テイルズ オブ デスティニー2
| テイルズ オブ デスティニー2 | |
|---|---|
| ゲーム | |
| ゲームジャンル | ロールプレイングゲーム |
| 対応機種 | プレイステーション2 プレイステーション・ポータブル |
| 開発元 | PS2:日本テレネット・ナムコ (現・バンダイナムコゲームス) PSP:アルファ・システム |
| 発売元 | PS2:ナムコ PSP:バンダイナムコゲームス |
| キャラクターデザイン | いのまたむつみ |
| メディア | PS2:DVD-ROM 1枚 PSP:UMD 1枚 |
| プレイ人数 | PS2:1 - 4人 PSP:1人 |
| 発売日 | PS2:2002年11月28日 PSP:2007年2月15日 |
| 販売価格 | PS2:7,140円(税込) PSP:5,040円(税込) |
| 売上本数 | PS2:76万本 PSP:12.4万本 |
| レイティング | CERO:A(全年齢対象) ESRB:Teen (13+) |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
『テイルズ オブ デスティニー2』 (Tales of Destiny 2) は、2002年11月28日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたプレイステーション2用RPG。2007年2月15日にはプレイステーション・ポータブルに移植された。
目次 |
[編集] 概要
『テイルズ オブ』シリーズのメインタイトル第4作目で、シリーズ第2作目の『テイルズ オブ デスティニー』の直接の続編。略称は「デスティニー2」、もしくはタイトルの頭文字をとって「TOD2」。テイルズ独特の固有ジャンル名は「運命を解き放つRPG」。
本作は『テイルズ オブ』シリーズ初のPS2作品であると同時に、初の続編作品でもある。が、前作『デスティニー』とは開発元が異なり、設定などに食い違いが生まれた。
戦闘中の助言や勝利時の掛け合い、勝利ポーズの複数化、グレードシステムなど、本作で初めて導入され、後に定番となった要素もある。
本作の日本国外版は発売されていない[1]。2001年1月から2002年3月までのゲームが対象となるThe 6th CESA GAME AWARDS FUTURE で優秀賞を受賞。
2003年11月6日にはメガヒッツとして、2005年7月7日にはPS2 the Bestとして、2010年1月28日にはPSP the Bestとして廉価版が発売された。
PS2版はSCEの「RPGの世界を旅しよう! キャンペーン」の対象商品となっており、テイルズオブデスティニー2にはドイツの古城ハイデルベルグへ行けるツアーが予定されていた。しかし、世界同時多発テロの影響でキャンペーンによるツアーは全て中止された。
[編集] ストーリー
最大のレンズ「神の眼」を巡り、グレバム、ヒューゴ、そしてミクトランが起こした騒乱。だが蘇ったソーディアンと新たなるマスターたちの手によりミクトランは滅び、神の眼とともに世界を覆っていた外郭は砕かれた。スタンたちはソーディアンマスター「四英雄」とその仲間たちとして称賛を受け、再び世界はひとまずの平和を取り戻した。
そして、18年の月日が流れた――――――。
ルーティは孤児院を運営しており、腕白な子供達に手を焼きつつも世話をしていた。カイルは、父のスタンについて、数年前に家を出て冒険に旅立っていると母から聞かされていた。
ある日、兄貴分であるロニが使命と共に孤児院に帰ってくる。孤児院の借金を返すため、ロニとカイルは300万ガルドの価値があるというレンズを取りに「ラグナ遺跡」へと向かう。遺跡で肝心のレンズを見つけるが、レンズは突然砕け散り、リアラという不思議な少女が現れた。
カイル達に冷たい態度を取り、英雄を探していると言うリアラに対し、自分こそがその英雄だと伝えるカイル。だが、リアラはカイルの言葉を否定し、立ち去ってしまう。カイルは、英雄となるため、そしてリアラに自分が英雄であるということを証明するために、旅立ちを決意する。
やがてその旅路の中で、カイルは自分の運命を、英雄と呼ばれることの重さや責任を知っていく。世界を救うかリアラを救うかの2択を迫られたとき、カイルは初めて、英雄とは何なのかを考える。
復活した天上人と地上人の覇権争いを題材にした前作とは一変し、「善悪」の境界線は曖昧な物として描かれ、「何が正しい行いなのか?」ということを問うテーマとなっている。
[編集] システム
[編集] 戦闘システム
本作の戦闘システムはトラスト&タクティカル リニアモーションバトルシステム (TT-LMBS) と呼ばれ、従来のLMBSには無かった新要素SPが大きな特徴。SPの存在により、ただ攻撃を繰り返しているだけでは不利になる局面もあり、駆け引きが要求される。
[編集] TPとSP
テクニカルポイントとスピリッツポイント。本作の戦闘で重要な意味合いをなす2つのファクター。どちらも最大値は100で固定されており、戦闘中の行動や時間経過によって減少・回復する。味方キャラクターは敵キャラクターよりも右側にいる間、SPとTPの最大値と回復量が50%減少するため、本作では挟み撃ちは非効率的な戦法となっている。
- TP
- TPは、術技使用のパワーソースとなる値。前述通り、最大値が100で固定されており、レベルアップしても増えることは無い。代わりにTP軽減という要素が存在し、術技の使用に要するTPを少なくできる。また、時間経過や通常攻撃を当てることなどで回復し、時間経過による回復はTP回復という値が高いほど早くなる。
- SP
- SPはキャラクターの精神力や集中力を表す値。SPが一定値以下になると命中率や回避率が低下してしまい、0に近い状態で攻撃を繰り出すと逆に自分がダメージを受けてしまう。武器攻撃を繰り出したり、マジックガードやバックステップといった行動を取ることで減少し、時間経過や敵の攻撃をガードすることなどで回復する。TP同様、SP軽減、SP回復という、消費量や回復量に関係する要素が存在する。
[編集] エンチャント
術技に特殊効果を付加するシステム。セットしておけば自動発動する「アームドエンチャント」と、種類によってはSPやTPの消費が必要で、任意で発動する「アクションエンチャント」の2種類が存在し、各術技にはアームドエンチャントとアクションエンチャントを1つずつセットすることができる。
