立川バス上水営業所

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立川バス上水営業所(2008年3月)

立川バス上水営業所(たちかわバスじょうすいえいぎょうしょ)は、東京都立川市幸町5丁目87-2に所在する立川バスの営業所。営業所記号はJ

西武拝島線玉川上水駅近くの芋窪街道沿いに位置し、立川バスの現存する営業所としては最古のものである。

歴史[編集]

1966年(昭和41年)6月に開設された、立川バスの営業所としては最古の営業所である。同月に国立操車場が設置され、2年後の1970年(昭和45年)に国立営業所へ昇格している。主に立川駅北部および立川駅以東の路線を担当している。上水営業所が開設される前は本社に併設されていた高松町営業所と、現在の多摩都市モノレール砂川七番駅近くにあった砂川営業所(いずれも廃止)の2営業所が担当していたが、いずれも敷地面積が手狭だったことと、ワンマン車の導入にあたってこれに適した営業所が必要となり、上水営業所が新設された。平成時代に入り、上水と国立、拝島瑞穂の4営業所が存在していた頃は広いエリアと多数の路線を担当しており、2000年9月30日の国立営業所廃止によって、国立が担当していた路線の3分の2を上水が継承している。

2018年7月1日には拝島・瑞穂の両営業所が福生営業所に統合され、その際のダイヤ改正により拝島営業所から音高線と郵政循環の移管を受け、富士見町団地線を除いた旧・国立営業所管轄路線の継承に至っている。

現行路線[編集]

立川駅 - 玉川上水駅 - 村山団地方面[編集]

  • 立20-1:立川駅北口 - 高松町三丁目 - 新立川航空 - 立飛本社前 - 砂川七番 - 砂川七番駅 - 上水営業所 - 玉川上水駅南口
  • 立21:立川駅北口 - 立川地方合同庁舎 - 熊野神社前 - 立飛本社前 - 砂川七番 - 砂川七番駅 - 上水営業所 - 玉川上水駅南口(平日・休日運休)
  • 立21-2:玉川上水駅南口 → 上水営業所 → 砂川七番駅 → 砂川七番 → 立飛東門 → 立飛駅(ららぽーと立川立飛前)→ 立川地方合同庁舎 → 立川駅北口(平日・休日運休)
  • 立22:立川駅北口 - 高松町三丁目 - 新立川航空 - 立飛本社前 - 砂川七番 - 砂川七番駅 - 上水営業所 - 玉川上水駅入口 - 桜街道 - 団地入口 -(←団地中央 / 東大和警察署→)- 村山団地
  • 立22:上水営業所(構内) → 玉川上水駅入口 → 桜街道 → 東大和警察署 → 村山団地 → 団地中央 → 桜街道 → 玉川上水駅入口 → 上水営業所 → 砂川七番駅 → 砂川七番 → 立飛本社前 → 新立川航空 → 高松町三丁目 → 立川駅北口
  • 立23:立川駅北口 → 高松町三丁目 → 新立川航空 → 立飛本社前 → 砂川七番 → 砂川七番駅 → 上水営業所 → 玉川上水駅入口 → 桜街道 → 団地入口 → 東大和警察署 → 村山団地 → 団地中央 → 団地入口 → 桜街道 → 玉川上水駅(日曜・休日運休)
  • 立23:玉川上水駅 → 玉川上水駅入口 → 桜街道 → 団地入口 → 東大和警察署 → 村山団地 → 団地中央 → 団地入口 → 桜街道 → 玉川上水駅入口 → 上水営業所 → 砂川七番 → 立飛本社前 → 新立川航空 → 高松町三丁目 → 立川駅北口
  • 立23:玉川上水駅 → 玉川上水駅入口 → 桜街道 → 団地入口 → 東大和警察署 → 村山団地 → 団地中央 → 団地入口 → 桜街道 → 玉川上水駅 → 上水営業所 → 砂川七番 → 立飛本社前 → 新立川航空 → 高松町三丁目 → 立川駅北口
  • 立23:立川駅北口 - 高松町三丁目 - 新立川航空 - 立飛本社前 - 砂川七番 - 砂川七番駅 - 上水営業所 - 玉川上水駅 - 玉川上水駅入口 - 桜街道 - 団地入口 -(←団地中央 / 東大和警察署→)- 村山団地
  • 立23:上水営業所(構内)→ 玉川上水駅入口 → 桜街道 → 東大和警察署 → 村山団地 → 団地中央 → 桜街道 → 玉川上水駅
  • 立23:立川駅北口 → 高松町三丁目 → 新立川航空 → 立飛本社前 → 砂川七番 → 砂川七番駅 → 上水営業所 → 玉川上水駅 - 玉川上水駅入口 - 桜街道 - 団地入口 -(←団地中央 / 東大和警察署→)- 村山団地(深夜バス)
  • 立25-1:立川駅北口 - 高松町三丁目 - 新立川航空 - 立飛本社前 - 砂川七番 - 砂川七番駅 - 上水営業所 - 玉川上水駅
  • 玉10:玉川上水駅 - 桜街道 - 団地入口 -(←団地中央 / 東大和警察署→)- 村山団地
  • 玉10-1:上水営業所(構内)→ 桜街道 → 団地入口 → 東大和警察署 → 村山団地 → 団地中央 → 団地入口 → 桜街道 → 玉川上水駅

立川駅から芋窪街道を北進して西武拝島線玉川上水駅から村山団地へ至る路線で、上水営業所の最主力路線群である。村山団地周辺では反時計回りの循環運行を行うが、立川駅発着便と玉川上水駅折返し便が運用上でセットとなっているため、循環区間を走行中に入れ替わる。中心となるのは立23で、かつては玉川上水駅北口に乗り入れない立22が中心だったものがダイヤ改正毎に立場が入れ替わったものである。歴史は古く、上水営業所が開設される直前だった1966年(昭和41年)4月に村山団地への入居開始と同時に立川駅へのアクセス路線として新設された。運行開始当初は循環運行ではなく往復運用だったが、村山団地の建設工事が翌年に完了してから循環運行が開始された。当時は村山団地停留所が折返場として存続していたが、1997年(平成9年)に全便が団地周辺を循環運行するように改められると必要性が無くなり、閉鎖された。

