マーヴェラス 〜もうひとつの宝島〜

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マーヴェラス 〜もうひとつの宝島〜
ジャンル アクションアドベンチャーゲーム
対応機種 スーパーファミコン[SFC]
Wii Uバーチャルコンソール[VC]
開発元 任天堂
発売元 任天堂
人数 1人
メディア 24Mbitロムカセット SA-1チップ・バッテリーバックアップ機能搭載
発売日 日本の旗[SFC]1996年10月26日
日本の旗[Wii U・VC]2014年2月12日
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
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マーヴェラス 〜もうひとつの宝島〜』(マーヴェラス もうひとつのたからじま)は、任天堂スーパーファミコン用のゲームソフトとして開発し、1996年10月26日に日本で発売したアクションアドベンチャーゲームである。日本国外では未発売。

発売前後には体験版を兼ねたイベントゲーム『BSマーヴェラス タイムアスレチック』(ビーエス マーヴェラス タイムアスレチック)と『BSマーヴェラス キャンプアーノルド』(ビーエス マーヴェラス キャンプアーノルド)がサテラビュー専用データ放送番組として供給された。

作品解説[編集]

夏休みにキャンプ島で先生やクラスメイトとともにキャンプの授業を受けていた12歳の平凡な少年「ディオン」「マックス」「ジャック」の3人組が、伝説の海賊「キャプテン・マーヴェリック」の隠した財宝「マーヴェラス」をめぐる事件に巻き込まれ、先生の救出と財宝の入手に必要なクリスタルを探すため、財宝の秘密を知る猿や小鳥とともに海賊船へ乗り込み、行く先々の謎を解く物語のアクションアドベンチャーゲームである。

本作は1990年代初頭に開発が進められたスーパーファミコン用CD-ROMシステムのゲームとして企画された。この段階ではアニメによるムービーシーンを盛り込み、主人公の少年3人が悪の海賊と戦うキャプテン・マーヴェリックの足跡を追いながら冒険をする内容とされ、京都アニメーションによりアニメの試作品も制作された。しかしCD-ROMシステムの開発が中止されたためムービーシーンの導入を断念し、ロムカセット用ソフトとして企画やシナリオ・キャラクター設定の変更がされるとともに、本作の特徴となる「サーチシステム」が考案された[1]

1996年1月にはゲームの世界を発売前に体験できるランキングイベント付きゲーム『BSマーヴェラス タイムアスレチック』がサテラビュー用データ放送番組として供給された。このゲーム内で本編にあたる製品版は1996年4月発売予定と公表されたが、開発の遅れにより延期された。その後1996年10月に製品版となる『マーヴェラス 〜もうひとつの宝島〜』が発売され、11月にはタイムアスレチックの基本ルールはそのままにマップとラジオ音声を一新した『BSマーヴェラス キャンプアーノルド』が放送された。

プロデューサーは上村雅之。ディレクターはこの後にゼルダの伝説シリーズの制作へ参加した青沼英二。音楽は尾崎裕一。プログラムは『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のスタッフが中心となり開発した。発売当時テレビCMは制作・放送されなかったが、サテラビュー向けデータ放送では各ゲームの遊び方を説明するマガジン番組受信時に文章と画像による広告が挿入された。任天堂の1社提供テレビ番組『64マリオスタジアム』では数週に渡り特集が放送され、 神々のトライフォーススタッフによる新作ゲームとして紹介された。製品の箱にはグラフィックおよび処理速度を向上させる「SA-1チップ」がカセットへ搭載されていること、サーチシステムの説明、さらに「任天堂初の本格ACT(アクション)アドベンチャーゲーム登場!!」のキャッチコピーが掲載された。

ゲーム内容[編集]

プレイヤーは主人公の少年3人組を操作し、トップビューで表示されるフィールドマップを探索しながら、少年たちがそれぞれ持つ特技や入手したアイテムを使う、画面内を調査する、話す、3人を協力させるなどしながら謎を解き、全5章で構成された物語を進めていく。少年たちにはそれぞれライフが設定されており、敵の攻撃を受ける・罠や障害物に当たるなどするとライフが減る。1人でもライフがなくなるとゲームオーバーとなり、特定の地点からやり直しとなる。

