坂本美雨

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坂本美雨
基本情報
別名 Sister M
出生 1980年5月1日(31歳)
血液型 B型
出身地 日本の旗
ジャンル ポップス
職業 歌手
活動期間 1997年 -
レーベル ワーナーミュージックジャパン
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
事務所 プロマックス
共同作業者 おお雨
公式サイト www.miuskmt.com

坂本 美雨(さかもと みう、1980年5月1日 - )は、日本の女性ミュージシャンである。

目次

[編集] 人物

父親は坂本龍一、母親は矢野顕子という、ミュージシャンの両親の元に生まれ、YMOクラフトワークを胎教として育った。5歳年上の異父兄、風太がいる[1]。祖父は編集者の坂本一亀。9歳だった1990年平成2年)には家族でアメリカ合衆国ニューヨーク州に移住し、高校卒業まで同地で過ごしたため、英語日本語バイリンガルである。高校時代には美術を専攻していた。名前の「美雨」は、突然変異を意味する英語、「ミュータント(mutant)」に由来し、父が名付けた[2]。初恋の人は両親の友人であった音楽バンド、ジャパンのボーカル、デヴィッド・シルヴィアン。初めて買ったCDはTM NETWORKの「Just one victory」だった。

16歳だった1997年(平成9年)より日本での音楽活動を開始。現在は都内在住であるが、母親の矢野顕子がニューヨーク在住であることからマンハッタンの母の住まいを「実家」と称し、度々行き来していることをブログで明かしている。北京、上海、韓国でのライブ経験もある。

大の映画好きであり、新作映画への推薦コメントや批評の執筆も行っている。演劇、ダンス好き、読書家にして愛猫家。また旅好きでも知られ、これまでカナダ・ソルトスプリング島、中国(北京、上海、杭州、大連、桂林、香港)、モルディブ、南アフリカ(ケープタウン、ヨハネスブルグ)、アイスランド、ロンドン、パリなど様々な都市へ出かけたほか、シベリア鉄道に乗り3週間旅したドキュメンタリーが放送されたことがある。さらに演劇への造詣も深く、舞踏全般、主にコンテンポラリーや暗黒舞踏を観劇。

シンガーソングライターおおはた雄一とのユニット『おお雨』としても活動している。THE JETZEJOHNSONの藤戸じゅにあとのエレクトロユニット『NAKED LAMP』名義での活動も。また、演劇の舞台出演やダンス公演なども行っている。

自身の"声を楽器として"さらに意識した楽曲制作、コンサート活動を行う。(インタビューより)

[編集] 略歴

1997年
  • 1月29日、16歳にして「Sister M」名義で坂本龍一の「The Other Side of Love」に客演して歌手デビュー。当初Sister Mの正体は公表されておらず、当時フォーライフに所属していた今井美樹中谷美紀ではないかと噂が飛び交った[3]が、J-WAVEラジオ番組PAZZ&JOPS」で坂本龍一が正体を公表した[3]。この曲はドラマ「ストーカー 逃げきれぬ愛」の主題歌で、72万枚以上のヒットとなる(オリコン推定累積721,690枚、週間最高順位6位)[4]。坂本龍一によれば本来、中谷美紀の為に書いた曲だが(のちに日本語の歌詞で『砂の果実』としてリリースされた)、素人っぽい謎めいたアーティストを探していた際にニューヨークの自宅でたまたま美雨に歌わせてみたところ、「イメージとピッタリ合ったので起用した」と語っている。坂本龍一はそれまで娘の歌声は聞いたことがなかった。
1998年
1999年
  • 音楽活動を続けながら通っていたニューヨークの現地の高校を卒業。
  • 映画『鉄道員(ぽっぽや)』の主題歌を歌い話題になる。
  • 初のオリジナルアルバム『DAWN PINK』をリリース。その中で母矢野顕子の「ひとつだけ」をカバーしている。
2000年2002年
  • 数枚のシングルをリリース(セカンドアルバム『miutation』をリリースする予定でレコーディングしていたが、レコード会社の事情によりお蔵入りに)。
  • 執筆活動も増え、連載、絵本の翻訳、テレビでの司会、ラジオのパーソナリティなど幅広い分野で活躍。
  • テレビ番組 (BS-TBS) のドキュメンタリーの撮影で、シベリア鉄道に乗り3週間ロシアを旅した。
2003年
  • ジュエリー・ブランド「aquadrops」のプロデュースをスタート。
  • 詩画集『aqua』をリトルモア社より出版。東京・名古屋で個展も行う。
  • この頃から、中国でのライブ、ミュージシャンでフェイ・ウォンのプロデューサーであるチャン・ヤートンとのコラボレーション、中国各地への取材旅行など、中国との縁も深まっている。
2004年2005年
2006年
  • 5月、オリジナルアルバム『Harmonious』をリリース。このアルバムは父坂本龍一の手を一切借りず、アーティスト坂本美雨としてひとり立ちを果たすことに成功した作品といえる。アルバムのアートワークはMr.Childrenなどのアートワークで数々の賞を受賞しているアートディレクター森本千絵が手がけ、公私共に親しい仲である。
  • 『THE NEVER ENDING STORY』のPVでは、ダンス・カンパニーコンドルズ主宰の近藤良平が踊りで出演。
  • この年、女優デビューを果たす。竹中直人の勧めで舞台『竹中直人の匙かげん2』に出演し、井川遥田口浩正らと共演。下北沢本多劇場、大阪、静岡で約1ヶ月間上演される。
2007年
  • ヱビスビールの新商品、ヱビス〈ザ・ホップ〉のTVCMに出演。友人である歌手山田タマルと共演。
  • 12月、3枚目のアルバム『朧の彼方、灯りの気配』をリリース。"人力トランス"として知られるバンドROVOのメンバー、クラムボンのミト、ポラリスオオヤユウスケTHE JETZEJOHNSON藤戸じゅにあなどと組み、自身の声を中心とした色彩豊かな音を創りあげる。
  • タワーレコードインストアライブ(東名阪)を行う。
  • シンガーソングライターおおはた雄一とのユニット『おお雨』を結成。ライブ活動を行う。
  • 自身のPV「Swan Dive」で初監督(ダンス演出は小林顕作)。
  • 写真家の蜷川実花の個展 「NINAGAWA WOMAN」の看板を飾る。12/13〜08年1/6
2008年
2009年
2010年
  • パナソニック「NIGHT COLOR」CMナレーション。2/1〜2/7、渋谷駅前大型ビジョン4台をジャックし深夜0時より一時間放映。
  • 金沢eAT'10 「トキメキからだフェスティバル」出演。明和電機川井憲次らと共演。テーマソングの歌唱、ダンス出演。
  • 5月19日、新アルバム『PHANTOM girl』発売。NY在住のミュージシャンShanghai Restoration Projectと共作。