エンチャントを術技にセットするには、その術技に蓄積されたポイントをセットしたいエンチャントに割り振る必要がある。このポイントはその術技の使用回数とイコールであり、使用回数の多い術技ほどより多くのポイントを必要とする高性能なエンチャントをセットできる。
[編集] 術技形態
本作の術技は、技は「特技」「奥義」の2段階、術は「下級」「中級」「上級」の三段階に分けられる。本作では全てのプレイヤーキャラクターが術と技の両方を修得するが、前衛タイプのキャラクターは術は中級までしか修得せず、逆に後衛タイプのキャラクターは技は特技までしか修得しない。
また、特定の術技からの連携でのみ発動できる術技も存在する。それには「追加特技」「秘奥義」「追加晶術」「具現結晶」の4種類があり、それぞれ特定のアクションエンチャントをセットした特技、奥義、下級・中級晶術、上級晶術から発動できる。
ナナリー以外の秘奥義は、SPが100またはそれに限りなく近くないと発動せず、発動時にそれを消費するので、通常状態では、SP付与やSP回復力や軽減力が上昇といった技巧的な方法を使わない限り、発動できない。ナナリーの秘奥義は、スピリッツブラスター状態でのみ発動する。
ただし、「晶術バグ」というバグを用いて、ナナリーが具現結晶を行うこともできる。
魔神剣、ファーストエイドといった、歴代作品の中で数多く使用できた技や術はほとんど存在しない(ただし魔神剣→蒼破刃、サイクロン→フィアフルストーム、インディグネイション→インディグネイト・ジャッジメントの様に互換性・擬似性のある術技もある)。
[編集] スピリッツブラスター
本作では敵味方問わず、キャラクターにブラスターカウントと呼ばれる非表示のパラメータが設定されている。ブラスターカウントはダメージを与えたり、ダメージを受けることなどで蓄積し、一定値以上に達したキャラクターはスピリッツブラスターという状態になる。また1人でもスピリッツブラスターになっていると、他のキャラクターはスピリッツブラスターにはならない。スピリッツブラスター中のキャラクターは敵の攻撃に仰け反らなくなるほか、SPが100で固定され減らず、TPの回復速度や術の詠唱速度が上昇するなどの恩恵を受けることができる。スピリッツブラスターは一定時間経過する他、攻撃を行う・味方に回復晶術をかける・HP以上のダメージを受けるなどで解除され、ブラスターカウントは0に戻る。
[編集] GRADEシステム
戦闘終了後、戦闘内容の良し悪しに応じてGRADEというポイントが加算(または減算)される。増減する要因は様々で、たとえば連続でコンボ・チェインを決めるなど華麗な戦いを演じればポイントが加算され、逆にメンバーが戦闘不能になるなど無様な戦いを演じると減算される。プラスおよびマイナスの上限は難易度によって異なり、難易度が高いほど増減幅も大きい。2周目以降のストーリーを始める際に「グレードショップ」という画面が現れ、ポイントを支払うことで「HP増加」「アイテムを持てる数を増やす」「持ちガルド引継ぎ」など、プレイを有利に進められるようになる。なお、有利なものだけではなく、「HP減少」「経験値半減」など、あえて不利にすることでやり込みを目指すプレイヤー用の特典も用意されている。GRADEの合計はプレイ中には見ることができず、グレードショップに入ったときにのみ確認できる。このシステムは後の作品にも適用されている。
[編集] スクリーンチャット
『テイルズ オブ ファンタジア』(PS版)で好評だったフェイスチャットが進化し、キャラクターの立ち絵を基本にまるでアニメのような会話が展開する。本作ではパターンもかなり多く、ビジュアルノベルゲーム並みのボリュームがある。ある場所で、今まで見てきたスクリーンチャットを閲覧することもできる。
しかし、PSP版でも、「スクリーンチャットのタイトルが表示されない」という点は改善されていない。
[編集] 用語
- レンズ
- およそ1000年前に落下してきた巨大彗星の核となる物質の破片。エネルギーの発生装置としての性質を持ち、18年前までは人々の生活に密着した欠かせないものだった。だが、第二次天地戦争以降は世界的にレンズを危険視する風潮が広まり、本作における現代ではほとんど需要は無い(テイルズ オブ デスティニー#レンズ参照)。
- 天地戦争
- 空中都市と地上による戦争。およそ1000年前に起きた第一次天地戦争と、18年前に起きた第二次天地戦争の2つがある。第一次天地戦争に関してはテイルズ オブ デスティニー#天地戦争を参照。
- 第二次天地戦争は、約1000年前の第一次天地戦争でかろうじて生き延びていた空中都市の支配者ミクトランが引き起こした。ミクトランはオベロン社の総帥ヒューゴ・ジルクリストを操り「神の眼」を奪って空中都市を復活させたが、スタン・エルロンら現代のソーディアン・マスター達によって倒され、戦争は再び地上の勝利に終わった。
- ソーディアン
- 使い手の人格を投射した高密度のレンズ「コアクリスタル」を嵌め込んだ、意思を持つ剣。第一次天地戦争の末期に地上軍の切り札として6本が開発。地上軍の主戦力となり、戦後に封印・隔離措置が施されていた。
- 第一次天地戦争末期に天上軍の支配者ミクトランの画策により第二次戦前に3本が強奪、うちアトワイトは地上軍と合流、両軍に分かれソーディアン達は敵対する。
- 第二次天地戦争の最中シャルティエが天上軍より離反、最終戦で地上軍側ソーディアン4本は、神の眼を破壊する際にコアクリスタルを神の眼に共鳴させる方法で破壊(結果的に自決)。残された刀身及び残るソーディアン2本は詳細が分からないまま天空都市と共に海中へ落下した為、これらの現存は確認されていない。各地に見られる物はみな刀身を模したレプリカである。
- ゲーム中ではオープニングと終盤のイベントでしか、ソーディアンを見る事はできない。
- 晶術
- レンズのエネルギーを用いた術。前作ではソーディアンマスターしか使えないとのことだったが、本作の攻略本において、ある程度の訓練によって一般人でも使えるという設定になっている。
注意:以降の記述でテイルズ オブ デスティニー2に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場人物
[編集] パーティーキャラクター
- カイル・デュナミス (Kyle Dunamis)
- 声 - 福山潤(幼少時代 - 嶋方淳子)
- 15歳・身長160cm・体重55kg
- 本作の主人公。四英雄であるスタン・エルロンとルーティ・カトレットの息子。両親の姓を名乗らないのは、デュナミス孤児院に預けられた子供達と平等になるように、とのスタンらの考えによる命名で、ロニや他の孤児も全員同じ姓を持つ。
