宮若市

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みやわかし
宮若市
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
団体コード 40226-5
面積 139.99km²
総人口 28,482
推計人口、2014年6月1日)
人口密度 203人/km²
隣接自治体 直方市飯塚市宗像市
古賀市福津市
糟屋郡篠栗町久山町
鞍手郡小竹町鞍手町
市の木
市の花 彼岸花
宮若市役所
所在地 823-0011
福岡県宮若市宮田29番地1
北緯33度43分25秒東経130度40分0.4秒
Miyawaka city hall.JPG
外部リンク 宮若市

宮若市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト

宮若市(みやわかし)は、福岡県筑豊宗像地方に位置する2006年2月11日鞍手郡宮田町と同郡若宮町が合併し誕生した。

地理[編集]

福岡県筑豊地方北部・直鞍地区西部に位置する。宗像市の南、北九州市福岡市の中間に位置し、北九州都市圏福岡都市圏に両属する。福岡市から北東へ約35km、北九州市小倉北区から南西へ約35kmの距離である。歴史的に古代から、宗像市との結びつきが強い都市である。

なお北九州・福岡両都市圏の通勤通学圏内であり旧宮田町地域は北九州都市圏の10%都市圏域にあり、旧若宮町地域は福岡都市圏5%圏域である。市内にはトヨタ自動車九州の工場が立地しており、それに関連する企業も立地している。そのため、2005年度(平成17年度)の財政力指数は0.64と筑豊地方の自治体では最も高い。

地名[編集]

旧宮田町
  • 磯光
  • 上大隈
  • 長井鶴
  • 宮田
  • 鶴田(旧香井田村)
  • 本城(旧香井田村)
  • 竜徳(旧香井田村)
  • 上有木(旧笠松村)
  • 倉久(旧笠松村)
  • 下有木(旧笠松村)
  • 四郎丸(旧笠松村)
  • 芹田(旧笠松村)
旧若宮町
  • 金生
  • 金丸
  • 原田
  • 福丸
  • 水原
  • 沼口(旧山口村)
  • 山口(旧山口村)
  • 稲光(旧中村)
  • 黒丸(旧中村)
  • 平(旧中村)
  • 高野(旧中村)
  • 竹原(旧中村)
  • 宮永(旧中村)
  • 犬鳴(旧吉川村)
  • 乙野(旧吉川村)
  • 小伏(旧吉川村)
  • 三ヶ畑(旧吉川村)
  • 下(旧吉川村)
  • 縁山畑(旧吉川村)
  • 湯原(旧吉川村)
  • 脇田(旧吉川村)

隣接する自治体[編集]

歴史[編集]

古代[編集]

近現代[編集]

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行にあたり、現在の市域にあたる以下の村が発足。
    • 鞍手郡宮田村・香井田村・笠松村・若宮村・中村・山口村・吉川村・日吉村
  • 1926年大正15年)4月1日 - 宮田村が町制施行。宮田町となる。
  • 1927年昭和2年)4月1日 - 宮田町が香井田村を編入する。
  • 1943年(昭和18年)2月11日 - 若宮村が町制施行。若宮町となる。
  • 1951年(昭和26年)4月1日 - 中村・山口村・若宮町が対等合併し、新町制による若宮町が発足。
  • 1955年(昭和30年)3月31日
    • 宮田町が笠松村の一部を編入(笠松村弥ケ谷地区は若宮町となる)。
    • 若宮町・吉川村・笠松村弥ケ谷地区が合併し若宮町となる。
  • 1955年(昭和30年)7月1日 - 若宮町大字金生の一部が境界線変更により宮田町に編入される。
  • 2006年(平成18年)2月11日 - 宮田町若宮町が合併し市制施行。宮若市となる。

合併論争[編集]

市が出来て間もない宮若市では、既に次の合併に関する論争が存在する。

宗像市論
宮若市民の経済的な赤間への依存や宗像市民の交通的・工業的な宮若市への依存などの相互依存が深いこと、笠松山口南郷・赤間の4地域の経済圏が一体化していることなどから主張される意見。旧若宮町域全般、笠松地区では根強く主張される、主流の意見である。
鞍手町論
広域行政の面で連携をしていて、古来より鞍手郡で交流も深い1市1町が合併して「鞍手市」となるのは自然な流れとする意見。
鞍手町+小竹町論
鞍手郡全域で合併するのが自然な流れとする意見。
直方市論
近年での、直鞍地区での広域行政や旧宮田町域東部の直方市への依存から、本来の鞍手郡の形で合併するのが望ましいとする意見。「鞍手郡を離脱した直方市に歴史云々を語る資格はない」とする反対意見も存在する。龍徳地区などで支持が根強い。
宗像市+鞍手町論
宗像市に依存している直鞍地区1市1町と宗像市が合併するのは自然な形とする意見。
直方市+小竹町+鞍手町(旧直鞍1市4町)論
一度は破談となった直鞍合併は「直鞍地区住民の悲願である」とする意見や、広域行政などで連携での交流の深さ、交通の緊密化から主張される意見。

