スパイダーマン (1967年のテレビアニメ)

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スパイダーマン > 映像作品 > アニメ版 > アニメ『スパイダーマン』(1967-1970年版)
スパイダーマン
(邦題:快傑くも人間)
アニメ
原作 スタン・リー
製作 グラントレー=ロレンス社(シーズン1)
クランツ・フィルム社(シーズン2 - シーズン3)
放送局 アメリカ合衆国の旗 ABC
日本の旗 東京12チャンネル⇒テレビ東京
放送期間 アメリカ合衆国の旗 1967年9月9日 - 1970年6月14日
日本の旗 1974年7月23日 - 8月30日
日本の旗 1974年11月30日 - 1975年3月29日
日本の旗 1986年6月30日 - 1986年11月20日
その他 1986年放送時はアニメランドの枠で放送。
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スパイダーマンSpider-Man: 1967 TV series)は、1967年(昭和42年)9月9日から1970年(昭和45年)6月14日までアメリカ合衆国ABCネットワークで放送されたマーベル・コミックテレビアニメシリーズ。

概要[編集]

本作はカナダとの共同制作によって、1967年(昭和42年)9月9日から1970年(昭和45年)6月14日までアメリカ合衆国ABCで全3シーズン全52話が放送された。この番組では1963年(昭和38年)の漫画(コミカルタッチ)を元に作られている。後に何度もシリーズ作品が作られているため、ここでは旧アニメシリーズとして扱う。現在の配給はウォルト・ディズニー・テレビジョンが行っており、ライセンスはディズニー・エンタプライズが所有している。1994年にはTAS版が製作された(日本では2004年7月にカートゥーンネットワークで放送[1])。ただし、本作の著作権であるマーベルが2010年代まで本作と東映版を配信していた。

日本での展開[編集]

初代吹き替え版[編集]

この吹き替え版は東京12チャンネル⇒テレビ東京(現在)1974年7月23日より放送開始(ただし新番組マーク無し)、同年8月30日を以って一旦終わるが[2][3][4][5][4]、同年10月10日に再放送された後、同年11月30日から続きを放送。1975年3月29日を以って放送は終わる[6]

第1話の台本に『快傑くも人間』というタイトルがあるが、1974年7月23日から8月30日までの放送時点では『スパイダーマン』(同年10月10日もこのタイトル)で、1974年11月30日以降は『まんがスパイダーマン』としてラテ欄に掲載されていた[6]

ザッツTVグラフィティにも1974年から東京12チャンネルで放送されたと掲載されている[7]

1976年7月6日から8月31日までは北海道テレビ放送で月曜~金曜 17時00分 - 17時30分の時間に「スパイダーマン誕生」から放送。再放送回の最終話は「命令光線」で終了[8]

放送話数はアメリカ版と異なり、先にラルフ・バクシ製作版から放送していた。ピーターの担当声優は富山敬、翻訳は滝沢ふじおが担当。日本語版制作はトランスグローバル。30分版には来週予告が存在。

2代目吹き替え版[編集]

日本ではローカル局で1980年代から1990年代まで放送され(放送局を参照)、テレビ東京では『アニメランド』で1986年6月30日から11月20日まで15分番組として再放送された。日本語のみの一カ国語放送。

この吹き替え版からオリジナル版主題歌を起用するようになった。ピーターの声は田中秀幸[9]、ベティは横尾まり[9]

本作による製作事情[編集]

適当な台本や演技、そして極端な低予算で知られる[10][注釈 1]。低予算であったため、予算を倹約するためスパイダーマンのコスチュームの蜘蛛の巣柄は顔、腕とブーツだけになり、残りは無地になっていたが、胸と背中のクモは残された。また、前の放送分で使った一枚の絵を別の回で使い回すのを多用しており、ニューヨーク市上空を飛ぶシーン、ピーターが白いシャツを脱ぎ捨て下に着ていたスパイダースーツに着替えるところ、マスクを着用して変身するところなどは、すべて使い回しだった。登場人物の動きも最小限とされた。第1期は初回放送予定の日にちの3か月前の時点で完成しておらず、たとえば、"Farewell Performance"という回は1967年(昭和42年)8月の時点ではまだ収録中で、 アメリカ合衆国のリンドン・ジョンソン大統領(当時)の59歳の誕生日を新聞が報じている場面までしかできてなかった[11]。シーズン1の制作元であるグラントレー=ロレンス社が倒産した後、シーズン2以降はラルフ・バクシ監督のもとクランツ社で制作された[12]が、予算はさらに劇的に減らされ、シーズン3に入るも予算の削減が激しくなり、このうち2話分(シーズン2 第8話『Phantom from the Depths of Time』とシーズン3 第10話『Revolt in the Fifth Dimension』)は『ロケット・ロビンフッド』2話分(『From Menace to Menace』『Dementia Five』)の動画をまるまる再利用し、登場人物のロビンフッドをスパイダーマンに差し替えただけで制作された。また、放映済みの分を最小限の変更だけ加えて再利用することも行われた。

この時期の幾つかのエピソードには、有名なSF/ファンタジー作家のリン・カーターが脚本を担当。

スパイダーマンのコスチュームには基本的な部分が抜けていた。コスチュームのクモの足が8本ではなく6本になっており、これをシーズン1を通してそのまま放送されてしまった。シーズン2では8本足のクモが描かれていたが、シーズン1の映像が再利用されている。

シーズン2とシーズン3のエピソードでは、原色調、色の濃さ、サイケデリックな映像、雰囲気のある音楽で構成されていた。バクシ氏は平凡な高校生のピーターの日常を描くが、「Criminals in the Clouds」ではフットボール・チームに参加させず、「Diamond Dust」では野球チームのスター投手に選ばれることもあった。いろんな女性とデートしているピーターだが、自分がヒーローであることを隠したり(Home)、スパイダーマンになって街を救っており(Swing City)、彼を待っている女性たちはカンカンになっていた。ピーターが長い間つきあっていたデート相手は「Criminals in the Clouds」に登場したスーザン・ショーで、エピソードごとに姿が異なるがシーズン3まで登場し続けた。

バクシ氏は、ピーターがスパイダーマンになるまでの経緯を描いた「スパイダーマンの誕生」を提供。この回では1968年7月に出版された「The Spectacular Spider-Man」第1号の「in the Beginning」を基に製作されている。放送される数ヶ月前、この本のエピソードにあるスタン・リーのセリフの一部をこの回に採用している。

テーマソング[編集]

本作のテーマソング『スパイダーマンのテーマ』は映画でも使われ、カバーもされた人気曲である[13]。歌詞はアカデミー賞受賞者ポール・フランシス・ウェブスターによるもので、作曲はボブ・ハリスである[13][14]。オリジナル版はトロントのRCAスタジオ(動画の制作と同じ場所)でカナダ放送協会所属の歌手12人(ビリー・ヴァン・シンガーズとローリー・ボウワー)を使って収録された。音楽はニューヨークのRCAスタジオで別撮りのものを合成した[14]。歌手には収録分だけが支払われ、それ以降の再放送出演料は支払われていなかった。

サウンドトラック[編集]

シーズン1ではレイ・エリス作曲による「オリジナル・サウンドトラック」が使用されたが、シーズン2以降ではKPM(NFL等)、Capitol、Conroy、Josef Weinbergerといった音楽ライブラリを使用している。また、『マーベル・スーパーヒーローズ(邦題:まんがスーパー大集合)』のBGMも一部流用している。