- 偉大な英雄でもある父親スタンに憧れていることもあり、英雄志願の念が強い。しばしば後先考えず無鉄砲に突き進んでしまう。性格はよく言えば無邪気かつ熱血漢、悪く言えば非常に単純で無知なところがある(開発者によると、あえて馬鹿っぽく見えるように演出したとのこと)。決して自己中心的な性格ではないのだが、物事をつい自分の価値観のみで考えてしまう傾向もある。スタンに似て極めて寝起きが悪く、立ったまま寝ることもある。また礼儀正しさもスタン譲りで、ロニのように特に親しい仲間を除けば、年長者などには敬語を使う場面が多い。
- 巨大レンズから現れたリアラに運命を感じ、リアラの英雄になることが英雄に繋がると考え、彼女を追って旅に出る。当初は自分が周囲から「スタンの息子」としか見られていないことに気づかないほど未熟だったが、旅を続けるうちに、英雄と呼ばれることの責任と、英雄になる重さを知ることになる。
- 「神の眼の騒乱」の首謀者とされるヒューゴは祖父と孫の関係でジューダスことリオンの甥だが、本人は一切そのことを知らされずに育てられた。リオンを世間同様に「裏切り者」と認識して嫌っているが、やがてジューダスの正体とリオンが裏切った経緯と心境を知り、考えを改める。
- 外伝作品『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』シリーズには『2』以降出演。『テイルズ オブ バーサス』にも登場。突如失踪した父・スタンにもう一度会うため、リオンと共にユグドラシルバトルに出場する。
- リアラ (Reala)
- 声 - 柚木涼香
- 16歳(外見上)・身長155cm・体重41kg
- 本作のヒロイン。ラグナ遺跡の巨大レンズから現われた不思議な少女。レンズのペンダントを用いて様々な奇跡を起こすことができ、エルレイン同様に「聖女」と呼ばれている。
- カイル達と出会った時は英雄探しで頭がいっぱいだったこともあって周囲にそっけなかったが、仲間になると好奇心旺盛で明るく責任感が強く、一人で考え込んでしまう性格であることがわかる。自分の考えよりも自分の英雄であるカイルの主張を優先する。また、歴代テイルズのヒロインと比べて主人公へのアプローチがかなり積極的で、「私とデートしたくないんだ」などと言ってカイルをデートに誘うほどの相思相愛ぶりを見せる。
- 正体は人々を「完全なる幸福」に導くため、10年後の未来でフォルトゥナが創造した「二人の聖女」の一人で、フォルトゥナの化身である。ゆえにフォルトゥナの消滅は、彼女の死を意味している。旅の終わりでは、カイルと再び出会える「運命」を信じ、自らのその悲しき「運命」をも受け入れるようになっていく。
- 『テイルズ オブ ジ アビス』では彼女の人形が登場する。『レディアント マイソロジー』シリーズには『2』以降出演。『テイルズ オブ グレイセス』にも、ゲストキャラクターとして出演。
- ロニ・デュナミス (Loni Dunamis)
- 声 - 関俊彦(幼少時代 - 雪乃五月)
- 23歳・身長180cm・体重75kg
- カイルの兄貴分の青年。デュナミス孤児院を離れアタモニ騎士団に所属していたが、レンズ重視の神団のやり方を良く思わず、カイルと共に旅立つ為に騎士団を抜ける。
- 美女を見つければナンパすることを常としているが、振られまくっており、「ふられマン」と呼ばれることすらある(チャットタイトルにも使われている)。しかし実際は年相応の思慮深さを持ち、無鉄砲な行動を取るカイルにブレーキをかける保護者的存在でもある。過去に孤児院で起きたある事件について負い目を感じているため、カイルに対しては過剰とも言える優しさを見せる。ジューダスにからかわれたりナナリーに絞められたり、ハロルドの実験の材料にされるなど、パーティメンバーの中では極度のいじられキャラである。お化けが苦手という一面もあるが、それらの敵が弱点というわけではない。
- 『テイルズ オブ ハーツ』ではサポートキャラクターとして登場。『バーサス』には彼の武器でもある斧がアイテムとして登場し、使用するとロニの秘奥義「ファイナルプレイヤー」を発動できる。『アビス』、『ヴェスペリア』では彼がグラフィックで持っているハルバードが武器として登場する。
- 『レディアント マイソロジー』シリーズには『3』に出演。
- ジューダス (Judas)
- 声 - 緑川光
- 16歳・身長159cm・体重48kg
- 常に怪物の頭蓋骨の形をした仮面をかぶり、顔を隠している不思議な少年。口数が少ない冷めた皮肉屋だが、その心中には仲間を思いやる優しさを秘めている。また、熱血さも混ざっており、クールな面はそのままに、スタンやカイルに引けを取らない強い心の持ち主でもある。戦闘では長剣と短剣の二刀流のスタイルをとり、その年齢や体格からは想像もつかないほど、剣の技量や過去の騒乱における知識を持っている。その一方で、好き嫌いがあるなど子供っぽい一面も持つ。名前はカイルに付けられた。「ジューダス」は裏切り者を意味するユダの英語読みである(新約聖書以前は「賛美・賞賛」を意味していた)。
- その正体は、18年前の騒乱時にスタン達四英雄を裏切りヒューゴ側についたソーディアンマスター、リオン・マグナスで、バルバトス同様にエルレインの力によってカイル達の時代に蘇った。カイルの叔父に当たる。カイルやロニをからかうなど、若干性格がやわらかくなっている。本編では、ルーティの弟だということを明かそうとしながらもやめており、カイル達が知ることはなかったが、漫画版では何故かロニが知っていた(本編では昔スタンとルーティーと三角関係だったのでは、とロニに追求されていた)。
- PS2版『テイルズ オブ デスティニー』ではリオンがジューダスの(秘奥義も含めた)術技を習得する。
- フォルトゥナ戦直前にステータス画面で彼のステータスを確認すると、何故か仮面を外している。また、3週目以降に使用できる秘奥義「真神煉獄刹」を使うと戦闘中にジューダスの仮面が壊れ、同時に素顔のカットインが表示される。
- PSP版では「アクアラビリンス」にリオン・マグナスの幻体が出現する。
- トレードマークである仮面は続編でも登場することが多い。『テイルズ オブ レジェンディア』では「骸骨の仮面」という名前のアイテムとして登場し、これを被ると装備者が豹変する。『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』のスキットではプレセアが開発途中に盗まれたという、ジューダスマスクという仮面の話がある。『レディアント マイソロジー2』でもDLアイテムで彼の仮面を手に入れることが出来る。ただし、このアイテムを装備させてもリオンをジューダスにすることは出来ない。PS3版『ヴェスペリア』にて彼の衣装がユーリのコスチュームとして登場する。また、彼をモチーフにしたモンスターが登場する。『ハーツ』では「仮面のようなもの」として登場し、これを入手するとジューダスがサポートキャラクターとして出現する。『レディアント マイソロジー』シリーズでは『3』に出演。