行政[編集]

市長[編集]

  • 有吉哲信(3期目)
  • 任期:2018年3月18日

市議会[編集]

  • 定数: 18人
  • 任期: 2018年3月18日

消防[編集]

  • 直方・鞍手広域市町村圏事務組合消防本部
    • 宮田消防署
    • 若宮出張所

警察[編集]

経済[編集]

産業[編集]

明治時代に石炭の採掘が始まり、旧宮田町にあった筑豊最大の炭鉱、貝島炭砿をはじめとする多くの炭鉱が開発され、炭鉱都市として発展した。しかし、昭和30年代から始まったエネルギー革命の影響を受け、1976年までにすべての炭鉱が閉山し町は衰退する。

その後、炭坑跡地に工業団地を造成し、工場誘致を図っていたが、1992年トヨタ自動車九州が工場の操業を開始した。トヨタ自動車九州は2005年から生産数を増産し、関連企業が進出した。しかし、米国サブプライム住宅ローン世界金融恐慌)問題の影響で、減産体制に入ったトヨタ自動車九州が800人の派遣社員の契約を解除したが、その後生産が上向いたことから2009年7月、900人いる派遣社員を期間従業員として直接雇用することを明らかにした[1]

宮若市(旧宮田町域)に工場を置く企業[編集]

  • トヨタ自動車九州(車両製造: トヨタ自動車子会社)
  • トヨタ紡績(車両内装部品製造)
  • トヨテツ福岡(プレス・溶接部品製造: 豊田鉄工子会社)
  • 東芝LSIパッケージソリューション(LSIの開発・製造): 2010年11年工場閉鎖、本社移転予定

方言[編集]

若宮町は主に宗像弁に近い筑豊弁が使用され、旧宮田町では、北九州弁に近い筑豊弁が使用される。

基本的には「……ちゃ」「……(し)とうと?」などの筑豊弁が使用されるが、北九州市北九州弁)や宗像市宗像弁)などが近いため、ニュアンスやイントネーションが似ている言葉がある。

地域[編集]

人口[編集]

Demography40226.svg
宮若市と全国の年齢別人口分布(2005年) 宮若市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 宮若市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
宮若市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 38,562人
1975年 35,428人
1980年 33,670人
1985年 33,165人
1990年 32,678人
1995年 32,197人
2000年 31,225人
2005年 30,630人
2010年 30,078人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

  • 宮若市立宮若東中学校
  • 宮若市立宮若西中学校

小学校[編集]

  • 宮若市立宮田小学校
  • 宮若市立宮田北小学校
  • 宮若市立宮田南小学校
  • 宮若市立宮田東小学校
  • 宮若市立笠松小学校
  • 宮若市立若宮小学校
  • 宮若市立山口小学校
  • 宮若市立若宮西小学校
  • 宮若市立吉川小学校
  • 宮若市立若宮南小学校

交通[編集]

道路[編集]

高速道路[編集]

主要地方道[編集]

一般県道[編集]

  • 福岡県道428号筑前宮田停車場線
  • 福岡県道450号八木山若宮線
  • 福岡県道461号南良津宮田線
  • 福岡県道463号芹田石丸線
  • 福岡県道471号八木山公園線

バス[編集]

高速バス[編集]

路線バス[編集]

  • ジェイアール九州バス(JR九州バス)
  • 西鉄バス筑豊
  • 直方から宮田地区へは西鉄バス、JR九州バスが競合して運行しているが、直線的に結ぶJR九州バスと、鶴田・磯光・上大隈を迂回して運行する西鉄バスの棲み分けがなされている。

鉄道[編集]

山陽新幹線が通っているが、市内に駅はない。最寄り鉄道駅は赤間駅直方駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

特産品・伝統工芸品・ブランド[編集]

出身有名人[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 産経新聞』:「トヨタ九州、約900人の派遣社員を直接雇用へ」(2009年7月23日)[1]

外部リンク[編集]