ジェイアールバス関東宇都宮支店
ジェイアールバス関東宇都宮支店(ジェイアールバスかんとううつのみやしてん)は、栃木県芳賀郡芳賀町にあるJRバス関東の営業所。2013年4月1日より現在の場所に移転した。移転前は宇都宮市一の沢にあった。
所在地
- 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台110-6(芳賀工業団地内)
- 最寄りバス停
- 芳賀バスターミナル(水都西線)
- 最寄りバス停
概要
宇都宮支店・烏山車庫とも、もともと「鉄道線の先行」という使命があった。改正鉄道敷設法別表によると、以下のような路線が計画されていたことがわかる。
- 第36号「栃木県茂木ヨリ烏山を経テ茨城県大子ニ至ル鉄道及栃木県大桶付近ヨリ分岐シテ黒磯ニ至ル鉄道」
- 第37号「栃木県市塙ヨリ宝積寺に至ル鉄道」
- 第38号「茨城県水戸ヨリ阿野沢ヲ経テ東野付近ニ至ル鉄道及阿野沢ヨリ分岐シテ栃木県茂木ニ至ル鉄道」
現在宇都宮支店が担当している水都西線は、この第37号の先行路線に近いものであり、また水都東線と直通することによって第38号の先行路線という使命も持っていた。近年まで茨城交通との相互乗り入れで、宇都宮 - 水戸の直通運行が行われていた(線名の「水都」もこれに由来する)が、1979年に相互乗り入れは中止され、翌年には長倉宿以東が廃止された。1994年5月までは茨城交通との乗換えで移動することはできたが、これも現在は廃止となっている。路線の沿革等詳細については別項を参照のこと。
一方、烏山車庫が担当していた常野線は、第36号の先行路線に当たるものであり、建設に先行して営業を開始した。結局、鉄道が開通することはなく、国鉄 - JRバスによる運行が続けられていた。末期には茂木駅 - 須藤を宇都宮支店の担当とし、途中で接続する形態を取っていたが、その後常野線は廃止となり、「鉄道線の先行」という使命は失われた。
烏山支店は、その後宇都宮支店に統合されることになるが、宇都宮支店が担当する水都西線は県庁所在地発着であることや、住宅地を持つことが幸いして都市型路線へと変貌を遂げた。区間便も多く設定され、最終バスも21時台まで延長される(一時期深夜バスも運行されていた)など、水都西線の使命は「鉄道線の培養」へ変化しているともいえる。
かつて宇都宮支店のあった宇都宮一の沢は東武宇都宮駅前より1.9km西にあり、朝夕の通学便(支店隣に作新学院がある)が支店近くにあった「作新正門前」バス停まで運行されていたのを除いては、東武駅前 - 宇都宮支店間はすべて回送で運転されていた。この間の停留所も関東自動車のエリアということもあり、長らく2箇所しか設置されていなかった。2001年のバスカード導入に際して、乗車方法並びに停留所ポール統一化の際に、東武駅前 - 宇都宮支店においては、関東自動車に合わせて停留所を設置。ちなみに、東武駅前停留所は以前は宇都宮一条町と呼ばれて、東武宇都宮駅と大通りの間に宇都宮一条町駅という、自動車駅があった。
また、宇都宮支店との出入庫便についても全便の旅客取扱を開始した。同時に作新学院 - JR宇都宮駅の区間においても、運行当初は上記の理由で停留所が設置されておらず、クローズドドア扱いだったが、関東自動車に合わせて停留所が設置されている。
2012年11月までに、JRバス関東は芳賀町の芳賀工業団地内に用地を取得[1]、2013年4月1日、宇都宮支店は従来の宇都宮市一の沢から同地に移転。運行ダイヤも見直され、東北新幹線上り始発便に間に合う便などが新設された。なお、支店の移転にあわせて、芳賀町によって支店隣接地に芳賀バスターミナルが整備された[2]。
佐野新都市バスターミナルにある窓口は、宇都宮支店の派出所の形で運営していた(現在は佐野支店が運営)。
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旧・宇都宮支店 2007年7月8日撮影
