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2020年2月15日 (土) 03:24時点における版

滝部駅
駅舎(2008年8月9日)
たきべ
Takibe
特牛 (4.0 km)
(4.8 km) 長門二見
地図
山口県下関市豊北町大字滝部字森友452
北緯34度17分2.56秒 東経130度56分48.02秒 / 北緯34.2840444度 東経130.9466722度 / 34.2840444; 130.9466722 (滝部駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陰本線
キロ程 635.1 km(京都起点)
電報略号 キヘ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
182人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1925年大正14年)8月16日
備考 簡易委託駅
POS端末設置
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滝部駅(たきべえき)は、山口県下関市豊北町大字滝部字森友にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線事務管コードは▲800709[1]

長門市駅 - 幡生駅間における、数少ない有人駅のひとつで、朝晩には両方向へ折返し列車が設定される。かつては特急「いそかぜ」号も停車していた。

歴史

大正期に山陰本線最後の連結区間として、この地域の鉄道敷設が行われた。当時、本線は日本海岸沿いに敷設される予定であったが、地域の要望や予算等により、滝部駅と特牛駅の2駅が内陸に置かれるような線形となった(鉄道と政治を参照)。

国鉄時代には、夜中の3時台に当駅始発で出発する下関行普通列車が存在していた。夜行列車を除き、全国でもっとも早い時刻の始発列車であった[4]

駅構造

元々は単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち、交換設備を備えた地上駅であったが、駅舎から一番遠い1線(3番線)の分岐器・信号機が撤去され、線路が本線から切り離されたため、現在は相対式2面2線となっている。そのため、当駅で系統分断される列車同士の乗り継ぎにはホームの移動を伴うようになった。駅舎は元々単式であった1番ホーム側にあり、2番ホームへは小串寄りの無蓋跨線橋で連絡している。ホーム上に待合室がある。かつては夜間滞泊も行われていたが、当該列車の運転区間が小串駅までに短縮され、無くなった。

長門鉄道部が管理し、NPO法人「環境みらい下関 豊北支部」が駅業務を受託する簡易委託駅である[2]。月曜日を除いて窓口営業を行っており、POS端末により乗車券を販売している。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1・2 山陰本線 上り 長門市東萩方面
下り 小串下関方面
  • 原則として長門市方面は1番のりば、下関方面は2番のりばを使用する。ただし、当駅始発の下関方面は1番のりば、長門市方面は2番のりばを使用する。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 400
2000 393
2001 368
2002 351
2003 328
2004 310
2005 280
2006 304
2007 311
2008 304
2009 290
2010 266
2011 250
2012 239
2013 208
2014 185
2015 165
2016 166
2017 164
2018 182

駅周辺

下関市豊北町(旧豊北町域)の中心部に近く、当駅に並行する県道39号線を北東に約600m進んだところに下関市役所豊北総合支所があり、その周辺に商店・施設などがある。前述した経緯により、海岸からは遠く離れた内陸部に位置している。

角島は隣の特牛駅が最寄り駅となるが、当駅からもバスで行くことが可能。

路線バス

  • ブルーライン交通 - 駅前に滝部駅バス停がある。特牛駅、角島大橋を経由して角島に向かう路線と、内陸部の一の俣温泉を経由して豊田町西市(旧豊田町中心部)に向かう路線を運行している。
    • 豊北総合支所・豊北中学校・特牛港・肥中・島戸・角島方面
    • 一の俣温泉・豊田町西市方面

隣の駅

西日本旅客鉄道
山陰本線
特牛駅 - 滝部駅 - 長門二見駅

脚注

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ a b みんなでつくる滝部駅”. NPO法人 環境みらい下関. 2017年5月20日閲覧。
  3. ^ 特定非営利活動法人環境みらい下関”. 山口県NPO法人データベース. 2017年5月20日閲覧。
  4. ^ かつて京都 - 下関間に運転されていた長距離夜行普通列車が廃止される際に、末端区間で特に早朝の行商客の需要が高かった滝部 - 下関間を存続する形で運転されたのがこの列車であった。

関連項目

外部リンク