ルーゴ (スペイン)
| 州 | |
|---|---|
| 県 | |
| コマルカ | コマルカ・デ・ルーゴ |
| 司法管轄区 | ルーゴ |
| 面積 | 329.8km² [1] |
| 教区数 | 55 |
| 標高 | 465m |
| 人口 | 97,635(2010年) |
| 人口密度 | 296.0人/km² [1] |
| 住民の呼称 | lucense、lugués/-esa |
| ガリシア語話者率 | 90.02% |
| 守護聖人 | San Froilán |
| 北緯43度01分00秒 西経7度33分00秒 / 北緯43.016667度 西経7.55度 | |
ルーゴ(Lugo)は、スペイン北西部の都市。ガリシア州ルーゴ県の県都。山で囲まれた盆地に位置しており、近くをミーニョ川が流れる。ガリシア統計局によると、2010年の人口は(2008年:95,416人)[1]で、ガリシア州では第4位の人口を持つ。旧市街を取り囲むローマ時代の市壁が世界遺産に登録されている。住民の呼称はlugués/-sa、男女同形のlucenseも使われる。
ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は90.02%(2001年)。
目次 |
[編集] 歴史
ルーゴは、紀元前26年から12年にかけてアウグストゥスの軍団長によって建設され、「ルクス・アウグスティ」と名付けられた(「ルクス」の意味は「明るい」「聖なる森」など諸説ある)。カンタブリアとの戦争による駐屯地の跡に建てられたもので、アウグストゥス時代の拡張政策の産物である。のちにイベリア半島北西部のローマ属州ガラエキアの3つの都の1つとなった(ほかの2つはBracara Augusta、ブラカラ・アウグスタ、現ブラガとAsturica Augusta、アストゥリカ・アウグスタ、現アストルガ)。
紀元3世紀終わりから4世紀始めのローマ帝国後期に、現在も残る市壁が建設された。ルーゴはローマ時代以降は無人となり、中世初期に住んでいたのは聖職者だけだったという説もある。1129年、ロマネスク様式のカテドラルの建設が始まり、聖母マリアに捧げられた。中世後期には、サンティアゴ・デ・コンポステーラのように巡礼の中心地となった。
近代になってからは、現在のルーゴ県の地域にはモンドニェードやリバデオのように産業が盛んな都市がほかにもあった。ルーゴがこの地域で最も重要な都市となったのは、1833年に現行の県制度が導入されてルーゴ県ができ、ルーゴが県都となってからである。
[編集] 人口
| ルーゴ (スペイン)の人口推移(1900年 - 2010年) | |||||||||||
| 1900 | 1910 | 1920 | 1930 | 1940 | 1950 | 1960 | 1970 | 1981 | 1991 | 2000 | 2010 |
| 26,959 | 35,726 | 28,346 | 31,137 | 42,805 | 53,743 | 58,264 | 63,830 | 73,986 | 87,605 | 88,235 | 97,635 |
| 出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[2]、1996年 - [3] | |||||||||||
[編集] 政治
2007年の自治体選挙の結果、自治体首長はガリシア社会党(PSdeG-PSOE)のショセ・クレメンテ・ロペス・オロスコ(Xosé Clemente López Orozco)、自治体評議員は、ガリシア社会党:12、ガリシア国民党(PPdeG):9、ガリシア民族ブロック(BNG):4となっている。
[編集] 世界遺産
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|---|---|---|---|
ルーゴのローマ城壁
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| 英名 | Roman Walls of Lugo | ||
| 仏名 | Remparts romains de Lugo | ||
| 登録区分 | 文化遺産 | ||
| 登録基準 | 文化遺産(4) | ||
| 登録年 | 2000年 | ||
| 公式サイト | ユネスコ本部(英語) | ||
| 使用方法・表示 | |||
ルーゴの市壁は2000年に「ルーゴのローマ城壁」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。ローマ時代の市壁としてはヨーロッパでも珍しく保存状態が良好で、欠けることなく街を360度取り囲んでいる。市壁の高さは10メートルから15メートルで、長さは2.5km、71の塔を持つ。