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旧・宇都宮支店 車両待機スペース
奥は事務所とピット -
旧・宇都宮支店 バス乗り場
沿革
- 1934年3月31日 - 常野線(常陸大子 - 烏山間)開業。烏山自動車所開設。
- 1934年8月1日 - 常野線(烏山 - 茂木間)開業。
- 1936年9月1日 - 自動車所を自動車区に改称。
- 1937年3月31日 - 茂木線(茂木 - 祖母井 - 宇都宮間など)開業。
- 1945年4月11日 - 烏山自動車区宇都宮派出所が支区に昇格。
- 1950年2月20日 - 烏山自動車区宇都宮支区が宇都宮自動車区に昇格。
- 1950年4月1日 - 自動車区を自動車営業所に改称。
- 1980年12月26日 - 水都西線・水都東線のそれぞれ長倉宿 - 赤沢間と赤沢 - 水戸間が廃止。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道関東自動車事業部宇都宮自動車営業所および烏山自動車営業所に改称。
- 1988年4月1日 - バス部門分割子会社化により、ジェイアールバス関東宇都宮営業所・烏山営業所に改称。
- 1992年10月1日 - ジェイアールバス関東の改組により全営業所を支店と改称、宇都宮支店・烏山支店となる。
- 1993年6月1日 - 常野線(茂木駅 - 芳賀黒田間)と水都西線(茂木駅 - 長倉宿間)廃止。
- 1994年7月2日 - 常野線(盛泉 - 常陸大子間)廃止。
- 2001年 - 水都西線に3社共通バスカードシステム導入。
- 2004年10月1日 - 烏山支店を烏山営業所に降格。
- 2005年3月31日 - 馬頭線(烏山仲町 - 那須富山 - 馬頭田町間)廃止。
- 2006年8月1日 - 烏山営業所を宇都宮支店に統合、烏山車庫へ格下げ。
- 2008年9月1日 - 水都西線(JR宇都宮駅→ベルモール、JR宇都宮駅→ベルモール→光が丘入口)に深夜バスの運行(平日のみ運行、運賃倍額)を開始。
- 2011年3月31日 - 常野線(烏山駅 - 馬頭 - 藤沢間)と祖母井線南ルート(鐺山東 - 下野原間)を廃止。
- 2013年4月1日 - 宇都宮支店を宇都宮市一の沢より芳賀郡芳賀町に移転。清原台団地線のルートを一部変更し芳賀バスターミナル(宇都宮支店)まで延長、祖母井方面行の道場宿経由を減便。
- 2015年12月1日 - 芳賀温泉ロマンの湯発着便を芳賀町役場まで延長、とちぎ産業創造プラザ発着便を芳賀バスターミナルまで延長、茂木駅→天矢場間の区間便1本を新設するなどのダイヤ改正を実施[3]。
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現在の所管路線
高速バス
現在は車両配置なし。
路線バス
※地域間幹線系統として、国・栃木県の補助を受ける。[要出典]
水都西線の主な運行系統
※東武駅前(宇都宮東武) - ベルモール - 鐺山(一部は清原球場)間は東野交通のベルモール・真岡営業所・益子駅方面の路線と重複する。
- 作新学院前 - 東武駅前 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 道場宿 - 芳賀バスターミナル - 芳賀温泉ロマンの湯 - 祖母井 - 市貝小学校前 - 市塙駅入口 - 茂木駅
- 作新学院前 - 東武駅前 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 道場宿 - 芳賀バスターミナル - 芳賀温泉ロマンの湯 - 祖母井 - 市塙駅入口 - 茂木駅
- 作新学院前 - 東武駅前 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 清原台団地 - 芳賀バスターミナル - 芳賀温泉ロマンの湯 - 祖母井 - 市塙駅入口 - 茂木駅 - ツインリンクもてぎ ※茂木駅 - ツインリンクもてぎ間は特定日のみ運行
