鈴木先生

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鈴木先生』(すずきせんせい)は、武富健治による日本の青年漫画作品。漫画アクション2005年6月7日号より不定期で連載していた。単行本は全11巻が刊行されている。2007年、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。2011年現在、同誌では過去を舞台とした『鈴木先生外典』を連載中。

目次

[編集] 概要

中学校教師である鈴木先生が、生徒たちに起こる些細な、ときに重大な事件の数々を誠実に、情熱的に対応していく姿を描いた作品。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] ストーリー

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[編集] 登場人物

[編集] 主人公とヒロイン

鈴木 先生(すずき)
本作の主人公。2-Aの担任で担当教科は国語。図書委員会の顧問。メガネループタイがトレードマーク。開始当初は独身だったが、後に恋人の麻美と出来ちゃった結婚する。
大学卒業後は3年間プータローをしていた。その間、教師になって起こりそうな問題の解決方法を自分なりに考えていた。そのおかげか、問題処理能力は高く、校長先生からの信頼も厚い。プータロー中は演劇団体に所属していた事があり、文化祭での学園演劇指導は本格的である。
生徒からの人気が高く、『@人気投票』中のアンケートではベスト部門で堂々1位に選ばれた。しかし、人気の裏返しか、ワースト部門3位でもある。
2年次のクラス替えで、優等生として名高い小川蘇美を獲得した。この中学校のクラス替えは、担任間のジャンケンで行われ、慣例では、1人目の生徒は同性の生徒から選ぶものだが、真っ先に彼女を選んでいる。独特の雰囲気を持つ彼女を理想の教室をつくる上でのファクターに据えたいという思いからである。「問題児」にかかりきりで「普通の子」をないがしろにする学校教育に疑問を抱き、『「普通の子」の心を摩耗させて教室内のバランスを保たせること』を避けるよう務めている。
後に克服するが、生徒の小川を異性として意識し、性的な妄想をしたりとロリコン気味なところがあった(今までにいた彼女は同世代の女性だけで、小川以外の生徒に欲情する事はないため、真性ロリコンというわけではない)。彼女を「女性」としてではなく「カミサマ」として偶像化する事によって邪な思いを乗り越えた。
私生活では、春休みの合コンで知り合った麻美とつき合い、彼女の妊娠を機に入籍・同居している。落ち込んだときには彼女に相談し、考えの整理や精神状態の立て直しを図っている。
のあり方について独自の考えを持っており、保健の授業での生徒への避妊方法の教え方に疑問を持っている。
【鈴木先生30の技リスト】
  • 聞いてしまったことを、聞いていないかのように、一旦、記憶から外しておく能力『@家庭訪問』
  • 10数える間に、完全に気合いを復活させる術 『@鈴木裁判』
小川 蘇美(おがわ そみ)
2-Aの生徒で本作のヒロイン。古典的な美少女でクールビューティー。他者に惑わされず、しっかりと自分の意見を言える優等生であり、先生たちからの評判も良い。その反面、「暗いわけじゃないけど子供らしくなくてやりにくい」と関先生にいわれていた。周囲に同調せず自分の意見を貫くところから、冷たいと評され敬遠される事もあった。本人もその事は自覚しており、よりよい自分に変わっていくために「いいなと思ってもらえる中学生」を目指して努力を重ね、少しずつ社交性に磨きをかけていく。
本編開始の一年前に、関先生が担任していた1-Aに転入してきた。以前の学校が荒れていた影響で、当初は周囲に対して心を閉ざす傾向があったが、意識的に少しずつそんな態度を変容させている。転校当初は髪の手入れがあまり行き届いていない、少し野性味のある外見だった。クラスメイトの5人をはじめ、多くの男子生徒や、担任の鈴木先生からも好意を抱かれている。鈴木先生いわく「カミサマ」。
小学校1年生の頃、当時中学生だった続木先生と同じ空手道場に通っていた。続木先生によると、小1の女の子にしては鋭い突きを繰り出し、当時はもう少しボワッとした髪型をしていたらしい。現在では空手は続けていないが、腕はいまだに確かなものである。酢豚が好物。家族構成は両親と5歳の弟だが、誰とも似ておらず、養子説が疑われるほど。隔世遺伝で祖母に似ている。学校での優等生然とした態度とは裏腹に、両親の事を「父ちゃん」「母ちゃん」と呼んでいる。
秦 麻美(はた あさみ)
おしとやかな女性で、鈴木先生の恋人。後に妻となる。結婚前はOLをしていた。年齢は鈴木先生の1つ下で、兄弟に妹・麻乃と弟・義人がおり、どちらも既婚。
彼女の友人が山崎先生と高校の同級生で、春休みに行われた合コンに参加して以降、鈴木先生と付き合うようになる。3年前に鈴木先生とちょっといい関係だった関先生と顔の系統が似ているらしい。
本作『鈴木先生』は彼女との3度目のデートシーンから始まっており、当初はあまり進んでいなかった関係も回を追うごとに親密になっていった。
デートの時には、よく鈴木先生から生徒についての相談を持ちかけられており、彼女からの言葉が悩める鈴木先生にとっての癒しになっている。
時々情緒不安定になることがあるようで、単行本第2巻『@人気投票』以降、デートをすることも電話で話すこともできなくなってしまったが、第3巻『@恋の嵐』のラストで生霊(?)とともに復活する。生霊を飛ばすほか、鈴木先生の夢の内容を見たり、電球の玉を切ったりするなどの特殊な能力を持っている。島根県出雲市出身で、母方の祖母も同様の能力を持っていた。

