須美寿島
須美寿島 | |
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航空写真(1978年) 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成 | |
所在地 | 日本(東京都) |
所在海域 | 太平洋(フィリピン海) |
座標 | 北緯31度26分20秒 東経140度03分03秒 / 北緯31.43889度 東経140.05083度 |
面積 | 0.03 km² |
海岸線長 | - km |
最高標高 | 136 m |
プロジェクト 地形 |
須美寿島(すみすとう/すみすじま)は伊豆諸島の島。行政区画は東京都直轄。欧名Smith Island。
地理
伊豆諸島の南部、青ヶ島の南約110kmにあり、ベヨネーズ列岩と鳥島の中間に位置する。本島と数個の岩礁から成る。本島は南北に長い突岩(カンラン石玄武岩)である。航路上の重要な地点でもある。東京都に属してはいるが、何れの町村に属しているかは未定の状態である。このため、都の行政出先機関である東京都総務局八丈支庁が管轄しており、本籍を置くことができない。
島の北側には直径10kmの海中カルデラがあり、須美寿島はカルデラの南側の高まりの頂部である。このカルデラの形成は少なくとも約2万年前より古いと考えられている。
1990年代などの島の部分的な崩壊により、それ以前とは島の形状がかなり変化した。周辺は好漁場のため、時おり釣り人などが島に上陸する。また、漁船が座礁することもある。
歴史
古くから漁船、帆船がよく座礁していた。
- 1870年(明治3年) - 須美寿島の北北東約9kmで海底噴火が発生し、新島(標高13m)が出現。それ以降数回噴火が発生している。
- 1974年(昭和49年) - 1977年(昭和52年)にかけて、海底火山による海水変色が発生した。
- 1991年(平成3年) - 11月、漁船の通報で、島の山頂付近北側が大きく崩壊したことがわかった。そのため、島の形状が変化した。
- 1992年(平成4年) - 地震によって洞窟部分が崩壊したという。
関連項目
- 孀婦岩-同じく伊豆諸島にある突岩の島。