このゲームは多数用意されたアクションと道具を使い分け謎解きを進めるシステム・画面構成やグラフィックが『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』と類似する。青沼は開発者インタビューにおいてSA-1チップの機能説明をする際に「『3人ゼルダ』を可能にするチップ」と表現するとともに、「メインプログラマがゼルダスタッフなのでアクションや世界観は受け継いでいる部分があると思う。」との趣旨の発言をした[1]。さらに任天堂ホームページではゼルダの伝説と、同社が1987年に発売したテキストアドベンチャーゲーム『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島』との融合作として紹介された[2] 。本作の特色として、ボタン操作でリーダーハット・トランシーバー・ホイッスルのアイテムを用い主人公の少年3人にチームを組ませ一緒に行動させる、または切り替えながら別々に行動させるなど、状況に応じ操作するキャラクターを任意に変更・交代できる機能と、フィールド画面上で画面内の物や人物などを調査できる「サーチシステム」がある。

サーチシステム[編集]

強制イベントを除くフィールド画面でAボタンを押すと画面が静止し、指印のカーソルが表示される。このカーソルを操作し画面内の人物や特定の場所・物を指すと?マークに変化する場合があるので、Aボタンを押すことにより遠くから話をする・情報を得るなどの行動をとることができる。これを「サーチシステム」という。さらに会話や情報収集をするだけでなくフィールド画面から「コマンドウィンドウ」画面に移行する場合もある。ここではより詳しい話や調査ができる「チェック」、少年3人を協力させる「チームワーク」、持っているアイテムを使う「アイテム」のコマンドを利用することができる。

BSマーヴェラス[編集]

BSマーヴェラス タイムアスレチック
BSマーヴェラス キャンプアーノルド
ジャンル アクションアドベンチャーゲーム
対応機種 スーパーファミコンサテラビュー専用
開発元 ゲームプログラム:任天堂
ラジオ音声:セント・ギガ
人数 本体1台につき1人・同時刻に多数
発売日 初回放送日
タイムアスレチック
コース1:1996年1月7日
コース2:1996年1月14日
コース3:1996年1月21日
コース4:1996年1月28日
キャンプアーノルド
コース1:1996年11月3日
コース2:1996年11月10日
コース3:1996年11月17日
コース4:1996年11月24日
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スタンプラリーをコンピュータゲーム化した作品。セント・ギガBSアナログ放送の第5チャンネルで実施したサテラビュー向けデータ放送番組として制作され、1996年1月に『BSマーヴェラス タイムアスレチック』が4週に渡り4コース、同年11月には『BSマーヴェラス キャンプアーノルド』が4週に渡り4コース放送された。いずれも物語上の時系列は製品版よりも前にあたり、スタンプラリーは製品版で少年たちが参加するキャンプの予行演習とされた。

この番組はラジオ音声とデータ放送によるゲームを連動させたサウンドリンクゲームとして制作・放送された。ゲームデータとともに放送されたラジオ音声ではBGMのほか、増山江威子演じるジーナ先生と内海賢二演じるアーノルド先生らキャラクターたちによるラジオドラマが展開され、ゲームのヒントが提供された。

2004年発売の『ゼルダの伝説 4つの剣+』に収録された「ナビトラッカーズ」は本作を原型として開発された[3]

ルール[編集]

それぞれ異なる特技と道具を持つディオン役のプレイヤー・マックス・ジャックのいずれか1人を操作してフィールドマップの隅々をめぐり、最大1時間弱の制限時間内に9人のスタンプ係「スタンパー」からすべてのスタンプを集めるとともに、フィールド上やミニゲームなどで入手できる黄色い宝石「ラックロック」を多く集めることがゲームの目的である。初回放送期間にはスタンプを全て集めるまでの時間とラックロックの数を競うランキングが開催されるとともに、ランキングの順位または抽選による景品のプレゼントも実施され、これらに応募する場合にはゲーム終了時に表示されたパスワードと住所・氏名などの個人情報をハガキまたはファクスにより放送局へ送る必要があった。