スパイダーバース[編集]

コミック[編集]

2014年から2015年にかけて発表されたコミック『スパイダーバース』で、『アルティメット・スパイダーマン』のピーターとマイルスがアース67の世界で本作のスパイダーマンに会うシーンがある、そこではエレクトロ、グリーン・ゴブリン、バルチャー、ドクター・ノア・バディーとの戦いが見られた。この場面には、本作のエピソード『To Catch a Spider』が再現されていた。なお、本作の舞台であるアース-6799は旧世界と設定されている。

映画[編集]

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームでは、本作のエピソードをパロディに製作された場面が2つ存在する。1つ目はネッド・リーズがピーター・パーカーに話しかける場面、2つ目は3人のピーター・パーカーが混乱してどっちがスパイダーマンか見極めるという場面だった。前者は製作チームがどんなミームにしようかと考えているときにアンドリュー・ガーフィールドの名案で完成したもので、後者は映画の撮影中で自然に成功したものだった。

アニメ映画[編集]

2018年公開の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』に本作の偽スパイダーマンが登場し、こちらは本作のエピソード『Double Identity』の本物のスパイダーマンが倉庫の前にいる詐欺師を止めにやってくる前の場面を流用している。アース67の声はヨーマ・タコンヌが担当。また、この作品はミームとして有名だった。日本語吹き替え版は稲田徹(ノンクレジット)。2023年公開の映画スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースでも再びこのパロディが流れており、ミゲルから「スパイダーマンを捕まえろ!」と命令されると、全種のスパイダーマンたちは「君か?」と混乱してしまう。スパイダー・ソサエティと一緒にマイルズ・モラレスを追っているとき、彼はパンチをした直後に筋肉をつってしまう。

ネットミーム[編集]

ネットの時代により、この作品のネットミームは数多く知られている。本作を見ていたファンだけでなく(来週予告で興味を持った「ミステリー好き」の人たちも含む)、コミックや他のシリーズで知っている人物でも知られており、英語で書かれているものは、本編の台詞にはないこともある。上記でも伝えたように、映画でも使われている。この「Walloping Web Snappers!("ウォロピング・ウェブ・スナッパーズ"と発音する)」というセリフは海外では有名なほどで、スパイダーマン/ピーター・パーカー役のポール・ソールズが自身のホームページのフラッシュでそのセリフを引用していた。現在は運営しておらず、削除されている。この台詞は敵の目撃やまずい物を発見した時の反応で書かれており、日本語版でも「嘘だろ・・・、なんだあれは!?(Walloping Web Snappers, What is that!?)※「金属を食べる怪物だ!」というセリフが含まれた「Diet of Destruction」より。」などといった訳になっている。

登場人物[編集]

日本語版については、検証可能な吹き替え版のみ掲載。

メイン[編集]

スパイダーマン/ピーターパーカー
- ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 富山敬(初代)、田中秀幸[9](2代目)
フリーカメラマンの青年。既にミッドタウン高校を卒業しており、ニューヨーク州立大学エンパイヤ・ステート校に通っている。
スパイダーマンに着替える前、場合によっては手腕に付けているクモ糸発射装置「ウェブ・シューター」を調整チェックをすることがある。
スパイダーセンスについては音は鳴らず、視聴者では分からないような自分で感じるものだった。
ジェイ・ジョナ・ジェイムソン
声:ポール・クリグマン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、北村弘一(2代目)
ピーターの上司であり、デイリービューグルの社長、通称JJJ。
ベティ・ブラント
声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、横尾まり[9](2代目)
デイリービューグルの女性秘書だが、スパイダーマンのこともピーターのことも信頼しており、(彼女にとっても)良い上司とは言えないジェームソン社長といつも対立している。
日本語吹き替え版では実写映画シリーズでも同様、クールに喋っていたイメージがある。ちなみにこれは、現在確認できる2代目の吹き替え版のことではない。

ニューヨーク市警察[編集]

オマリー
声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ニューヨーク市警察に勤務している警備員
オブライエン
声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ニューヨーク市警察に勤務している巡査
ネッド・ステイシー
声:レン・カールソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
コミックではジョージ・ステイシー
ニューヨーク市警察に勤務している警部、シーズン2の最終話に登場。

ピーター・パーカーの家族[編集]

メイ・パーカー
声:トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ピーターのおばあさん。通称では、メイおばさん。いつもピーターの面倒をみている。
ベン・パーカー
声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 松岡文雄(初代)、不明(2代目)
ピーターの叔父であり、メイの夫でもある。通称では、ベンおじさん。
甥であるピーターに心優しくしており、ピーターにとっては両親みたいな存在だったが、映画スタジオから逃げてきた銀行強盗に殺されてしまう。

コナーズ博士の家族[編集]

グレース・コナーズ
声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
コナーズ博士の妻
ビリー・コナーズ
声:ビリー・メイ・リチャーズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
コナーズ博士とグレースの息子

ピーターの関係者[編集]

リザード / コナーズ博士
声:ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
スマーター博士
声:ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、矢田稔(2代目)
ロボットとロケットを開発している博士。
メリー・ジェーン・ワトソン
声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ピーターのガールフレンド、シーズン3から登場。
本作の設定では、ネッド・ステイシーの姪とされている。

キャッスル・シアター[編集]

ブラックウェル
声:、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
キャッスル・シアターで活躍している大物マジシャン。
エミリー・ソーンダイク
声:、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
キャッスル・シアターの舞台女優。
ジェームス・ブース
声:、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
キャッスル・シアターの舞台俳優。

ヴィラン[編集]

ドクター・オクトパス
声:バーン・チャップマン→トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 南利明(初代)、田中康郎(2代目)
ミステリオ
声:クリス・ウィギンス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
エレクトロ
声:トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、広瀬正志(2代目)
ヴァルチャー
声:ポール・ソール→ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、加藤治(2代目)
グリーン・ゴブリン
声:カール・バナス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、西村知道(2代目)
ライノ
声:ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、加藤治(2代目)
サンドマン
声:トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
スコーピオン
声:カール・バナス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
キングピン
声:ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、加藤治(2代目)
マグニートー
声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ヘンリー・スマイス
声:ヘンリー・レイマー、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
コミックとそれ以降のシリーズではスペンサー・スマイス。

プロッター[編集]

コミック版とそれ以降のシリーズではエンフォーサーズ

ボス
声:ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
プロッターのリーダー、名前は語られなかった。
カウボーイ[注釈 2]
声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
プロッターの手下、ロープを使う極悪人。
オックス
声:ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
プロッターの手下、いつも腹ぺこな極悪人。

オリジナル・ヴィラン[編集]

