モン・ペルデュ
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|---|---|---|---|
エスタルベ圏谷(フランス側の景観)
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| 英名 | Pyrénées - Mont Perdu | ||
| 仏名 | Pyrénées - Mont Perdu | ||
| 面積 | 31189ha(スペイン側20134ha、フランス側11055ha) | ||
| 登録区分 | 複合遺産 | ||
| 登録基準 | (3),(4),(5) (7),(8) | ||
| 登録年 | 1997年 | ||
| 拡張年 | 1999年 | ||
| IUCN分類 | II(国立公園) | ||
| 備考 | 世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」との重複する物件を含む。 | ||
| 公式サイト | ユネスコ本部(英語) | ||
| 地図 | |||
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| 使用方法・表示 | |||
モン・ペルデュは、フランスとスペインの国境に近い、ピレネー山脈のスペイン側斜面の山頂の名前。山頂の標高は3352m[1]で、これはピレネー山脈の山としては三番目に高く、石灰質の山としてはヨーロッパ最高峰を誇る。「モン・ペルデュ」はフランス語名称で、スペイン語では「モンテ・ペルディード」。ともに「孤立した山」の意味である。日本では「ペルデュ山」「ペルディド山」などとも表記される。
モン=ペルデュ山塊 (Massif du Mont-Perdu) といった場合、一般にはカヴァルニー圏谷からなる石灰質の山塊、およびその山頂群や稜線群、そしてモン・ペルデュそれ自体の最高点(絶頂)などを含むものとして理解される。
この山を中心とするフランス・スペイン国境付近一帯は、「トレス・セロルス=モン=ペルデュ」(Tres Serols-Mont-Perdu) もしくは「ピレネー山脈のモン・ペルデュ」(Pyrénées-Mont Perdu) の名で、世界遺産に登録されている(前者は国連環境計画の「保護区・世界遺産リスト」での名称、後者はユネスコの「世界遺産リスト」での名称である)。
目次 |
世界遺産 [編集]
登録範囲 [編集]
- スペイン側
- フランス側
- ピレネー国立公園の一部、すなわちガヴァルニー圏谷、エスタルベ圏谷、トルムーズ圏谷、バルード岩壁など。およびこの国立公園の周辺のコミューンであるアラニュエ、ガヴァルニー、ジェードル。
- 国立公園に含まれる各圏谷や岩壁は、山頂付近では氷河によって形成された威容を示している。また、中腹で整備されている牧場や高地の納屋などは、今なお息づくピレネーの農牧畜文化の例証となっている。
- 近隣コミューンのうち、ガヴァルニーは他の世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部としても登録されている。また、ジェードル村の550ha分は、1999年の拡張の際に追加されたものである(この時の拡張は、この550ha分のみ)。
登録基準 [編集]
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター[1]からの翻訳、引用である)。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
- (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。
- (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
- (8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
脚注 [編集]
- ^ この山の標高はフランスの多くの地図では3352mとなっているが、一部の文献では3353mとなっているものもある。また、スペインの地図やガイドブックでは3355mとなっている。ユネスコでは、世界遺産への登録に当たって3352mを採用していることから、この記事でもそれに従っている。
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