多摩都市モノレールの開業によって玉川上水駅南口付近が整備されると、当路線群はさらなる再編を求められる。玉川上水駅南口発着路線の新設が行われ、玉川上水駅または上水営業所から村山団地を経由して戻る玉10の運行が始まった。2009年(平成21年)6月16日のダイヤ改正では、立22の大多数を玉川上水駅を経由する立23へ変更させたが、2018年(平成30年)7月1日の福生営業所開設に伴うダイヤ改正では日中時間帯の立23が廃止され、立川駅 - 玉川上水駅間の運行が立20-1と立25(立川駅 - 玉川上水駅 - 武蔵村山病院 - イオンモール)・25-1に振り替えられ、立川駅から村山団地方面へは玉川上水駅での乗り換えが必要となった。しかし利用者が定着せず、2022年(令和4年)現在では日中も再び立23が運行されている一方、立25は同年3月16日のダイヤ改正で廃止されている。

立川駅 - 柏町青柳循環[編集]

  • 立18-1:立川駅北口 - 災害医療センター東 - 裁判所前 - 柏町青柳住宅 - 砂川七番 - 砂川七番駅 - 上水営業所 - 玉川上水駅南口
  • 立28:立川駅北口 → 立飛本社前 → 柏町青柳住宅 → 裁判所前 → 災害医療センター東 → 立川駅北口(柏町青柳循環)(平日・休日運休)

立川駅から砂川地区南部を循環運行する路線で、2009年(平成21年)4月20日の「東京地方裁判所立川支部」開庁(八王子市より移転)に先立って「裁判所線」として立18(立川駅 → 裁判所前 → 柏町青柳住宅 → 立川駅)が新設された。しかし大多数が立18-1での運行で立18は土曜午後、立28は土曜早朝に1便が運行されるのみで利用者が定着せず、立18は2018年(平成30年)7月1日の福生営業所開設に伴うダイヤ改正で廃止されて現在に至る。

立川駅 - 松中団地方面[編集]

  • 立14-3:立川駅北口 - 高松町三丁目 - 新立川航空 - 立飛本社前 - 柏町二丁目 - 砂川三番 - 天王橋 - 松中団地 - 松中団地操車場

立川駅と松中団地を結ぶ路線で、以前から福生営業所管轄の路線だったが、2021年(令和4年)1月16日のダイヤ改正から一部を上水営業所が担当することとなった。ただし立川市役所経由や拝島駅方面などは福生営業所が単独で運行しており、共同運行となるのは上記のみとなる。これ以外の路線については立川バス福生営業所を参照されたい。

立川駅 - 立飛循環[編集]

  • 立26:立川駅北口 → 立川地方合同庁舎 → 立飛駅(ららぽーと立川立飛前)→ 立飛東門 → 立飛本社前 → 新立川航空 → 高松町三丁目 → 立川駅北口(立飛東門循環)(土曜・休日運休)
  • 立27:立川駅北口 → 高松町三丁目 → 新立川航空 → 立飛本社前 → 立飛東門 → 立飛駅(ららぽーと立川立飛前)→ 202号棟 → 221号棟 → 保安本部 → 立飛駅(ららぽーと立川立飛前) → 立飛東門 → 立飛本社前 → 新立川航空 → 高松町三丁目 → 立川駅北口(土曜・休日運休)
  • 立27-1:202号棟 → 221号棟 → 保安本部 → 立飛駅(ららぽーと立川立飛前) → 立飛東門 → 立飛本社前 → 新立川航空 → 高松町三丁目 → 立川駅北口(土曜・休日運休)

立川駅北部にある不動産賃貸業を営む「立飛企業(立飛リアルエステート)」が立飛構内と呼ばれる土地を各企業へ貸し出しており、そこへ直通する通勤路線である。立飛構内への通勤路線だが実際の利用者は少なく、土曜・休日は全便が運休する。以前は立飛構内を横断する経路だったが、1998年(平成10年)11月27日の多摩都市モノレール開業によって新立川航空先回り(初代・立89)が廃止され、本数も2023年(令和5年)現在では早朝に2便程度と非常に少なくなってしまった。立飛東門から先の停留所(「202号棟」「204号棟」「221号棟」「保安本部」の4停留所)は立飛構内に位置するため、これら4停留所での乗降は通門証が必要となる。これら4停留所で降車しなければ通門証が無くても立川駅方面へ乗車することは可能だが、立飛構内出入口の守衛所付近に路線バスは停車しないため、これら4停留所で降車する場合は事前、もしくは事後に通門証を取得することが必要となる。立27に立川駅付近から乗車してこれら4停留所で降車する場合、乗務員による通門証確認などは行われないが、前述のように立飛構内は「私有地」となっているため、通門証を取得していない場合は不法侵入となる可能性があるので充分に注意が必要である。立26は2014年(平成26年)6月のダイヤ改正で新設されたが、翌年には大幅に減便されている。

立川駅・玉川上水駅 - 若葉町団地・武蔵野美術大学方面[編集]

  • 立30:立川駅北口 - 高松町三丁目 - 西武バス立川営業所 - 昭和第一学園 - 砂川九番 - 若葉小学校 - 若葉町団地 - 小平西高校 - 武蔵野美術大学
  • 立30:立川駅北口 → 高松町三丁目 → 西武バス立川営業所 → 昭和第一学園 → 砂川九番 → 若葉小学校 → 若葉町団地 → 小平西高校 → 武蔵野美術大学(深夜バス)(日曜・祝日運休)
  • 立30-1:立川駅北口 -(急行・無停車)- 武蔵野美術大学(不定期)
  • 立31:立川駅北口 - 高松町三丁目 - 西武バス立川営業所 - 昭和第一学園 - 砂川九番 - 若葉小学校 - 若葉町団地
  • 玉17:玉川上水駅南口 - 上水営業所 - 砂川七番駅 - 砂川七番 - 砂川九番 - 若葉町交差点 - 若葉町団地 - 武蔵野美術大学
  • 玉18:玉川上水駅南口 - 上水営業所 - 砂川七番駅 - 幸町一丁目 - 砂川九番 - 若葉町交差点 - 若葉町団地