- 作新学院前 - 東武駅前 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 清陵高校 - 清原球場 - 清原台団地 - 芳賀バスターミナル
- 作新学院前 - 東武駅前 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - ベルモール - 鐺山 - 清原台団地 - 芳賀バスターミナル - 芳賀温泉ロマンの湯 - 祖母井 - 芳賀町役場
- 作新学院前 - 東武駅前 - JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 清原台団地 - 芳賀バスターミナル - 芳賀温泉ロマンの湯 - 祖母井 - 芳賀町役場
- JR宇都宮駅 - 宇大前 - 鐺山 - 清陵高校 - 清原球場 - 清原台団地 - とちぎ産業創造プラザ - 芳賀バスターミナル ※平日のみ運行
- 芳賀町役場→祖母井→芳賀温泉ロマンの湯→光が丘入口→清原台入口→刈沼→陽東四丁目→宇都宮駅東口 ※平日のみ運行
- 芳賀町役場→祖母井→芳賀温泉ロマンの湯→芳賀バスターミナル→清原台入口→光が丘入口→鐺山→宇大前→宇都宮駅東口 ※平日のみ運行
- 芳賀バスターミナル→刈沼→陽東四丁目→宇都宮駅東口→東武駅前→作新学院前 ※平日のみ運行
- 芳賀バスターミナル - 芳賀温泉ロマンの湯 - 祖母井 - 市塙駅入口 - 茂木駅
- 茂木駅→市貝小学校前→天矢場 ※平日のみ運行
貸切バス
- スーパーハイデッカー車(1両)
- びゅうばす(1両)
過去の路線
路線バス
- 常野線
- 馬頭線
- 烏山駅 - 那須富山 - 馬頭
- 来目木線
- 馬頭 - 来目木
- 矢板南線
- 烏山仲町 - 矢板
- 小貝線
- 烏山駅 - 市塙駅
- 水都西線
- 茂木駅 - 長倉宿 - 赤沢
- 下野原 - 芳賀水橋 - 鐺山東 ※2013年(平成25年)3月31日廃止
- 刈沼 - 北の原 - 清原中央公園 ※同上
- 作新学院前 - JRバス宇都宮支店
- 山ノ内線
- 茂木駅 - 甲
- 桑島線
- 石井局前 - 下桑島
- 板戸線
- 道場宿 - 板戸
- 道地線
- 祖母井 - 給部
- 八ツ木線
- 刈沼 - 給部 - 向田
- 水都東線
- 赤沢 - 水戸駅
茂木線について
概要
水都西線・水都東線は、かつて茂木線(もてぎせん)と呼ばれ、国鉄バスが1937年(昭和12年)3月31日、栃木県宇都宮市を基点とし、同県芳賀郡に亘る東部を網羅する(一部茨城県中西部にも営業路線を有していた)路線として、宇都宮 - 祖母井 - 茂木間などで営業開始された。その後、宇都宮側の水都西線と水戸側の水都東線に分割され、一部便は茨城交通の運行となった。
茂木線と呼ばれた当時は、国鉄真岡線茂木駅を中心に栃木県東部地域(現在の芳賀町、市貝町、茂木町など)や茨城県西部地域(現在の常陸大宮市、常陸太田市、城里町など)を結んでおり、その全区間を運行する宇都宮 - 水戸便のほか、宇都宮一ノ沢や一条町を起点とし栃木県東部地域を網羅する区間便(宇都宮 - 御前山、宇都宮 - 茂木駅、宇都宮 - 祖母井、宇都宮 - 下桑島、宇都宮 - 板戸、宇都宮 - 木内、宇都宮 - 道場宿、宇都宮 - 道地など)や、御前山村から大宮町常陸大宮駅を経て常陸太田市の常陸太田駅に至る便、茂木町 - 御前山村間の区間便(茂木駅 - 山内)など、多数の系統が設定されていた。
なお、最も距離の長い宇都宮 - 水戸便は、宇都宮一条町バス停を起点とし、宇都宮駅、芳賀町氷室、祖母井、茂木町市街地、御前山村、桂村御前山駅、常北町石塚を経て水戸駅を終点として、戦後昭和30年代初頭には1日3往復運行されていたが、全区間を通し運転する便は1979年(昭和54年)に廃止された(廃止時、直通便は1日1往復にまで減便されていた)。
