コンテンツにスキップ

大和二見駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Kone (会話 | 投稿記録) による 2012年1月24日 (火) 06:54個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Category:1898年開業の鉄道駅を追加 (HotCat使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

大和二見駅*
駅舎(2010年2月21日)
やまとふたみ
Yamato-Futami
**五条 (1.7 km)
(4.0 km) 隅田
所在地 奈良県五條市二見三丁目1-1
北緯34度20分45.53秒 東経135度41分4.43秒 / 北緯34.3459806度 東経135.6845639度 / 34.3459806; 135.6845639
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 和歌山線
キロ程 37.1 km(王寺起点)
電報略号 フタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
203人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1902年明治35年)6月3日
備考 無人駅(自動券売機 有)
* 1919年に二見駅から改称。
** この間に和歌山支社大阪支社の境界あり(当駅から隅田寄りは和歌山支社管内)
テンプレートを表示
隅田駅側の踏切からみた駅構内(2010年2月)

大和二見駅(やまとふたみえき)は、奈良県五條市二見三丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線である。隣の五条駅とはわずか1.7kmと至近の距離にある。

和歌山線においては、この駅から和歌山寄りの各駅を和歌山支社が管轄する。隣の五条駅の構内からは大阪支社王寺鉄道部の管轄に変わる。

駅構造

橋本方面に向かって左側に単式ホーム1面1線のみが配置された地上駅で、若干ホームがカーブしている。以前は相対式ホーム2面2線の駅であったが、駅舎から離れた方の1線が撤去されこのような構造となった。対向ホームはまだ撤去されずに残っているが金網で塞いであり入ることは出来ないようになっている。場内・出発信号機も残存しているが横を向けられており、運転取扱上は停留所相当となっている。

古くからの、妻面に出入り口のある木造駅舎が健在であるが、橋本駅管理の無人駅である。駅舎は、元事務室だった部分も壁を撤去して、待合室として利用されている。自動券売機が改札口の横に設置されている。

駅周辺

この駅は五條の市街の西方の町並みが途切れるぎりぎりのところに位置し、附近には人家もそこそこにある。改札口を出て左手に行くとすぐに国道24号線にぶつかる。近隣に商店街はないが国道24号線沿い(主に五條市街地の方面)にスーパーや商店などが点在する。

  • 近畿地方整備局和歌山河川国道事務所五條出張所
  • 奈良県吉野川浄化センター
  • 五條二見郵便局
  • 二見の大ムク(国指定天然記念物)
  • 寄足山生蓮寺
  • 国道24号
  • 五條中学校
  • コーナンホームストック五條二見店
  • オークワ五条店
  • サンクス五條二見店
  • リバーサイドホテル

利用状況

奈良県統計書によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

  • 259人(2005年度)
  • 245人(2006年度)
  • 221人(2007年度)
  • 219人(2008年度)
  • 203人(2009年度)

歴史

高田駅から葛駅(現在の吉野口駅)を経て五条駅への路線を建設、開業した南和鉄道吉野川の水運と連絡の便を図るべく二見駅(後の川端駅)までの路線を建設した。このときには現在の二見駅は存在せず、五条から和歌山方面に路線免許を持っていた紀和鉄道橋本駅までを開通させた折に、五条西方で路線が並行するため仮に接続点を設け、77チェーンを共有することになった。これが現在の二見駅の起源である。これが1898年(明治31年)4月11日のことであった。この年旧来の吉野川端の駅を川端と改称した。

明治35年(1902年)の6月には接続点に紀和鉄道が駅を建設し、これを二見駅とした。

年表

その他

隣の駅

西日本旅客鉄道
和歌山線
快速(粉河駅以東各駅停車)・普通
五条駅 - 大和二見駅 - 隅田駅

かつて存在した路線

日本国有鉄道
和歌山線貨物支線
大和二見駅 - 川端駅

関連項目

外部リンク