立川駅から立川通りを北進して若葉町団地・武蔵野美術大学へ向かう路線群である。栄町二丁目以遠も立川通りを走る路線としては立川バスでは唯一で、1965年(昭和40年)に小平団地線として開業したのが起源である。1971年(昭和46年)に若葉町団地線が開業すると小平団地線が若葉町団地経由へ経路変更され、昭和工業高校(現・昭和第一学園)- 榎戸弁天間が無停車扱いとなった。その後、小平団地線が1984年(昭和59年)に廃止され、残った若葉町団地線が現在も運行を続けている形である。

2011年(平成23年)5月16日のダイヤ改正で立32(立川駅 - 立川八小)からの立川バスの撤退と、西武バスの幸町団地線が立川八小前経由へ経路変更されたことによる埋め合わせで、それまで無停車扱いだった昭和第一学園・東栄会・榎戸弁天の停車を再開した[1]2018年(平成30年)3月16日のダイヤ改正では武蔵野美術大学まで向かう立30が新設され、若葉町交差点経由の立31-2が廃止となった[2]。立30-1は武蔵野美術大学の催事にあわせ、途中無停車で運行される増発便である。2022年(令和4年)3月16日のダイヤ改正で、日中時間帯は全便が立30での運行に統一されている。

玉17は従来の若葉町団地 - 上水営業所間の回送運用を営業化したもので、2016年(平成28年)9月1日に運行を開始した。前述の立30新設によるダイヤ改正で玉17も武蔵野美術大学まで延伸され、若葉町団地発着・すずかけ通り経由の玉18が新設された。この2路線は従来から立川市コミュニティバスとして運行を模索していた経緯からか、後述の弁天出入庫線などとは異なり、往復とも玉川上水駅南口発着となっているが、玉川上水駅南口停留所は上水営業所方面へ少し向かった2番乗り場から発車となる。

立川駅 - けやき台団地方面[編集]

上弁天付近の道路が狭隘であることや、国立・けやき台団地線の方が主力となっていることもあって原則として中型車で運行される。平日・土曜・休日とも同一ダイヤで運行されており、2017年11月1日のダイヤ改正まで10年以上もダイヤ改正が行われなかった。2019年5月16日から西武バスの撤退によって、ダイヤはそのままに西武担当便だった分も立川バスによる運行へ変更された[3]

立川駅 - 北町方面[編集]

西武バス立川営業所 - 北町間が狭隘区間であるために中型車で運行されているが、沿線の立川国際中等教育学校の入試や学校のイベントがある際には大型車の運行もある。2003年12月16日に廃止された国19(立川駅北口 - 北町 - 音高 - 国立駅南口)の折返し路線で、2023年現在でも運行されている。

立川駅 - 市役所 - 砂川五番 - 玉川上水駅方面[編集]

立川駅から玉川上水駅までを災害医療センター・柏町四丁目経由で結ぶ路線で、柏町四丁目付近が独自経路となっている。1979年2月に「砂川循環」として開業後、1989年に防災センター(現・災害医療センター)経由へ経路変更された。その後、1992年に南北道路を経由する防災循環線が新設され、1996年2月13日に防災循環線の折返系統が新設されると同時に砂川循環が廃止され、1998年11月27日多摩都市モノレール開業によるダイヤ改正で防災循環線も廃止された。2002年には残った折返系統も廃止されると同時に曙町経由へ経路変更が実施され、2008年に現在の消防署線が再度新設(瑞穂担当)されるなど、路線の改変・経路変更が多く実施された路線である。

玉川上水駅方向が平日夕方に3便運行されるのに対し、立川駅方向は平日の午前中に2便、夕方に4便が運行されるなど、方向により本数に差があるのが特徴である。

立川駅 - 上北台駅 - 西武球場方面[編集]

立川駅から北上して埼玉県所沢市の西武ドーム(ベルーナドーム)へ向かう直行路線で、西武バス立川営業所と共同運行を行っている。当初は西武が立36(立川駅 - 西武球場)として運行していたが1999年多摩都市モノレールの開業によって上北台駅発着へ短縮され、2015年7月24日から立川バスが運行に加わったものである。ベルーナドームでの埼玉西武ライオンズ公式戦開催日やイベント開催日に限り、立川駅および玉川上水駅・上北台駅から臨時の直通バスが運行される。運行ダイヤはプロ野球の試合開始時間によって異なるが[4]、音楽イベントなどの開催時にはその都度、立川バスおよび西武バスの公式ホームページで公開される。

プロ野球開催日の基本運行パターンは、往路が試合開始約4時間前から立川駅発が20分間隔で3便、上北台駅発を15分間隔で9便それぞれ運行する。復路は試合開始2時間後に上北台駅方向が1便運行され、試合終了後から立川駅方向が随時運行され、試合終了から30分後に最終便となる。いずれも途中停留所では降車が出来ないほか、いずれも両社の各種定期券、およびIC一日乗車券は利用できない。かつて実施されていた「埼玉VS千葉シリーズ」開催時には、千葉ロッテマリーンズのラッピングが施された京成バス新都心営業所の車両が運行されることがある(西武バス担当便のみ)。

なお、2023年シーズンでは多摩湖周辺の道路工事に伴う交通規制で大幅な遅延が予想されることから、土曜・日曜・祝日に一軍の公式戦が開催される日のみ運行されるようになり、平日の試合では運行されなかったため[5][6]、立川駅や同駅以遠を利用する際は、西武多摩湖線西武山口線西武狭山線などを利用し、途中駅で乗り換える必要がある。

玉川上水駅 - イオンモール方面[編集]

  • 玉12-1:玉川上水駅 - 桜街道 - 団地中央 - 東京小児療育病院南 - 東経大入口 - 新海道 - 武蔵村山病院 - イオンモール
  • 玉12-1:イオンモール → 武蔵村山病院 → 新海道 → 東経大入口 → 東京小児療育病院南 → 団地中央 → 桜街道 → 玉川上水駅(深夜バス)
  • 玉12-2:玉川上水駅 - 桜街道 - 団地中央 - 東京小児療育病院南 - 東経大入口 - 武蔵村山病院