ノア・バディー
声:ヘンリー・ラマー、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
透明人間のように透明になれる装置を発明した極悪人。
ファントム
声:マックス・ファーガソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
5番街の何処かに隠れている謎の極悪人。
ミス・トラブル
声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
本屋のオーナーで、パンドラの箱を持つ極悪人。
ドクター・フォン・シュリック
声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
スタン・パターソン
声:アルフィー・スコップ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
1人目のハエ男、リーとは仲の良き悪い弟。
リー・パターソン
声:ポール・キングマン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
2人目のハエ男、スタンとは仲の良き悪い兄。
ファンタスティック・ファキール
声:ポール・ソール(英)、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
アラビア人。魔法のフルートで動物などを動かしたりできる。
パラフィーノ
声:レン・カールソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
『パラフィーノの蝋人形館(Parafino's Wax Museum)』を経営している極悪人。
ハーレイ・クリブドン
声:クリス・ウィギンス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
オーストラリア人のハンター。
チャールズ・カメオ
声:クロード・レイ→カール・バナス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
元々は俳優だったが、あまり評判にならないので犯罪の世界へと飛び込んだ。
コテップ
声:カール・バナス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ファラオの地から誕生した魔術師。
コガ
声:ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
魔法でニューヨークを乗っ取ろうとした中国人のヴィラン。
クライブ
声:トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
元映画プロデューサー。スピリットスコープという武器でブロットという黒い生き物を作って蘇らせた。
デスペラード
声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、広瀬正志(2代目)
カウボーイの青年。ニューヨーク市内で強盗を何度か連続して罪を犯した。
キャロル
声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ニューヨーク州に住んでいたエイリアン、本名は不明。キャロルの両親は、キャロルの父だけ登場している。どちらもウェブシューターが使える能力がある。
インフィナータ
声 - クリス・ウィギンス、日本語吹き替え版 - 加藤精三(初代)、不明(2代目)
「宇宙の図書館を追え」に登場する赤い骨のような怪物。
ヴェスパシアン
声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
透明の薬を発明した科学者、ブルータスという犬を飼っている。日本放送時の名称ではヴェスパシアン博士とドクター・ヴェスパシアンで2種類存在する。
ドクター・ザップ
声 - トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
アーヴィング・コールドウェルが発明した反重力機能を搭載のアストロヘルメットの秘密を知りたがる悪者。
スカーフ
声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
スカーフ集団のリーダー。ブロードウェイで集団の仲間たちと一緒に現金を強奪したり、観客に笑いガスを仕込ませて高級アクセサリーを盗んで逃走したこともあったが、無事に脱出するも警官に囲まれてスパイダーマンに殴られた後に現行犯で逮捕された。

その他[編集]

スカイボーイ/ヤン・コールドウェル
声 - レン・カールソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ドクター・ザップに連れ去られた父を探すため、アストロヘルメットを着けてスカイボーイに変身する。
アーヴィング・コールドウェル
声:ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
アストロヘルメットを発明した科学者、ヤンの父。ドクター・ザップに攫われているところをスパイダーマンに助けられた。
スロート
声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
銀行家の男性
スーザン
声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ポリー
声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ソーニャ
声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
船長
声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
幽霊船のエピソードに登場。
アソム
声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
「宇宙の図書館を追え」に登場。惑星ゴ―ス(富山敬版ではカマサ遊星)がインフィナータに攻撃され、スパイダーマンにゴ―ス惑星の図書館のディスクを渡した後、死亡している。
パルド
声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
「パルドからのおくりもの」に登場。ニューヨーク市に劇場で市民を洗脳させ、街に巨大ネコを出現させて住民たちに恐怖を浴びせていた。
サブゼロ
声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
氷の宇宙人、冥王星在住。故郷に帰れなくて困っているため、スマーター博士に頼んで修理してもらい、ダイヤのロケット(元々は氷山)で冥王星に帰還した。
ナレーション
声 - バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 石井敏郎(初代)、不明(2代目)


主題歌[編集]

オープニング・エンディング『スパイダーマンのテーマ
歌:カナダ放送協会所属の歌手12人(ビリー・ヴァン・シンガーズとローリー・ボウワー)
日本初上陸当初は「くも人間」という歌詞になっていたが、1980年代に入ってからは英語オリジナル版を流用している。
当初はカタカナの「スパイダーマン」が躍る場面が見られたが、1980年代の放送以降では「SPIDER-MAN」になっている。
近代映画社が発行しているスクリーンのアメコミ特集(1978年頃、何月号かは不明)で、本作の日本語版オープニング映像の終盤部分を確認することができる模様。

各話リスト[編集]

シーズン話数放送期間
初回放送最終回放送
1全20話(38回)1967年9月9日 (1967-09-09)1968年1月20日 (1968-1-20)
2全19話(19回)1968年9月14日 (1968-09-14)1969年1月18日 (1969-1-18)
3全13話(20回)1970年3月22日 (1970-03-22)1970年6月14日 (1970-6-14)

初代吹き替え版[8]と2代目吹き替え版の出典[15]

エピソードには原作に基づいて製作されたものが幾つかあるが、殆どはアニメオリジナルである。なお、似た名前のエピソードがコミックにあるが、原作には直接関係がない。特にコミック版の「Vulture's Prey」(The Amazing Spider-Man (1963) #64より)では時計塔でスパイダーマンとバルチャーが戦うシーンが一切出てこない。

シーズン1[編集]