[編集] 生徒達

[編集] 2-Aの生徒

【2-Aの男子生徒】

出水 正(いづみ ただし)
意思の強そうな目と太い眉が特徴的。優等生で、川野先生いわく「あれだけきちんとした男子は珍しい」。学者である親に厳しくしつけられて育っており、食事マナーなども洗練されている。だが席替えして、中村の隣の席になった後、給食中に「げりみそ」などの汚い言葉を繰り返し発し、席の近い生徒たちを不快にさせるという事件を起こした。
両親は「経済的に自立するまで結婚してはならない」という考えの持ち主で、共に社会に出てからもきっかけを掴めずなかなか入籍できなかったが、母親が出水を身ごもった事をきっかけにして結婚したという経緯を持つ。
小川蘇美に恋しているクラス内男子5人衆のうちの一人。
駒井(こまい)
短髪で、中央部が盛り上がった髪形をしている(リーゼントに近い)。森や浜口と親しい。素朴で目立つ事はあまりないが、理知的な発言を見せる。
紺野(こんの)
小川蘇美に恋しているクラス内男子5人衆のうちの一人だったが、のちに中村に恋し、その場で告白するがフラれる。竹地公彦とは、ご近所で小学校以来の親友。学校を休んだ竹地を見舞いに行った際、竹地のアパートから出てきた河辺の姿(乱れた髪にヘアピンを留める)を見て、妖しい雰囲気を感じ取った。わりと惚れっぽく、「@鈴木裁判」では太田にも興味を持った。
竹地 公彦(たけち きみひこ)
眼鏡を着用している。小川蘇美に恋しているクラス内男子5人衆のうちの一人。クラス委員長で賢いが、自尊心が高く、あまり他人の気持ちを思いやることができない。前回の席替えの際に小川の隣の席をゲットした。
母とは顔がそっくりで、普段は理知的だが激昂しやすい、という性格も母譲り。
『@恋の嵐』では中村加奈と口論になり怪我をさせてしまう。そのトラブルでクラス中に醜態を見せてしまい、以降は鈴木先生の勧めもあり学校を休んでいたが、後に復帰。不登校中に励ましをかけてくれた河辺と交際するようになった。
藤山(とうやま)
小川蘇美に恋しているクラス内男子5人衆のうちの一人。スネ夫花形満を足して割ったような髪型をしている。小川蘇美を守るため、同志4人と協定を結ぶが、逆上した竹地によって反古にされてしまった。
体格の良い優等生タイプで、出身校である東小学校では5年生の時に児童会副会長を務めていた。6年生の時に不当な経緯で落選したため、中学進学後も長く鬱屈とした思いを抱えていたが、今では回復してきている。
ドラマ版では、2-Cの大谷隆司のバタフライナイフ事件についてのエピソードが移植されており、キャラクターが異なる。
戸塚(とつか)
地味な生徒。『@鈴木裁判』の日に欠席していた。
野呂(のろ)
細面で眉毛がつながっている。おとなしく気が弱いが、『@恋の嵐』でキレた竹地に対し、文句を言う。友人らに対しては明るくおどけた面も見せる。
長谷部(はせべ)
教員の長谷部先生とは血縁関係なし。全体的にやや長めの髪型。山口と親しい。
東小学校出身で、藤山や2-Bの西らが抱えている、東小学校時代の児童会選挙問題についての詳細を知っている。
浜口(はまぐち)
スネ夫のような髪形をしている。お調子者で、議論などの際は少々水をさすようなツッコミ役。小学校時代から、友人の森と共に阿波踊りの集いに所属しており、『@夏祭り』で阿波踊りを披露している。
岬 勇気(みさき ゆうき)
大人びた言動をとる。2-A男子の中で唯一、髪が黒色ではなく白く表現されているが、染髪ではなく地毛。天然の茶髪で色白、目の色も薄く、顔立ちは独特だが、どことなく二枚目な雰囲気が漂う。両親が放任主義で、祖母に育てられた。おばあちゃん子だが、一方で性に関して口うるさい祖母への反発心をも抱えていた。
親友である遠野涼介の小学4年生の妹・ 真名(まな)と1年近く付き合った末に肉体関係を結ぶが、相手の母親にバレて問題になる。小学6年生の時に初めて年上の女性に誘われてから、何人もの非処女と付き合い経験済み。処女性にこだわりを持つようになり、中学に入ってすぐに同じ歳の河辺(処女)と付き合ったが、長続きしなかった。
何人もの女性と交際が長続きしなかった事、処女性にこだわってしまう事、それらを恥じて自罰的な思いを感じていたが、年齢のわりに大人びて礼儀正しい真名に運命を感じ、彼女とこそ添い遂げたいと願っている。
本木(もとき)
坊主頭が特徴。野球部所属で、野球部の先輩である山際を尊敬している。山際の彼女であった河辺彩香に密かな思いを寄せていたが、山際に中村の良さを指摘されたことなどがあり、中村に恋するようになる。
森(もり)
長身で運動神経がよく明るくまっすぐな性格。作者曰く「わりとモテ筋」だが、女性関係は特にない。話が進むごとに、徐々に中村加奈に思いを寄せて行くようになった。
小学校時代から、友人の浜口と共に阿波踊りの集いに所属しており、『@夏祭り』で阿波踊りを披露している。
山口(やまぐち)
真面目な性格。文化祭演劇に対して情熱を燃やし、クラス演劇の題材に「ひかりごけ」を推薦し、決定された。
東小学校出身で、藤山や2-Bの西らが抱えている、東小学校時代の児童会選挙問題についての詳細を知っている。
横関(よこぜき)
太めな体格で、あだ名は「ブタ横関」。給食のたびにオカワリをしている大食いだが酢豚だけは苦手である。給食時間に樺山とオカワリを競い合っている。
小川蘇美に恋しているクラス内男子5人衆のうちの一人。告白したがフラれている。小川蘇美に好きな人がいる事を鈴木先生に話している。
吉井(よしい)
おとなしく気が弱いが、『@恋の嵐』でキレた竹地に対し、文句を言う。「@鈴木裁判」の際は、婚前の性交渉に対して批難を見せた。