アートワークは、アルバム4作目の共作となる友人のアートディレクター森本千絵が担当。 先行シングル「Phantom girl's first love」が「シネ通!」エンディングテーマとなる。

  • Shanghai Restoration Projectと共にタワーレコードインストアライブ(東名阪)を行う。
  • アンダーグラフとの共作曲『地球はやっぱり青かった』を発表。
  • 「おお雨」名義で情熱大陸スペシャルライブ札幌公演に出演。
  • 本人が主催するライブイベント「Direct MIUsical」(会場:EATS and MEETS Cay)をスタートさせる。

第一回ゲストはおおはた雄一、第二回目ゲストは木根尚登

  • ザ・ジェッジジョンソン藤戸じゅにあとのユニット『NAKED LAMP』を結成。
  • 化粧品『草花木果』TVCM テーマソング『はじまり はじまり』を歌唱。

作詞:いしわたり淳治/作曲:織田哲郎

  • VAMPS』の新アルバム『BEAST』に収録の“SAMSARA”にコーラス参加。
  • 動物愛護活動を本格的に始める。社団法人Freepetsの立ち上げに参加。
  • NHK『ミューズの微笑み』で美術館を巡る旅人を務める。
2011年

バンドは中島ノブユキ鈴木正人伊藤大地

  • ヒガシトーキョーフェス『道との遭遇』に出演。
  • 東日本大地震支援アルバム『Play for Japan Vol.10』に参加しYMOの『Perspective』を中島ノブユキ高田漣とカバー。
  • 6枚目のフルアルバム『HATSUKOI』を発表(2011年5月18日発売)。

アートワークはアルバム5作目の共作となる森本千絵が、PVは児玉裕一監督が担当。

  • 先行シングル「Precious」が「シネ通!」エンディングテーマとなる
  • 10月21日、坂本の歌声を元にして作られたVOCALOID3対応のボーカル音源「Mew」が発売。

[編集] ディスコグラフィー

[編集] オリジナルアルバム

[編集] ミニ・アルバム

  • 『アクアスケイプ』 プレデビューミニアルバム。(aquascape, 1998年11月26日
  • 『SORATO』高木正勝x坂本美雨 iTunesのみで販売