スタンパーはそれぞれ1番から9番までのスタンプを1つずつ持ち、フィールドマップ内のある場所に留まっている。プレイヤーは1番のスタンパーから番号順に話しかけるとスタンプを入手できる。順番の異なるスタンパーに話しかけた場合にはスタンプを入手することはできず、その1つ前のスタンプを持つスタンパーの画像がヒントとして表示される。スタンパーの中には通常では進入できない場所にいる者や姿を隠している者もおり、これらのスタンパーに会うためには操作キャラクターの特技やアイテムを使う、フィールドマップ内をサーチシステムとコマンドウィンドウ画面で調べるなどして謎を解かなければならない。

BSマーヴェラスのゲームシステムは製品版といくつかの違いがある。少年3人にチームを組ませることはできず常に1人のみで探索を進めていき、操作するキャラクターはフィールド内にあるテントの中でのみ切り替えることができる。コマンドウィンドウ画面ではチームワークのコマンドを使用することはできず、ライフやゲームオーバーの概念もない。


登場人物[編集]

主人公となる少年3人の名前は変更できないが、プレイヤーはゲーム開始時に3人組のチーム名を入力する。少年3人は入手したアイテムによりそれぞれ異なるアクションをとることができる。

ディオン
少年3人組の1人。金髪で赤いベストを着ている小柄な少年。動きが機敏で他の2人よりも移動速度が速い。ダッシュシューズによる「ダッシュ」、ミットとボールによる「キャッチボール」などのアクションが可能。いつも心臓が早く動いており、「臆病」とコメントされる。
BSマーヴェラスでは受信カセットのプレイヤーキャラクターがディオンに変装させられ代役を務める設定にされた。
マックス
少年3人組の1人。茶髪で緑のオーバーオールを着ている太っちょ。移動速度は3人の中で最も遅い代わり、水中での移動速度は他の2人より早い。力が強くスポーツが得意。サッカーシューズによる「キック」、水中メガネによる「潜水」などのアクションが可能。体内はほとんど胃袋。
ジャック
少年3人組の1人。青いズボンと髪の毛・眼鏡のノッポ。移動速度はディオンには劣るがマックスよりわずかに速い。頭を使うことや工作が得意。釣竿による「釣り」、ジャンプブーツによる「ジャンプ」などのアクションが可能。かけている眼鏡は何故かレントゲンにもうつる。
ジーナ先生
少年3人組が所属するクラスの担任を務める女性教師。生徒たちの指導・監督をしていたが、キャプテン・マーヴェリックの財宝のありかを記すクリスタルボールを少年3人組が手に入れてしまったため、クリスタルボールを入手する人質として海賊にさらわれてしまう。操作キャラクターを示す「リーダーハット」を少年3人組に与えた人物。宝石のラックロックが好き。ネズミを見ると、泣き叫んで動けなくなってしまうほど苦手。
『BSマーヴェラス タイムアスレチック』のラジオ音声ではメインパーソナリティを担当した。
ウィンキー
キャンプ島に住む猿。キャンプ島の秘密を代々受け継いできた猿一族の1匹。16歳の誕生日を迎え、長老から3つのカギを託される。言葉がカタコトなため理解しにくい場合があるが、勘が鋭いようで、話を聞くとヒントになっていることもある。少年3人組とともに旅をする。
ピラック
キャンプ島に住む黄色い小鳥。少年3人組とともに旅をし、ラックロック数個と引き換えに謎解きのヒントを与える。ホイッスルを鳴らすと一部の場所を除くほぼ全ての場所に一瞬で現れる。基本的に上から目線で話す。
キング・ブル
自ら大海賊と名乗るヒゲ面の大男。キャプテン・マーヴェリックの財宝を入手するため子分とともにキャンプ島へ上陸し、島の秘密を知る猿たちを捕える。だが少年3人組の妨害にあい、彼らが入手したキャプテン・マーヴェリックの財宝を記す赤のクリスタルボールと引き換えに、ジーナ先生を誘拐する。第2章の舞台となる町が彼の故郷で、その町の英雄・ベンソンが彼の父親。パッチーズとは同じ町の出身者でお互いの実家が目の前にあり、パッチーズの両親もベンソンの子分だったので、親子2代の付き合いとなる。
パッチーズ
キング・ブルの子分。小さな体の男3人組。3つ子で全員同じアイパッチ・横縞のシャツ・バンダナを身に付けており区別がつかない。キング・ブルとは同じ町の出身。両親も同じく小柄で、キング・ブルの父親の子分だった。ちなみにパッチーズとはキング・ブルが命名したもので、本名ではない。
キャプテン・マーヴェリック
伝説の大海賊。ゲーム中に登場しないが、OPデモで「手段を選ばない荒くれ者たちの中で、広い知識とすぐれた才能で一風変わった海賊として有名だった」という彼の人となりが紹介される。
時代の流れによって海賊の存在が消えていく頃、彼は自身が見つけた財宝をある島に隠し、4つのクリスタルボールと多くの仕掛けを施し、「私の財宝を手に入れたい物は、私の仕掛けた謎解きに挑戦してみせよ」と当時の新聞で発表した。彼の財宝は「マーヴェラス」と呼ばれており、ゲームの終盤で登場する。