【2-Aの女子生徒】

入江 沙季(いりえ さき)
中村加奈の腹心の友。彼女とは前年度の1-C時代からの付き合い。文化祭実行委員。昨年、教育実習に来た続木先生に本気で惚れていた。親友の中村を小川蘇美に取られたと思い込み、嫉妬に燃えた。以降は中村と険悪な雰囲気になり、委員会を通して2-Bの神田マリの方と親しく接するようになった。神田とは一時期同性愛的な関係を築くが、神田の苛烈な性格などにふれてからは少々ついていけなくなり、やがて中村と復縁した。
太田 ルミ(おおた るみ)
短めの髪を後ろで一つに結んでいる。明朗快活で、外見はもっさりとした感じだが、一部の少し暗い感じの男子生徒たちからの密かな人気がある。
桂 チカ(かつら ちか)
母子家庭に育つ。小菅小夜子とは幼馴染で仲が良い。
樺山 あきら(かばやま あきら)
あだ名は「カバ」で、女子バレー部に所属している。ぽっちゃりした体型。2-A屈指の食いしん坊であり、横関と給食のオカワリを競い合っている。また、給食室前の見本をもらいに来る常連らしい(特に、キナコ揚げパンの時は絶対)。酢豚が大好物で、同じく酢豚好きの小川蘇美と仲が良い。酢豚がなくなると聞いたときには、ひどくショックを受けた。給食アンケートを機に、横関を意識するようになり、告白するがフラれる。だが、後に横関といい感じになっていく。明るく素直だが、若干軽率な言動も目立つ。
河辺 彩香(かわべ あやか)
あだ名は「カーベェ」。女子バレー部所属。声が小川蘇美にそっくりで、少しタレ目。普段はおっとりとしていて優しい気質だが、激昂すると恐ろしい面も見せる。作者曰く、2-Bの神田マリと並んで「本作のダークヒロインの一人」。
入学した時はちんちくりんだったが、メキメキ女らしくなってきた。性関係が激しく、そのためもあるらしい。1年生の時に岬勇気と付き合い、処女を捧げるものの長続きせずに破局。その後は、3-Bの山際先輩と付き合っていた。ある事件をきっかけに竹地公彦と交際するようになり、山際に一方的に別れを切り出した後にすぐに竹地と性関係を持った。竹地は今までの相手の中で一番優しいとの事で、二人の関係は良好。男女交際に関しては「かぶっていなければいい」というポリシーを持ち、複数の男性と同時進行で付き合う事さえなければいいと考えている。
兄弟がたくさんおり、一番上の姉とは、顔は似ていないが声がそっくり。風俗店に務めている姉を肯定したいという思いからか、性的なモラルがやや乱れており、岬・山際・竹地以外の複数人の男性との経験もある。幼い弟妹が4人おり、貧乏子沢山な一家で、母親からは避妊さえすればなにをやってもいいと放任されている。母も性的には奔放なようで、兄弟のうち彩香までは前夫の子で、そこから下は現夫の子供。一番上の姉は既に家を出ているが、最近は彩香の様子を気にかけて時々帰宅している。
岸 美香(きし みか)
目立たない生徒で、長い髪で顔の半分を隠している事が多い。本編中でも後姿ばかりが映り、最終巻の11巻で初めて顔と内面が描かれた。ロングヘアで、比較的整った容貌をしている。
前年度は1-Bに所属し、二年続けて鈴木先生の受け持ちのクラスにいる。多方面において優れた実力を持っており、二年続けて文化祭演劇の重要な役を演じないかと鈴木先生にもちかけられたりと、鈴木先生に一目置かれている。だが、プレッシャーに耐えられない性格のために注目される事を避け続けている。
ドラマ版では下の名前が「茜」に変更されている。
小菅 小夜子(こすげ さよこ)
桂チカとは幼馴染で仲が良く、母親同士も仲が良い。
過去のいじめにより、引きこもりとなった弟がいる。弟をいじめた子が母子家庭であったため、母親は「母子家庭の子供」を憎むようになっており、母子家庭の子供であるが礼儀正しい桂の姿と自身の偏見とのギャップに長く苦しんだが、後に差別心を和らげた。小菅は母の憎しみを解いてくれた存在としても桂の事をあり難く思っている。
丹沢(たんざわ)
あだ名は「タンタン」。太田や梨本と仲が良い。髪型は二つ結びで、前髪を眉の辺りで切り揃えている。『@夏祭り』で、鈴木先生と吐き気をもよおす麻美を目撃し、『@鈴木裁判』を提案する。
ドラマ版では鈴木に好意を抱いていたという設定。
土田(つちだ)
あだ名は「ツッチー」。「@恋の嵐」で中村加奈の背中に突き刺さったコンパスの持ち主。数学教師の宇治先生のファン。
椿(つばき)
耳の後ろで二つ結びをしている。樺山あきらいわく「天然キャラ」だが、『@鈴木裁判』では議論の流れに沿わない発言を連発し、クラスメイトから諭されている。少々頭の固い所があるが、素直な性格。
徳永(とくなが)
あだ名は「トク」または「ピーポ」。下の名前は不明。ピーポくんに似ている。女子バレー部所属。
藤山とは幼稚園から小学六年生まで7年間同じクラスで、仲がいい。東小学校出身で、藤山や2-Bの西らが抱えている、東小学校時代の児童会選挙問題についての詳細を知っている。
中村 加奈(なかむら かな)
あだ名は「ナカ」。ブラスバンド部所属で、担当楽器はユーフォニウム。髪型は二つ結び(ドラマ版ではポニーテール)。前年度の1-C時代から入江沙季と仲が良い。お転婆で、口は悪いが、正義感の強い一面を持つ女子のリーダー的存在。明るく、少女らしいエキセントリックな面もまた魅力だとして、クラス内の女子の中では特にモテるタイプだという。男女交際の経験はない。鈴木先生には尊敬以上の感情を抱いていたようであり、白井が彼を批判した際には強い憤りを見せ、麻美との関係を知ったときには激しく動揺していた。『@恋の嵐』にて、小川蘇美を庇う行動を取り、彼女との間に友情が芽生えたが、逆に入江沙季には距離を置かれるようになってしまう。
梨本(なしもと)
あだ名は「ナシ」または「ナッシー」。目のふちの線が描かれない、独特の黒目がちな顔をしている。丹沢・太田らと仲が良い。
新見(にいみ)
あだ名は「ニモ」。中村や福田と仲が良い。
福田(ふくだ)
あだ名は「フク」。ぽっちゃりした体型で、髪型は二つ結び。白井や野球部の3年生らから恐れられている兄がいる。『@鈴木裁判』の日に欠席していた。
堀の内(ほりのうち)
あだ名は「ホリ」。保健委員で、女子バレー部所属。去年は小川蘇美と同じ1-Aの生徒で、ナイフ事件の際の小川の態度に、同級生ながら尊敬の念を抱いていた。一時、小川と気まずくなるが、無事仲直りする。
松野 ユキ(まつの ゆき)
両親は共に高齢で、父親は弁護士。両親は「経済的に自立できるまで子供を持ってはいけない」という考えの持ち主で、事業が軌道に乗るまで子供をつくろうとはせず、無理をした高齢出産のために第一子を無事に産むまでに二度流産をしていた。ユキは第二子であり、姉がいる。姉のヨウ子も、かつて鈴木先生の担当するクラスに所属していた。姉妹は顔がそっくりである。
席替えの際に小川蘇美と席が近くなり、それをきっかけに仲が良くなった。「@生徒会選挙」では出馬した小川の応援責任者となった。