- ナナリー・フレッチ (Nanaly Fletch)
- 声 - 川上とも子
- 19歳・身長162cm・体重49kg
- ホープタウンで狩猟などをして生計を立てている女戦士。10年後の未来で仲間に加わるキャラクターで、「現代(カイル達の時代)」のナナリーは9歳の少女である。
- 弓に関しては百発百中の技量を持つ。姉御肌で面倒見がよく、パーティー内ではその腕前から料理を担当することが多い。カイル曰く性格や雰囲気が「ルーティに似ている」。反面、口数の減らないロニに対しては素直になれず、暴力的とも言える態度を取ることが多く、ロニも他の女性のようにナナリーを口説こうとはしていない。サブミッション系の体術を得意とするが、ロニ以外には使わない。カイルの見解では、ロニとナナリーは「基本的にロニがナナリーを怒らせているので黙っていればお似合い」とのこと。
- 過去に弟ルーを亡くしているが、2人で一生懸命生きたから後悔はないと明るく振舞っている。しかし、実際は救える命を救えなかった自分を責め続ける後悔の念があり、旅の途中で過去と向き合うことになる。
- カルバレイス出身であるため天上人の子孫に当たるのだが、本人は全く気にしていない。
- 公式サイトでは「軍馬を操る、非アタモニ陣営の女戦士」と紹介されているが、ゲーム本編にそれらの設定は存在しない(取扱説明書では別の紹介文に置き換えられている)。それに初期設定ではレジスタンスの一員である。
- ファミ通の攻略本にて、彼女の存在が省かれている。
- メインキャラクターの中で唯一秘奥義が1つしか存在しておらず、後衛キャラクターだが具現結晶も使用することができない(ただPS2版ではある裏技を使うことで一部の具現結晶が使用可能)。
- 『アビス』では闘技場でゲスト出演しており、このときの彼女の秘奥義のモーションは一新されているが、北米版では『デスティニー2』と同じである。『レディアント マイソロジー』シリーズには『1』から出演しているが、『1』のみ戦闘には参加しない。『バーサス』にも登場。ハロルドの護衛を勤めており、いいように使われながらも楽しんでいる様子。こちらでは当時川上が休業中のためかかずゆみが声を担当している(川上は後年の2011年6月に死去)。『レディアント マイソロジー3』でも引き続きかかずが代役を務めている。
- ハロルド・ベルセリオス (Harold Belserius)
- 声 - 平松晶子
- 23歳・身長149cm・体重35kg
- 地上軍中佐。ソーディアンを発明した天才科学者でマッドサイエンティスト。ソーディアン・ベルセリオスの人格のオリジナルであり、地上軍軍師カーレル・ベルセリオス中将の二卵性による妹である。ハロルドという名は自称で、この名前にしておけば後世の人間が勘違いすると思い、面白がって名乗っている。その思惑は成功したらしく、1000年以上経過した第二次天地戦争以降(カイル達にとっての現代)でも、男として歴史に名を残しており、当初カイルやジューダスは彼女がハロルドであることを信じなかった。ハロルド以外の偽名も沢山持っており、彼女の部屋の所有物にはそれぞれ異なった名前が刻まれている。
- 物事を「面白いか、否か」で判断し、カイル達の仲間に加わったのも「ついていけば面白そう」という理由から。科学に関しては天才的だが、他の面では子どものように単純な言動が目立つ。パーティーメンバーの身体(特にロニやジューダス)を使って実験を行うことがあり、料理に薬品を混入するときもあるため、仲間達は彼女の料理を危険視している。しかし、自分を襲う歴史上の悲劇を知ることになっても、それを受け止め、乗り越えて進んでいくなど年相応の精神もある。
- 初対面の敵と戦闘になった際、彼女がメンバーに居てスペクタクルズを1個以上持っていると、開始直後に「勝手にスペクタクルズ」で敵のデータを採取する。また、戦闘終了時には胸が揺れることがある。
- PS版『デスティニー』ではベルクラントでのミクトラン復活時に1度だけソーディアン・ベルセリオスとして発言しているが、「ベルセリオス」という事以外は不明。この当時ハロルドは男として設定されている[2]。『デスティニー2』以降のテイルズ オブ シリーズでは、ソーディアン・ベルセリオスとしての発言は無い。カーレルの人格が投射されたと認識していた他の面々が、何故ハロルドの人格に気づかなかったかは説明されていない。
- 『レディアント マイソロジー』シリーズには『1』から出演しているが、『1』のみ戦闘には参加しない。『バーサス』にも登場。騎士国家フレスヴェルグの研究者で、対戦者のデータを取ろうとしたりナビミュウを改造しようとしたり、相変わらずの性格。カスカベアキラ版『デスティニー』の漫画ではシャルティエの回想にて登場する。
- 啄木鳥しんき版『デスティニー』の漫画ではミクトランを操る最終ボスとして登場する。
[編集] アタモニ神団(フォルトゥナ神団)
- エルレイン (Elrane)
- 声 - 榊原良子
- 27歳相当・身長160cm・体重43kg
- 現アタモニ神団の指導者となっている女神官。信者からは「聖女」と呼ばれ崇められているが、実際は「人々の幸福のためには手段を選ばない」という徹底して冷徹な美女。バルバトスを復活させ、スタンの殺害、更にはフィリアやウッドロウに重傷を負わせた。口癖は「愚かな」。
- リアラ同様フォルトゥナによって創造された「二人の聖女」であり、リアラ以上の力を持っている。彼女はひたすらに人々の幸福を求める内に「痛みがない=幸福」という理論を持つようになり、カイル達との衝突に至り、結果として、歪んだ形でその理想を成就させようとした。最後は神の卵と呼ばれる彗星を地上に衝突させ、人間を死滅させて神の力で自由意志を奪った形で復活させようとした。
- 造物主であるフォルトゥナが存在する限り、何度もでも復活する。
- PS3版『ヴェスペリア』にて彼女の衣装がエステルの衣装として登場する。
- ガープ (Gaap)
- 声 - 菅原淳一
- ダンタリオン、サブノックと同様エルレインに仕える戦士。フォルトゥナ神団最後の守護者としてカイルたちの前に立ちふさがる。
