UEFAチャンピオンズリーグ 2006-07 決勝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yqm (会話 | 投稿記録) による 2016年3月29日 (火) 07:47個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ひらがなの「へ」→ひらがなの「に」)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

UEFAチャンピオンズリーグ 2006-07 決勝
大会名 UEFAチャンピオンズリーグ 2006-07
2-1でミランの勝利
開催日 2007年5月23日
会場 アテネ・オリンピックスタジアム(アテネ)
最優秀選手 フィリッポ・インザーギ (ミラン)
主審 ヘルベルト・ファンデル (ドイツ)
観客数 74,000
2006
2008

UEFAチャンピオンズリーグ 2006-07 決勝とは、2007年5月23日にアテネにあるアテネ・オリンピックスタジアムで行われた、UEFAチャンピオンズリーグ2006-07シーズンの決勝戦である。2年前と同じACミランリヴァプールの対戦となり、2対1でミランが勝利して2年前の雪辱を果たした。[1]

概要

前半を3-0と圧倒しながら後半に追いつかれPK戦で敗北した04-05シーズンの決勝と同じ対戦カードであり、リヴァプールが再度守り勝つか、ミランがリベンジを果たすかどうかが注目の的であった。

この年のミランはカルチョ・スキャンダルの影響で出遅れてシェフチェンコの穴を満足に埋められず、決勝トーナメントでセルティックバイエルン・ミュンヘンに苦戦するなど決して内容は良くなかった。一方のリヴァプールもプレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッドチェルシーに大差をつけられ、チャンピオンズリーグに焦点を絞っていた。

試合前半は、リヴァプールが今大会で絶好調のカカマスチェラーノのマークで抑え、また1トップにクラウチではなくカイトを起用して前線からプレスをかけたためミランは攻撃の形を作れなかった。またリヴァプールも小さなミス以外にはこれといったチャンスを作らせず膠着状態。しかし前半終了間際に右サイドからピルロが蹴ったFKにインザーギが肩で合わせてミランが先制し、そのままハーフタイムへ。後半も試合を膠着させて逃げ切りを図るミランに対してリヴァプールはチャンスを作れず、イエローカードを受けていたマスチェラーノを下げてクラウチを投入したがこれによりスペースを得たカカからインザーギにパスが通り、GKと1対1だがほとんど角度のないシュートをインザーギが決めて追加点。リヴァプールはクラウチをターゲットにロングボールを入れて89分にカイトが1点返したがそこまでで、ミランが2-1で勝利した。

詳細


脚注