カルロス・ビラヌエバ

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カルロス・ビラヌエバ
Carlos Villanueva
フリーエージェント(FA)
Carlos Villanueva on August 24, 2012.jpg
ブルージェイズ時代(2012年8月24日)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス
生年月日 1983年11月28日(31歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2002年
初出場 2006年5月23日、シンシナティ・レッズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

カルロス・マニュエル・ビラヌエバCarlos Manuel Villanueva , 1983年11月28日 - )は、ドミニカ共和国サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス出身のプロ野球選手投手)。右投右打。

日本語ではビラヌーバビヤヌエバビジャヌエバとも表記される。

経歴[編集]

ジャイアンツ傘下時代[編集]

2002年3月4日にサンフランシスコ・ジャイアンツと契約。ルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツで19試合に登板し、4勝0敗3セーブ、防御率0.59だった。

2003年はルーキー級アリゾナリーグで12試合に登板し、3勝6敗、防御率3.97だった。

ブルワーズ時代[編集]

2004年3月30日レオ・エストレーヤウェイン・フランクリンとのトレードでグレン・ウッドラードと共にミルウォーキー・ブルワーズに移籍した。この年はA級ベロイト・スナッパーズで25試合に登板し、8勝8敗、防御率3.77だった。

2005年はA+級ブレバードカウンティ・マナティーズで21試合に登板し、8勝1敗、防御率2.32だった。8月にAA級ハンツビル・スターズへ昇格。4試合に登板し、1勝3敗、防御率7.40だった。オフの11月18日にブルワーズとメジャー契約を結び[1]、40人枠入りを果たした。

2006年1月31日にブルワーズと1年契約に合意。3月21日にAA級ハンツビルへ異動し[2]、開幕をAA級で迎えた。5月22日にメジャーへ昇格し[3]5月23日シンシナティ・レッズ戦でメジャーデビュー。4点ビハインドの8回裏から登板し、1回を1安打無失点2奪三振に抑えた。5月27日にAA級へ降格。6月9日にホルヘ・デラロサが故障者リスト入りしたため再昇格した[4]。6月14日のシンシナティ・レッズ戦で初先発し、6回を無失点に抑える好投(勝ち負け付かず)をみせたが、その後は結果を残せず、7月6日にAAA級ナッシュビル・サウンズへ降格[5]。9月11日に再昇格した。9月15日のワシントン・ナショナルズ戦では6回を2安打1失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた。この年は10試合(先発は6試合)に登板し、2勝2敗、防御率3.69だった。

2007年2月25日にブルワーズと1年契約に合意[6]。開幕後はリリーフとして定着し、53試合に登板していたが、先発に転向するため、8月21日にAAA級ナッシュビルへ降格[7]。登録枠が拡大された9月1日に再昇格した[8]。昇格後は主に先発として5試合に登板した。この年は59試合(先発は6試合)に登板し、8勝5敗1セーブ、防御率3.94だった。

2008年2月22日にブルワーズと1年契約に合意[9]。開幕から先発ローテーションに加わったが、9試合で2勝5敗、防御率6.43と落ち込み、5月下旬からリリーフに配置転換された。その後はリリーフとして定着した。この年は47試合(先発は9試合)に登板し、4勝7敗1セーブ、防御率4.07だった。

2009年2月27日にブルワーズと1年契約に合意。この年はトレバー・ホフマンの離脱時にクローザーを任されるなど、自己最多の64試合に登板したが[10]、4勝10敗、防御率は5.34と不振に終わった。

2010年1月26日にブルワーズと95万ドルの1年契約に合意[11]。開幕からリリーフとして登板していたが、7月28日にラトロイ・ホーキンスが故障者リストから復帰したため、AAA級ナッシュビルへ降格した[12]。選手登録枠が拡大された9月1日に再昇格。昇格後は5試合の登板にとどまった。この年は50試合に登板し、2勝0敗1セーブ、防御率4.61だった。

ブルージェイズ時代[編集]

2010年12月3日後日指名選手[13]とのトレードでトロント・ブルージェイズに移籍した[14]