話数
アメリカ合衆国の旗
邦題
初代吹き替え版
邦題
2代目吹き替え版
原題 ストーリー 放送日[13]
アメリカ合衆国の旗
備考
1 オクトパスマン大あばれ タコハチ博士の怪 The Power of Dr. Octopus 森林地帯に謎の光を目撃したという情報を聞いて急いで駆け付けたスパイダーマンは、誤ってドクター・オクトパスが仕掛けた罠に引っ掛かる。ドクター・オクトパスは、ニューヨークに爆竹を仕掛けるためにデイリー・ビューグル社に予告状を贈る。 1967年
9月9日
真夏の吹雪 氷の怪物 Sub-Zero for Spidey 高熱の温度な中で、街の木が凍って大変なことに。そんな中、冥王星からやってきた氷の宇宙人サブゼロがスマーター博士を襲おうとしているのをスパイダーマンは勘違いする。
2 コナー博士の失踪 ハザードマンの企み Where Crawls the Lizard エバーグレーズ国立公園でリザードが出没したと聞き、ピーター・パーカーはジェイムソンに頼んでフロリダへ出発し、コナーズ教授に会う。 9月16日
不明 恐怖のエレクトロマン Electro, the Human Lightning Bolt エレクトロは、ジェイムソンの家から現金を奪う。そこでスパイダーマンがやってくるも逃げられる。その後、エレクトロは宝石などを盗む。
3 不明 ミステリオの陰謀 The Menace of Mysterio ミッドタウン美術館でスパイダーマンが強盗を働いたと報じられた。しかしこれは、ミステリオのトリックであった。スパイダーマンは、名誉回復のためにミステリオを倒す。 9月23日
4 不明 不明 The Sky is Falling バルチャーは自身の洗脳装置でハゲタカをいっぱい集め、スパイダーマンとの闘いに挑む。 9月30日
不明 不明 Captured by J. Jonah Jameson 夜に謎のロボットが現れ、スパイダーマンは疑問に思う。次の日の朝、スマイス博士が同じロボットをデイリー・ビューグル社に持ってきて、ジェイムソンにスパイダーマンと戦わせる。ジェイ・ジョナ・ジェイムソン・デーが始まるのである。
5 サソリに気をつけろ
HTB版:サソリに近づくな!
不明 Never Step on a Scorpion ジェイムソンは、ピーターがどうしてスパイダーマンの写真を撮れるのか疑問に思い、スティルウェル教授にスパイダーマンを倒すためのサソリ怪人スコーピオンを作らせる。
スコーピオンがジェイムソンをベティと共に襲撃するが、スパイダーマンが駆けつけてクモの糸でお見舞いされ、警察に一度拘束される。しかし、刑務所から脱走し、再びジェイムソンを襲う。それからスパイダーマンは、編集長室へ飛び込んでスコーピオンを捕まえる。ジェイムソンは、カメラマンたちを呼んで「すごい特ダネになるだろう」と伝え、スコーピオンが捕まったのはジェイムソン自信のおかげだとしたが、ピーター・パーカーは「違うよ、親愛なる隣人スパイダーマンのおかげさ」とクールに否定した。
10月7日
砂から生まれたサンドマン 不明 Sands of Crime 美術館で警備されていたゴライアス・ダイヤモンドがサンドマンに盗まれ、警官たちはスパイダーマンと勘違いして捕まえる。
6 鉄を食うロボット 金属を食う怪物 Diet of Destruction セントラルパーク公園で謎の怪物が現れ、金属類の車を食べる。スパイダーマンは、ニューヨークから守るためにその金属を食べる怪物を処分する。 10月14日
不明 悪魔の時間 The Witching Hour 魔術師から魔法の本がグリーン・ゴブリンに盗まれてしまう。
7 脱獄した電撃男 電気泥棒エレクトロ Kilowatt Kaper エレクトロは刑務所を脱走し、ニューヨークの電気を盗む。 10月21日
不明 恐怖のロウ人形 The Peril of Parafino レッド・ドッグ・メルヴィンが刑務所から脱走し、後にメルヴィンがモデルになったことが記事になる。それで気になったピーターは、スパイダーマンに変身して蝋人形館の様子を伺う。
8 強烈サイ男 怪獣ライノ Horn of the Rhino ライノは、アメリカ軍の秘密兵器を奪うために貨物列車などを破壊してニューヨーク中を暴れまわる。 10月28日
9 不明 一つ目人形の怪 The One-Eyed Idol デイリー・ビューグル社から一つ目人形が送られた。夜にジェイムソンは洗脳され、その人形に現金を入れる。ジェイムソンは盗まれたと疑い、最後はベティの仕業だと決めつける。 11月4日
不明 不明 Fifth Avenue Phantom ニューヨークの五番街にあるベネッツで洋服などが無くなり、おもちゃになってしまった。そのため、ドールハウスはデイリー・ビューグル社であずかることに。
10 不明 ドクター・マグネットの復讐 The Revenge of Dr. Magneto 科学の殿堂に選ばれなかったマグニートーは、復讐のためにニューヨークに恐怖を仕掛ける。 11月11日
不明 にせ大統領 The Sinister Prime Minister 今日はルタニアの総理大臣が来日。しかし、車には総理大臣の姿は無かった。スパイダーマンが確かめに行くと、大使館に本物と偽物がいた。
11 不明 不明 The Night of the Villains 黒ひげの海賊、ジェシー・ジェイムズなどといった有名な悪者たちが現れ、真夜中にニューヨークの街を襲う。 11月18日
不明 生き返った怪獣 Here Comes Trubble 古本屋のトラブルさんは、パンドラの箱で鍵を開けてニューヨークを不幸に陥れる。
12 不明 透明人間 Spider-Man Meets Dr. Noah Boddy ジェイムソンは、ドクター・ノア・バディの罠に気づかず逮捕されてしまう羽目に合う。 11月25日
不明 不明 The Fantastic Fakir アラビア人のファキールは、笛で魔法の呪文を吹き、スパイダーマンに攻撃を仕掛ける。
13 不明 不明 Return of the Flying Dutchman 山嵐の中で幽霊船が現れ、スパイダーマンは原因を突き止めるために船長に会う。 12月2日
不明 不明 Farewell Performance キャッスルシアターは今日を以って閉鎖。しかし、謎の幽霊が建物の取り壊しをやめさせようとする。
14 黄金のサイ男 不明 The Golden Rhino ライノは、市の金塊を奪って自分の銅像を作る。 12月9日
不明 不明 Blueprint for Crime プロッターは、兵器の設計図を盗むために罪を犯す。
15 ハエ男たち ハエ男出現 The Spider and the Fly ハエ男は、プリンスキー王妃のアクセサリーや、マハラジャ国王の首飾りに、ヒューアップダイク・ワージントンの短剣を盗む。 12月16日
不明 不明 The Slippery Dr. Von Schlick シュリックは、石油の武器を使って犯罪を起こす。
16 不明 不明 The Vulture's Prey バルチャーはスパイダーマンとの決着をつけるために、ジェイムソン編集長を誘拐して時計塔の中に閉じ込める。 12月23日
不明 影の軍団 The Dark Terrors ファントムは、動物の影をいっぱい作って宝石を盗ませる。
17 盗まれたミサイル ロケット泥棒タコハチ The Terrible Triumph of Dr. Octopus スマーター博士がナルファイアーというミサイルを発明。それをドクター・オクトパスが盗む。 12月30日
不明 魔法との対決 Magic Malice グリーン・ゴブリンは、ブラックウェルの魔法を盗んで宝石を次々と盗み尽くす。
18 不明 不明 Fountain of Terror 若返りの泉を見つけたコナーズ教授だったが、クリヴンドンの手下であるフアン・ポンセ・デ・レオンに誘拐される。 1968年
1月6日
屋根の上の殺人バイオリン 不明 Fiddler on the Loose 有名バンド「スクウォーカーズ」がバイオリンの演奏で消されてしまい、スパイダーマンはその原因を突き止める。
19 スパイダーマン捕まえます 不明 To Catch a Spider ノア・バディは、エレクトロ、グリーン・ゴブリン、バルチャーと一緒に刑務所に脱走し、スパイダーマンを捕まえる作戦に出る。 1月13日
不明 不明 Double Identity チャールズ・カメオは、カメラマンのピーターに変身して図書館の本を盗んだ後、芸術家のフリカッソに変装して絵画を盗み、それからジェイムソンに変身してボディンスキーから警察記念像を盗み、その後はアンティークショーのスタッフに変身して金杯を盗み、最後はスパイダーマンに変身して倉庫にあるタペストリーを盗むが失敗に終わる。
20 不明 不明 Sting of the Scorpion スコーピオンは、スティルウェル教授が発明した巨大になる薬を飲んでしまい、巨大化する。それから真夜中、巨大になったスコーピオンはデイリー・ビューグル社に行ってジェイムソンを誘拐する。 1月20日
不明 ハエ男のワナ Trick or Treachery いちど仮釈放となったハエ男が、再び犯罪を起こす。

シーズン2[編集]

