アルゼンチンのスポーツ

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本項ではアルゼンチンスポーツについて記述する。

サッカー[編集]

アルゼンチンでは大変サッカーが盛んであり、ディエゴ・マラドーナを筆頭にサッカー史上に残る名選手を多く輩出し、ブラジルと並ぶ南米の強豪として知られている。代表チームFIFAワールドカップの常連であり、優勝2回、準優勝2回を誇る。1978年には、FIFAワールドカップ・アルゼンチン大会が行われた。国内リーグもリーベル・プレートボカ・ジュニオルスCAサン・ロレンソラシン・クラブなどの名門クラブが鎬を削っている。また、リオネル・メッシも有名だといえるだろう。

バスケットボール[編集]

20年程前から一貫した育成強化を始め、90年代半ば頃から急激に強さを増し、現在はアメリカスペインと並ぶ世界屈指の強豪国として知られるようになった。近年数多くのNBA選手や名選手を輩出しており、中でもエマニュエル・ジノビリユーロリーグとNBAで優勝、さらにオリンピックで金メダルを獲得した唯一の選手であり、アルゼンチンのバスケットボール史上最も成功を収めた選手と言われている。他にもルイス・スコラアンドレス・ノシオニファブリシオ・オベルトカルロス・デルフィーノウォルテル・エルマンペペ・サンチェスと言った数多くのNBA選手を輩出している。

国内にはLNBと呼ばれるプロバスケットボールリーグがある。多くの有名選手が10代をこのリーグで育ち、20才以降にスペインリーグセリエAなどの欧州の名門リーグへ移籍し、そしてNBAへと渡っていく。

代表はこれまでにオリンピック出場5回、世界選手権出場11回を誇る。2004年アテネ五輪1992年にアメリカがドリームチームを結成して以来初めてアメリカ以外の国で金メダルを獲得。2008年北京五輪ではエースのジノビリを怪我で欠くも、見事銅メダルを獲得し2大会連続で表彰台に立った。

世界選手権では記念すべき第一回大会に開催国として出場し、見事優勝した。2002年にはジノビリらの活躍で銀メダルを獲得。

アメリカ選手権では、過去金メダル1個、銀メダル4個、銅メダル4個を獲得している。

テニス[編集]

1970年代から現在に至るまで世界のテニス界をリードする存在である。70年代後半のギレルモ・ビラスをはじめ、男女問わず数多の名選手を輩出しており、2004年の全仏オープンテニスにおいては史上初のアルゼンチン勢同士の決勝戦が実現した。特に男子は南米随一の強国としてしられ、ランキングの上でもATPによる73年のツアー制度施行からシングルスの年間ランキングにおいてトップ100入り選手が居なかった年は2008年現在まで1度もない。また選手層の厚さでも知られており、年間ランキングトップ100入りした選手が1人だけだった年も1973年1977年1994年1997年の僅か4回、2007年度にはランキング9位のダビド・ナルバンディアンを筆頭に過去最多の総勢11名もの選手が年間トップ100にランクインしている。またデビスカップにおけるデビスカップアルゼンチン代表は最上位カテゴリであるワールドグループの常連国であり、2009年現在通算3度の準優勝を記録している。

ラグビー[編集]

ラグビーはロス・プーマスの愛称で親しまれているナショナルチームアルゼンチン代表が強豪国を破る実力をつけてきている。伝統的に屈強のフォワードと意外性のあるバックスの選手を輩出している。1999年第4回ワールドカップ(W杯)ではベスト8に進出、スタンドオフゴンサロ・ケサダが安定したキックで得点王に輝いた。2007年大会では開催国フランスを2度下し、3位に輝いた。 また、ファン=マルチン・エルナンデスイグナシオ・コルレトアガスティン・ピチョットらが非常に人気選手であり、彼らはフランスの強豪スタッド・フランセ・パリでプレイ中。

モータースポーツ[編集]

富裕層を中心にモータースポーツも人気がある。フアン・ペロンエバ・ペロンも楽しんだという。

実際過去には、F1草創期の世界チャンピオン、ファン・マヌエル・ファンジオカルロス・ロイテマンなど多数のレーシングドライバーを輩出している。F1アルゼンチングランプリも途中中断期間を挟みながら、1950年代から1990年代に至るまで断続的に開催された。

現在は世界ラリー選手権(WRC)の一戦として「ラリー・アルゼンチン」が開催されるほか、アフリカ大陸の政情・テロに関する不安などの要因から、2009年よりダカール・ラリーの開催地がアルゼンチンとチリに移されている。

ボクシング[編集]

ボクシングにおいても、70年代の世界ミドル級王座に長期政権を築いた名王者カルロス・モンソンジュニア・ウェルター級の世界王者ニコリノ・ローチェらを輩出している。また2000年代にもフライ級オマール・ナルバエスが長期政権を築いている。

女子ボクシングも盛んな国のひとつであり、マルセラ・アクーニャジェシカ・ボップエリカ・ファリアスら女子世界王者も輩出している。

競馬[編集]

アルゼンチンは、南米諸国の中で最も競馬が盛んな国としても知られている。日本でも1963年より中央競馬においてアルゼンチン共和国杯が行われている。