[編集] 2-Bの生徒

神田 マリ(かんだ マリ)
女子バレー部、演劇部所属で生徒会の役員。文化祭実行委員も兼ねており、幅広く様々な活動をしている。1年生の時は学級委員もしていた。作者曰く、2-Aの河辺彩香と並んで「本作のダークヒロインの一人」。小川蘇美についての物語が一段落した後、二学期前半は彼女の心の動きがメインとなる。
河辺彩香と仲良しだったが、河辺が男性遍歴を重ねて行くうちに徐々に仲が破綻していく。河辺にセクハラまがいのスキンシップを取っていた山崎先生を憎み、彼を吊るし上げる為に『@人気投票』事件を仕組んだが、その件で河辺と完全に仲違いしてしまう。また、結果的に山崎先生を辞職に追い込んだ起因者として周囲からの風当たりが強くなっている。
男性嫌悪、色恋嫌悪の面が強く、非常に潔癖。やや同性愛的な傾向があるが、異性から思いを打ち明けられた時は恥じらいを見せており、完全な同性愛者というわけではない。純粋さや無垢さに執着する一方で、そうではないと判断した者たちには徹底的に好戦的に振る舞う。『@人気投票』事件後に親しくなった平良や、その他の様々な人の影響で少しずつ苛烈な性格を軟化させていく。
平良(たいら)
あだ名は「ヒラ」。女子バレー部所属。前年度は、鈴木先生のクラスの1-B所属だった。現担任の山崎先生のことを嫌っており、バレー部女子によるアンケート阻止の相談を山崎先生ではなく鈴木先生に持ちかけた。アンケートは実質的には山崎先生を吊るし上げるものであり、山崎先生を嫌いながらも、そのような行為は良くないと良心的な面を見せた。
アンケート事件後は、首謀者ではあったが心に傷を負ってしまった神田に優しく接し、急速に彼女と仲が良くなった。『@生徒会選挙』では出馬した神田のポスターイラストを担当するほどだった。自身の嫌悪感に忠実に従い過ぎ、トラブルの多かった神田の態度を軟化させていく。
遠野 涼介(とおの りょうすけ)
1巻の初期の版では、所属クラスが2-Cと表記されていたが、誤植であり正確には2-B所属。
2-Aの岬勇気と仲が良い。一歳下の一年生・小堺怜と付き合っている。彼女とは性関係も持っているが、怜が処女ではなかった事に苦しみを感じている。その思いをこらえて良好な関係を続けており、今では付き合い始めてから1年半になる。

