清音駅
清音駅 | |
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きよね Kiyone | |
所在地 | 岡山県総社市清音上中島185-2 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) 井原鉄道 |
電報略号 | キネ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線** |
乗車人員 -統計年度- |
1,724人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)2月17日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■伯備線*(JR西日本) |
キロ程 |
7.3km(倉敷起点) 岡山から23.2 km |
◄倉敷 (7.3 km) (3.4 km) 総社► | |
所属路線 | ■井原鉄道井原線* |
キロ程 | 3.4 km(総社起点) |
◄総社 (3.4 km) (2.6 km) 川辺宿► | |
備考 |
共同使用駅 両社とも業務委託駅 JR西日本:みどりの窓口 有 |
* 清音 - 総社間は両線の共用区間。 ** うち1面2線は南北を区切り、北側をJR、南側を井原鉄道が使用。 |
清音駅(きよねえき)は、岡山県総社市清音上中島にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・井原鉄道の駅である。
利用可能な鉄道路線
両社は当駅 - 総社駅間で同一線路を共有するが、重複区間(別々の会社が同じ線路を持つ扱い)である。
JR線ではICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
駅構造
地上駅。配線上は単式・島式の複合型2面3線であるが、島式1面の北側がJR線の2・3番線ホーム、南側を井原鉄道線の井原2・3番線ホームに分け、中間改札で仕切ることにより、2面5線という使い方となっている。
JR駅舎は単式の1番のりば側に設けられており、島式ホームへは跨線橋で連絡している。井原鉄道の駅舎は島式ホーム上の中間改札付近にあり、改札外からは跨線橋で連絡している。なお、JRの駅は新見駅が管理し、ジェイアール西日本岡山メンテックが駅業務を受託している。また、井原鉄道の駅も委託駅であり携帯型券売機で乗車券を販売している。
井原鉄道線とJR伯備線・上り(岡山方面)の乗り換えは同じホーム上で出来るが、井原鉄道線とJR伯備線・下り(高梁方面)の乗り換えは跨線橋を渡るか、もしくは井原鉄道線の改札外にあるエレベーターを利用しないといけない。
当初は西側からしか入ることができなかったが、井原鉄道の跨線橋を反対側に伸ばすことで駅東口が設置された。この一環として井原鉄道の駅舎の手前(島式ホーム上)にもJRの簡易改札機と券売機が設置され、井原鉄道の跨線橋から直接JR改札内へ入場することができるようになった。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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JR | ||||
1 | ■伯備線 | 下り | 新見・米子方面 | |
2 | (井原線列車の通過のみ) | |||
3 | ■伯備線 | 上り | 倉敷・岡山方面 | |
井原鉄道 | ||||
2 | ■井原線 | 上り | 総社行き | |
下り | 井原・神辺方面 | 通常はこのホーム | ||
3 | ■井原線 | 下り | 井原・神辺方面 | 行違い時のみ |
JR・井原鉄道の2・3番線は、それぞれ同一線路であるが、前述した通り、井原鉄道の駅舎および中間改札で区切られている。
原則として、1番線をJR伯備線下り列車、2番線を井原鉄道井原線上下線列車、3番線をJR伯備線上り列車が通る形になっている。以前は、当駅で特急を待避するJR線列車が2番線に入っていたが、2009年(平成21年)10月の訂正では設定が無く、2番線は井原鉄道線井原線の列車が通行するのみとなっている。また、井原鉄道井原線列車同士の行き違いがある場合は、下り列車が3番線、上り列車が2番線を使用する。
入線メロディが導入されている。JRは全ホームとも「汽車」のアレンジ、井原鉄道線線ホームは同社オリジナルメロディ(井原鉄道全駅共通)となっている。
駅周辺
バスのりば
バスのりばは駅前にあり、それを示すポールが立っている(冒頭画像参照)。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]
- 1,850人(1999年度)
- 1,840人(2000年度)
- 1,787人(2001年度)
- 1,714人(2002年度)
- 1,739人(2003年度)
- 1,731人(2004年度)
- 1,708人(2005年度)
- 1,698人(2006年度)
- 1,692人(2007年度)
- 1,688人(2008年度)
- 1,724人(2009年度)
歴史
- 1925年2月17日 - 国有鉄道伯備南線が倉敷駅 - 宍粟駅(現・豪渓駅)間で開業すると同時に設置。
- 1928年10月25日 - 線路名称改定。伯備南線が伯備線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1992年11月 - みどりの窓口営業開始。
- 1999年1月11日 - 井原鉄道井原線の総社駅 - 当駅 - 神辺駅間が開業。
- 2007年6月27日 - JR改札、井原鉄道中間改札にICOCA対応の簡易型自動改札機導入(同年9月1日よりICOCA導入)。
隣の駅
- 当駅 - 総社駅間は井原鉄道井原線の第2種鉄道事業区間でもある。
脚注
- ^ 出典:岡山県統計年報
関連項目
外部リンク