GEM (坂本龍一のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GEM
坂本龍一ベスト・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
プロデュース 坂本龍一
テンプレートを表示

GEM』(ジェム)は坂本龍一が直接選曲した非売品CD。

解説[編集]

坂本のベストアルバム『US』『UF』『CM/TV』(いずれも初回盤)の中にある応募券3枚を送るともれなくプレゼントされた。企画当初は5曲の予定だったが最終的には20曲を収録。

収録曲[編集]

  1. コロボックル
    及川恒平のアルバム『海や山の神様たち - ここでも今でもない話 -』に収録。1975年の作品。
  2. 川原の飛行場
    • 作詞・作曲:りりィ/編曲:坂本龍一
    りりィのアルバム『AUROILA - SO LONG -』に収録。1976年の作品。
  3. 歌いましょうひとりで
    富岡多恵子のアルバム『物語のようにふるさとは遠い』に収録。1977年の作品。
  4. 春風の郵便屋さん
    わらべのシングル『めだかの兄妹(きょうだい)』のB面。A面の「めだかの兄妹」も坂本が編曲。1982年の作品。
  5. 恋はルンルン
    伊藤つかさのアルバム『さよなら こんにちは』に収録。1982年の作品。
  6. くちびるNetwork
    岡田有希子のアルバム『ヴィーナス誕生』に収録。シングルカットされた「くちびるNetwork」はCMのキャンペーンに使われ、オリコンチャート1位を獲得。1986年の作品。
  7. Some Small Hope
    • 作曲:坂本龍一、バージニア・アストレイ
    バージニア・アストレイのアルバム『Hope in the Darkened Heart』に収録。ボーカルでデヴィッド・シルヴィアンが参加。1986年の作品。
  8. M4
    • 作曲:坂本龍一
    瀬戸大橋架橋記念館<橋の博物館>で流れるBGM。1988年の作品。
  9. 草原情歌
    • 作曲:中国民謡
    熊谷登喜夫の限定作成CD『Tokio Kumagai』に収録。二胡は姜建華(ジャン・ジェン・ホア)が演奏。1989年の作品。
  10. M1
    • 作曲:坂本龍一
    マウリッツ・エッシャーだまし絵ナムジュン・パイクコンピュータグラフィックスで映像化した『インフィニットエッシャーワークスオブ M.C.エッシャー』に収録。1990年の作品。
  11. M2
    • 作曲:坂本龍一
    「M1」と同じ作品に収録。
  12. Asian Flowers
    • 作曲:坂本龍一
    1991年の作品。
  13. Paralympics - Short Version w / Piano
    • 作曲:坂本龍一
    バルセロナ・オリンピック後のパラリンピックで使われた曲。1992年の作品。
  14. Haiku FM
    • 作曲:坂本龍一
    ジョン・ケージへのトリビュート・アルバム『A Chance Operation - The John Cage Tribute』に収録。1993年の作品。
  15. Main Mix チベット・ドキュメント
    • 作曲:坂本龍一
    イギリス制作によるチベット人の人権のためのドキュメンタリー映画に収録。1997年の作品。
  16. クロニック・ラヴ Remix
    初CD化されたトラック。ボーカルは中谷美紀1999年の作品。
  17. 映画「御法度」告知音楽
    • 作曲:坂本龍一
    大島渚監督作品映画「御法度」の予告編。1999年の作品。
  18. Headphone Girl
    • 作曲:坂本龍一
    ロンドンのデザイン集団「Tomato」のショートフィルムに収録。2001年の作品。
  19. 映画告知音楽『サヨナライツカ
    • 作曲:坂本龍一
    ペンディングになった辻仁成原作の映画予告編。2002年の作品。
  20. Loud & Clear
    • 作曲:坂本龍一
    2002年の作品。2005年に行われたソロツアーの演奏前に流れていた。

関連項目[編集]