現在、宇都宮 - 水戸間を一般道経由で運行する路線バスは運行されていないが、2009年9月以降、関東自動車、茨城交通・関東鉄道の共同運行による高速バス(北関東ライナー)が、北関東自動車道等を経て運行を開始している(JRバス関東は2015年12月現在では参入していない)。その運行概要は関東自動車簗瀬営業所#北関東ライナー・茨城交通#北関東自動車道方面の項を参照のこと。
運行経路
宇都宮一条町 - 大通り(当時の国道4号) - 宇都宮駅 - 国道123号 -(峰町 - 石井町 - 鐺山 - 氷室)- 栃木県道69号道場宿芳賀茂木線 -(祖母井 - 市塙)- 国道123号 -(茂木 - 那珂川橋 - 長倉宿 - 御前山駅 - 上阿野沢 - 下阿野沢 - 阿波山 - 上圷 - 石塚 - 飯富 - 茨大前)- 水戸駅
運賃
茂木線の主な区間の運賃の経緯を以下に示す。参考として、その当時の宇都宮 - 水戸間鉄道(当時は国鉄東北本線、水戸線、常磐線、営業キロ:95.6km)運賃を併記する。
- 1956年(昭和31年)当時
- 宇都宮 - 水戸間 : 230円
- 宇都宮 - 茂木間 : 100円
- 宇都宮 - 祖母井間 : 60円
- 水戸 - 御前山間 : 80円
- 水戸 - 茂木間 : 125円
- 参考:この時の宇都宮駅 - 水戸駅間鉄道運賃は、3等200円、2等480円
- 宇都宮 - 水戸間 : 230円
- 1961年(昭和36年)当時
- 宇都宮 - 水戸間 : 270円
- 宇都宮 - 茂木間 : 110円
- 宇都宮 - 祖母井間 : 70円
- 水戸 - 御前山間 : 105円
- 水戸 - 茂木間 : 160円
- 参考:この時の宇都宮駅 - 水戸駅間鉄道運賃は、2等270円、1等540円
- 宇都宮 - 水戸間 : 270円
- 1967年(昭和42年)当時
- 宇都宮 - 水戸間 : 370円
- 宇都宮 - 茂木間 : 170円
- 水戸 - 長倉宿間 : 170円
- 水戸 - 茂木間 : 220円
- 参考:この時の宇都宮駅 - 水戸駅間鉄道運賃は、2等360円、1等660円
- 宇都宮 - 水戸間 : 370円
- 1976年(昭和51年)当時
- 宇都宮 - 水戸間 : 1,000円
- 宇都宮 - 茂木間 : 600円
- 水戸 - 長倉宿間 : 460円
- 水戸 - 茂木間 : 600円
- 参考:この時の宇都宮駅 - 水戸駅間鉄道運賃は490円
- 宇都宮 - 水戸間 : 1,000円
- 1978年(昭和53年)当時
- 宇都宮 - 水戸間 : 1,250円
- 宇都宮 - 茂木間 : 750円
- 水戸 - 長倉宿間 : 600円
- 水戸 - 茂木間 : 750円
- 参考:この時の宇都宮駅 - 水戸駅間鉄道運賃は890円
- 宇都宮 - 水戸間 : 1,250円
高速バス
- 山あげ号(新宿駅・東京駅 - 常陸大宮・烏山駅)
- マロニエ新宿号(新宿駅・王子駅 - 佐野新都市バスターミナル - 鹿沼バスターミナル・JR宇都宮駅・JRバス宇都宮支店)
- マロニエ東京号(東京駅・王子駅 - 佐野新都市バスターミナル)
- 足利わたらせ号(東京駅 - 佐野プレミアム・アウトレット・足利駅)[要出典]
車両
路線車はいすゞ・日野・UDトラックス(旧:日産ディーゼル)の3メーカー車18両を使用している。都市型路線を擁する当支店の車両は、都市型の路線車がメインで、一時期は土浦支店など他支店からの移籍車や中古車も導入していたが、現在は新車が多く導入されており、JRバス関東では初の大型ノンステップバスが継続して導入されている。
2011年には東急バスから三菱ふそう・エアロスターノンステップバスが移籍。これにより宇都宮支店には国内4メーカーのノンステップバスが揃うこととなった。