- サブノックやダンタリオンと比べるとカイル達と衝突する回数が多いが、直接戦うのは一回のみ。戦闘では変身した姿に合わせてか、突風やレーザーなど特殊な技を繰り出してくる。強さは同士であるダンタリオン、サブノックを遥かに凌ぐ。
- 小説版ではサブノックの師匠とされており、剣も使えるようだが、戦闘ではその剣さばきを見ることは出来ない。だが、ハイデルベルグ城襲撃の際、エルレインに切りかかったロニの前に立ちふさがり、瞬く間に弾き飛ばしたことから通常時の実力が窺える。その際に剣を使ってロニの攻撃を防いでいた。
- サブノック (Sabnock)
- 声 - 長嶝高士
- ゲーム序盤にカイル達と対峙する謎の剣士で、エルレインの配下。エルレインがハイデルベルグ城を襲撃した際に護衛として現れた。渋い台詞を口にする、武人肌な人物。獣の頭を模した兜を被り、「オセ」という白豹のようなモンスターを従えている。戦闘ではオセに後方から術などで援護させ、自分は前方で剣技や術を繰り出す戦法を取る。サブノックが先に倒れると、オセは撤退してしまう。
- 小説版ではガープの弟子という設定であり、空に投げられた鎧を輪切りにする程の太刀筋を誇っている。
- PSP版では「アクアラビリンス」に精神体として現れる。
- ダンタリオン (Dantalion)
- 声 - 長嶝高士
- 改変現代にて、ダイクロフトに突入したカイル達を迎え撃ったエルレイン配下の老神官。リアラを神団の意見に賛同させようと説得を試みるが、すでに彼女とエルレインの溝が深まっていることに気づき、断念する。中級晶術の使い手で、戦闘では弓使い型の敵「セージ」を2人連れ、彼女達に前衛を守らせ自分は後衛で術を放ってくる。
- PSP版では「アクアラビリンス」に精神体として現れる。
- フォルトゥナ (Fortuna)
- 声 - 島津冴子
- 人々の「幸福になりたい」という思念がレンズに蓄積し、具現化された神。今作のラストボス。神としての体を得たものの、完全な形では降臨しなかったため、目的を実現させるために自分の分身となるリアラとエルレインを創造した。
- フォルトゥナという名前の意味は「運命」もしくは「運命の女神」。人々の幸福を考えていたが、カイルやリアラに「神がいなくても人間は幸せに生きていける」と説得を受け、激怒。自分の存在意義を否定されたことで怒り狂い、最終的にエルレインの意思に同意してしまう。
- 漫画版では不完全な状態で降臨したために暴走し、やむなく一行と対決、という設定に変更された。
[編集] 四英雄(ソーディアンマスター)
- スタン・エルロン (Stan Aileron)
- 声 - 関智一
- 27歳没・身長172cm・体重63kg
- カイルの実父。「ディムロス」の元マスター。神の眼の騒乱の後、ルーティと結婚し、カイルをもうける。本来はまだ生きているはずだが、十数年前、時空に干渉してきたバルバトスからロニを人質に取られて殺害された。ロニやルーティはカイルに、「スタンはカイルが生まれた後遠くへ冒険の旅に出た」と偽り、父の死亡の事実を隠している。カイルはスタンの顔もまともに覚えていないが、「信じること、信じ続けること、それが本当の強さだ」という信念は受け継いだ。彼の運命は、歴史の改編によって大きな影響を受けている。
- 漫画版では、バルバトスに深手を負わせた唯一の人間であるため彼の恐怖のトラウマになっている。物語終盤では神の眼の前でカイルとの夢のタッグ(他の仲間は手が出せない状況)で見事バルバトスを倒した。また、リーネに彼の墓が安置されている。
- ルーティ・カトレット (Rutee Kartret)
- 声 - 今井由香
- 36歳・身長157cm・体重46kg
- カイルの実母。「アトワイト」の元マスター。「神の眼」を巡る騒乱の後、スタンと結婚し、カイルを出産。結婚に際し、義妹リリスから目覚まし奥義「死者の目覚め」を伝授された。クレスタの街でデュナミス孤児院を経営し、腕白な子供達に囲まれながら、多くの孤児を育てている。相変わらず勝気で母性に溢れており、肝っ玉母さんを地で行くが、たまに繊細な内面も表れる。
- PSP版では、息子を試すため18年前の装備で闘技場に参戦。現役さながらの俊敏な動きを見せる。
- フィリア・フィリス (Philia Philis)
- 声 - 井上喜久子
- 37歳・身長162cm・体重45kg
- 「クレメンテ」の元マスター。アタモニ神団の本部でもあるストレイライズ大神殿で、司祭兼研究員をしている。かつてはスタンに想いを寄せていたが、彼がルーティに想いを寄せている事に気付き、身を引いた。本作では高潔さはそのままに、前作のような慌てっぷりはほぼ無くなり、とても落ち着きのある女性となった。そのためか、一部の信者からは聖女と称えられている。
- PSP版では、ウッドロウと共に18年前の装備で闘技場に参戦。卓越した晶術の扱いはいまだ健在であり、手製のボムによる援護もこなす。
- ウッドロウ・ケルヴィン (Woodrow Kelvin)
- 声 - 速水奨
- 41歳・身長181cm・体重68kg
- 現ファンダリア国王。「イクティノス」の元マスター。賢王と称えられる名君であり、領民や臣下からの信頼は絶大。そのため、先の動乱の後、ファンダリア中から集められたレンズを王室で保管することとなった。とても気さくな人物だが、年齢のせいか幾分疑り深くなっている。当初は、スタンの息子であるカイルを自分の息子のように思っていたが、歴史改変を食い止めた後は、成長した一人の対等な男として認識を改めた。
- PSP版では、フィリアと共に18年前の装備で闘技場に参戦。技量は全く衰えていないようで、剣に弓に晶術、と多彩な攻撃を得意とする。
[編集] 前作パーティーキャラクター
- マリー·エージェント(Mary Agent)
- ハイデルベルグ城下の宿屋にて登場する。前作で登場した夫のダリスは既に亡くなっている。前作でプレイヤーの行動によってダリスが生き残るか亡くなるか分かれていたが、いつ亡くなったについては不明。
- チェルシー·トーン (Chelsea Tone)
- 前作終了後しばらくして行方が分からなくなったと、ハイデルベルグ城下の博物館で記されている。実際はダイクロフト落下の際に消滅した故郷ジェノスを復興させようと、跡地にて小屋を建て住んでいる。終盤に登場、カイル達に復興に必要な物資のお遣いを頼むイベントがあり、達成するとお礼に彼女特製の弓を貰える。ウッドロウのことは「手の届かない人になってしまった」と言っているが、今でも「永遠の王子様」として慕っている。
- ジョニー·シデン (Johnny Shiden)
- アクアヴェイルの旅籠「シデン」に、「彼の歌は聴いたかい?」と訊く男がいる。