話数
アメリカ合衆国の旗
邦題
初代吹き替え版
邦題
2代目吹き替え版
原題 ストーリー 放送日[13]
アメリカ合衆国の旗
備考
21 スパイダーマン誕生 スパイダーマンの誕生 The Origin of Spiderman 実験中のクモに噛まれたピーターは、スーパーパワーを手に入れ、スパイダーマンのコスチュームを作り、テレビデビューを果たそうとする。しかし、テレビ局から強盗を逃げるのを見るが、自分の仕事ではないと見逃す。家に帰り、警察からベンおじさんが殺されたことを聞き、スパイダーマンに変身して倉庫に立てこもっている犯人を倒す。スパイダーマンは、その犯人が自分が見逃した強盗だと気づき、ベンおじさんが残した言葉を胸にスーパーヒーローとして戦う。
The Spectacular Spider-Man #1(57-65ページ)に基づくが、一部シーンにAmazing Fantasy(1963) #15の内容が含まれている。
1968年
9月14日
22 キングピンを倒せ 暴力団のたくらみ King Pinned ピーターは家賃の支払いのためにデイリー・ビューグル社でペーパーボーイとして働く。メイおばさんは、最近になって薬があまり効かないという。キングピンの手下のオマー博士は、ボスの命令でジェイムソンに偽造薬品の話を持ち上げる。
登場するキャラクター:キングピン、オマー博士、ハリーとハリエット、フォズウェル
9月21日
23 宙に浮かんだマンハッタン 不明 Swing City マンハッタンの原子炉で、マッドサイエンティストがマンハッタンを宙に浮かせようとする。 9月28日
24 黒雲にひそむもの 大空の悪党軍団 Criminal in the Clouds スカイマスターは、飛行船からニューヨークを混乱に堕とすという計画を立てる。 10月5日
25 地底の世界 不明 Menace From the Bottom of the World 銀行が突然消えてしまい、ハモンドと一緒にオーロフ博士を訪ねる。オーロフは地球の中心から謎の音声を録音したとし、それをピーターたちに聞かせる。それを聞いたピーターは急いでスパイダーマンとして出発し、黒いカラスみたいな怪物とゴリラのような怪物の脅威を乗り越え、モグラ族と初対面する。  10月12日
26 ダイヤモンドと豪速球 不明 Diamond Dust あれから数年が経ち、本の虫と言われなくなったピーターは、大学の野球チームとプレイし投手の座を勝ち取る。シェイクスピアは、博物館から宝石を盗むために動物園からゴリラを逃がす。 10月19日
27 続・地底の世界 モグラ族との戦い Spider-man Battles the Molemen モグラ族から挑戦状を挑まれたピーターは、スパイダーマンに着替えて再び地底の中で戦う。 10月26日
28 不明 不明 Phantom from the Depths of Time 小さな島では奴隷の人たちが働いていた。この仕事を嫌がった奴隷の1人が、スパイダーセンスと同じ周波数でSOS信号を送る。スパイダーマンは、ロボットビートルを操る邪悪なドクター・マンタを探し、計画を阻止する。 11月2日
29 よみがえった魔王 不明 The Evil Sorcerer 宿敵の魔術師に時間を止められ、長い間にわたって眠り続けていた魔術師コテップ。エンパイアステート大学の教授は、上司にクビにされたことをきっかけにコテップを生き返らせる。 11月9日
30 巨人植物襲来 不明 Vine 行方不明になったスミザーズ教授の家を捜索するピーターとジャッキー。ジャッキーが謎の種を誤って植え付けてしまい、巨大な植物へと成長する。ピーターは、教授を見つけるためにタイムマシンで紀元前300万年の世界に行く。 11月16日
31 不明 不明 Pardo Presents 伯爵姿のパルドは、大きな猫の影を使って宝石、現金、毛皮を盗む。その後、彼は劇場で「My pet」を上映させ、黒い目から睡眠ガスを放ち、その施設にいる客から現金などを盗む。ピーターもポリーとデートのために映画館に来ていたが、緊急事態のため何とか劇場から抜け出し、スパイダーマンに着替えてパルドをやっつける。 11月23日
32 南の島に土人がいた 黄金の村[16] Cloud City of Gold 南アメリカの交換留学生であるピーターは、教授と一緒に飛行機でアンデス山脈向かう途中だったが、雷雨の事故により南の島に墜落する。 11月30日
33 不明 狐島の怪 Neptune's Nose Cone 海王星行きのロケットが打ち上げに失敗し、ノーズコーンが島に盗まれる。ピーターはペニーと一緒に吹雪の中で狐島へ不時着する。ペニーはノーズコーンとともにインディアンに捕われてしまい、スパイダーマンは焼き殺される前にペニーを助けなければならない。 12月7日
34 スパイダーパワーはひとりだけじゃない 不明 Home クラブでくつろぐピーターの前に、キャロルという少女が現れる。彼女も同じ趣味を持っていた。デートを約束後、スパイダーマンは街をパトロール。驚いたことに、キャロルが強盗を働いていた。しかし、彼女もクモのパワーを持っていた1人だった。 12月14日
35 五次元映画の恐怖 不明 Blotto 映画プロデューサーのクライブは、黒い生き物をスクリーン画面に作り、スピリットスコープで命を吹き込む。黒い生き物は街の全てを飲み込み、ニューヨーク市民に恐怖を与える。 12月21日
36 宇宙の雷鳴 不明 Thunder Rumble 稲妻使いの火星の戦士ボルトンが地球にやってきて、ブーマーの命令で地球の金を盗む。それをスパイダーマンが止めた後、彼はブーマーを捕まえる。 12月28日
37 強敵!スカイボーイ 不明 Spider-man Meets Skyboy 授賞式の最中にコールドウェル博士が突然、息子を含む客の前で消えてしまい、ザップ博士に誘拐される。ジャンは、警察では無理だと気づいた上で、アストロヘルメットを着けてスカイボーイとして父を探す。 1969年
1月4日
38 マイナス280度 不明 Cold Storage クール博士に冷凍室へ入れられたスパイダーマンが起き上がり、外を見ていくと原始時代にタイムスリップしていた。 1月11日
39 不明 不明 To Cage a Spider ニューヨークの街で銀行強盗を追っていたスパイダーマンだが、その強盗から振動爆弾を投げつけられ気絶するが、そこをステイシー警部に助けられる。警部は連絡中に囚人に捕まってしまい、スパイダーマンは恩返しを理由に囚人たちを捕まえる作戦に出る。 1月18日
原題不明のエピソード
  • 幻のインカ帝国 - HTB放送時の邦題。原語では「インカ帝国」(Inca Empire)という内容が一切出てこなかったため、日本独自の演出とみられる。
  • ブライトアゲン - HTB放送時の邦題。内容が不明。

シーズン3[編集]