玉川上水駅から村山団地の南側を西進してイオンモール方面へ向かう路線で、系統番号の「玉12」は二代目である。2006年11月16日に玉12(玉川上水駅 - 三本榎 - ダイヤモンドシティ)として開業し、2008年2月16日にイオンモールと改称すると新海道道経由が開通し、路線の大半が新海道経由へ経路変更された。三本榎経由は一日1便まで減らされたのち、2010年4月16日に玉12-2へ代替廃止されている。2018年7月1日の福生営業所開設によるダイヤ改正で、玉12-1の平日午前中の一部を除いた全便と土曜・休日の日中時間帯におけるイオンモールが立25として立川駅北口まで延伸された。また同日からイオンモール方面の行先表示が全て「イオンモールむさし村山」に変更されたが、立川バスでは停留所の正式名称が「イオンモール[7][8]」のまま変更していない。なお、西武バスでは停留所名が「イオンモールむさし村山[8]」に2018年9月1日付で変更されているが、これは西武バス沿線に他にもイオンモールが存在するためである。その後、2022年3月16日のダイヤ改正で立25は廃止された。

全日ともイオンモール23:40発のみ深夜バスが運行されているが、これは閉店後のイオンモール従業員の通勤利便確保の意味合いが強く、かつては玉12-3として玉川上水駅から無停車で立川駅北口まで直通していた。

玉川上水駅 - 芋窪方面[編集]

  • 玉13:玉川上水駅 - 桜街道 - 桜街道駅 - 上北台駅 - 芋窪(土曜・休日運休)
  • 玉13:上水営業所(構内) → 桜街道 → 桜街道駅 → 上北台駅(旧道) → 芋窪(土曜・休日運休)

第二次世界大戦前の1938年3月15日に開通した非常に歴史の古い路線で、当初は村山貯水池が終点だったところを1952年に北野まで延伸された。現在の本線格である村山団地線が開設されるまでは芋窪街道を走る本線格の路線として立川駅から運行していた。「芋窪」停留所は西武バス・都営バスの「貯水池下」停留所と同じ場所に位置しており、芋窪から少し先へ行ったところに立川バス専用の折返場があるが、主に武蔵村山市内循環バス(MMシャトル)の休憩用として使うことがほとんどである。西武バス・都営バスにも「芋窪」停留所があるが、これは「貯水池下」停留所の一つ東にある。

自治体統計書[要追加記述]によれば村山団地線の開設後も減便なく運行を維持していたが、1975年に芋窪 - 北野間が廃止された。その後、1998年11月27日の多摩都市モノレール開業によって上北台駅以北を除いて全線が並行するため大幅に減便されたが、この時は路線短縮は見送られ、平日の日中時間帯と土曜の午前中の便が玉川上水駅発着へ変更されただけの最小限な変更に留まった。立川駅方面の便が運行されない時間帯は村山団地線との玉川上水駅入口での乗継乗車券が発行されたが、「村山団地線のどの便が芋窪線に接続するか」についての情報は無かった。2000年4月1日のダイヤ改正で立川駅発着便は平日・土曜のラッシュ時のみ残され、残りは全て玉川上水駅発着に短縮された。さらに同年10月の改正では平日・土曜のラッシュ時おける立川便と休日の玉川上水駅方面の路線のみが残り、2001年4月16日には立川駅への直通路線が完全に廃止された。

多摩都市モノレールの開通前は砂川七番駅・桜街道駅・上北台駅の3停留所が存在せず、当時の近隣停留所も設置されていなかった。また、上北台駅付近は現在のように整備されておらず、芋窪街道旧道経由で芋窪まで直線上に運行しており、新青梅街道と交差するやや南側に「北台停留所」が存在した(廃止された芝中団地線もここを通っていた)。これらがモノレール開通後に下を通る上北台駅(新道)経由に経路変更されて現在に至る。なお、朝の上水営業所からの芋窪行きには上北台駅停留所を経由せずに従来の北台停留所を経由する便も残存しているが、現在は北台停留所も「上北台駅」と改称している。

現在は、平日早朝に新道経由・旧道経由合わせて1日3便のみが運行される。

国立駅 - 一橋大学 - 矢川駅方面[編集]

  • 国10:国立駅南口 - 桐朋 - 富士見台第一団地 - 矢川駅 - 国立泉団地入口 - 国立操車場
  • 国10-2:国立駅南口 - 桐朋 - 富士見台第一団地 - 矢川駅 - 国立泉団地入口 - 国立泉団地 - 国立操車場
  • 国11:国立駅南口 - 桐朋 - 富士見台第一団地 - 矢川駅
  • 国12:国立駅南口 - 桐朋 - 富士見台第一団地 - 谷保駅(土曜・休日運休)
  • 国41:国立駅南口 - 桐朋 - 富士見台第一団地 - 矢川駅 - 国立泉団地(土曜・休日運休)

国立駅から南武線矢川駅周辺を結ぶ南北連絡路線で、旧・国立営業所から2000年10月1日に継承した。国立操車場はかつての国立営業所である。中心となるのは国11で、そこへ国10-2が加わる形で運行される。国12は谷保駅を結ぶ路線だが両駅のアクセスというよりは朝ラッシュ時の補完路線で、かつては京王バスと共同運行を行っていた。

国立駅 - 音高 - 郵政循環[編集]

  • 国15:国立駅南口 → 音高 → 立川六小 → ふれあい相互病院 → 立川駅北口(平日運休)
  • 国15:立川駅北口 → ふれあい相互病院 → 立川六小 → 音高 → 国立駅南口(土曜・休日運休)
  • 国15-1:国立駅南口 - 音高 - 立川六小 - ふれあい相互病院 - オニ公園 - 立川駅南口
  • 国20-2:国立駅南口 → 音高 → 富士見台四丁目 → 東羽衣町 → 音高 → 国立駅南口(郵政循環・午前)(土曜・休日運休)
  • 国20-2:国立駅南口 → 音高 → 東羽衣町 → 富士見台四丁目 → 音高 → 国立駅南口(郵政循環・午後)(土曜・休日運休)
  • 国20-5:立川駅南口 → たましんRISURUホール西国立駅入口 → 東羽衣町 → 音高 → 国立駅南口