2011年1月16日にブルージェイズと141万5000ドルの1年契約に合意[15]。リリーフとして開幕を迎えたが、先発陣であるジョジョ・レイエスカイル・ドレイベックの不調もあり、5月下旬から2年ぶりに先発に復帰。その後は先発ローテーションに定着していたが、8月4日に右腕の故障で15日間の故障者リスト入りした[16]。8月31日に復帰[17]。復帰後はルーキーのヘンダーソン・アルバレスが先発ローテーションに加わったため、リリーフに復帰した。この年は33試合(先発は13試合)に登板し、6勝4敗、防御率4.04だった。

2012年1月17日にブルージェイズと227万7500ドルの1年契約に合意[18]。前年同様リリーフとして開幕を迎えたが、先発陣のドレイベックとルーキーのドリュー・ハッチソンが6月に故障で離脱し、さらに両者ともにトミー・ジョン手術を受け長期離脱したため、再び先発に復帰。シーズン終了まで先発ローテーションを守った。この年は38試合(先発は16試合)に登板し、7勝7敗、防御率4.16だった。オフの10月29日にFAとなった。

カブス時代[編集]

2013年1月26日にカブスと総額1000万ドルの2年契約を結んだ[19][20]。先発として開幕を迎えたが、5月にリリーフの藤川球児ショーン・キャンプが故障で離脱したため、リリーフに配置転換した。その後もクローザーからリリーフに降格したカルロス・マーモルがDFAになるなど、チーム事情からリリーフとしての起用が続いていたが、7月に先発のスコット・フェルドマンマット・ガーザが移籍したため、先発に復帰。8月から2年目のクリス・ルーシンが先発ローテーションに定着したため、再びリリーフに戻った。この年は47試合(先発は15試合)に登板し、7勝8敗、防御率4.06だった。

2014年は先発として開幕を迎える予定だったが、開幕直後に延長戦が続いたため、リリーフとしてスタートした。4月6日のフィラデルフィア・フィリーズ戦から先発として登板し、この日は5回を1失点に抑え勝利投手となり、幸先の良いスタートを切ったが、その後3連敗を喫し、5月からリリーフへ配置された。7月に先発のジェフ・サマージャジェイソン・ハメルがトレードで移籍したため、7月5日のワシントン・ナショナルズ戦で先発として起用されたが、2回を5安打4失点と打ち込まれたため、その後はリリーフに固定された。地区最下位が濃厚となった9月からは、リリーフの起用がザック・ロスカップニール・ラミレスなどの若手に切り替わったため、3試合の登板にとどまった。この年は42試合に登板し、5勝7敗2セーブ、防御率4.64だった。オフの10月30日にFAとなった。

選手としての特徴[編集]

リリーフと先発の両方をこなすことが出来る。ブルージェイズ移籍後は主にロングリリーバーや故障者が出た場合の先発を務めるスイングマンとして起用されている。

球種は平均89マイル(約143km/h)の速球と、チェンジアップスライダーカーブ。決め球はチェンジアップで、2010年には奪三振率11.45を記録している[21]。一方で、球が高めに浮き易く、被本塁打が多いのが最大の弱点である[22]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2006 MIL 10 6 0 0 0 2 2 0 0 .500 215 53.2 43 8 11 1 4 39 0 0 23 22 3.69 1.01
2007 59 6 0 0 0 8 6 1 16 .615 489 114.1 101 16 53 3 3 99 3 0 52 50 3.94 1.35
2008 47 9 0 0 0 4 7 1 11 .364 464 108.1 112 18 30 1 3 93 4 0 53 49 4.07 1.31
2009 64 6 0 0 0 4 10 3 9 .286 422 96.9 102 13 35 8 2 83 4 0 58 57 5.34 1.43
2010 50 0 0 0 0 2 0 1 14 1.000 231 52.2 48 7 22 1 4 67 5 0 27 27 4.61 1.33
2011 TOR 33 13 0 0 0 6 4 0 0 .600 454 107.0 103 11 32 3 4 68 4 0 49 48 4.04 1.26
2012 38 16 0 0 0 7 7 0 2 .500 521 125.1 113 23 46 4 3 122 6 1 59 58 4.16 1.27
2013 CHC 47 15 0 0 0 7 8 0 2 .467 524 128.2 117 14 40 4 3 103 0 0 58 58 4.06 1.22
通算:8年 348 71 0 0 0 40 43 6 54 .482 3320 786.0 739 110 269 25 26 674 26 1 378 369 4.23 1.28
  • 2013年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 33 (2006年、2011年 - 2014年)
  • 12 (2007年 - 2010年)

