鞍手駅

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鞍手駅
鞍手駅(2007年3月)
鞍手駅(2007年3月)
くらて - Kurate
筑前垣生 (2.3km)
(2.5km) 筑前植木
所在地 福岡県鞍手郡鞍手町大字小牧574
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 筑豊本線福北ゆたか線
キロ程 18.7km(若松起点)
電報略号 クラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,582人/日
-2009年-
開業年月日 1987年昭和62年)7月1日
備考 業務委託駅

鞍手駅(くらてえき)は、福岡県鞍手郡鞍手町大字小牧にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線福北ゆたか線)のである。駅関連施設は、鞍手町が保有しており[1]指定管理者制度により、JR九州が駅の管理・運営を行っている[2]

駅構造[編集]

単式ホーム2面2線を有する地上駅。かつて炭鉱からの石炭輸送で栄えていた頃、現在の複線の内側にもう1本線路が敷かれた複単線構造だった名残で上下線間の幅(分離帯)が広い為、当駅ホームは相対式や島式ではなく西側から見てホーム、線路、ホーム、線路の順に並ぶ特異な配置(1面1線ホームを並列配置した形)となっている。駅本屋は西側のホームの西、階段を降りたところに置かれており、二つのホームの中ほどを一本の跨線橋が結んでいる(車いす用エレベータは無し)。

駅舎内部の待合所には出札窓口が設けられ、ほかに自動券売機自動改札機の設置もある。JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅マルスは無いがPOS端末機の設備を持つ。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。2004年までは簡易委託駅であった。

当駅構内の中間寄りには筑前中山炭鉱への石炭輸送用引き込み線分岐点だった「小牧信号場」がかつて存在し、現在でもその線路跡が上下線間に残っている。

停車列車[編集]

2001年10月6日に当駅を含む区間が電化開業し、筑豊本線の運転系統は「福北ゆたか線」・「若松線」・「原田線」へと3分割された。これに伴い福北ゆたか線の快速が全便当駅に停車し、博多駅及び小倉駅まで(ごく一部は門司港駅下関駅まで)乗り換え無しで利用可能(但し朝夕が中心で日中は直方止まりや折尾止まりの便が多い)となったが、以前運行されていた原田方面への直通便の廃止により桂川駅での乗り換えが必要となり、若松方面へは朝の一部の直通便を除き折尾駅で乗り換えが必要となった。

利用状況[編集]

2009年度の1日平均乗降人員は1,582人である[3]

駅周辺[編集]

当駅は鞍手町の東辺部に位置し町中心部から2kmほど離れた場所に存在する。駅前は民家が数軒ある程度で閑散としている。なお遠賀川に架かる橋梁(遠賀橋や中島橋など)の混雑緩和を目的とした「都市計画道路八幡鞍手線」の建設を北九州市が進めており、完成すれば鞍手町小牧地区と北九州市八幡西区楠橋地区とが直結され、八幡西区方面からも当駅が利用しやすくなる他、(長らく橋で直結されていなかった鞍手町と北九州市八幡西区とが道路橋で直結される事により)鞍手町・北九州市八幡西区相互間の往来もしやすくなる(事業完成は2017年度の予定)。

バス路線[編集]

  • 鞍手町コミュニティバス「鞍手駅前」バス停
    • 「すまいるバス」として(「くらじの郷」経由宮田行き)「宮若線」・(「くらじの郷」行き)「まちなか線」・「循環線」(古門コース、永谷コース)を運行。「くらじの郷」・「鞍手車庫」・「鞍手町立病院前」の3バス停では西鉄バス筑豊の路線バス(68系統「中山中間線」及び75系統「西川線」)と予約制デマンドタクシー「もやいタクシー長谷線」に各々接続し、鞍手町民に対しては相互乗り継ぎ割引適用。但し「もやいタクシー」は鞍手町民のみ利用可。

歴史[編集]

室木線の廃止に伴い旧鞍手駅をはじめとした町内所在の駅を全て喪失した鞍手町が、室木線廃止と引き替えに当時同町を通りながらも駅が無かった筑豊本線に新駅を設置すべく請願を行い、結果的に室木線廃止の2年後、1987年に当駅が開業した(現在当駅は鞍手町唯一の鉄道駅)。 鉄道廃止の際、運輸省(現・国土交通省)から1kmあたり3000万円の転換交付金が受けられるが、この駅はその室木線の転換交付金で作られており、その費用はほぼ1km分に相当する約3000万円である。

  • 1987年昭和62年)7月1日 - 開業。
  • 2004年平成16年)7月1日 - 簡易委託駅から有人化、業務委託駅となる。
  • 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
  • 2011年(平成23年)10月1日 - 当駅前発着の路線バス(鞍手町コミュニティバス)が増便。当駅前を経由しない西鉄路線バスとの接続(乗り換え)改善と鞍手町内における公共交通空白地帯解消による当駅利用客の利便性向上を目的とした「ゾーンバス」開始。

筑豊本線が、電化される前の複々線時代に小牧に信号所、国鉄職員に宿舎などがあったが、現在はその様な建築物は排除され形跡はない。・・・現在はその広い敷地を利用しドクターカーが頻繁に停車してる風景を目にする。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
福北ゆたか線(筑豊本線)
快速・普通
筑前垣生駅 - 鞍手駅 - 筑前植木駅

脚注[編集]

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  1. ^ 鞍手駅関連施設設置及び管理運営に関する条例
  2. ^ 公の施設の指定管理者
  3. ^ 第4次鞍手町総合計画・後期基本計画 第1章

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 鞍手駅(駅情報) - 九州旅客鉄道