話数
アメリカ合衆国の旗
邦題
初代吹き替え版
邦題
2代目吹き替え版
原題 ストーリー 放送日[13]
アメリカ合衆国の旗
備考
40 鳥人はげたか 不明 The Winged Thing バルチャーがペントハウスで大富豪の男を縛り、宝石を盗む。バルチャーはニューヨークの住民に通りに近づくなと警告し、建設現場でスパイダーマンから逃げる。その後、バルチャーはスパイダーマンを捕まえるために自ら計画したミサイルを盗んだ後、大群の心を動かす電波装置を狂わせ、バルチャーは大群に敵対されて再び負ける。 1970年
3月22日
[注釈 3]
不明 不明 Conner's Reptiles コナーズ教授は、爬虫類の実験で再びトカゲになり、沼地を支配するためにトカゲの血清を他の爬虫類にも投与する計画に出る。 [注釈 4]
41 雪だるまの怪 不明 Trouble with Snow 切れた電線で命が吹き込まれた雪だるまが暴走し、ニューヨークをメチャクチャにする。 3月29日
不明 不明 Spider-Man vs. Desperado カウボーイのデスペラードは、空を飛ぶロボットの馬に乗り、ニューヨークの銀行から大量の現金を盗む。スパイダーマンは、そのならず者を捕えるために、ジェイムソンに手紙を書く。そして見事、デスペラードはクモの網に掛かり、馬から引き離したのであった。
42 スカイハーバー 不明 Sky Harbor フォン・ランテンラーヴェン男爵は、空賊たちを相手に複葉機と砂ほこりを使って巨大飛行機や旅行機を支配する。それからフォン男爵は、第一次世界大戦の飛行機でニューヨーク市を全滅させる。スパイダーマンは、ニューヨークの市長からスカイハーバーを倒してくれと命じられ、鏡を使って男爵たちを衝突させ、男爵を含む部下たちはニューヨーク警察に拘留された。 4月5日
不明 不明 The Big Brainwasher MJがタイムズスクエアのナイトクラブの店員(ゴーゴーガール)として働き、市職員の写真を撮った後、職員をMJも一緒にキングピンの車に乗せる。
43 博士を襲った異常な結末 不明 The Vanishing Dr. Vespasian ドクター・ベスパシアンは、透明になる血清を作って、それを自分が飲む前に愛犬のブルータスに飲ませ、街の犯罪者にそのパワーを証明するためにスパイダーマンを殺害する計画を立てる。スパイダーマンは透明姿のブルータスを倒し、銀行から宝石を盗もうとするヴェスパシアンを数多くのアイスクリームに落とす。 4月12日
ブロードウェイ作戦 不明 Scourge of the Scarf ブロードウェイで謎の光線が降り注いだ後、ブロードウェイ劇場でスカーフ集団による強盗活動が始まる。
44 不明 不明 Super Swami スワミは、催眠術で橋を消し、吹けば雪が降ったり、幻想で街を混乱させるなどと、とんでもない中国人の悪役。スパイダーマンは推奨の中に入ってしまうが、ドライアイスが吹雪の原因だと気づく。スパイダーマンはついにスワミのアジト(田中秀幸版の場合でいうと隠れ家)を見つける、スワミはスパイダーマンを撃とうとするが、スパイダーマンに捕まり、お前は詐欺師だ!と言った後、川に突き落とした。そしてスワミは、警察に現行犯で逮捕された。 4月19日
不明 不明 The Birth of Micro-Man マッドサイエンティストのプレとリウス教授が刑務所から脱走し、核兵器を使って街の広範囲を破壊する計画を立てる。
45 ヨロイをつけた怪盗 不明 Knight Must Fall ガラット卿という白い騎士は、アーサー王の剣を盗もうとする。それをスパイダーマンに止められ、水辺に叩き落されて負けた。 4月26日
不明 不明 The Devious Dr. Dumpty スパイダーマンは、女優を襲撃する街のパレードでドクター・ダンプティと戦う。しかしダンプティは気球で逃走を図り、スパイダーマンを吹き飛ばす。スパイダーマンは自分の姿をした風船で助かったが、ダンプティたちは笑いガスを周りに巻き、ダンプティは大きな魔法のシルクハットを使って屋上から飛び降りて強盗を始めようとするが、シルクハットに埋もれて出てこれず、スパイダーマンが剣を刺したところでハットは爆破され、ダンプティは捕まったのだった。
46 不明 不明 Up from Nowhere アトランティスで有名な科学者アトランティス博士は、アトランティス人の侵略を助けるためにニューヨーク市を攻撃しようと、非常に精度の高い科学技術でマンハッタンをとても大きなドームで被せ、海に沈めていく。スパイダーマンは潜水艦の中に入って、アトランティス博士を倒し、街は元通りになったのであった。 5月3日
47 不明 不明 Rollarama ニューヨーク市と隣接するミサイル発射現場が、異次元世界から転がる大きな種の鞘で危機にさらされている。ピーターは、その危機を乗り越える方法を探るため、別次元の世界に繋がる空間に乗り込む。スパイダーマンは大きな植物に気絶させられ、青色の大きな怪奇の花に捕まってしまう。 5月10日 [注釈 5]
48 またまた突進!サイ男 突進!怪物ライノ Rhino ライノは再び自分の記念像を作るために、造幣局行きの車から金塊を盗む。 5月17日 [注釈 6]
不明 不明 The Madness of Mysterio (テレビの前で)ニューヨークの街を破壊すると脅迫したミステリオは、スパイダーマンを閉鎖された遊園地に監禁し、6インチ(吹き替え版では150ミリ位)小さくなったと思い込ませる。スパイダーマンはミステリオに倒され、催眠術で洗脳されてしまう。スパイダーマンは自分の本来の目的を思い出し、パラシュートを付けたミステリオを見つけ、クモの巣で捕獲した。
49 宇宙の図書館を追え 不明 Revolt in the Fifth Dimension 宇宙人のアソムは、自身の故郷である惑星ゴ―スがインフィナータに破壊されてしまい、宇宙船で兄弟を残したまま地球に脱出。スパイダーマンの手に渉り、アソムは精神テレパシーで図書館のオーブを渡した後に死亡した。銀河系の危険を予感したスパイダーマンは、このオーブを政府当局に届けようとする。しかし、インフィナータはスパイダーマンを五次元の世界に送り込み、オーブはどこにあるのか聞きに来る。スパイダーマンは逃げるが、再び捕まってしまう。スパイダーマンが何度か反撃を繰り返し、ついにインフィナータの秘密を見つける。しかしこれは、インフィナータが強めた恐怖が原因となり、5次元世界自体は幻そのものだった。スパイダーマンは目を閉じ、五次元世界を去る。 5月24日 [注釈 7]
50 不明 島を奪う怪人博士 Specialists and Slaves 刑務所から釈放された放射線の専門科学者(スペシャリスト)は、原子炉を乗っ取って放射線を使って犯罪者を除く住民の心を支配する。
そのほかに登場する人物:ステイシー警部
5月31日 [注釈 8]
51 不明 狐島の恐怖 Down to Earth 謎の隕石が島に墜落したという情報がデイリー・ビューグル社から入ったため、ピーターとオーサは嵐の中で隕石の場所を追跡するも墜落してしまい、原住民に捕まってしまう。スパイダーマンはクモの糸を使って助けようとするが、隕石には宇宙船が含まれていることが判明してしまう。 6月7日 [注釈 9]
52 君もスパイダーマンになれる 不明 Trip to Tomorrow スパイダーマンが街をパトロールしている最中、謎の雷によって列車の中に落ちて気絶する。そこには家出少年がいて、田舎町へ逃げてヒーローになろうとしていた。スパイダーマンが昔戦ったヴィランのことを思い出しながら少年に言うが、少年は諦めて母親のもとに帰った。 6月14日 [注釈 10]
話数不明もしくは原題不明のエピソード(初代吹き替え版)
  • 第52話「ジェイムスン編集長ついに勝つ」

原題不明のエピソード(2代目吹き替え版)

  • 「赤鬼に金棒」[18]
  • 「オードロの大捕物」[19]

北海道テレビ放送版放映分[編集]