[編集] 2-Cの生徒

大谷 隆司(おおたに りゅうじ)
前年度は小川蘇美と同じ組(1-A)だった。給食袋をナイフで切り裂くという「バタフライナイフ事件」の犯人。後にナイフによる猫殺害事件が発生し、前科があるために周囲から疑いの目を向けられたが、小川によって救われた。初登場は「@嵐の前夜」での関先生の過去の回想シーンだったが、「@恋の終わり」で小川に好意を抱くC組男子の一人として再登場した。
ドラマ版では、バタフライナイフ関係のエピソードは2-Aの藤山に移植されており、大谷は登場しない。
木崎 ヒロミ
バレー部所属。ポニーテールだが、眉間にしわを寄せていることが多く、男みたいな顔をしている。複数の部を掛け持ちしているため集中できていない神田マリに嫌味を言ったり、大谷やクラスの男子から意地悪な役が似合いそうと言われている。
坂本 ジュリ
バレー部所属。木崎と一緒にいることが多い。同じくポニーテールで、木崎よりは女の子らしい風貌だが、マリに嫌味を言うなど性格はきつそうで、悪女の役をふられそうになるも、台詞量が多いから無理だと言われる。
立花 リナ
演劇部所属。前髪を横に二つピンで留めている。公園で屯する見知らぬ男性に嫌悪感をあらわにしている。背が高く、演劇部では男性役を務める事もある。
南條 優一(なんじょう ゆういち)
生徒会所属。保坂淳とは親友。普段は真面目だが、仲間相手には偽悪的で、悪ぶった言動をしてしまう悪癖がある。神田マリに思いを寄せているが、上手く伝えられずにいた。
西 和哉(にし かずや)
髪が長めで陰気な雰囲気を漂わせているが、顔立ちは整っており女子のファンもいる。アトピー性皮膚炎を患っており、顔や手腕などに痕がある。
東小学校出身で、親友が同小出身の藤山らと共に不当に児童会選挙に落選した事を今も気に病み続けている。その一件で親友が大きなショックを受けて不登校になったため、「選挙」というシステムに大きな疑問を抱くようになり、立会演説で全校生徒の前で抗議を行うために生徒会選挙に出馬した。結果的に生徒会長に選ばれた。
野方 貴枝(のかた きえ)
文化祭の脚本決めの際に、友人の祭久子の案を通すために、意地の悪いやり方で大谷の脚本を潰した。釣り目気味。いたずら心で悪質な事もやってしまったりと、少々難がある。
保坂 淳(ほさか じゅん)
生徒会所属。南條優一の親友。おちゃらけた性格だが、ちゃかさないと物事を語れないシャイさの裏返しであり、その点は南條と似ている。生徒会会長の望月に恋心を寄せている。
祭 久子(まつり ひさこ)
演劇劇部所属。チャコと呼ばれている。ショートカットで、もみあげの上辺りをピンで留めている。性格はサバサバしていて少々男っぽいところはあるが、思いやりのある一面も見られる。ルックス・氏名から、元numbergirl、現toddlebloodthirsty butchersのギタリスト、田渕ひさ子がモデルであると思われる。

[編集] 3年生

白城 マチエ
演劇部部長。同部の水木ユリアの幼馴染で、生徒会長の望月ともまた幼馴染である(水木・望月同士は幼馴染ではない)。
髪をリボンで結び、気品ある美少女然とした容姿。男性的な容姿と言動の水木とは、まるで恋人同士のように振る舞う。演技は、丹念な研究と計算の上に築くタイプで、本能のままに憑依型の演技を見せる才気あふれる水木に対して、少し嫉妬を感じている。
普段は穏やかだが、演技に関しては直情的で、後輩たちが泣きだすほどのしごきを見せたりと怖い面もある。女子たちから熱烈な人気のある続木先生に対して、演技のいろはも知らない者は邪魔だという態度を隠さず露骨に嫌がる態度を見せて遠ざけたりしていた。
山際(やまぎわ)
3-Bの男子生徒。野球部所属。カッとしやすいが一途で真面目、後輩たちに慕われている。
2-1の河辺彩香と付き合っていたが、河辺が竹地に乗り換えたことでフラれる。河辺が自分と交際を始めた時には既に非処女であった事に苦悩し、性行為の際は乱暴に扱ってしまっていたため、河辺の心を遠ざけてしまった。その事を反省し、今でも河辺に思いを寄せながら、彼女が戻ってきてくれる事を願っている。
望月(もちづき)
女子生徒。生徒会会長を務めていた。出番は少ないが、才気にあふれカリスマ的な人気があり、後輩たちから好かれていた。
演劇部の白城マチエとは幼馴染で、白城の親友である水木ユリアとも親しい。
水木 ユリア(みずき ユリア)
3-Bの女子生徒。演劇部員。ボーイッシュで男言葉で話し、部では男性役を務める事が多い。
比較的裕福な家の娘で、理系大学に通う次兄は温室で様々な花を育てており、温室の花を毎朝摘んでは、学校でその花を口でくわえたり手でふったりしている。手に持つ花以外にも、替えの花をケースにしまって持参している。
「憑依系演技」を得意とし、激しく役にのめりこんだ上で演技する類まれな才能の持ち主。演劇への造詣が非常に深く、ドストエーフスキイの『ネートチカ・ネズヴァーノヴァ』に特に強烈な思い入れがあり、様々な翻訳を比べ読みしている。
容姿が対照的な、女性らしい美形である幼馴染で親友の白城マチエを恋人のように大切に扱っている。

[編集] その他生徒

白井 義男(しらい よしお)
昨年度の卒業生で、2年前に鈴木先生が担任したクラスの不良男子生徒。当時から生活指導だった岡田先生によく世話になっており、卒業後も岡田先生に会いに中学校を訪れる。嫌っていたわけではないのだが、鈴木先生に対して「優等生をエコひいきしてオレたち落ちこぼれを差別している」と非難した。ブラスバンド部出身で、トランペットがとても上手いが中3になってからは遊ぶばかりで全然吹かなくなったらしい。
カメ子
『@教育的指導』に登場した1年の女子。後ろ姿が小川蘇美に似ている。本名は不明。
中村精太
通称マッシュ。1年の時、小川に猫殺しを見破られ、3学期に転校していった。
小堺 怜(こさかい れい)
クラスは1-B。演劇部所属。2-Bの遠野涼介と交際中で、付き合ってから1年半ほど経つ。
特にすれているわけでもなく普通の少女だが、遠野と交際を始める前から非処女だった。その事が遠野の心を傷つけてはいたが、仲は良好。遠野とは秘密交際で、あまり仲をおおっぴらにしていない。
演劇部同学年の女子三名と仲がよく、四人ひとまとまりで行動する事が多い。幼さの目立つ他三人に同調して見せるところが多いが、少し猫をかぶっている部分もある。中学校入学当初は野球部のマネージャーも兼ねていたが、演劇部が忙しいためすぐにフェードアウトした。