その他の登場人物[編集]

第1章・キャンプ島の夏[編集]

ジム
少年3人組の学友でガキ大将。ノッポとチビの子分がいる。キャンプ中も自分の仕事をせずに他のチームへイタズラしたり、ジーナ先生の悪口を言ったりするが、素直ではないだけで根が悪い子ではなく、手紙にも少年3人組に必ず帰ってくるようにと心配する旨が記されている。
子分二人によれば猪突猛進なタイプで、ジーナ先生のことも本当は慕っており、ガリベン君の手紙にジーナ先生がさらわれた時、彼女を助けに向かったのではないかと推測される一文が書かれている。彼のテント内でラックロックをかけたミニゲームが行われており、時間をかければジムが持つ全てのラックロックを入手することも可能。
第1章で手紙を残して他の学友たちと先に町へ帰るが、第5章では少年3人組とジーナ先生を捜しに海軍、アーノルド先生と共に島へ戻ってくる。第2章でそっくりのキャラクターがいるが、関係は不明。
ドロシー
少年3人組の学友で、女子チーム「ワガママGAL」チームのリーダー。ランチ制作担当のため、少年3人組にたきぎ集めを指示する。気の強い性格。
ガリベン君
少年3人組の学友で、眼鏡をかけた少年(チームメイトも眼鏡をかけている)。序盤で少年3人組にコマンドの使い方を教えてくれる。ジーナ先生がさらわれた時はトランシーバーをくれる。ジムのことをよく思っていなかったようだが、ジーナ先生がさらわれた時の状況を聞いてその誤解を解いたようす。
ポリー
島の遺跡へ向かう途中に出会った小人の少女。野犬に襲われていたのを少年3人組に助けられ、お礼にパーティーの力となる。強引な所もあるが、根は優しい少女。
実は第4章の舞台・ギンガム王国のお姫様で、クリスタルボールの影響によって王国全体が小さくなり、「青き者」と呼ぶ巨大アリに襲撃されてしまう。国を救うため、3か月前に単身「青き者」を倒せる巨人を探す旅に出たところ、少年3人組と出会った。マックスのようなふとっちょが好みらしいが、その理由は彼女の自室で判明する。

第2章・海賊ベンソン[編集]