1976年放映分(全41話)の完全版をここに書き写す。2話編成の回はAパートしか掲載されていなかったため、当時の視聴者が頼りとなる(原題も含めておく)。一部回については既に台本にて判明しているが(No.1「スパイダーマンの誕生(仮題:快傑くも人間の誕生)」、No.16「マイナス280度」、No.21「博士を襲った異常な結末/ブロードウェイ作戦」、No.26「宇宙の図書館を追え」)、以下の通り再放送のせいでNo.26がズレている。台本にあった来週予告が放送されていたかは不明。ちなみにこのバージョンは30分で構成されていたために、東京12チャンネルで放送された全42話の15分版より多い。この吹替ではセリフの細部が違う話もあるが、これも真相は不明。アメリカ版DVDのレビュー[20]で全52話があったという話もあるが、他の地域の可能性が高い。

話数 サブタイトル 原題 放送日
1 スパイダーマン誕生 the origin of spider-man 1976年
7月6日
2 キングピンをたおせ King pinned 7月7日
3 黒雲にひそむもの Criminal in the Clouds 7月8日
4 地底の世界 Menace From the Bottom of the World 7月9日
5 7月12日
6 五次元映画の恐怖 Blotto 7月13日
7 7月14日
8 よみがえった魔王 The Evil Sorcerer 7月15日
9 南の島に土人がいた Cloud City of Gold 7月16日
10 怪獣ドンドロ S2EP? 7月19日
11 レッツゴータイムマシーン! 7月20日
12 幻のインカ帝国 Phantom from the Depths of Time 7月21日
13 世界を破滅せよ 不明(シーズン2) 7月22日
14 続・地底の世界 Spider-man Battles the Molemen 7月23日
15 宇宙の雷鳴 Thunder Rumble 7月26日
16 マイナス280度 Cold Storage 7月27日
17 強敵!スカイボーイ Spiderman meets Skyboy 7月28日
18 スパイダーマンをあばけ
???
不明(恐らく2話編成) 7月29日
19 鳥人はげたか
???
The Winged Thing
???
7月30日
20 スカイハーバー Sky Harbor
The Big Brainwasher
8月2日
21 博士を襲った異常な結末
ブロードウェイ作戦
The Vanishing Dr. Vespasian
Scourge of the Scarf
8月3日
22 巨人植物襲来 Vine 8月4日
23 雪だるまの怪
?
The Trouble Snow
Spider-Man vs. Desperado
8月5日
24 真夏の吹雪
???
Sub-Zero for Spidey
???
8月6日
25 不明 8月9日
26 コナー博士の失踪
???
Where Crawls the Lizard
Electro, the Human Lightning Bolt
8月10日(再)
27 悪党スパイダーマン
???
8月11日
28 不明 8月12日
29 サソリに近づくな!
???
Sting of the Scorpion
???
8月13日
30 不明 8月16日
31 ブライトアゲン 8月17日(再)
32 ダイヤモンドと豪速球 Diamopnd Dust 8月18日
33 オクトパスマン大あばれ
???
The Power of Dr. Octopus
???
8月19日
34 宇宙の図書館を追え Revolt in the Fifth Dimension 8月20日
35 ヨロイをつけた怪盗 Knight Must Fall
???
8月23日
36 ナゾの流星襲来! 8月24日(再)
37 強烈サイ男 Horn of The Rhino 8月25日
38 鉄を食うロボット Diet of destruction 8月26日
39 脱獄した電撃男
???
killowatt kaper
???
8月27日
40 またまた突進!サイ男
???
Rhino
???
8月30日
41 恐怖の命令光線 8月31日(再・終)

放送局[編集]

初代吹き替え版[編集]

放送局 放送期間 放送時間 備考
東京12チャンネル版
東京12チャンネル 1974年7月23日 - 8月30日 火曜 - 金曜 9時30分 - 9時50分 第24話分[2][21]
1974年10月10日 木曜 11時00分 - 11時15分 特選放送[注釈 11][22]
1974年11月30日 - 1975年3月29日 土曜 18時00分 - 18時15分 第18話分(再放送を除き全42話)[6][23]
関西テレビ 1975年1月11日 -6月14日 土曜7時15分 - 7時30分 第23話を以って打ち切り[24]
北海道テレビ放送 1976年7月6日 - 8月31日 月曜 - 金曜 17時00分 - 17時30分 全40回・30分番組[25]
中国放送 1970年代後半 金曜 17時15分 - 18時00分 話数末確認
東映版とセットで放送
東京12チャンネル 火曜 - 金曜 9時30分 - 9時50分
前番組 番組名 次番組
映画枠
スパイダーマン
(1974年7月23日 - 8月30日)
不明
(1974年9月2日 - 9月30日)

スタジオ9
(1974年10月 - 1975年9月)
東京12チャンネル 土曜18:00 - 18:15
スパイダーマン
(1974年11月30日 - 1975年3月29日)

2代目吹き替え版[編集]

放送局 放送期間 放送時間 備考
サンテレビ 1981年4月27日 - 11月23日 月曜 - 金曜 18時15分 - 18時30分 全104話を完全放送。[26][27]
1987年4月6日 - 1988年2月1日 月曜 - 金曜 18時15分 - 18時30分 同上[28][29]
三重テレビ 1982年12月13日 - 1983年3月2日 月曜 - 土曜 18時15分 - 18時30分 第43話を以って打ち切り。[30][31]
福井テレビ 1983年頃 月曜 - 金曜 17時10分 - 17時25分 [32]
KBS京都 1985年4月2日 - 8月23日 毎日 17時55分 - 18時10分 [33]
奈良テレビ 1982年頃 火曜 18時00分 - 18時15分 打ち切り回数未確認[34]
テレビ埼玉 1989年4月28日 - 1991年6月7日 金曜 10時30分 -10時45分 エピソードタイトルあり。[35]
岐阜放送テレビ 1989年4月24日 - 1991年1月14日 月曜 18時30分 - 18時45分 第89話で打ち切り。[36][37]
テレビ東京 1986年6月30日 - 11月20日 月曜 - 金曜 8時00分 - 8時15分 全104話を完全放送、15分番組。
テレビ東京系列4局での放送。
テレビ愛知
テレビ大阪
テレビせとうち
テレビ東京 月曜 - 金曜 8時00分 - 8時15分
アニメランド
前番組 番組名 次番組
スパイダーマン
(1986年6月30日 - 11月20日)

ホームメディア[編集]

アメリカでは過去にVHSビデオを1980年代・1990年代・2000年代に発売したことがあり、中でも1981年のアニメ版(カナダのみ)と平成アニメ版のDVDに映像特典として収録されたこともある。2008年と2009年に、カナダのモーニングスター・エンターテインメントからDVDがリリースされているが、こちらはVHSとベータマックスからコピーされた物だった。2004年にはブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント(5年後にウォルト・ディズニー・カンパニーがマーベルを買収[38])から『Spider-Man: 67 Classic Collection』のタイトルでDVD-BOXがリリースされた(リージョン1のため日本での視聴には対応の再生機器やDVD-ROMドライブ用のパソコンが必要)。これは全52話の本編を完全収録しているが、CM宣伝用や次回予告のバンパーは1回分のみ収録、しかし前52話の本編はVHS及びDVDでも無修正のまま収録しているために映像と音声が同期されていない回が存在する。因みにシーズン2放送時のオープニング映像は収録されておらず、シーズン1のものが使われている。 2008年11月10日にはイギリスの販売会社『リベレーション・エンターテインメント』が最初のシーズンを収録したリージョン2のDVDをリリース。その後、同国の販売会社『ClearVision(クリアビジョン)』もリージョン2の権利を取っている[39]