[編集] 先生達

【2年クラス担任・副担任】

続木 先生(つづき)
新任の男性教諭で2-Bの副担任。23歳。2年体育の山崎先生の穴埋めとしてやってくる(『@恋の終わり その2』)。
この作品の舞台である中学の出身者で、大学時代は野球部の指導に来ていた。1年前の教育実習にも、この中学に訪れていた。小川蘇美が1-Aに転入してきたのは、続木先生の教育実習期間よりも後のため、この時はまだ顔を合わせていない。ハンサムで爽やかな風貌をしており、女子生徒には大変モテモテ。それでいて同性からも評判が良く、鈴木先生いわく「サワヤカなのにギリギリでイヤミにならない絶妙のバランス」。
父親が小川蘇美の父と同じ会社に勤めており、以前同じ社宅に住んでいた幼なじみで小川蘇美のことを『蘇美ちゃん』と呼ぶ。当時は同じ空手道場に通っており、中学生で段を取っていた続木先生は小1の頃の小川蘇美を含む幼年部の指導を手伝っていた。
川野 先生(かわの)
2年生の指導主任で、2-Aの副担任。担当教科は英語。いつもメガネをオデコに掛けてる、白髪のベテラン教師。喫煙者であるため、職員用喫煙室で、鈴木先生と一緒になることが多く、相談に乗ったり、女生徒の生霊(?)についてのアドバイスをしたりしている。
前年度では1-Bの副担任を務め、担任だった桃井先生が不調になってからは担任を務めていた。そのクラスには現2-Aの出水正も所属していた。
山崎 先生(やまざき)
2-Bの元担任の男性教師。あだ名は「山セン」で担当教科は2年体育。マッチョな体型をしている。独身。女子バレー部顧問をしておりジャージ姿でいることが多い。鈴木先生とは職員室の席が隣同士で仲が良く、本編開始前の春休み中に5対5の合コンを開き、鈴木先生と麻美とを引き合わせた。
明るい性格で職員たちのムードメーカーであるが生徒受けは悪く、同じ体育教師の岡田先生とは、対照的な評価をされている。体育会系的なスキンシップを女子生徒相手にも取っていたため、セクハラ教師だとして特に女子生徒からの評判が悪かった。教育者としての自覚に足りない部分があり、『@人気投票』ではワースト部門1位に選ばれたことにショックを受け、生徒の前で激しく取り乱してしまう。これ以降自宅療養になるのだが、以前から河辺彩香の姉が勤める風俗店に入り浸りである事が発覚し依願退職する。小川蘇美に好意を抱いていた。
文化祭において河辺の姉とともに変装して登場するも、神田マリに一瞬で見破られた。
桃井 先生(ももい)
2-B副担任の女性教師。山崎先生の退職後2-Bの担任に昇格した。女子バレー部顧問。本編開始の一年前は生徒への対応を巡って、鈴木先生とよく衝突していたらしい。(回想シーンではヒステリーを起こしていた。)しかし、彼氏が出来た余裕からか、給食アンケートのワープロ打ちを全部引受ける等、協力的になる。鈴木先生が職員室で悩んでいるとき、気分転換にシークァーサードリンクを差し入れるのが、恒例になってきている。精神的な病で廃人となった父と叔母を持ち、自身もそうならないようにと、心理関係の事に詳しく、心理関係の資格を持つ。
岡田 先生(おかだ)
2-Cの副担任。担当教科は体育。男性。田原俊彦に似ている。角刈りで精悍な顔つきをしている。女子生徒に人気があり鈴木先生とその人気を二分する。
『@人気投票』では、女子バレー部員の間で、鈴木先生と岡田先生のどちらがいいかで、もめごとが起こり、アンケート実施の原因となってしまった。アンケートの結果はベスト部門の第2位。いつも左胸に『P』の文字入りの黒半袖シャツを着用している。
少なくとも二年前から生活指導を担当しており、白井をはじめとする不良たちからの人望が厚い。「特別な事情を抱えた生徒の影にされがちな普通の子」を重んじる鈴木とは正反対の、「不良や弱者などの特別な子」を重んじる教育観で、理解し合えない部分もあるが、互いに大人の態度で良好な関係を築いている。
足子先生に思いを寄せられているが本人はまったくその気がなく、美術教師の槙谷先生に片思いをしている。
TVドラマ版では夏休み前から槙谷先生と交際しているという設定である。

【3年クラス担任・副担任】

足子 先生(たるこ)
3-Cの担任の女性教師。担当教科は家庭科。演劇部の顧問。授業で避妊の方法(スライド入りでコンドームの付け方迄)を教えていた。最近は岡田先生に対して、一方的に思いを寄せており、印刷室に二入でいた、鈴木先生と桃井先生の仲を勝手に勘違いしたり、岡田先生への冗談を、いじめと取るなど思い込みが激しくなってきている。また、人気が岡田先生を上回ったためか、鈴木先生に何かと冷たい態度を取るようになった。3年生とのスト中に、鈴木先生と対立し孤立したために、ヒステリーを起こし、一時自宅療養をしていた。
ドラマ版では鈴木裁判を焚き付けた張本人であり、神田と共に裁判を監視するなど鈴木との対立関係が強調されている。

