の住む世界、妖界からやってきたネコミミ少女。かつて故郷の村をドウチュウ鬼に滅ぼされた過去を持ち、再封印を果たすべくゴエモンたちに様々な助言を与える。
ムービーのみの登場のためマイキャラクターとして使うことはできないが、出番は多く重要な役割。白いしっぽがチャームポイント。
マオ
エビス丸の娘で、オムツをはいた幼い赤ん坊。その顔はビスマル同様エビス丸にそっくり(ほぼ瓜二つに近い)。ピンクのほっかむりを被っている。エンディングでのみ登場。
オビス丸
初登場は『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』で雑魚キャラクターとして登場後、『がんばれゴエモン きらきら道中〜僕がダンサーになった理由〜』にて、ひょんなことからエビス丸と出会って以来、お互いがお互いをライバル視している。エビス丸とは違い目つきが悪い。今作では道中ステージでのかけっこ勝負を挑んでくる。他のミッションと同じく、勝てば手形がもらえる。
物知り爺さん
声 - 菅原淳一
サスケやゴエモンインパクトの産みの親でありさまざまな発明をしているが、スケベな性格で時折自身の欲望のために発明品を悪用しては毎回トラブルを引き起こしゴエモンたちの旅のきっかけを作り出すトラブルメーカー。本作では過去の時代の美女を呼び戻そうと画策して作った召喚マシーンによって大騒動を引き起こしてしまう。
オープニングをはじめ、さまざまな場面で登場する。
クロベー
ゆき姫のペットを隠れ蓑として身辺警護を努める忍者猫。エリア1・関所突破後とおみっちゃん救出成功のムービーで登場。
おみっちゃん
声 - 丹下桜
ゴエモンの住むはぐれ町の茶店の看板娘。『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』以降、ゆき姫に代わってさらわれ役となっている。今回も最初はビスマルにさらわれるが、早いうちに救出され、無事に茶店に戻っている。
殿様
声 - 茶風林
毎度のようにひどい目にあっている、大江戸城の殿様。しかしおおらかな性格は健在。エリア1クリア時のムービーのみで登場。第一声はボイスつき(実際は前作の流用)。ゴエモンインパクトに城を壊されたのは今作で2回目である。破壊された大江戸城はムービー時には早くも再建されている。
ゆき姫
大江戸城の姫様。『がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜』など、昔はよくさらわれていた身でもあったが、現在は殿様と共に、毎度災難に遭っている。かなりおっとりしており、殿様に似てのんびりした性格。クロベーの集めた情報のためか、事情通。ビスマルの逃げた先をゴエモンたちに教えるが、エビス丸を苛立たせるほどしゃべるのが遅い。姿はエリア1クリア時のみ登場。
ちょーさん親方
魔封島エリアの町に夜にのみ登場する花火職人。夜にサスケで話しかけると花火大会の手伝いをして欲しいと言ってくる。成功すれば手形(特級花火師免許皆伝手形)をくれる。話しかけると「オイーッス、もういっちょ、オイーッス」と挨拶をし、ミッションに失敗すると「だめだこりゃ」と言う。モデルはいかりや長介
こうじー
魔封島エリアの町でちょーさん親方の依頼を受けた時にのみ登場し、打ち上げ花火の筒に点火する順番を教えてくれる。モデルは仲本工事
イグアナのおっさん
各地の井戸に夜にのみ登場し、話しかけたり、頼みを聞いてあげると手形をくれる。

主題歌[編集]

  • OP曲:『SMILE AGAIN』
    作詞・作曲:ゴエモン制作委員会 歌:影山ヒロノブ
  • 挿入歌:『ダブル・インパクト』
    作詞・作曲:ゴエモン制作委員会 歌:水木一郎

主なスタッフ[編集]

  • ディレクター:奥谷友春
  • プナンナー&シナリオ:山内円
  • プログラムディレクター:八木康一
  • システムプログラム:山本真裕
  • デザインディレクター:山内円
  • サウンドプロデューサー:上原和彦
  • サウンドディレクター:荒木茂
  • サウンドエフェクト:柏崎歩
  • コンポーザー:荒木茂、北川保昌、栗田博生、加藤祐介、安慶名伸行
  • プロデューサー:上原和彦
  • エグゼクティブプロデューサー:樹下國昭

漫画版について[編集]

コミックボンボン』誌上で連載されたが、内容は本作と『がんばれゴエモン〜来るなら恋! 綾繁一家の黒い影〜』と『がんばれゴエモン〜天狗党の逆襲〜』を併せたものである(ただし、天狗党の逆襲は主人公のハジメがゲスト出演する程度に留まっている)。作画は山藤ひろみが担当した。

脚注[編集]

  1. ^ 地底界エリアのみ2つ存在するが、その内の片方はゲームクリア後に条件を満たさないといけない隠しステージである。
  2. ^ 城ステージクリア時点で残機が3以上だった場合、そのまま据え置き。
  3. ^ ダッシュ中は無敵だが、加速の終わり際に隙が生じる。

関連項目[編集]