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター[1]からの翻訳、引用である)。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
[編集] 教育
市内にはサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学(USC)のルーゴ・キャンパス(Campus de Lugo)がある。
- 商学部(Facultade de Administración e Dirección de Empresas)
- 科学部(Facultade de Ciencias)
- 人文学部(Facultade de Humanidades)
- 獣医学部(Facultade de Veterinaria)
- 高等工科学校(Escola Politécnica Superior)
- 教員養成学校(Escola Universitaria de Formación do Profesorado)
[編集] スポーツ
- CBブレオガン - バスケットボールチーム。
- CDルーゴ(gl:CD Lugo) - サッカークラブ。リーガ・エスパニョーラのセグンダ・ディビションB所属。
[編集] 教区
ルーゴは55の教区に分けられる。
- アダイ(サンタ・マリーア・マダネーラ)
- バクリン(サン・ミゲル)
- バスクアス(サンタ・マリーア)
- バサール(サン・レミシオ)
- ベナーデ(サント・エステボ)
- ボカマオス(サン・シジャーオ)
- ボベダ(サンタ・マリーア)
- オ・ブルゴ(サン・ビセンテ)
- カルデ(サン・ペドロ)
- カモイラ(サン・レミシオ)
- カルバジード(サン・マルティーニョ)
- コエオ(サン・ビセンテ)
- コエセス(サンタ・マリーア・マダネーラ)
- クイーニャ(サンタージャ)
- エスペランテ(サンタージャ)
- ゴンダール(サンタ・マリーア)
- ラビオ(サン・ペドロ)
- ラマス(サンタージャ)
- ルーゴ
- マソイ(サンタージャ)
- メイラン(サンティアーゴ)
- モンテ・デ・メダ(サンタ・マリーア・マダネーラ)
- ムシャ(サンタ・マリーア)
- オンブレイロ(サン・マルティーニョ)
- オルバサイ(サン・ミゲル)
- オ・オウテイロ・ダス・カモイラス(サン・サルバドール)
- ペドレーダ(サン・ビセンテ)
- ピーアス(サン・ビセンテ)
- ピウゴス(サンティアーゴ)
- ポウトミージョス(サン・マルティーニョ)
- プロガロ(サンティアーゴ)
- レシミル(サン・ロウレンソ)
- リバス・デ・ミーニョ(サン・マメーデ)
- ロメアン(サン・ペドロ)
- ルビアス(サン・シジャーオ)
- サア(サンティアーゴ)
- サン・マメーデ・ドス・アンショス(サン・マメーデ)
- サン・マルティーニョ・デ・ピニェイロ(サン・マルティーニョ)
- サン・ペドロ・デ・メラ(サン・ペドロ)
- サン・ロマン(サンタ・クリスティーナ)
- サン・サルバドール・デ・ムシャ(サン・サルバドール)
- サン・ショアン・デ・ペナ(サン・ショアン)
- サン・ショアン・ド・アルト(サン・ショアン)
- サン・ショアン・ド・カンポ(サン・ショアン)
- サンタ・コンバ(サン・ペドロ)
- サンタ・マリーア・デ・アルタ(サンタ・マリーア)
- サンタ・マルタ・デ・フィショス(サンタ・マルタ)
- サンタージャ・デ・ボベダ・デ・メラ(サンタージャ)
- サント・アンドレ・デ・カストロ(サント・アンドレ)
- ソニャール(サン・ペドロ)
- テイシェイロ(サンタ・マリーア)
- ティリモル(サン・ショアン)
- トリブレ(サンタ・マリーニャ)
- オ・ベラル(サン・ビセンテ)
- ビラチャ・デ・メラ(サン・シジャーオ)
[編集] 脚注
- ^ a b c “IGE(ガリシア統計局)” (ガリシア語). ガリシア自治州政府. 2011年11月15日閲覧。
- ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
- ^ Series de población desde 1996. Cifras oficiales de la Revisión anual del Padrón municipal a 1 de enero de cada año.
[編集] 外部リンク
- ルーゴ市のサイト(ガリシア語)
- ルーゴのローマ城壁 - ユネスコの世界遺産のサイト(英語)
- スペイン政府観光局オフィシャルサイト ルーゴ(日本語)
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