シスコ
「死の池」と呼ばれる乾いた池のそばに一人で暮らす女性。昔、父が町の宝を盗んでしまったことで彼女も良く思われておらず、住人を気遣って町へは出ないようにしている。心優しく物知りで、町で暮らす子供から慕われている。将来の夢は先生になること。
インディオ
シスコの父親。町から水がなくなってしまうと海賊ベンソンに伝え、青のクリスタルボールを使って時を操る術を用いて彼を未来へと送る。しかし直後にマンマート三兄弟の襲撃に遭い、宝を盗んだという冤罪をかけられてしまう。修正されていない未来では処刑されて町はずれに葬られる。シスコの飼っているカラスが墓守をしている。
クリストファー・ベンソン
町の英雄と言われている大海賊。インディオに「町から水がなくなってしまう」と言われ、未来の様子を知るために時を操る術をかけてもらい未来へ訪れる。キング・ブルの父親でパッチーズの両親の親分。青のクリスタルボールを発見した人物。
カラス
インディオの墓で墓守をしているカラス。墓には誰も近寄らせまいと警戒しており、近寄る者には突進して追い払う。一方、インディオの娘シスコのことを慕っている。
ペンギン
ペンギンの池(後の死の池)に住むペンギン。地下に眠るものを探し当てる力を持っていて、何かを感じるとそこに足跡をつける。予知能力も持っているらしい。シーズン中で、お見合いを終わらせないと協力してくれない。「ペギ」と鳴く。
カエル
ペンギンの池に暮らすカエル。池に居るペンギンのカップルたちを快く思っておらず、不平を漏らしている。空腹で居るらしく、餌のかかって無い釣り針でも飲み込みたいと言っている。また、「あるイベント」を終えた後、周囲の人間の様子を見て「情けねえ」と嘆く。
マンマート三兄弟
マンマート団と名乗る山賊。インディオを襲って町の宝を盗み出した真犯人達で、インディオに罪をなすりつけた。町の山側を根城としており、大勢の手下たちを従える。「マンマートの仮面」と呼ぶインディアンのような仮面をつけている。敵のリーダーから倒していくのが掟。
水屋の店主
水が殆ど涸れてしまった海賊の町で、水を売っている人物。昔インディオに「将来、町の水が涸れてしまう」と言われ、井戸を掘るよう頼まれたが、インディオの冤罪が晴れることがなかったため彼の忠告に従わなかった。インディオの時を操る術を知っており、少年3人組にそのヒントを与える。
あるアイテムの材料を持っているのだが、生活がかかっているからということで、現在所持するラックロックすべてと交換という条件を吹っかけてくる。一定数まで値切れるが、最下価格より値切ろうとすると怒ってしまう。また所持するラックロックが極端に少ないと、問題を3つ出して全問正解すればその所持ラックロック数と交換してくれる。
保安官
海賊の町唯一の保安官だが頼りない。ブルドッグを飼っている。父親の代から保安官をしているが、親子そろってカエルが苦手。
ジャム
ジムによく似た少年。ラックロックが増やせるサッカー風ミニゲーム屋をしている。

第3章・バオバブの木[編集]

スミス博士
バオバブの木について研究している博士。村の中で一際大きな家に住んでいる。ソックスという犬を飼っている。バオバブの木から良質なオイルが取れることを発見し、町へ売りだして村の生活を豊かにした人。黄のクリスタルボールを発見したことでバオバブの木に寄生する植物が誕生し、騒動に巻き込まれてしまう。
フィリップ・マーロー
3人の助手と共に島に訪れた生物学者で、植物に詳しい。少々自画自賛気味だが気さくな人で、寄生植物事件の手助けをしてくれる。
フィリップ博士の助手
テントで博士の手伝いをしている色黒の助手。彼だけ名前が判明しない。
ジェニファー
フィリップ博士の助手で、紅一点。撮影係なのでカメラを持ち歩いており、少年3人組のことも撮影してくれる。
アレン
フィリップ博士の助手で、動物たちの声を録音する仕事をしている。少年3人組にテープレコーダーを預けた。
オスゴリラとメスゴリラ
島に生息するサルたちのボスと、マドンナ的存在のメスゴリラ。オスゴリラは28歳で彼女募集中。メスゴリラの方も彼氏募集中。2匹の声を録音してサルたちの前で再生すると、それぞれ違った反応が見られる。
三つ子
同じ顔の3人組。だが一人は別の家の子供で、残り二人はジャンとケンという双子の兄弟。双子はリズム感が優れており、激しい音楽を聞くと踊りだす。もう一人は手先が器用で、別人そっくりのマスクを作ることができる。大人になったらマスク制作の腕を活かして映画の仕事がしたいらしい。彼曰く「今の映画界はCGに頼りすぎている」とのこと。
マイク
都会的な格好をした男。気取っているがネズミの声を聞いただけで震える臆病者。村人の人数を一番知っている。
ボブとジャッキー
村でボクシング対決をしている夫婦。生活費を稼ごうとしていたが、少年3人組に負けて真面目に働くと約束するが、願望を聞く限りあまり懲りていない。
管理事務所長
村の管理事務所の所長。だが本当は村の住人ではなく、スミス博士が見つけたクリスタルボールを盗もうと住人になりすまし、バオバブの木の根へ繋がる洞窟へのカギを盗み出した。だがその部屋に保管されていた寄生植物に襲われてしまい、寄生植物に閉じ込められてしまう。

