モーニング・グローリー

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モーニング・グローリー
オアシススタジオ・アルバム
リリース 1995年10月2日
ジャンル ロック
ブリットポップ
時間 50分03秒
レーベル クリエイション・レコーズ
プロデュース オーエン・モリス
ノエル・ギャラガー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
オアシス 年表
オアシス
(1994年)
モーニング・グローリー
(1995年)
ビィ・ヒア・ナウ
(1997年)
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モーニング・グローリー(原題: (What's the Story) Morning Glory?)は、オアシスのセカンド・アルバム、及びタイトル・ナンバー(Morning Glory)。

オアシス最高のセールスを記録したアルバム。イギリスだけでも、クイーンの『グレイテスト・ヒッツ』、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に次ぐ歴代3位となる440万枚以上、全世界では2300万枚以上を売り上げ、オアシスはブリティッシュ・ロックシーンの代表するバンドとしてスターダムへ駆け上がった。1995年の英国メロディー・メイカー誌の年間ベストアルバムランキングにおいても1位を獲得している。

ジャケット写真にのっている道路は、ギャラガー兄弟が敬愛するビートルズのアルバムである『アビイ・ロード』に倣ったものとされる。 このアルバムから、ドラマーがトニー・マッキャロルからアラン・ホワイトに代わる。

2010年2月に行われたブリットアワードで、「過去30年間のベストアルバム」に選出された。授賞式には、バンドを代表してリアムが出向いた。

『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、378位にランクイン[16]

収録曲[編集]

全曲、ノエル・ギャラガー(1曲目はNoel Gallagher/Mike Leander/Gary Glitter)による作詞・作曲

  1. ハロー - Hello
    Gary Glitterの「Hello, Hello I'm Back Again」から歌詞とメロディを引用している。作曲クレジットもNoel Gallagher/Mike Leander/Gary Glitterとなっている。冒頭に僅か10数秒ほど、同アルバム収録曲の「ワンダーウォール」のメロディーが流れる。
  2. ロール・ウィズ・イット - Roll With It
    ブラーのシングル「カントリー・ハウス」と同日発売で話題になったアルバムからの2枚目のシングル。結果的に初動セールスでは、ブラーのシングルを下回る結果となったが、後にオアシス側にCDの集計ミスがあったともいわれている。そのような背景もあってか、ノエルはこの曲をあまり良く思っていないとコメントしている。
  3. ワンダーウォール - Wonderwall
    世界中でヒットした3rdシングルでオアシスを代表する曲。タイトルはジョージ・ハリスンの同名サントラから。後にノエルと結婚することになるメグ・マシューズに対するラブソング。しかし、メグと離婚後は、架空の人物について歌っているとノエルは訂正している。バンドが歴史を重ねると同時に数多くのアレンジを加えた新たなテイクが生まれており、オリジナル通りに演奏されることはほとんどない。他のミュージシャンによって多くのカバーもされており、中でもライアン・アダムスによるカバーはノエルのお気に入りでもあり、一時期ライアンのアレンジスタイルで演奏していた。
  4. ドント・ルック・バック・イン・アンガー - Don't Look Back in Anger
    4thシングル。全英シングルチャート「サム・マイト・セイ」以来となる1位を記録した。初めてノエルがボーカルを採った、アルバム収録曲。ピアノで弾かれるイントロはジョン・レノンの「イマジン」から引用している。歌詞の一部はジョン・レノンとオノ・ヨーコのベッドから平和を呼びかける運動を指していると言われている。サリーという女性は、ギャラガー兄弟が敬愛するストーン・ローゼズの楽曲である「サリー・シナモン」を指しているのではないかと噂されたが、後にノエルが『タイム・フライズ…1994-2009』のインタビュー内で否定しており、歌詞自体には深い意味などは全く無いと発言している。当初はリアムがこの曲を歌いたいと主張し、ノエルと口論になったが、兄弟喧嘩の末にリアムが折れて最終的にノエルが歌うことになったという逸話がある。マルーン5など数多くのアーティストによってカバーされ、日本でも吉井和哉などがライブでカバーしている。2010年公開の松竹配給映画『BECK』のエンディングテーマとして起用された。
  5. ヘイ・ナウ! - Hey Now!
  6. (Untitled)
    The Swamp Songの一節。
  7. Bonehead's Bank Holiday
    2枚組アナログ盤のみの収録曲
  8. サム・マイト・セイ - Some Might Say
    アルバムリリース前のリードシングルで、全英シングルチャートで初の1位を獲得した。アルバムの中で唯一、解雇されたトニー・マッキャロルがドラムを演奏している。(他の曲は全てアラン・ホワイトがドラムを担当。)
  9. キャスト・ノー・シャドウ - Cast No Shadow
    アコースティックとストリングスを主体にしたナンバーで、ザ・ヴァーヴリチャード・アシュクロフトに捧げられている。ギャラガー兄弟とリチャードは懇意な関係にあり、リチャードはオアシスをこの国が生んだ最高のロックバンドと絶賛している。
  10. シーズ・エレクトリック - She's Electric
    曲中「Coz I'll be you and you'll be me~」のメロディはキンクス「wonderboy」のワンフレーズから拝借。アウトロでビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」を引用している。アルバムではリアムがヴォーカルを担当しているが、ライブではノエルが歌うことが多い。
  11. モーニング・グローリー - Morning Glory
    同アルバムのタイトルチェーンとなっている楽曲であり、PVも製作されている。ソニーウォークマンAシリーズ』CMソング(2007年)に起用された。曲中にはヘリコプターの航空音が挿入されている。後に発表される楽曲「アクイース」(『ザ・マスタープラン』収録)では冒頭とアウトロでノエルがこの曲のサビを歌っている。
  12. (Untitled)
    The Swamp Songの一節。
  13. シャンペン・スーパーノヴァ - Champagne Supernova
    7分半に及ぶ曲で、ポール・ウェラーがバックボーカルとギターでゲスト参加している。ライブにおいて、近年では短めのギターソロしか演奏されないが、アルバム発売当時は、曲の半分以上がノエルによるギターソロであった。ノエル曰く、子供の頃に憧れていたロックスター達に捧げた曲。曲の冒頭に波の音が挿入されている。

その他[編集]

  • オアシス最大のヒット作で、チャート・アクションは全英1位(10週)・全米4位。シングル「Some Might Say」と「Don't Look Back in Anger」も全英1位を獲得。
  • シングル「Wonderwall」は、フジテレビ系の深夜音楽番組BEAT UK』のUKシングルチャートでNo.1を獲得している。
  • アナログ盤にのみ「Bonehead's Bank Holiday」が収録されている。
  • プロモーション盤には「Step Out」が収録されていたが、スティーヴィー・ワンダーの「Uptight (Everything's Alright)」にメロディが酷似していたため、アルバムからは外れ、最終的に「Don't Look Back in Anger」のB面に収録された。

参加ミュージシャン[編集]

Oasis[編集]

Guest Musicians[編集]

Some Might Say
  • トニー・マッキャロル - Drums
Champagne Supernova

脚注[編集]

外部リンク[編集]