旧・国立営業所から2000年10月1日に拝島営業所が継承した路線で、郵政循環と合わせて国立市内に乗り入れる唯一の路線だった。音高とは「国立音楽大学附属中学校・高等学校」の略称で、音高 - 立川六小間の道路は一部が狭隘な関係で中型車による運行が中心となっている。立川駅南口発着は立川駅南口の駅前再開発とロータリー整備の進捗により開設された路線で、この時点で大多数が国15より変更され、定時性が大幅に向上した。拝島営業所へは後年開設された立86(立川駅南口 - 拝島営業所)で出入庫を行っていたほか、立川駅南口から回送で富士見町操車場へ向かい、中休となる運用も存在した。現在は、国15-1が終日毎時2便程度で主力となっており、国15は2020年9月5日のダイヤ改正によって大幅に減便されたが、立川駅南口周辺で催事が行われる場合は迂回扱いで終日運行されることもある。

国20-2(郵政循環)はそれまでの羽衣循環線を再編して設定されたもので、中央郵政研修センター周囲を循環運行する路線である。かつて運行されていた国20-3・20-4と国20-5の区間便は出入庫を兼ねており、起終点から拝島営業所までの間を長距離回送していた。路線開設当初は上水営業所と共同運行だったが比較的短期間で拝島単独へ変更されたため、上水営業所の担当は復活ともいえる。2018年7月1日の福生営業所開設によるダイヤ改正で国20-3・20-4が廃止され、その他の系統は全て上水営業所へ移管された。

2020年9月5日のダイヤ改正で国15-1のふれあい相互病院 - 立川駅間の経路が変更され、「オニ公園」停留所が新設された。

国立駅 - 郵政正門 - 矢川駅方面[編集]

  • 国16:国立駅南口 - 音高 - 郵政正門 - 矢川駅 - 国立泉団地入口 - 国立操車場
  • 国16-2:国立駅南口 - 音高 - 郵政正門 - 矢川駅
  • 国16-3:国立駅南口 - 音高 - 郵政正門 - 矢川駅 - 国立泉団地入口 - 国立泉団地 - 国立操車場
  • 国42:国立駅南口 - 音高 - 郵政正門 - 矢川駅 - 国立泉団地

一橋大学経由ではなく郵政正門を経由して南北を結ぶ路線群で、平日の日中時間帯は国16-2・16-3が合わせて毎時2便運行されるが、土曜は国16-3が中心で日曜・休日は国16-3と国42が中心となる。

国立駅 - 国立循環[編集]

  • 国04:矢川駅 → 国立西二丁目 → 桐朋 → 第三小学校 → 国立駅南口
  • 国13:国立駅南口 → 第三小学校 → 桐朋 → 国立西二丁目 → 郵政正門 → 音高 → 国立駅南口(国立循環)
  • 国13-2:国立駅南口 → 一橋大学 → 桐朋 → 第三小学校 → 国立駅南口(国立東循環)
  • 国14:国立駅南口 → 音高 → 郵政正門 → 国立西二丁目 → 桐朋 → 第三小学校 → 国立駅南口(国立循環)
  • 国14-2:国立駅南口 → 一橋大学 → 桐朋 → 国立西二丁目 → 郵政正門 → 音高 → 国立駅南口(国立西循環)
  • 国15-2:国立駅南口 - 第三小学校 - 桐朋 - 富士見台四丁目 - 立川病院 - たましんRISURUホール - 立川駅南口

国立駅南口から南武線に挟まれた地域を運行する路線群で、中心となるのは国立駅と立川駅を結ぶ国15-2である。同路線のうち立川駅南口 - 創価学会立川文化会館間の立川通りの区間は、かつて存在した立川市内循環の経路が約15年ぶりに復活し、立川市役所停留所の国立方向(たましんRISURUホール正面玄関前)の停留所区画もそのまま流用している。国13は国立駅 - 学園通り西間が国15-2と同一経路で、そのまま郵政正門・音高を経由して国立駅に戻る循環路線である。

2018年10月16日より立川病院の病棟新築移転に伴い、整備されていたロータリー内に新設された停留所への乗り入れを開始した。これによって誤乗防止の観点から、立川病院到着前後に行先表示が変更される。

2020年9月5日のダイヤ改正で立川駅南口 → 錦町二丁目間の国立方向の経路が変更され、柴崎町停留所は立川駅方向のみ停車するようになった。

国立駅 - けやき台団地方面[編集]

  • 国21:国立駅北口 - 稲荷神社 - 国分寺第三中学校入口 - 高木町 - けやき台団地

けやき台団地方面の路線は国立駅発着と立川駅発着の2つがあるが、中心となるのは国立駅発着である。比較的短距離だが稲荷神社で坂を登り、高木町まで大変狭い道を走るのが特徴である。稲荷神社 - 国分寺第三中学校入口間に第一待避所、国分寺第三中学校入口停留所に第二待避所を有し、この待避所と高木町交差点の計3ヶ所に誘導員が常駐している。その他にも、路線バスと普通自動車がすれ違えるように道路が部分的に拡幅されている箇所があり、平日朝には4分間隔で大型車を走らせている屈指の高頻度運行路線である。

路線に急坂が介在する都合上、2013年頃までは主にツーステップバスが使用されていたが、使用車両の経年劣化やサービス上の問題もあり、現在はワンステップバスを主にノンステップバスでの運行も増えてきている。

国立駅 - 戸倉循環[編集]

  • 国22:国立駅北口 → 日吉町 → 恋ヶ窪駅 → 二ッ塚 → 第六小学校 → 稲荷神社 → 国立駅北口(左回り循環)
  • 国23:国立駅北口 → 稲荷神社 → 第六小学校 → 二ッ塚 → 恋ヶ窪駅 → 日吉町 → 国立駅北口(右回り循環)
  • 国25:上水営業所 → 砂川七番駅 → 並木町 → 二ツ塚 → 恋ヶ窪駅 → 日吉町 → 国立駅北口
  • 国25-1:国立駅北口 → 日吉町 → 恋ヶ窪駅 → 二ツ塚 → 並木町 → 砂川七番駅 → 玉川上水駅南口
  • 国26:上水営業所 → 砂川七番駅 → 並木町 → 二ツ塚 → 第六小学校 → 稲荷神社 → 国立駅北口
  • 国26-1:国立駅北口 → 稲荷神社 → 第六小学校 → 二ツ塚 → 並木町 → 砂川七番駅 → 玉川上水駅南口

国立駅北側の戸倉地区を循環運行する路線で、国25・26は枝番も含めて出入庫路線だが本数は極めて少ない。2023年9月16日のダイヤ改正で早朝・夜間に運行されていた国25・26の上水営業所方向は、それぞれ国25-1・26-1に変更された。