【その他の教師】

江本 先生(えもと)
竹村健一の様な風貌。職員用喫煙所での鈴木先生の喫煙仲間。ことあるごとに、説教じみた話を始める悪癖があり、生徒のみならず、同僚からも辟易とされている。『@人気投票』のアンケートでは、ワースト部門2位だったが「オレは大丈夫だよ、確信犯だから!」と気にしてない様子。しかしアンケートのコメントに「授業中グチるのやめろ」と書かれていたことには、ひどくショックを受けた。鈴木先生と続木先生を「スズツヅコンビ」と名付ける。
関 先生(せき)
鈴木先生と元同僚の女性教諭。小川蘇美が1-Aの時の担任。生徒に迎合するタイプの先生で、1-Aの担任当初は、生徒にとても人気があった。しかし『バタフライナイフ事件』を期に、その人気は下落する。本編開始前の4月に、他校に転属した。現在の学校は地域柄、荒れているらしい。
3年前は、鈴木先生とちょっといい関係だったが、教育方針の違いやそりが合わなかったことから、何となく終わってしまった。麻美と顔のタイプが似ているらしい。
校長 先生
教師たちを監督し、的確な指示出しをする。様々な事件の当事者になった、生徒たちの精神状態を心配するなど、模範的な教育者。今のところ名前は不明。
松沢 先生(まつざわ)
中年の女性教師。担当教科は体育で、よくジャージを着ている。山崎先生の穴埋めで、2年女子の体育を受け持つ。
佐野 先生(さの)
保健室養護教諭。ぽっちゃりした中年女性で、ちょっと派手目の化粧をしている。ヘアバンドを愛用。子持ち。保健室にやってくる様々な生徒の相談に的確なアドバイスを出しており、教育によるストレスを感じて避難してくる鈴木先生の相談相手ともなっている。
宇治 先生(うじ)
担当教科は数学の男性教諭。1-B副担任。白髪・眼鏡着用。中村が、数学で使うコンパスで、怪我をしたことに責任を感じている。おっとりとして礼儀正しく、枯れた感じから女子生徒からの人気が高い。
竹田 先生(たけだ)
中年の女性教諭。授業中に小川を説得しにいった、鈴木先生のフォローに入る。
槙谷 先生(まきや)
女性教師。美術教師。生徒には「マッキー」の愛称で親しまれ、『@人気投票』ではベスト部門で第3位に選ばれている。ほんわかとした顔立ち。
石垣 先生(いしがき)
男性教師。色付きの眼鏡をしている。英語担当で、1-A担任。

[編集] 生徒の家族

出水正の父親
大学の講師をしており専攻は電子工学。鈴木先生に呼ばれて夫婦で来校する(『@げりみそ』)。
川野先生いわく「非常にできたご両親」で夫婦ともに礼儀正しい。食事の席でのマナーを息子の正に「ここは家畜の餌場じゃない」としつけていた。
鈴木先生の「この問題をクラスで取り上げ話し合うべきか迷っている」という相談に「自由な討論というのは常に最良の道なのでしょうか?」と問題提起をする。
遠野 真名(とおの まな)
遠野涼介の妹。小学4年生。兄の友人である岬勇気と1年間の交際の後、合意の上で肉体関係を持つ。母親にコンドームを発見されてしまい「無理矢理された」と嘘をつく。岬とは紆余曲折の末、交際を正式に認められる。その後、縁日で岬と共に鈴木と対面を果たす。
遠野涼介・真名の母親
岬勇気と遠野真名の件の話し合いのため来校する(『@教育的指導』)。はじめはけんもほろろだったが鈴木先生に諭され、当事者を含めた話し合いの席では大人の対応をとる。
河辺彩香の姉
風俗店で働いている。河辺彩香と顔はあまり似ていないが声はそっくりらしい。店では山崎先生に何度も指名され、妹の代用にイメージプレイを強要されていた。
竹地の母(たけちのはは)
早退した竹地の様子を電話で知らせてくる(『@恋の嵐』)。鈴木先生いわく「(電話で話した限りでは)比較的ちゃんとした親御さん」。しかし家庭訪問の日程決めの件で行き違いがあり、激しやすい部分もみせる。高学歴でフルタイムで働いている。

[編集] 学校関係者

正井さん(まさい)
給食室のおばちゃん。給食の酢豚の残し率の高さから「給食だより」にて酢豚の廃止を発表する。仕事には誇りを持っており本当は酢豚の廃止を残念に思うが時流だと諦めている。
安藤(あんどう)
教育委員会の教職員課の男性連絡員。
酒田(さかた)
校内警備員の男性。二十代後半。少々愚痴が多く、懐かしんで中学校を訪れてくるだけの人を軽率に不審者扱いしたりと仕事の様子には粗いところもある。

[編集] その他の人物

若神 亮司(わかがみ りょうじ)
鈴木先生の大学時代の旧友でループタイ仲間の一人。
現在は青楼大学教育学部で講師をしており、研究者の立場から現場の教師たちにエールを送るため『見張りの塔から ずっと』(胡蝶社刊)という本を出版した。その本の第8章の表題は学生時代の鈴木先生が若神に語ったフレーズ。
茂木助教授(もぎ じょきょうじゅ)
鈴木先生が大学4年次に受講した講義、「教育演習Ⅱ」の担当講師(『@鈴木裁判』)。講義中に鈴木先生が模擬授業を行った際、鈴木先生に「心の汗」という概念を教える。鈴木先生曰く「十二神将の一人」。

[編集] 単行本情報

定価:各860円(税込み) 判型:A5判

[編集] 備考

  • 若神亮司の本を出版した『胡蝶社』の名前は作者の同人活動時の個人サークル名からきている。

[編集] テレビドラマ

鈴木先生
ジャンル テレビドラマ
放送時間 月曜日22:00 - 22:54(54分)
放送期間 2011年4月25日 - 6月27日(10回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ東京
アスミック・エース
演出 河合勇人 ほか
脚本 古沢良太
岩下悠子
プロデューサー 山鹿達也(テレビ東京) ほか
出演者 長谷川博己 ほか
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送(同時ネットの場合)
データ放送 連動データ放送(同時ネットの場合)
外部リンク ドラマ公式サイト

特記事項:
ギャラクシー賞月間賞受賞(2011年6月)
日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門最優秀賞受賞(2011年)[1]
テンプレートを表示

2011年4月25日より、テレビ東京系列月曜10時枠でドラマ化。長谷川博己は今作が連続ドラマ初主演。初回は22:00 - 23:09(JST)の15分拡大。但しびわ湖放送は、初回54分の通常放送。