なお、当支店の路線車は、支店制度導入後から1992年導入車までは国鉄バス色で導入されていた(JRバス関東全体でも最後の国鉄バス色であった)他、現在は栃木県バス協会の指導により競合他社に合わせ、方向幕の位置も他の地区と異なる仕様になっており、部内やバスファンからは「宇都宮仕様」と呼ばれている。これも支店レベルでの決定事項の一例である。
以前配置されていた高速車は、三菱・日野が主体であり、マロニエ新宿号の運行開始当初は他支店からの移籍車や貸切車からの転用車が多かった。2009年11月1日の佐野支店開設に伴い、宇都宮支店が担当していた高速バス路線は佐野支店に移管され、車両も転属した。
- 過去の車両
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国鉄時代に導入された車両(いすゞLV314+富士重工5E) M531-85280 廃車
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最後まで国鉄バス色で残っていた車両(いすゞ・キュービック) M521-92309 廃車
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以前に宇都宮支店に配置されていた高速バス(三菱ふそう・エアロバス) H654-03410 佐野支店に転属
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貸切車から転用された高速車(日野・セレガGJ) S657-91402 廃車
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貸切車から転用された高速車(日野・セレガGD) S647-96404 廃車
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貸切車から転用された高速車(日産ディーゼル・スペースウィング) S658-91402 廃車
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貸切車から転用された高速車(三菱ふそう・エアロクィーンW) S654-87478 廃車
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八日市場支店からの転入車(日産ディーゼルRA+富士重工HD-1)H658-88402 廃車
関連事業
- 支店内の整備工場において、民間車検整備の営業を行なっている。
特記事項
- 現在のところ、JRバス関東で唯一のバスカードシステムが導入されている。現在は水都西線と常野線で利用できる。バスカードの詳細は「3社共通バスカード (栃木県)」を参照。
- 2015年(平成27年)12月現在、Suicaは水都西線では使用できない。
- 2003年(平成15年)8月18日、「東海道昼特急大阪号」に乗務していた当支店の乗務員が、飲酒しながら運転を行っていたことで、道交法違反(酒気帯び運転→逮捕後、酒酔い運転に切替)の現行犯で逮捕されるという不祥事があった。この不祥事をきっかけに、他の支店の乗務員が東京からの高速バスを運行するという体制が管理上問題視されたため、同社の高速バス乗務員は「高速バス運行本部兼務」(東京支店内に設置されている部署)という扱いになった。
脚注
- ^ JRバス関東、宇都宮支店を芳賀に移転 来春(下野新聞、2012年11月9日)
- ^ JRバス、芳賀〜宇都宮駅に東口ルート新設(下野新聞、2013年3月6日)
- ^ 芳賀町役場に新停留所 市街地住民の利便性向上 12月からJRバス関東 - (下野新聞、2015年11月20日)
参考文献
- バスラマ・インターナショナル48号「ユーザー訪問:ジェイアールバス関東」
- バスジャパン・ハンドブック「18 ジェイアールバス関東」
- バスジャパン・ニューハンドブック「37 ジェイアールバス関東」