[編集] シングル

[編集] その他:客演、トリビュート、作詞など

  • 「The Other Side of Love」(客演)(坂本龍一にfeaturing、Sister M名義。1997年1月29日シングル発売、オリコン最高位6位[5]
  • 「You Are What You Eat」(客演)(矢野顕子『reverb』に収録)
  • 「barbie jungle」(客演)(The Hammonds『life behind TV』に収録)
  • 「River of Crystals」(作詞) (押井守監督作品イノセンスのO.S.T , 2004年3月3日)作曲:川井憲次
  • 「Finally...」(客演) (スケボーキングにfeaturing。同名シングルと、アルバム『magic moment』に収録)
  • 「いいの」(客演) (LITTLEにfeaturing。アルバム『Mr.Compact』に収録)
  • 「Re-雲ゆき」(客演)(クラムボン『Re-clammbon』に収録)
  • 探偵物語」(『ナイアガラで恋をして〜大瀧詠一トリビュートアルバム』に収録)
  • 「真昼の誓い」「美しい夜」(客演)(Nathalie Wise『film,silence』に収録)
  • 「甘い奇跡」(半野喜弘「Angelus」に収録。2005年5月25日発売)
  • 「Ridham M」(客演)(THE JETZE JOHNSON『DEPTH OF LAYERSーDOWNER』に収録)
  • 「ベベウ」(Nathalie Wiseと共演。『フェリシダージ〜トリビュート・トゥ・ジョアン・ジルベルト』に収録。2003年9月3日発売)
  • 「揺れるまなざし」(『小椋佳トリビュート~青春~』に収録。2006年12月6日発売)
  • 「Dancing in the Street」(THE CONDORSと共演。『トリビュート・トゥ・デヴィッド・ボウイ』に収録。2007年3月21日発売)
  • 「くまんばちがやってきた」NHKみんなのうた。(親子のためのオムニバスCD「Lingkaran for Baby」に収録。 2007年9月26日発売)
  • 「銀色のハーモニカ」(蓮実重臣と共演。『細野晴臣 STRANGE SONG BOOK -Tribute to Haruomi Hosono 2-』に収録。2008年1月23日発売)
  • 「baby blue」higo.hayato 1st アルバム"PLEASURE" に収録 (2009年4月15日発売)
  • 「Sail Away」(作詞)押井守監督作品スカイ・クロラ"の挿入歌。 2008年7月25日発売 作曲:川井憲次
  • 横浜開港150周年開国博Y150スーパーハイビジョンシアター映像作品「gift〜未来へのおくりもの」のテーマ曲を作詞・歌唱
  • 「トキメキからだフェスティバル」金沢eAT'10 テーマソング歌+ダンス
  • ほぼ日刊イトイ新聞「フィンランドからの森だより」サウンドトラック歌
  • サンリオ ハローキティ35周年「こころのことば」ムービー声/歌
  • 「それだけでうれしい」坂本美雨 feat.高田漣 THE BOOM20周年記念アルバム『BOOMANIA~THE BOOM SPECIAL BEST COVERS~』に収録
  • Salyu「ROSE」歌詞提供 (『EXTENSION』に収録。)作曲:国府達矢
  • VAMPS「BEAST」収録曲「SAMSARA」コーラス参加(2010年7月28日発売)
  • 「やっぱり地球は青かった」をアンダーグラフ x 坂本美雨名義で発表。
  • 「Perspective」東日本大地震支援アルバム『Play for Japan Vol.10』内で、YMOのカバーを発表。
  • 「Vienna」小室哲哉ソロアルバム『Digitalian is eating breakfast 2』に歌唱参加。KREVAとコラボ。

[編集] 出演番組

[編集] テレビ レギュラー

BSデジタル放送では、開始当初 - 2005年3月は青森テレビが加盟するTBS系のデジタル放送局のBS-iで放送されていたが、同年4月からフジテレビ系のデジタル放送局のBSフジに移転した。

[編集] テレビ出演

[編集] ラジオ レギュラー

[編集] ラジオ出演

[編集] CM出演

[編集] CMナレーション

  • PANASONIC「NIGHT COLOR」シリーズ
  • 「彩」(明治乳業アイスクリーム)

[編集] ラジオCMナレーション

[編集] 舞台出演

[編集] 執筆業

  • 2003年、詩画集「aqua」をリトルモア社より発行
  • 2003年、絵本『ネコがよろこぶ“ゴロゴロ”のツボ』(マーガレット ウッドハウス著)と、同シリーズ『人生がうまくいくネコの9つの習慣』を翻訳(実業之日本社より発行)。
  • 2007年、絵本『せかいでいちばんあたまのいいいぬ〜ピートがっこうへいく』(マイラ・カルマン著)を矢野顕子と共同で翻訳(リトル・ドッグ・プレス社より発行)

[編集] 脚注

  1. ^ 美雨には異父兄・風太のほか、姉と弟がいることを父・坂本龍一が公表している
  2. ^ 坂本美雨のオールナイトニッポン1998年12月5日放送)
  3. ^ a b読売新聞』1997年3月18日付東京夕刊、9頁。
  4. ^ オリコン1997年間シングルランキング
  5. ^ The Other Side of Love”. ORICON STYLE. 2010年11月23日閲覧。

[編集] 外部リンク

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