チェンジリング (2008年の映画)
チェンジリング | |
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Changeling | |
監督 | クリント・イーストウッド |
脚本 | J・マイケル・ストラジンスキー |
製作 |
クリント・イーストウッド ブライアン・グレイザー ロン・ハワード ロバート・ロレンツ |
製作総指揮 |
ティム・ムーア ジム・ウィテカー |
出演者 |
アンジェリーナ・ジョリー ジョン・マルコヴィッチ |
音楽 |
クリント・イーストウッド クリスティン・ヤバラ |
撮影 | トム・スターン |
編集 |
ジョエル・コックス ゲイリー・ローチ |
製作会社 | イマジン・エンターテインメント |
配給 |
ユニバーサル映画 東宝東和 |
公開 |
2008年5月20日 2008年10月24日(限定) 2008年10月31日(拡大) 2009年2月20日 |
上映時間 | 142分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $55,000,000[1] |
興行収入 |
$113,020,256[1] $35,739,802[1] |
『チェンジリング』(Changeling)は、2008年のアメリカ映画。クリント・イーストウッドがアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎え、1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードン・ノースコット事件の被害者家族の実話を元に映画化された。なお、題名は「取り替え子」という、自分の子供が醜い子供に取り替えられるというヨーロッパの伝承に基づく。
第61回カンヌ国際映画祭出品。第81回アカデミー賞主演女優賞、撮影賞、美術賞ノミネート。
ストーリー
1928年のロサンゼルス。シングルマザーで、電話会社に勤務するクリスティンの息子、ウォルターが姿を消す。クリスティンは警察に捜査を依頼し、その5ヵ月後、警察からウォルターを保護したと朗報が入った。喜ぶクリスティンだったが、再会した息子は全くの別人だった。警察にそのことを主張すると、彼女は「精神異常者」として精神病院に収容されてしまう。この事件の背後には当時のロサンゼルス市警察の恐るべき体質が隠されていた。
キャスト
- アンジェリーナ・ジョリー:クリスティン・コリンズ * (日本語吹替:湯屋敦子)
- ジョン・マルコヴィッチ:グスタヴ・ブリーグレブ牧師 * (日本語吹替:壤晴彦)
- ジェフリー・ドノヴァン:J.J.ジョーンズ警部 * (日本語吹替:内田直哉)
- コルム・フィオール:ジェームズ・E・デーヴィス市警本部長 * (日本語吹替:佐々木敏)
- ジェイソン・バトラー・ハーナー:ゴードン・ノースコット * (日本語吹替:平田広明)
- マイケル・ケリー:レスター・ヤバラ刑事 (日本語吹替:広瀬彰勇)
- エイミー・ライアン:キャロル・デクスター *
- ジェフ・ピアソン:サミー・ハーン *
- デニス・オヘア:ジョナサン・スティール
*印は実在の人物 ()内はソフト版の日本語吹替声優
スタッフ
- 監督:クリント・イーストウッド
- 製作:クリント・イーストウッド、ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード、ロバート・ロレンツ
- 製作総指揮:ティム・ムーア、ジム・ウィテカー
- 脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
- 撮影:トム・スターン
- プロダクションデザイン:ジェームズ・J・ムラカミ
- 衣装デザイン:デボラ・ホッパー
- 編集:ジョエル・コックス、ゲイリー・ローチ
- 音楽:クリント・イーストウッド、クリスティン・ヤバラ
備考
- ワーナー・ブラザーズ作品が多いイーストウッド監督作がユニバーサル・ピクチャーズで製作されたのは1975年の『アイガー・サンクション』以来33年ぶり。
- 『マディソン郡の橋』など多くのイーストウッド監督作を手がけたヘンリー・バムステッドが2006年に他界したことにより、本作以降はジェームズ・J・ムラカミがプロダクション・デザインを引き継いだ。
出典
- ^ a b c “Changeling (2008)” (英語). Box Office Mojo. 2010年12月12日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト (英語)