漫画本編では苗字のみしか明かされていない人物にも、オリジナルの下の名前が与えられている。

キャッチコピーは「誰も正解を教えてくれない、それが学校だ。」。

当初のスタート日時は、同年4月11日を予定していたが、東日本大震災の影響で撮影スケジュールに遅れが生じたため、2週後の4月25日スタートとなった。

後述の様に視聴率はあまり思わしくなく21世紀ゴールデンアワーのテレビドラマでは史上最低平均視聴率2.16%を記録している。(テレビ放送開始時期の1958年から2011年6月までのゴールデンアワーのテレビドラマの史上最低平均視聴率はテレビ東京制作で1995年10月から12月に放送された『クリスマスキス~イブに逢いましょう』の2.08%であり、「鈴木先生」はワースト2位である。)

しかし、書籍でもオフィシャルブックも販売されたり、配信サイトGyao!で見逃し配信[2]をしたところの反響はよかった。

放送当時のテレビ東京代表取締役社長・島田昌幸も、定例会見で当作品を含めた同枠ドラマの視聴率が良くないことを認めているが[3]、有料ネット配信やDVDセールスは好調なスタートであるとしており、熱心なファンやマスコミによる高い評価が視聴率に結び付かない現象を地デジ化後に向けて分析する必要があると語っている[4][5]

[編集] キャスト

[編集] 緋桜山中学教師

[編集] 鈴木先生周辺の人物

[編集] 緋桜山中学生徒

2-A生徒 出席番号順

他クラス生徒

旧2-A生徒

[編集] 緋桜山中学生徒保護者

2-A保護者

旧2-A保護者

  • 桜井聖(丸山康子の父親)
  • 児玉ちえ(丸山康子の母親)

[編集] その他

  • 森本のぶ(風俗店 店員)
  • 相馬大海(増田寛香の友達)
  • 金子海音(増田寛香の友達)
  • 近藤真彩(増田寛香の友達)

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

オープニングテーマ
エンディングテーマ

[編集] サブタイトル

各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
LESSON 1 2011年4月25日 誰も正解を教えてくれない! それが学校 古沢良太 河合勇人 2.6%
LESSON 2 2011年5月2日 14才優等生の反乱! 給食廃止で教室炎上 1.9%
LESSON 3 2011年5月9日 人気投票で熱血教師壊れる! 岩下悠子 橋本光二郎 2.5%
LESSON 4 2011年5月16日 恋の嵐!? 学級委員の自爆告白 古沢良太 1.9%
LESSON 5 2011年5月23日 誰が好きだっていいじゃない 河合勇人 2.4%
LESSON 6 2011年5月30日 課外授業…愛って何ですか? 岩下悠子 滝本憲吾 1.6%
LESSON 7 2011年6月6日 届かない心の叫び! 僕が犯した指導ミス 橋本光二郎 2.1%
LESSON 8 2011年6月13日 夏祭りで事件勃発!生徒にバレた秘密… 河合勇人 2.0%
LESSON 9 2011年6月20日 デキ婚は罪か!? 生徒35名が教師を裁判! 古沢良太 橋本光二郎 1.6%
LESSON 10 2011年6月27日 光射す未来へ! 教師の告白に涙の教室… 河合勇人 1.8%
平均視聴率 2.06%(視聴率関東地区ビデオリサーチ社調べ)

[編集] ネット局と放送時間

放送対象地域 放送局 系列 放送期間 放送曜日・時間 備考
関東広域圏 テレビ東京(TX) テレビ東京系列 2011年4月25日 - 6月27日 月曜 22:00 - 22:54 制作局
北海道 テレビ北海道(TVh) 同時ネット
愛知県 テレビ愛知(TVA)
大阪府 テレビ大阪(TVO)
岡山県・香川県 テレビせとうち(TSC)
福岡県 TVQ九州放送(TVQ)
岐阜県 岐阜放送(GBS) 独立UHF局
和歌山県 テレビ和歌山(WTV) 2011年5月8日 - 7月10日 日曜 23:30 - 24:24 13日遅れ
熊本県 テレビ熊本(TKU) フジテレビ系列 2011年5月10日 - 7月12日 火曜 25:05 - 25:59 15日遅れ
滋賀県 びわ湖放送(BBC) 独立UHF局 2011年6月4日 - 8月6日 土曜12:00 - 12:55 40日遅れ
新潟県 新潟テレビ21(UX) テレビ朝日系列 2011年6月4日 - 8月27日 土曜 24:30 - 25:24 40日遅れ
日本全域 BSジャパン(BSJ) テレビ東京系列
BSデジタル放送
2011年7月2日 - 9月3日 土曜 22:00 - 22:54 68日遅れ
福島県 福島中央テレビ(FCT) 日本テレビ系列 2011年11月13日 - 12月11日 日曜 13:00 - 14:55 約5ヶ月遅れ[6]
静岡県 静岡放送(SBS) TBS系列 2011年12月26日 - 2012年1月5日 月曜〜木曜 24:30 - 25:25 約8ヶ月遅れ
富山県 富山テレビ(BBT) フジテレビ系列 2012年1月17日 - 1月24日 火曜〜金曜 14:40 - 16:25 約9ヶ月遅れ[7]


テレビ東京 月曜10時枠の連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
最上の命医
(2011.1.10 - 2011.3.14)
鈴木先生
(2011.4.25 - 2011.6.27)
IS〜男でも女でもない性〜
(2011.7.18 - 2011.9.19)

[編集] 脚注

  1. ^ 日本民間放送連盟賞/2011年(平成23年)入選・事績
  2. ^ Yahoo!サイトの広報
  3. ^ テレビ東京:島田社長2011年5月定例会見 2011年5月26日
  4. ^ テレビ東京:島田社長2011年6月定例会見 2011年6月30日
  5. ^ 【放送芸能】テレ東ドラマ枠 正念場 東京新聞2011年7月16日朝刊およびweb版
  6. ^ 2話ずつ連続放送。
  7. ^すてーじA」枠にて2話ずつ連続放送。

[編集] 外部リンク

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