- 本人とはアクアラビリンスにてマグナディウエスを倒すと何故か出会う事ができる。
- マイティ·コングマン (Mighty Kongman)
- ノイシュタットの闘技場にて登場。現役からは退いており、伝説のチャンピオンとして名前を残している。前作で敗れたスタンの息子カイルを嫌っている。
[編集] ソーディアンチーム
前作にて登場したソーディアン達のオリジナル人格にして初代マスター。共に地上軍の将校達である。前作のドラマCDを経て声優や性格が決定されており、本作発売前に先行した小説やコミックスでは初期での断片的な設定を元に書かれたものであるため、容姿やキャラクターが違っている。
PS2版『デスティニー』では彼らの容姿がチャット内でのソーディアンの姿として表現されている。
- ディムロス・ティンバー (Dymlos Tinbar)
- 声 - 置鮎龍太郎
- ソーディアン・ディムロスの初代マスター。地上軍の特攻隊長兼中将。熱血突撃型だが、指揮官としての責務を忘れるような真似はしない。アトワイトとは恋人。「必ず生きて帰って来てくれ」が口癖であり、彼を慕う部下も多い。斬り込み隊長としてのあり方は核弾頭、突撃兵という二つ名によって表現されている。
- 髪の色は紺色だが、小説版『テイルズ オブ デスティニー 天地戦争編』では赤毛、かつラフなスタイルで、戦うことができるという理由で軍に入った戦争狂として描かれた。
- アトワイト・エックス (Atwight Eks)
- 声 - 宇和川恵美
- ソーディアン・アトワイトの初代マスター。衛生兵長で、階級は大佐。クレメンテの主治医でもあり、ディムロスとは恋人。彼女に恋愛感情を抱いていたバルバトスに「俺の女になれ!」と言われ、断った経緯がある。小説『天地戦争編』では水色の髪で露出度が高い服装であり、かなり冷静な性格として描かれている。
- ピエール・ド・シャルティエ (Pierre de Chaltier)
- 声 - 石川英郎
- ソーディアン・シャルティエの初代マスター。階級は少佐。チームの他の面々に対する劣等感に苛まれており、日記に不平不満を書き連ねている。髪の色はPS版と本作では金だが、後に発売されたリメイク版『デスティニー』では銀になっている。また、彼のソーディアンは劇中ではジューダスと行動していたため言葉こそしゃべらないものの常に彼と共に在り、エルレインによって改変された世界において重要な情報をもたらした。
- 前作・本作ともにディムロスの指摘や本人の発言で見受けられるが、天地戦争時代ではチームの中では柔らかく、気弱な印象を受ける。PS版『デスティニー』の攻略本には「才能を発揮できずに苦い思いをしている」ということが記載されている。しかし、長い年月やリオンと過ごした時間が彼を変え、皮肉が好きなひねくれ者へと変貌した。
- ラヴィル・クレメンテ (Laville Clemente)
- 声 - 八奈見乗児
- ソーディアン・クレメンテの初代マスター。天地戦争初期から戦い続けている。温厚な性格だが、周囲の制止を振り切り自ら前線に打って出る血気盛んな一面もある。
- イクティノス・マイナード (Igtenos Minarde)
- 声 - 松野太紀
- ソーディアン・イクティノスの初代マスター。情報将校で、階級は少将。部屋に恋人の写真を飾っている。冷静な理論派。ディムロスとは性格が合わないとされているが、本作で諍いの場面は特に無い。
- カーレル・ベルセリオス (Karell Belserius)
- 声 - 飛田展男
- ハロルドの双子の兄で、ソーディアン・ベルセリオスの初代マスター。天才的な軍師。階級は中将。ディムロスとは苦楽を共にする親友同士。穏やかで優しく妹想いな性格である。
- 小説版『テイルズ オブ デスティニー 天地戦争編』では主人公。だが髪の色は黒く、性格もゲーム版とは正反対。自分も他人も信じられず、アトワイトを「いけ好かない博愛主義者」と評する苛烈な男として描かれている。
[編集] その他のキャラクター
- バルバトス・ゲーティア (Barbatos Goetia)
- 声 - 若本規夫
- 32歳・身長187cm・体重82kg
- 「英雄」を恨み、「英雄」と称される者をことごとく殺害しようとする狂戦士。「噛み付く悪魔」を意味する巨大な斧・「ディアボリックファング」を片手で振るえるほどに鍛え抜かれた肉体を誇り、スタン、ルーティ、フィリア、ウッドロウの前に姿を現し、その凶刃と圧倒的力量を振るう。
- その正体は、エルレインの神力で蘇った第一次天地戦争時代の地上軍の軍人。後にソーディアンチームに選抜されたディムロス以上に有能な戦士だったが、その冷酷かつ残忍な性格からくる凄惨な戦い振りが災いし、ディムロスのように「英雄」と称えられることは無く、ディムロスへの対抗心とアトワイトを得たいがため、地上軍を裏切り、ディムロスによって処刑される。「英雄」に対する激しい憎悪は「英雄」に見合うだけの力量と才覚を持ちえながら「英雄」と称えられることなく果てた無念の裏返しによる。PS2版『デスティニー』では亡霊として登場する。
- 味方キャラクターの特定の行動に対して、非常にインパクトのあるセリフと共にカウンター攻撃を行ってくる。また、晶術の一つ一つに「灼熱の」「殺戮の」といった枕詞を付ける嗜好があり、その点でも他のキャラクターと一線を画している。戦闘難易度を上げるとカウンター攻撃の条件がさらに増え、様々な行動に対してカウンターが繰り出される。圧倒的な強さを持つにもかかわらず序盤で戦うことになるため、カイル達にとっても、プレイヤーにとっても、最初に乗り越える大きな壁となる。
- 担当声優である若本の熱演も手伝い、ナムコの「記憶に残る敵」のアンケートで第2位にランクインし、第3回人気投票では本作のキャラクターとしてはジューダスに続いて2位である。また、他のシリーズ作品に隠しボスとして登場したり、敵キャラクターでありながら特典DVDのチャットドラマにも登場する。以降の他シリーズ作品にもしばしば登場するが、設定は大幅に変わり、戦う事に「美学」と「誇り」を重んじる存在となっており、アトワイトとの関係については言及される事がない。
- PSP版では「アクアラビリンス」に精神体として登場し、計5回戦うことになる。5回目の戦いでは、前述のサブノック、ダンタリオンと組んでいる。
- 漫画版では、殺害したスタンの存在は自分に深手を負わせた唯一の人間であるため、彼の恐怖のトラウマになっている。
- 『ヴェスペリア』では条件を満たすと、「英雄を殺めし者」という名前で闘技場に登場。『レディアント マイソロジー』シリーズには『2』から出演。『バーサス』にも登場。自身がオーバーリミッツ中に相手がアイテムを取ると、「アイテムなんぞ拾ってんじゃねぇ!!」という、カウンター技の秘奥義を持っている。物語の前大会にあたるユグドラシルバトルにて、突如決勝の舞台に乱入する。