国立駅 - 東京創価小学校方面[編集]

  • 国24-2:国立駅北口 → 花街道 → 東京創価小学校 → 並木町二丁目 → 花街道 → 国立駅北口
  • 国24-3:国立駅北口 → 花街道 → 並木町 → 東京創価小学校
  • 国24-4:国立駅北口 → 花街道 → 東京創価小学校 → 並木町二丁目

国立駅から国分寺市の並木町・北町地区に至る路線で、後述する狭隘区間への対応から中型車によって運行されている。もともと並木町地区には立川駅 - 小平団地線(廃止)や上記の国25・26が存在していたが、この路線の新設で最寄りのJR駅への短絡化が達成された。今でも運行頻度は朝は10分間隔と徐々にだが本数の増加は見られる。当初は国立駅 - 高木町にてけやき台団地国立線と同一経路を走行していたが、2003年にほぼ全便が第二小学校経由に変更された。第二小学校 - 変電所間は、稲荷神社 - 高木町間と同様に道路が狭隘だが、けやき台団地国立線と異なり狭隘区間でも花街道付近の交差点南側を除き離合が可能なため、待避場の設置や誘導員は配置されていない。

小平市との境に近い北町二丁目停留所から北東方向へ10分程歩くと、西武国分寺線鷹の台駅がある。

国立駅 - 弁天通り折返場方面[編集]

  • 国27:上水営業所 → 幸町一丁目 → 弁天通り折返場 → 下弁天 → 稲荷神社 → 国立駅北口
  • 国29:国立駅北口 - 稲荷神社 - 下弁天 - 弁天通り折返場
  • 国29-2:国立駅北口 → 稲荷神社 → 下弁天 → 弁天通り折返場 → 幸町一丁目 → 上水営業所 → 玉川上水駅南口

国立駅北口を出て国分寺市の最西部を走る路線で、もともとは「弁天線」として国立駅 - 立川駅間を結んでいたが、上弁天から立川駅はけやき台団地立川線と重複しており、これに委ねる形で分割されると同時に北へ延長された。折返場線単独となってからは戸倉循環線の出入庫もこの系統を利用して行われるなど、運行本数は次第に増発された。

弁天通り折返場は国分寺西町アパートに接して停留所が設けられている。この停留所から北に向かうと立川通りとの交差点があり、立30・31や西武バスが通る榎戸弁天停留所がある。なお、「弁天通り折返場」という停留所名は時期や資料によって送り仮名の振り方が異なっており、どれが正しいのか判別が難しいのが現状である。路線開設当初は藤パブリックテニスコート(現:弁天通り北)を出てすぐ右折した場所に仮の折返場があった。

現在は運行本数の約半数が弁天通り折返場を越えて、玉川上水駅(上水営業所)発着となっている。

国分寺駅 - 小平団地 - 花小金井駅 - 大沼団地線[編集]

  • 寺50:上水営業所 → 砂川七番駅 → 砂川九番 → 並木町二丁目 → 二ツ塚 → 喜平橋 → 国分寺駅北口(土曜・休日運休)
  • 寺51:国分寺駅北口 → 喜平橋 → 小平団地中央 → わかば住宅 → 花小金井駅北口 → 昭和病院前 → 昭和病院
  • 寺51:国分寺駅北口 → 喜平橋 → 小平団地中央 → わかば住宅 → 花小金井駅北口 → 昭和病院前
  • 寺51-1:昭和病院 → 花小金井駅南口 → わかば住宅 → 小平団地中央 → 喜平橋 → 国分寺駅北口
  • 寺52:国分寺駅北口 → 喜平橋 → 小平団地中央 → 回田本通り入口
  • 寺53:国分寺駅北口 → 喜平橋 → 回田本通り入口 → 小平団地中央 → 喜平橋 → 国分寺駅北口
  • 寺54:国分寺駅北口 → 喜平橋 → 小平団地中央 → 回田本通り入口 → 喜平橋 → 国分寺駅北口(平日・休日運休)
  • 寺55:国分寺駅北口 - 喜平橋 - 小平団地中央 - わかば住宅 - 花小金井駅南口
  • 寺56:国分寺駅北口 → 喜平橋 → 小平団地中央 → わかば住宅 → 花小金井駅北口 → 昭和病院前 → 大沼団地
  • 寺56-1:大沼団地 → 昭和病院 → 花小金井駅南口 → わかば住宅 → 小平団地中央 → 喜平橋 → 国分寺駅北口
  • 寺57:国分寺駅北口 - 喜平橋 - 小平団地中央 - 天神グランド前 - 大沼団地(花小金井駅非経由、土曜・休日運休)

JR中央線国分寺駅北口を起点として小平団地から西武新宿線花小金井駅および昭和病院、大沼団地へ至る路線で、立川バスでは最東端の路線である。国分寺駅付近の道路が狭隘なため中型車が限定で運用されている。寺51の昭和病院前行きは上水営業所への入庫を兼ねており、昭和病院構内には入らずに病院前の青梅街道上で終点・回送となる。

昭和病院前 - 大沼団地間は2006年8月16日に開通した。当時行われていた昭和病院の建て替え工事によって操車スペースが一時的に使えなくなることによる措置で、新たな需要開拓を狙っての設定だった[9]。しかし利用者が定着せず、昭和病院の建て替え完了後に操車スペースも新装の上で使用を再開し、次第に本数は減少している。

応現院線[編集]

  • 立29:曙バスターミナル →(直通)→ 応現院北門
  • 立29:応現院北門 →(直通)→ 立川駅北口
  • 立29-1:曙バスターミナル →(直通)→ 応現院
  • 立29-1:応現院 →(直通)→ 立川駅北口
  • 立98:立川駅北口 → 立飛駅 → 応現院 → 泉市民体育館 → 玉川上水駅南口(記載停留所のみ停車)
  • 立99:玉川上水駅南口 → 泉市民体育館 → 応現院 → 立飛駅 → 立川駅北口(記載停留所のみ停車)
  • 玉19:玉川上水駅南口 -(直通)- 応現院北門
  • 玉19-1:玉川上水駅南口 -(直通)- 応現院

