いすゞ・ジャーニー
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ジャーニー (JOURNEY) は、いすゞ自動車が販売するマイクロバス。
かつては自社製で、それなりのシェアもあったが、販売不振から撤退、現行モデルは日産車体で製造される日産シビリアンのOEMとなる。ラインナップもシビリアンとほぼ共通で、TB45E型直列6気筒ガソリンエンジン1種類のみが設定されている。
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[編集] 概要
- ジャーニーS:1970年発表のKA5*B系。エルフと共通の前面を持つ15人乗りマイクロバス。1959年の初代、1964年の2代目エルフマイクロバスTL-B系からモデルチェンジしてこの車名となる。1981年にいすゞ・ファーゴバスへバトンタッチする。
- ジャーニーE:西日本車体工業の「プレビス」ボディを5代目エルフに架装したマイクロバス
- ジャーニーJ:日野・リエッセのOEM供給車。現在はジェイ・バスから日野・いすゞへ供給される統合モデル。
- ジャーニーK:乗車定員29人以上のリアエンジンバス。詳細はいすゞ・ジャーニーKを参照
- ジャーニーM / L:20~29人乗り。ボディは川崎航空機製。本稿で主軸として述べる。
- ジャーニーQ:乗車定員29人以上の中型 (4t) トラックベースのバス。詳細はいすゞ・ジャーニーQを参照。
[編集] 歴史
[編集] 初代(1960-1972年)
- 1959年登場の初代エルフTL151B / 251Bマイクロバス(15人乗り小型バス)がクラス初のディーゼル車として発売。前面にはエルフのキャブが流用され、運転席・助手席にエルフ同様の後ヒンジドアを持つ。後にジャーニーSとなる。他に1961年に目黒車体が架装した後ろヒンジのキャブドア無の無い、全長5.1m・17人乗り・行き先表示付き左中央1扉の路線仕様?も存在した。
- 1960年、同じくエルフのコンポーネンツを用いた川崎航空機製ボディの21人乗りモデル、いすゞライトバス・ジャーニーBL171 / BL271型が登場する。後に渡辺自動車製ボディも追加される。
- 1967年に25人乗りのBLD20型を、1972年に29人乗りのBE20型をそれぞれ追加。このシリーズは後のジャーニーLとなる。
[編集] 2代目(1973-1993年)
- 1973年3月登場。標準ボディはジャーニーM(BL系:エルフ250ベース26人乗り)、ロングボディはジャーニーL(BE系:エルフ350ベース29人乗り)として販売された。エンジンはエルフと同じ直列4気筒 2.8L 渦流室式ディーゼル 85馬力、3.6L 渦流室式ディーゼル 100馬力。トランスミッションもエルフと共通で、全車フロアシフトの5速MTのみ。
- 1980年2月 ジャーニーLに搭載の3.6L ディーゼルが昭和54年排出ガス規制で3.9L 110馬力に変更。ジャーニーMは2.8L ディーゼルで昭和54年排出ガス規制に適合。このクラス初のサブエンジン式から直結式冷房装置に変更して室内空間を拡大する。
- 1983年7月 ジャーニーMのエンジンを3.3L ディーゼル 100馬力に変更。全車が昭和58年排出ガス規制適合。
- 1987年3月 規格型角形4灯ヘッドライトに変更。
- 1990年8月 平成元年排出ガス規制適合。エンジンを4.3Lにアップし。ダッシュボード回りを大幅に設計変更するが、根本的な改良は行われず、振動・騒音や乗り心地、使い勝手などの商品性で他社(特にトヨタ・コースター)に大きく遅れをとり、販売台数はジリ貧となる。
[編集] 3代目(1993-1999年)
- 1993年8月 モデルチェンジ発表。いすゞの経営再建に伴うファーゴ並びにSUVを除く乗用車撤退に伴い自社開発を中止、日産・シビリアン(2代目・中期型)のOEMとなる。
- 1995年8月 マイナーチェンジ。平成6年排出ガス規制適合、ヘッドライトを角形4灯から異形2灯に変更。
[編集] 4代目(1999年-)
- 1999年2月 モデルチェンジ登場。引き続き、日産・シビリアン(3代目)のOEMとなる。
- 2004年3月 マイナーチェンジ。ベースのシビリアンがディーゼルエンジンを三菱ふそうトラック・バスからのOEMに変更したため、ふそうとの提携関係がないいすゞのジャーニーはガソリンエンジンのみとなる。
- 2008年6月 一部改良。新長期排出ガス規制(平成17年排出ガス規制)に適合し、ZD30DDTiエンジンの追加によりディーゼルエンジン車が4年ぶりに復活する。
- 2010年7月 マイナーチェンジ。6年ぶりにディーゼル車が消え、再度ガソリンエンジンのみとなる。
[編集] 車名の由来
- 長期の旅行を意味する。
※ クライスラー社のクロスオーバーミニバン、ダッジ・ジャーニー (日本名ダッジ・JC) とは関係がない。
[編集] 車体
- 自社生産時代は川崎航空機→川重車体工業→アイ・ケイ・コーチで架装されていたが、日産・シビリアンのOEMになってからは日産車体(特装車はオートワークス京都)で架装されている。