わたらせ渓谷鐵道
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 略称 | わてつ、わた渓 |
| 本社所在地 | 〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々1063-1 |
| 設立 | 1988年(昭和63年)10月25日 |
| 業種 | 陸運業 |
| 事業内容 | 旅客鉄道事業、旅行業、浴場業(水沼駅温泉センター「せせらぎの湯」)、飲食店業(レストラン「清流」:神戸駅構内)など |
| 代表者 | 代表取締役社長 樺澤 豊 |
| 資本金 | 3億2,500万円 |
| 主要株主 | 群馬県 16.66% みどり市 9.57% 桐生市 8.00% 日光市 6.69% |
| 外部リンク | www.watetsu.com/ |
わたらせ渓谷鐵道株式会社(わたらせけいこくてつどう)は、群馬県・栃木県において特定地方交通線の足尾線を引き継いだ鉄道路線わたらせ渓谷線を運営する第三セクターの鉄道事業者である。
わたらせ渓谷鐵道では略称として「わてつ」を推奨しているが、雑誌などでは「わ鐵」と表記されることもあり、沿線住民には「わた渓」と呼ぶ者もいる。12の無人駅には公募のボランティア駅長「ふるさと駅長」がいる。
目次 |
[編集] 歴史
- 1988年(昭和63年)3月29日 第9回協議会にて第三セクター鉄道への転換を決定。
- 10月25日 設立。
- 1989年(平成元年)3月29日 東日本旅客鉄道(JR東日本)足尾線を転換し、わたらせ渓谷線開業。間藤 - 足尾本山間 (1.9km) は免許線(未開業)となる。
- 12月24日 水沼駅温泉センター「せせらぎの湯」がオープン(2002年3月まで群馬県営、2008年12月28日まではわたらせ渓谷鐵道が運営)。
- 1992年(平成4年)3月14日 下新田駅新設。
- 1996年(平成8年)4月9日 神戸駅構内に列車のレストラン「清流」がオープン。
- 1998年(平成10年)6月2日 間藤 - 足尾本山間鉄道事業免許失効。
- 10月10日 トロッコ列車「トロッコわたらせ渓谷号」運転開始。
- 2008年(平成20年)12月28日 水沼駅温泉センター「せせらぎの湯」が休業。
- 2009年(平成21年)4月26日 水沼駅温泉センター「せせらぎの湯」が外部委託で営業再開。
- 2010年(平成22年)12月22日 イメージキャラクター「わ鐵のわっしー」を発表[1]。
[編集] 路線
[編集] 車両
2011年6月1日現在、気動車11両、客車4両、ディーゼル機関車2両の計17両が在籍する。車両基地は大間々駅構内にあり、本社が併設されている。
- わ89-100形・200形 (101, 201 - 203)
- わたらせ渓谷鐵道開業時に用意された軽快気動車で、富士重工業製のバス車体を基本にした車体長15m級のLE-CarIIである。前面貫通式。100番台はロングシート、200番台はセミクロスシートを装備する。当初の塗色は、車体下半分をベージュ、上半分を各車異なる色とし、窓下に動物のシルエットを帯状に配するものであったが、後に310形にあわせ、あかがね色に統一された。また、各車に愛称が付されており、101が「こうしん」、201が「くろび」、202が「けさまる」、203が「あづま」である。
- なお、100形は2両あったが、102「ようがい」が1989年5月14日に発生した落石事故により大破し、同年7月1日付けで廃車となっている。
- また、202は車両基地に部品取り車としてヘッドライトなどが取り外された状態で留置されている。同車は「けさまる」の愛称も後述のWKT-501形に譲っている。203は廃車となり、みなかみ町において、わ01-855とともに保存されている。
- わ89-300形 (301, 302)
- 開業時に用意されたイベント対応車で、100形、200形と同じ富士重工業製であるが、より鉄道車両に近い16m級車体のLE-DCである。車内は、イベント対応のため転換クロスシートを装備している。当初は、各車異なる塗色であったが、現在はあかがね色に統一されている。愛称は、301が「あかがね」、302が「わたらせ」である。
- わ89-310形 (311 - 315)
- 廃車となった102の代替および増備用として1990年3月15日付けで311 - 313が新製され、1993年4月25日付けで314,315が増備された。いずれも富士重工業製のLE-DCで車体も300形に準じるが、前照灯が4灯に増設され、尾灯とともに角形ケースに収められて、前面の印象が変わっている。車内はセミクロスシートで、新製当初からトイレを装備している。塗色はあかがね色に統一されているが、311のみ当初は、車体をベージュと茶色の塗り分けで100形・200形と同様であった。愛称は、311が「たかつど」、312が「あかがねII」、313が「わたらせII」、314が「あかがねIII」、315が「わたらせIII」である。
- わ99形 (5010, 5020, 5070, 5080)
- わ01形 (828, 855, 827)
- 冬季に「トロッコわたらせ渓谷号」に代わって運転されたお座敷列車「サロン・ド・わたらせ」に使用されていた客車で、2001年に登場した。元はJR東日本高崎支社のお座敷列車「やすらぎ」で、6両全部を購入したが、スロフ12 828, 829, オロ12 853(書類上はオロ12 855)の3両のみが入籍され、その他の中間車3両は部品取り車として足尾駅構内に留置されていた。当初は展望車2両だけを連結して走らせていたが、乗客から「トイレがない」というクレームが相次ぎ、急遽トイレの設備のある中間車1両を増車した。塗色は黄色と白に青を配したカラフルなものである。なお、足尾駅構内に留置されていた車両のうち1両(オロ12-854)は群馬県安中市で飲食店になっており、1両は2分割のうえ、片側が栃木県栃木市の施設で利用されている。
- 2009年に廃車となり、同年9月に中間車855が売却された[3]。2010年1月には展望車827, 828も売却している[4]。855がみなかみ町で保存され、827, 828が桐生市の昆虫販売店で利用されている。
- DE10形 (1537, 1678)
- 「トロッコわたらせ渓谷号」牽引用に1537を1998年に、1678を2000年にJR東日本から購入したものである。1537はトロッコ車両と同様に塗色をあかがね色に金帯に変更したが、1678はJR時代の塗色のままである。
- WKT-501形 (501)
- 形式名未定
[編集] 車体デザイン
東京パノラママンボボーイズを率いるマンボミュージシャンのパラダイス山元が、富士重工業勤務時代にボランティアとして車体、カラーリング、ヘッドマーク、動物イラストの銘板、会社ロゴ、社章などをデザインした(上毛新聞)。車体の色は、茶色(銅色)が主体である。
[編集] 脚注
- ^ 日本経済新聞(朝刊)群馬県版 2010年12月25日付
- ^ 当初は無蓋貨車改造での導入を検討していたが、当局の許認可を得る事が困難と見られたことから方針を変更し、線内有効長の関係から18m車体2両を捜していたところ、解体寸前の5000系の車体に行き当たった経緯がある。
- ^ わ鐵の廃車両売却します - 沿線だより - 駅探、2009年9月1日。
- ^ 廃車両売却のお知らせ (PDF) - わたらせ渓谷鐵道、2010年1月18日閲覧。
- ^ 新型車両カラーリング投票結果発表! - わたらせ渓谷鐵道
- ^ WKT-501がデビューします - わたらせ渓谷鐵道
- ^ わたらせ渓谷鉄道に新トロッコ列車 - 読売新聞