ネット配信[編集]

アメリカでは過去にNetflixで配信されていたが、Disney+では配信されていない。日本のディズニープラスでの配信も未定。

スタッフ[編集]

  • 原作 - スタン・リースティーブ・ディッコ(マーベル・コミック・マガジン)
  • 製作総指揮 - ロバート・L・ローレンス
  • プロデューサー - レイ・パターソン
  • 監督 - グラント・シモンズ、クライド・ジェロニミ、シド・マークス
  • ストーリー監督 - ジュン・パターソン
  • 脚本 - ビル・ダンチ、ディック・ロビンス、アル・バーティノ、ディック・カッサリーノ、フィル・バレット
  • 作曲 - レイ・エリス
  • 作画担当 - ハル・アンブロ、ボブ・ベントリー、ダン・ベッシー、ジョージ・カンナータ、ハーマン・コーヘン、アイ・ハワード・エリス、ビル・ハウス、トム・マクドナルド、チック・オッターストローム、ドン・シュロート、ラルフ・ソマヴィール、リューベン・ティミンズ、ハーヴェイ・トンヴス、ケイ・ライト、ジョン・ダン
  • 背景担当 - カート・パーキンズ、ディック・トーマス、ビル・バトラー、マイク・カワグチ
  • レイアウト担当 - レイ・アラゴン、C・L・ハートマン、ジョー・アスタリーノ、ジョン・アーウィング、ハーブ・ハゼルトン、ジョエル・セイベル、ジム・ミュエリア、ニーノ・カーヴェ
  • スーパーバイザー - ロバート・タイガー・ウェスト
  • 制作マネージメント - ジーン・メイヤー
  • 編集 - ハンク・ゴッツェンバーグ、ブライス・コルソ
  • 映像チェック担当 - ローリー・グリーンウッド、デーブ・ホフマン
  • 脚本・作画監修 - スマイリン・スタン・リー、ジャジー・ジョニー・ロミータ
  • 製作 - グラントレイ・ローレンス・アニメーションクランツ・フィルムズ、マーベル・コミック・グループ
  • 著作 - ディズニー・エンタープライズ(米国)、不明(日本)
  • 配給 - ARPフィルムズ(1967年 - 1970年)、ニュー・ワールド・エンターテインメント(? - 1994年)、サバン・エンターテイメント(1995年)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 適当な演技も台本も、日本においては最初の吹替ではインカ帝国などと原語にないものを加えたり、2回目の吹替では石川五右衛門などといったアドリブがあった。その後の吹替版も存在したが、左記の吹替よりは英語版にかなり忠実されており、少なくとも1994年版と同様の少年らしい性格になっていたと窺える(「じゃない?」「とか?」など)。
  2. ^ コミックとそれ以降のシリーズではモンタナとされている。
  3. ^ 『The Winged Thing』という回は、シーズン1のエピソード『The Sky Is Falling』と『The Vulture's Prey』の映像を使用している。
  4. ^ 『Conner's Reptiles』という回は、シーズン1のエピソード『Where Crawls the Lizard』の映像を使用している。
  5. ^ 『Vine』のリメイク版で、いくつか異なる部分がある。
  6. ^ この『突進!怪物ライノ(Rhino)』は、シーズン1のエピソード『Horn of The Rhino』と『The Golden Rhino』の映像を再利用している。この回のミステリオは、いつもとは異なり、赤い髪の緑色の肌をしている。
  7. ^ ABCでは死亡事故の発生、空間的なうす気味悪さ、極度なサイケデリックさが出てしまっていることを理由にシーズン3のエピソードから外しており、シーズン1の第20話を繰り返して放送された[17]
  8. ^ この回は、シーズン2のエピソード『Swing City』と『To Cage Spider』の映像を再利用している。
  9. ^ この回は、シーズン2のエピソード『Neptune's Nose Cone』の映像を使用している。
  10. ^ この回は、シーズン1のエピソード『Return of the Flying Dutchman』とシーズン2のエピソード『Thunder Rumble』と『The Evil Sorcerer』の映像を使用している。
  11. ^ 月曜 - 金曜 10時30分 - 11時10分に放送されていた「でんわで相談10時半」の放送を休止し、夏休みに放送したエピソードを1話だけ選んで再放送された(話数は不明)。

出典[編集]

  1. ^ Newtype 2004年7月号 91ページ「今度は、アニメだ。2004. 7. 5 原版(オリジナル)52話初公開。"SPIDER-MAN ANIMATED ON CARTOON NETWORK."」
  2. ^ a b 朝日新聞 縮刷版』朝日新聞社、1974年7月23日 - 8月30日。 、ラジオ・テレビ欄
  3. ^ 毎日新聞 縮刷版』毎日新聞社、1974年7月23日 - 8月30日。 、ラジオ・テレビ欄
  4. ^ a b 日本経済新聞 縮刷版』日本経済新聞社、1974年7月23日 - 8月30日。 、ラジオ・テレビ欄
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  15. ^ 朝日新聞・東京・縮刷版 (以下、テレビ埼玉での放映分)1989年4月28日「タコハチ博士の怪」・5月5日「氷の怪物」・5月12日「金属を食う怪物」・5月19日「悪魔の時間」・5月26日「透明人間」・6月2日「魔法との対決」・6月9日・16日「ミステリオの陰謀」・8月4日「ハザードマンの企み」・8月11日「恐怖のエレクトロマン」・8月18日・25日「怪獣ライノ(前・後)」・9月1日「ドクター・マグネットの復讐」・9月8日・9月15日「電気泥棒エレクトロ」・9月22日「恐怖のロウ人形」・9月29日「一つ目人形の怪」・11月3日「オードロの大捕物」・1990年1月26日「ハエ男のわな」・2月2日「スパイダーマンの誕生」・3月2日「大空の悪党軍団」・4月6日「モグラ族との戦い」・5月4日「狐島の怪(シーズン2)」・6月8日「狐島の危機(シーズン3)」・6月22日「電撃雪男現わる」・1991年4月5日・4月12日(島を奪う怪人博士 前編・後編)
  16. ^ 1985年7月13日 朝日新聞(大阪) ※KBS京都のTV番組表
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  32. ^ アニメディア (学研) 1983年3月号 91ページ(テレビ局ネットワーク 2月10日~3月9日)
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  34. ^ アニメディア 1982年5月号(テレビ局ネットワーク 4月10日~5月9日)
  35. ^ 朝日新聞・東京版 1989年5月5日 - 1991年6月7日 エピソードの邦題については未掲載の時もあった模様。夏休み期間中は野球中継の影響で放送休止することもあった。
  36. ^ アニメディア 1989年5月号 90ページ、1990年3月号 90ページ、1990年5月号 92ページ、1990年6月号 94ページ、1990年12月号 94ページ、1991年1月号 92ページ。
  37. ^ 1989年4月24日 - 1991年1月14日 朝日新聞・中部版
  38. ^ Ken Sweet (2009年8月31日). “Disney to Acquire Marvel Entertainment for $4B”. FoxBusiness.com. Fox News Group. 2009年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年8月31日閲覧。
  39. ^ Spider-Man”. Clear Vision. 2014年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月11日閲覧。

外部リンク[編集]