脚注[編集]

  1. ^ Brewers add four to 40-man roster”. MLB.com Brewers Press Release (2005年11月18日). 2014年12月14日閲覧。
  2. ^ Brewers option RHP Carlos Villanueva to Huntsville”. MLB.com Brewers Press Release (2006年3月21日). 2014年12月14日閲覧。
  3. ^ Villanueva recalled from Double-A Huntsville”. MLB.com Brewers Press Release (2006年5月22日). 2014年12月14日閲覧。
  4. ^ Adam McCalvy (2006年6月11日). “Notes: Brewers on lookout for arms”. MLB.com. 2014年12月14日閲覧。
  5. ^ Adam McCalvy (2006年7月6日). “Brewers juggle roster before break”. MLB.com. 2014年12月14日閲覧。
  6. ^ Adam McCalvy (2007年2月26日). “Notes: Precautions for Cordero”. MLB.com. 2014年12月14日閲覧。
  7. ^ Adam McCalvy (2007年8月21日). “Brewers option Villanueva to Triple-A”. MLB.com. 2014年12月14日閲覧。
  8. ^ Joe DiGiovanni (2007年9月2日). “Notes: Villanueva to start Tuesday”. MLB.com. 2014年12月14日閲覧。
  9. ^ Adam McCalvy (2008年2月23日). “Notes: Switch paid off nicely for Riske”. MLB.com. 2014年12月14日閲覧。
  10. ^ McCalvy, Adam(2009-04-11). Hoffman getting closer to mound work. brewers.com(英語). 2011年5月22日閲覧
  11. ^ Adam McCalvy (2010年1月27日). “Villanueva inks deal with Crew for '10”. MLB.com. 2014年12月14日閲覧。
  12. ^ Villanueva to Triple-A; Hawkins to take spot”. MLB.com (2010年7月29日). 2014年12月14日閲覧。
  13. ^ 後に金銭トレードとなった。
  14. ^ Blue Jays acquire RHP Carlos Villanueva”. MLB.com Blue Jays Press Release (2010年12月3日). 2014年12月14日閲覧。
  15. ^ Blue Jays agree to terms with RHP Carlos Villanueva”. MLB.com Blue Jays Press Release (2011年1月16日). 2014年12月14日閲覧。
  16. ^ Blue Jays add Lawrie and Perez to roster”. MLB.com Blue Jays Press Release (2011年8月4日). 2014年12月14日閲覧。
  17. ^ Blue Jays Villanueva returns from disabled list”. MLB.com Blue Jays Press Release (2011年8月31日). 2014年12月14日閲覧。
  18. ^ Blue Jays sign Villanueva”. MLB.com Blue Jays Press Release (2012年1月17日). 2014年12月14日閲覧。
  19. ^ Cubs, righthander Carlos Villanueva agree to terms on two-year contract”. MLB.com Cubs Press Release (2013年1月27日). 2014年12月14日閲覧。
  20. ^ Andrew Simon (2013年1月27日). “Cubs officially announce Villanueva signing”. MLB.com. 2014年12月14日閲覧。
  21. ^ Carlos Villanueva » Statistics » Pitching. FangraphsBaseball(英語). 2011年5月22日閲覧
  22. ^ Macdonald, Jared(2010-12-03). Breaking Down The Carlos Villanueva Acquisition. Jays Journal(英語). 2011年5月22日閲覧

外部リンク[編集]