宇田郷駅
宇田郷駅 | |
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旧駅舎(2005年10月) | |
うたごう Utagō | |
◄須佐 (8.8 km) (6.4 km) 木与► | |
所在地 | 山口県阿武郡阿武町大字宇田字長浜2142 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 549.2 km(京都起点) |
電報略号 | ウタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
8人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)11月15日[1] |
備考 | 無人駅 |
宇田郷駅(うたごうえき)は、山口県阿武郡阿武町大字宇田字長浜にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
歴史
- 1931年(昭和6年)11月15日:国有鉄道美禰線(当時)が奈古駅から延伸し、その終着として開業[1]。客貨取扱を開始[1]。
- 1933年(昭和8年)2月24日:山陰本線が須佐駅から当駅まで延伸して美禰線と接続。同時に当駅を含む美禰線の一部区間が山陰本線に編入されたため、山陰本線の途中駅に移行する。
- 1963年(昭和38年)2月1日:貨物取扱を廃止[1]。
- 1965年(昭和40年)7月23日:集中豪雨により、駅周辺で土砂崩れが発生。約4000立方メートルの土砂が構内に流入して線路が埋没[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:駅員無配置駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 2013年(平成25年)7月28日:豪雨災害により線路が被災し、当駅を含む益田駅 - 長門市駅間が運休(※当駅を含む須佐 - 奈古間のは2014年8月10日に運転再開)[4]。
駅構造
相対式2面2線のホームを持ち交換設備を有する地上駅で、長門鉄道部管理[5]の無人駅である。跨線橋が撤去され上りホームのみ使用されており、出発信号などはすべて撤去されている。
駅舎も解体され、駅舎のあった場所に待合室が設置されている。益田方にはかつて下りホームへの跨線橋があり、待合室がそれぞれのホームに設置されていた。駅前広場がなく、駅を出るとすぐに国道191号が通っている。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[6]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 37 |
2000 | 39 |
2001 | 31 |
2002 | 25 |
2003 | 26 |
2004 | 31 |
2005 | 31 |
2006 | 28 |
2007 | 24 |
2008 | 22 |
2009 | 17 |
2010 | 16 |
2011 | 18 |
2012 | 19 |
2013 | 17 |
2014 | 12 |
2015 | 10 |
2016 | 8 |
2017 | 7 |
2018 | 7 |
2019 | 9 |
2020 | 8 |
駅周辺
駅は宇田、惣郷という2つの地区の中間地点にあり、周囲に人家はない。また駅前には日本海が広がり、駅と海に挟まれるように国道191号が通っている。
- 惣郷川橋梁
- 宇田郵便局
- 国道191号
- 山口県道343号宇田須佐線
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、315頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「土砂に埋まる 山陰線宇田郷駅」『日本経済新聞』昭和40年7月24日 15面
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
- ^ 山陰線(須佐~奈古駅間)、山口線(地福~津和野駅間)の運転再開見込みなどについて - 西日本旅客鉄道プレスリリース、2014年7月16日
- ^ データで見るJR西日本2021 - 西日本旅客鉄道 p.94
- ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
関連項目
外部リンク
- 宇田郷駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道