立川バス曙営業所閉所で移管された路線。 応現院とは真如苑の立飛駅近郊にある精舎のことで、そちらへのアクセス路線として運行されている。 メイン路線は応現院発着だが、大祭などの夜間開催になる行事があるときのみ、立川駅北口~応現院~玉川上水駅南口の路線が運行される。 ただし、途中の経路が若干違うため、立川駅北口発と玉川上水駅南口で系統番号が異なる。 なお、曙営業所閉所時に所属営業所を福生営業所と上水営業所両方の所属としたため、車両とダイヤによっては福生営業所の車両となることもある。

コミュニティバス[編集]

立川市国立市国分寺市コミュニティバスを各自治体より運行受託している(国分寺市ぶんバス国立駅北口発着の西町ルートのみ)。

廃止・移管路線[編集]

  • 立18(初代):立川駅北口 → 砂川三番 → 日産正門 → 団地中央 → 桜街道 → 玉川上水駅入口 → 立川駅北口
  • 立19(初代):立川駅北口 → 玉川上水駅入口 → 桜街道 → 団地中央 → 日産正門 → 砂川三番 → 立川駅北口
立川駅から砂川五番・超音波工業をすずかけ通り経由で運行していた路線で、超音波工業は現在の泉市民体育館である。現在は運行していない。
  • 立18(二代):立川駅北口 → 災害医療センター東 → 裁判所前 → 柏町青柳住宅 → 立飛本社前 → 立川駅北口(柏町青柳循環)
2018年7月1日の福生営業所開設によるダイヤ改正で廃止された。
  • 立21(初代):立川駅北口 - 玉川上水駅入口 - 桜街道 - 団地中央 - 村山療養所西門 - 横田 - 三ツ藤住宅
  • 立23(初代):上水営業所 → 村山団地 → 団地中央 → 立川駅北口
先代の立23は立22の出庫便で使用されており、入庫便は設定されていなかった。別系統番号としていたが、現在は出庫便も含めて立22として運行している。
  • 立24:立川駅北口 → 玉川上水駅入口 → 桜街道 → 南街 → 東大和市駅入口 → 南街 → 桜街道 → 玉川上水駅入口 → 立川駅北口
1998年11月27日の多摩都市モノレール開業により、上水営業所発着の玉14(上水営業所 - 玉川上水駅 - 東大和市駅入口)へ短縮された。2023年現在で東大和市駅への立川バス路線は存在しない。
  • 立25(初代):立川駅北口 - 玉川上水駅入口 - 北台 - 芝中団地
立川駅から芝中団地への路線だが2000年代には廃止されており、芝中団地へのアクセスも2021年現在は西武バスが中心となっている。
  • 立25(二代):立川駅北口 - 高松町三丁目 - 立飛本社前 - 砂川七番 - 砂川七番駅 - 上水営業所 - 玉川上水駅 - 桜街道 - 団地中央 - 東京小児療育病院南 - 東経大入口 - 新海道 - 武蔵村山病院 - イオンモール
2022年3月16日のダイヤ改正によって廃止された。
  • 立26:立川駅北口 - 玉川上水駅入口 - 北台 - 四ッ街道 - 芋窪
2001年4月16日のダイヤ改正によって玉13(玉川上水駅 - 芋窪)へ短縮された。
  • 立31(初代):立川駅北口 - 栄町二丁目 -(無停車)- 幸町三丁目 - 砂川九番 - 若葉小学校 - 若葉町団地
  • 立31-1:立川駅北口 - 高松町三丁目 - 西武バス立川営業所 - 幸町三丁目
  • 立31-2(初代):立川駅北口 - 栄町二丁目 -(無停車)- 幸町三丁目 - 砂川九番 - 若葉町交差点 - 若葉町団地
  • 立31-2(二代):立川駅北口 - 高松町三丁目 - 西武バス立川営業所 - 栄町二丁目 - 昭和第一学園 - 幸町三丁目 - 砂川九番 - 若葉町交差点 - 若葉町団地
1971年の開業から栄町二丁目 ‐ 幸町三丁目間の各停留所(昭和第一学園、東栄会、榎戸弁天)が無停車だったが、2011年5月16日の改正で停車化され、立31・31-2(いずれも初代)が廃止された。その後、2018年3月16日の改正で立30(立川駅 - 若葉台団地 - 武蔵野美術大学)新設により立31-2(二代)が代替廃止された。立31-1は2022年3月16日のダイヤ改正で廃止された。
  • 立32:立川駅北口 - 栄町二丁目 - 第八小学校(西武バス立川営業所と共同運行)
通学する小学生向けではなく、終点付近にある西けやき台団地の住民が利用する路線として開通した。2011年5月16日のダイヤ改正で第八小学校折返場の廃止と幸町団地への延伸と共に、立川バスのみ撤退した[1][10][11]
  • 立52:立川駅北口 - 栄町三丁目 - 上弁天 - 稲荷神社 - 国立駅北口
  • 立77:立川駅南口 → アミューたちかわ → 西国立駅入口 → 東京女子体育大学入口 → 立川駅南口(平日・休日運休)
土曜運行の循環路線で「立川市役所循環」として2002年7月12日に新設された。のちに立川市役所移転に伴い「西国立循環」と改称されたが、2011年5月16日に国20-5へ代替廃止された(最終運行日は5月14日)。
  • 立87:立川駅北口 - 緑川商店会 - 東緑川
1998年11月27日の多摩都市モノレール開業により廃止された。
  • 玉11:上水営業所 - 玉川上水駅 - 北台 - 芝中団地
  • 玉12(初代):上水営業所 - 玉川上水駅 - 団地中央 - 村山病院西門 - 桃の木 - 武蔵村山高校 - 箱根ヶ崎駅
イオンモール線開通より前に運行されていた先代の玉12で、系統番号のみ再利用されている。
  • 玉12(二代):玉川上水駅 - 村山医療センター南 - 三本榎 - イオンモール
イオンモール方面の全路線が新海道経由へ変更されたため、2010年4月16日に玉12-2へ代替廃止。
  • 玉12-3:イオンモール → 武蔵村山病院 → 新海道 → 東経大入口 → 東京小児療育病院南 → 団地中央 → 桜街道 → 玉川上水駅 →(無停車)→ 立川駅北口
玉川上水駅から立川駅北口までは無停車で運行していた急行路線だが、2013年10月16日に廃止された。
  • 玉14:上水営業所 - 玉川上水駅 - 桜街道 - 南街 - 東大和市駅入口
1998年11月27日の多摩都市モノレール開業により立24(立川駅 - 東大和市駅入口循環)の短縮代替として新設されたが、2000年1月10日に廃止された。
  • 国19:立川駅北口 - 西武バス立川営業所 - 北町 - 東立川 - 音高 - 国立駅南口
2003年12月16日に廃止され、現在は立53(立川駅 - 北町)が運行中。
  • 国27(初代):上水営業所 - 砂川七番 - 栄町三丁目 - 上弁天 - 稲荷神社 - 国立駅北口
  • 国29(初代):国立駅北口 → 稲荷神社 → 上弁天 → 稲荷神社 → 国立駅北口
  • 花26:花小金井駅北口 - 昭和病院 - 大沼団地