- ミクトラン (Micturan)
- 声 - 堀川りょう
- 天上人の王で天上軍の総司令官。クーデターで空中都市の全権力を掌握し、地上に対して暴政を敷いたことが天地戦争の契機となる。彼の死によって戦争は終結するが、前作『デスティニー』にて千年の時を経て復活する。前作ではラストボスとして登場したが、本作では登場場面はわずかで、あるイベントで登場しすぐに死亡する。この死亡時に魂をソーディアン・ベルセリオスに移し、後の世界で災厄を起こすことになる。
- マグナディウエス (Magnuadioes)
- 声 - 千葉一伸
- アクアヴェイルにある迷宮の主で闘神(種族は悪魔)。何らかの理由で封印されている。防御力は低いものの、それを補う他のボスを遥かに凌駕するHPと力を持ち、戦闘開始直後にこちらの残り体力を1にする「ラストヴァニッシャー」などを繰り出してくるなど、僅かの油断も許されない強敵で、時を操る能力を持っている。彼を倒すとなぜかジョニー・シデンが現れ、「ジョニーの楽器」を渡される。
- 難度を上げたり、倒した後もアクアラビリンスの階層が下がるにつれ、能力が強化された状態で再登場する。実質上、完全に滅ぼす事は不可能なキャラクターである。
- リムル (Liml)
- 声 - 雪乃五月
- ノイシュタットの闘技場チャンピオンの女の子。戦うことが大好き。カイルのみ彼女と戦う権利がある。母親はスタンの妹リリス・エルロンでカイルの従姉妹。親譲りの強さを持つ。なお、彼女との戦闘でカイルが奥義を使用すると、カウンターで「ディバインセイバー」→具現結晶「ソルブライト」を使用する。ダメージは20000オーバーと桁違いであり、秘奥義を使用した場合に問答無用で一撃必殺のカウンターを撃たれて敗北になる。秘奥義でトドメを刺した場合か秘奥義を使わずに倒した時に勝利できる。
- 漫画版ではリーネで会い、カイルと一戦交える。
- リリス (Lilith)
- 声 - 沢口千恵
- 35歳・身長:詳細不明・体重:詳細不明
- スタンの妹で、カイルの叔母。潜在能力は兄に優るとも言われた猛者。低血圧で朝寝坊のひどい兄を起こすため、フライパンをおたまで打ち鳴らす「死者の目覚め」を開発した。その威力は本家という事もありしっかり耳をふさいでいても耳鳴りがするほど。現在は結婚しリーネで穏やかに暮らしている。なお夫は登場しない。若い頃はブラコン気味のお兄ちゃん子だったが、現在それは影を潜めている。料理が非常に得意で、偏食で味にうるさいジューダスすら満足させた。PSP版では闘技場で戦うことになる。秘奥義は原作通り「サンダーソード」。
- ルー・フレッチ (Lo Fletch)
- 声 - 鉄炮塚葉子
- ナナリーの弟。不治の病にかかった少年で、フォルトゥナ神団の救いを受けずにホープタウンで生活を送り、死亡する。彼の墓はホープタウンの外れにある。ただし、エンディング時にある条件をクリアすれば、助けることも可能。小説版ではいのまたが描いた彼のイラストが存在する。
- 漆黒の翼
- 18年前からメンバーは入れ替わっているものの、基本的には前作であるPS版『デスティニー』と立ち位置は変わりない。しかし、それは『デスティニー2』における「現代」での話に限り、『デスティニー2』には世界観の関係上、漆黒の翼がもう一組存在する。
- 天地戦争時代の地上軍には、潜入任務、要人警護、捕虜奪還、敵施設破壊など危険で困難な任務を次々と成功させた「漆黒の翼」と呼ばれる特殊部隊があった。度重なる戦果を挙げながらもメンバーはたったの3人だったとも言われ、地上軍にその名は轟き兵士の憧れの対象となっているが、ゲーム内ではその噂を聞くことしかできない。
[編集] 地理・前作との地理の違い
本作は前作(PS版『デスティニー』)の騒乱後を描いており、前作の地理とは多少違う部分が存在する。
[編集] 現代
この項目では元々の時間軸である現代(神の眼を巡る争乱から18年が経った時代)の地理を説明する。
- セインガルド
- 前作と比べると、騒乱後の被害が一番目立つ地域。首都は壊滅し、大多数の町が消滅してしまった。
- ダリルシェイド
- 前作では首都として存在したが、本作では古都として扱われている。町の機能は停止しており、難民が後を絶たない。
- アイグレッテ
- ダリルシェイドの壊滅に伴い、ストレイライズ大神殿の近くに新しく誕生した都市。本作の現代における首都。エルレインの干渉からか騒乱後に技術が進歩したためか、ダリルシェイドより近未来的な構造になっている。下町には多くの商品が揃ったバザーもある。
- クレスタ
- 本作の主人公であるカイル、ロニ、そして母であるルーティの育った町。セインガルド内において唯一、神の眼の騒乱で壊滅を免れた町。この町の近くには空中都市の1つだったクラウディスがラグナ遺跡として存在する。
- ハーメンツ
- アルメイダ
- これらの町は、騒乱時に町ごと壊滅(住民はアイグレッテに移住)。本作では登場していない。ただ、旧アルメイダの近くにはハーメンツヴァレーというダンジョンがある。
- フィッツガルド
- 前作と比べほとんど変化はないが、ノイシュタットとリーネを繋ぐ街道が、本作では濃い霧に覆われてしまった点が異なっている(白雲の尾根)。
- ノイシュタット
- 変化は少ないものの、公園が無くなり闘技場が小さくなるなど、前作と比べると規模が小さくなり、貧富の差もなくなった。
- リーネ
- 辺境の土地柄が幸いしてか、騒乱の影響は受けておらず、変化も無い。マギーの畑も健在で、種や肥料のバリエーションが豊富になっている。
- ファンダリア
- 各国の中で唯一、完全に復興した国家。前作同様、王政のままである。
- ハイデルベルグ
- 騒乱後の復興に伴い、都市が2つに分かれた首都。騒乱を題材とした資料館を境に城門側が新市街、城側が旧市街である。ちなみに前作のパーティキャラクターであるマリーが経営する宿屋も、この旧市街の中にある。
- スノーフリア
- 首都と同じく、騒乱後に復興を遂げた。港としての機能も正常に果たしている。
- サイリル
- ジェノス
- これらの町は、騒乱後に壊滅。住民はハイデルベルグへ移住した。また、サイリルの近くには地上軍の拠点跡地がある。
- カルバレイス
- 被害こそ少ないものの、前作と比べると活気がさらに失われた部分がある。
- カルビオラ
- アタモニ神団の活発化により、首都ではなく神殿のみの聖地となった。町としては機能していない。