第4章・リリパット王国[編集]

ハザン
ギンガム王国に仕える老人。科学者でもあるようで「青き者」を倒す兵器「アントバスター」を開発しており、材料集めを少年3人組に依頼する。
サルモ
ギンガム王国に仕える男性。中華服を着用し女性のような口調で喋るが、昔は国一番の戦士だったらしい。
ギンガム3世
ギンガム国の王でポリーの父。当初ポリーをかどわかしたとして少年3人組を捕らえる。庭を作るのが趣味で、彼がグリーンクリスタルを発見し、庭に飾ったことで国全体が小さくなってしまった。気温の高い国なので、パンツ一丁にガウンという格好をしている。セザールが描いている絵に「生誕50周年記念」ということから、50歳になる。
セザール・オ・エナイ
国王お抱えの画家。語尾に「ザンス」とつける。3日後の国王の誕生日までに「見かえり国王」という絵を完成させなければならないが、森の巨大クモに襲われ利き腕を負傷、絵描き道具の絵の具を無くしてしまう。少年3人組が絵の具を発見するが、利き腕を怪我したままなので彼らに絵の完成を頼む。

第5章・ジーナ先生・・・[編集]

アーノルド先生
少年3人組が通う学校の男性教師。筋肉隆々とした体格で担当教科は体育。ジーナ先生が好き。キャンプ島で行方不明となった少年3人組とジーナ先生を捜しに、ジムと共に海軍を伴い、島へやってきた。また、男気ある人物が好きらしく、通行許可証のイベントでは、少年3人の「真っ直ぐな心」に免じて、許可証にある細工を施す。
『BSマーヴェラスキャンプアーノルド』のラジオ音声ではメインパーソナリティを担当した。
大佐
キャンプ島で行方不明になった少年3人組とジーナ先生の捜索の為、ジムとアーノルド先生が連れてきた海軍の大佐。白いひげを蓄えた初老の人物。

用語[編集]