車両[編集]

上水営業所の所属車両
いすゞ・エルガ (J748)

上水営業所では、いすゞ自動車三菱ふそうの車両を導入してきた。

いすゞ製大型車は富士重工業製車体を架装していた。その一方で、純正車体(IKコーチ)のジャーニーKも導入していた。1980年代以降はキュービック(富士重工5E・7E車体架装)も多数在籍し、7E車体を架装したJ717号車(KC-LV380L、1998年式)は、延命措置をされ2024年現在も現役であり、都内では貴重なツーステップバスとなっている。2000年代以降はエルガエルガミオが多く在籍する。

三菱ふそう製の車両は、三菱自工(名古屋)製のB35型「ブルドッグ」車体を架装したMPや、呉羽車体を架装したエアロスターKが在籍した。1990年代後半には、立川バスで初のノンステップバスであるエアロスターノーステップ(KC-MP系)が導入された。 また、曙営業所の閉所で中扉が4枚折戸の車両も転入している。

日野自動車製の車両は、コミュニティバス用の小型車が在籍するほか、2020年にはブルーリボンハイブリッド(2SG-HL2ANBP)が配置され、2024年時点では6台が在籍している。

小型車は三菱ふそう・エアロミディME、コミュニティバス用の日野・ポンチョ(2代目HX系)があり、ポンチョは使用路線に合わせて2ドアロングボディ、1ドアショートボディの2タイプが在籍する。くるりんバスくにっこ用の初代ポンチョぶんバス「西町ルート」用の日野・リエッセ(J30号車)が在籍していたが、2代目ポンチョに代替されて現存しない。ぶんバス専用車のJ30号車は、立川バス唯一のCNG車であった。

また1980年に開業した武蔵村山市内循環バスの専用車として、いすゞ・ジャーニーL(K-BE22)が3台在籍したが、これは武蔵村山市が車両を購入して運行開始したものである。初代車両のジャーニーLの代替として、1990年日野・レインボーRB1999年日野・リエッセが導入され、上水営業所に在籍していたが、2000年10月1日より武蔵村山市内循環バスは瑞穂営業所へ移管され、専用車両も転出した。

コミュニティバス用車両の詳細については、各路線の記事を参照のこと。

高速車は、以前から三菱ふそう製の三菱ふそう・エアロエースやエアロクィーンが導入されていたが、その後、高速バスの運行がシティバス立川拝島営業所へ移管されたことに伴い、全車両が転出した。

2009年4月頃より、従来の通常方向幕の車両は順次、LED式の方向幕へ改造された。

ラッピングバス[編集]

J770号車は「聖☆おにいさんバス」になった際に「兄さん」の語呂合わせで希望ナンバーの「・・23」を取得した。同車は2014年11月より「ウドラ」のラッピングバス[12]になったが、ナンバーは変更されていない[13]。また2016年4月頃にウドラバスの2号車として従来の柄を踏襲しつつ、オレンジ色を基調としたJ776が登場した。

他に立川バス公式サイトで運用が公開されているラッピングバスとしてはリラックマバスがあり、国立駅発着メインに運行する2号車のJ778(いすゞ・エルガ)[14]は水色基調となっている。

北町方面へのリラックマバス4号車のJ379(いすゞ・エルガミオ)は、車両は現存しているが、ラッピングは解除されている。その後、若葉町団地・武蔵野美術大学方面をメインに運行開始したリラックマバス新4号車のJ823(三菱ふそう・エアロスター)は、ピンク色基調にイチゴをあしらったカラーとなっている。

脚注[編集]

  1. ^ a b 平成23年5月16日(月)ダイヤ改正について
  2. ^ 路線の新設・延伸・廃止、時刻変更、停留所新設のお知らせ(PDF) - 立川バス、2018年3月8日閲覧
  3. ^ 【5月16日(木)から】「立51」系統 立川駅北口~けやき台団地 立川バス一社による運行へ移行のご案内” (PDF). 立川バス (2019年4月16日). 2019年4月16日閲覧。
  4. ^ メットライフドーム線運行のお知らせ 2018年3月12日、立川バス公式サイト、2018年8月12日閲覧。 (PDF)
  5. ^ 2023年シーズン 西武球場線の運行について 2023.2/16 西武バス
  6. ^ 2023年シーズン 西武球場線の運行について 2023.2/16 立川バス
  7. ^ 運行系統一覧・管轄営業所 運行系統 | 路線バス”. 立川バス. 2021年2月5日閲覧。
  8. ^ a b バスのアクセス|アクセスガイド”. イオンモールむさし村山. 2021年2月5日閲覧。
  9. ^ 立川バス株式会社 有価証券報告書 第121期(平成18年4月1日 ‐ 平成19年3月31日)有報速報 - 2018年8月1日閲覧
  10. ^ 第八小学校線廃止のお知らせ 5月15日(日) (PDF)
  11. ^ 平成23年5月16日(月)経路変更及び停留所新設のお知らせ (PDF) - 西武バスの告知
  12. ^ 『立川バス×ウドラ』ラッピングバスが運行開始 - 立川バス2014年11月7日
  13. ^ 『たちかわ楽市』にウドラバスがあらわれました。 - ウドラ公式サイト 2014年11月8日
  14. ^ 『リラックマバス2号車運行情報』 - 立川バス、2018年7月1日

外部リンク[編集]

座標: 北緯35度43分46.9秒 東経139度25分7.1秒 / 北緯35.729694度 東経139.418639度 / 35.729694; 139.418639