- チェリク
- 港町だった前作と異なり、水上の町となった。
- ホープタウン
- 騒乱後の地殻変動によってオアシスが生まれ、その中に築かれた町。ナナリーとルーの故郷でもある。
- ジャンクランド
- 本作では登場しない。住民はホープタウンへと移住した。トラッシュマウンテンというダンジョンが登場し、その入口にわずかながら町の面影が窺える。
- アクアヴェイル
- 前作から統一に成功し、1つの町となった。町の風景は「和風」「中華風」などから、「和風」と固定された。隠しダンジョン「アクアラビリンス」があるのもここ。前作でシデンとモリュウを繋いでいた洞窟は登場しない。
[編集] 改変現代
この項目ではストーリーの過程で登場する、改変された現代の地理を説明する。また、都市の名前は全て1000年前の天地戦争時代と同じものである。なお、この世界におけるエルレインは神であり、太陽や空気のように不可欠の存在。
- 蒼天都市ヴァンジェロ
- 全体が青いドームに包まれている。町の中も青を基調としたデザイン。存在位置は史実現代のクレスタ近郊。
- 紅蓮都市スペランツァ
- こちらは全体が赤いドームに包まれており、内部も赤を基調としたデザイン。2階にはこの世界の地図がある。位置は旧ジェノスに近い。
- 黄昏都市レアルタ
- 町全体が黄色いドームに包まれている。各都市の中で一番大きく、資料館がある。位置はハイデルベルグに近い。
- 光のほこら
- 標高の高い山の上に建つ、ダイクロフトへ繋がるほこら。ベルクラントからレンズエネルギーを放射し、ここで分散させて各都市にエネルギーを供給している。
- ダイクロフト
- この世界の首都に該当する都市。選ばれた特権階級の人物のみが光のほこらを通じて入ることができる。大量のレンズが保管されている。
なお、地名ではないが、破壊されたラディスロウの残骸らしきものが墜落している光景を見ることができる。
以上でテイルズ オブ デスティニー2に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 主題歌
- 曲名「key to my heart」
- 歌・作詞 - 倉木麻衣 / 作曲 - 大野愛果 / 編曲 - Cybersound
[編集] プレイステーション・ポータブル版
2007年2月15日、PSPへの移植版が発売された。以下にその変更点を挙げる。
- PSPのワイド画面に合わせるため上下両端をカットしている。そのため視認できる範囲はPS2版より狭い。
- 中断セーブのデータが、PS2版ではロード後に消滅したが、PSP版では維持されるようになった。この機能により、事実上いつでもどこでもセーブができるようになっている。
- 新たな敵キャラクターが追加された。
- 上に伴い、手に入るアイテムも追加されている。
- 一部の敵キャラクターの能力が変更された。
- グレードの評価基準が緩和された。
- ゲームクリアすると、グレードが1000ポイントプラスされる。
- グレードショップの内容が豊富になった。
- グレードショップでの特典購入に必要なグレード値が緩和された。
- 一部の術技の使用条件が緩和された。
- 一部の称号のステータス補正値が変更になった。
- 秘奥義・具現結晶のカットインが新規のものに差し替えられた(グレードショップでPS2バージョンに戻すこともできる)。また、一部のボスキャラクターにカットインが追加された。
- ゲーム中のイラストを鑑賞できる「イラスト本」のほか、すべてのムービーを鑑賞できるモードが追加。
その他、細かいバグや誤字脱字が修正されているが、ハードの処理能力の違いのためか、一部の術技が演出の途中でストップする、戦闘が終了しても戦闘時の音楽が鳴り続けるなどの現象が発生することがある。
[編集] ドラマチックDVD -ピーチグミ篇-
PSP版の初回特典DVD。ゲストはカイル、リアラ、ジューダス、バルバトスで「英雄」についての話をする。
[編集] スタッフ
[編集] 漫画
[編集] 小説
- 著:結城聖 イラスト:いのまたむつみ・松竹徳幸 全3巻 スーパーダッシュ文庫
- テイルズ オブ デスティニー2 (1) 〜英雄を探す少女〜 ISBN 4-08-630109-1
- テイルズ オブ デスティニー2 (2) 〜二人の聖女〜 ISBN 4-08-630114-8
- テイルズ オブ デスティニー2 (3) 〜運命の果てに〜 ISBN 4-08-630118-0
- 著:矢島さら イラスト:いのまたむつみ ファミ通文庫
- テイルズ オブ デスティニー2 蒼黒の追憶(そうこくのとき) 上 ISBN 4-7577-1323-1
- テイルズ オブ デスティニー2 蒼黒の追憶 中 ISBN 4-7577-1457-2
- テイルズ オブ デスティニー2 蒼黒の追憶 下 ISBN 4-7577-1513-7
- ジューダス、およびリオン・マグナスに関わりを持つ人々のエピソードを描いた番外編。
- テイルズ オブ デスティニー2 朱鷺色の風 ISBN 4-7577-1578-1
- ナナリーに焦点を当てた番外編。
[編集] 関連商品
[編集] 書籍
- テイルズ オブ デスティニー2 オフィシャルガイドブック ISBN 4-7577-1353-3
- テイルズ オブ デスティニー2 ガイドブック(Vジャンプ編集部) ISBN 4-08-779206-4
- テイルズ オブ デスティニー2 オフィシャルガイドブック-新装版- ISBN 978-4-7577-3484-5
- テイルズ オブ デスティニー2 ザ・マスターガイド「PSP版」ISBN 978-4-8402-3813-7
[編集] サウンドトラック
- 「テイルズ オブ デスティニー2」オリジナル・サウンドトラック
[編集] ドラマCD
- テイルズ オブ デスティニー2 第1巻
- テイルズ オブ デスティニー2 第2巻
- テイルズ オブ デスティニー2 第3巻
- テイルズ オブ デスティニー2 第4巻
- テイルズ オブ デスティニー2 第5巻
[編集] 脚注
- ^ 『テイルズ オブ エターニア』の英語版タイトルが『Tales of Destiny II』となっている(参照)
- ^ 『テイルズ オブ デスティニー オフィシャルガイドブック』1998年、13ページ。
[編集] 関連項目
- NAMCO x CAPCOM - スタン、ルーティ、リオン(イベント)、ジューダスが出演
[編集] 外部リンク
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