クリスタルボール
キャプテン・マーヴェリックが残した4つの丸いクリスタル。大きさは大人の手のひら大。赤、青、黄、緑の4色がある。4つ全て集めると、マーヴェリックの財宝を入手することができると言われている。普通のクリスタルではないようでそれ自体に不思議な力があり、ゲーム中ではこのクリスタルの力によって様々な現象や異変が起こっている。
赤の玉は「レッドクリスタル」とも呼ばれ、他のクリスタルのありかを示すコンパスとして使用される。キャンプ島の洞窟に隠されていて、ゲームで初めに入手するクリスタル。キング・ブル達がキャンプ島へ上陸したのは、ウィンキーの持つ3つのカギと、このレッドクリスタルを手に入れるためだった。
青の玉は第2章で訪れる町の宝。「ブルークリスタル」とも呼ばれる。発見者は海賊ベンソン。インディオ一族の間では「時の神の物」と呼ばれており、「時を操る術」の儀式に必要なものとされる。
黄の玉は第3章で訪れる島の植物に影響をもたらし、ある植物が村の収入源の要であるバオバブの木に寄生するようになった。「イエロークリスタル」とも呼ばれる。発見者はスミス博士。
緑の玉は第4章で訪れるギンガム王国を小さくしてしまう。発見者は国王で、森で見つけて庭のアクセントとして飾っていた。「グリーンクリスタル」とも呼ばれる。
ラックロック
ゲーム中で船の燃料や、貨幣の代わりになったりする黄色い石。ジーナ先生の好きな石。ミニゲームで増やしたりできる。フィールドに落ちていたり、物陰に隠れていたりする。たくさん集めるとゲーム中で評価が上がる。
3つのカギ
ウィンキーが長老から託された3つのカギ。それぞれ赤、緑、青と色が違っており、少年3人組に1本ずつ託される。
島に眠る秘密を解くカギであるが、持つ者の人生を変えてしまうと言われている。赤のカギは小さく、緑のカギは大きく、青のカギはノッポと、少年3人組と同じ特徴となっている。おそらくマーヴェリックが残し、島の猿達に託したものと思われる。
キャンプ島
少年3人組のクラスが夏のキャンプでやってきた島。島の北側には洞窟と大きな遺跡がある。第1章では遺跡の入口までを、第5章では遺跡内部を冒険することになる。
マーヴェリックがこの島の遺跡に自分の財宝を隠し、更に数多くの仕掛けを施す。自分の船と洞窟にはその財宝の在処を示すレッドクリスタルを保存。ウィンキー達猿の一族は、それに関連する3つのカギを代々守ってきた。
バオバブの木
第3章に登場する木。この木から採取されるオイルは評判もよく、町でも販売されている。イエロークリスタルの効力によってより活発となり、更に良いオイルが採取できるようになった。
寄生植物
バオバブの木に寄生している植物。以前は他の植物に栄養を搾取される側だったがイエロークリスタルの影響で活発になり、バオバブの木に寄生して栄養を搾取する側となり、ついに擬態能力まで手に入れてしまう。
自らを守るためクリスタル発見者のスミス博士とその飼い犬ソックス、イエロークリスタルを盗もうと企んだ管理事務所長に化け、クリスタルとバオバブの木を奪われまいと少年3人組に襲いかかる。塩水に弱く、触れると動きを止めたり、擬態を維持できなくなる。元々は赤い花を咲かせる小さな植物だった。
ギンガム王国
第4章の舞台となる国で、ポリーの故郷。クリスタルボールの影響で国全体が小さくなってしまい(住人は周囲が巨大化したと思っていた)、彼らが呼ぶ「青き者」という巨大なアリに襲われていた。
科学が発達しており、城の天井にいくつもの扇風機が設置されている。気温がとても高い国で、扇風機を止めると城の中の室温が一気に上がってしまい、兵士たちが動けなくなってしまうほど。また、この国では「東洋」、「ヤパン」、「フランス」という言葉が使われていることから、この世界にも東洋西洋の概念はあると思われる。
青き者
ギンガム王国に現れた巨大なアリ。体が青いためこう呼ばれている。大ボスは女王アリ。
アントバスター
青き者を寄せ付けないようにとハザンが開発した薬品。ゲーム中では銃のような形をしている。森のカイガラ、金のしずく、カエルのシッポ、銀の糸、森のコートと呼ばれる5つの材料が必要で、ギンガム王の誤解を解くため、少年3人組に材料集めを依頼する。

参考文献[編集]

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  1. ^ a b 「マーヴェラス 〜もうひとつの宝島〜 開発インタビュー 宝島の舞台裏」『マーヴェラス 〜もうひとつの宝島〜』 小学館〈ワンダーライフスペシャル 任天堂公式ガイドブック〉、1996年12月20日初版第1版。ISBN 4-09-102565-X
  2. ^ 任天堂. “マーヴェラス” (日本語). 2009年4月15日閲覧。
  3. ^ 任天堂. “リンクがいっぱい!『ゼルダの伝説 4つの剣+』 駆け込み大改変? 開発スタッフインタビュー” (日本語). N.O.M 2004年3月号 No.68. 2009年4月15日閲覧。
  • 『マーヴェラス 〜もうひとつの宝島〜 〜冒険の手引き〜』(取扱説明書) 任天堂、1996年。

外部リンク[編集]