たびら平戸口駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
たびら平戸口駅
駅舎(2009年9月)
駅舎(2009年9月)
たびらひらどぐち - Tabira-Hiradoguchi
中田平 (3.1km)
(2.6km) 西田平
所在地 長崎県平戸市田平町山内免
所属事業者 松浦鉄道
所属路線 西九州線
キロ程 51.2km(有田起点)
電報略号 ヒラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
116人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1935年(昭和10年)8月6日
1988年(昭和63年)4月1日(転換)
備考 窓口・自動券売機は昼間のみ

たびら平戸口駅(たびらひらどぐちえき)は、長崎県平戸市田平町山内免にある松浦鉄道西九州線である。

概要[編集]

九州最西端および普通鉄道における日本最西端の駅であり、「本土」を北海道本州四国・九州の四島とした場合には本土最西端の駅。沖縄都市モノレール線2003年に開業して同線の那覇空港駅(東経127度39分8秒)がその地位につくまでは、戦後長らく名実ともに日本最西端の駅だった。

松浦鉄道及び地元の平戸市では、現在でもたびら平戸口駅を「(普通鉄軌道方式で、全国の各駅とレールでつながっているものでは)日本最西端の駅」であるとしており[1]、同駅到着前の車内放送でもそのように案内されている。また、駅前には地元平戸市出身の作曲家藤浦洸の揮毫による「日本最西端の駅」の碑がそのまま存置されている。

鉄道の通じていない平戸島の最寄駅であるため、(旧)平戸市ではなく北松浦郡田平町(開業当時は南田平村)にありながら「平戸口駅」として開業した。1988年に松浦鉄道が発足すると、田平町の中心部にあることから翌1989年に「たびら平戸口駅」に改称された。その後、2005年10月1日に田平町が平戸市ほか2町村と対等合併して(新)平戸市となったため、この駅も平戸市内に含まれることになった。

駅構造[編集]

のりば
1 西九州線 松浦伊万里方面
2 西九州線 当駅始発・終着列車
3 西九州線 佐々佐世保方面
  • 営業時間内(9:00 - 18:00)は観光客の案内とカーブ上に位置している構内の安全確保のため、駅員が列車発着時にホーム上で放送案内を行う。
  • 日中営業の売店がある。不定休。
  • トイレは駅舎の外にある。
  • 旧最西端としての駅は当駅であるが、線路上の最西端地点は当駅からやや佐世保寄りのカーブの所にある。

鉄道資料館[編集]

駅舎の一部が鉄道資料館となっており、営業時間内は無料で見学できる。

主な展示物
  • 鉄道模型レイアウト
  • 国鉄松浦線・松浦鉄道の列車や駅等の写真
  • 旧国鉄松浦線の時刻表、サボ等
  • 腕木式信号機 - 屋外保存
  • 国鉄セラ1形貨車(石炭車、セラ2206号) - 屋外保存だが状態はかなり悪い。

利用状況[編集]

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1998 181
1999 202
2000 208
2001 202
2002 171
2003 147
2004 138
2005 158
2006 124
2007 142
2008 112
2009 130
2010 116

駅周辺[編集]

駅周辺は平戸市田平町の中心地である。平戸島へは、駅から約500m先に田平港があるが現在は平戸への定期航路はなく、平戸大橋国道383号)を経由してのアクセスとなる。

バス路線[編集]

平戸市中心部へは西肥自動車(西肥バス)の「平戸桟橋」行きのバスがある。駅すぐ前の「平戸口駅」バス停か国道204号に下りた「平戸口駅前」バス停が近いがどちらも本数は少なく、田平港そばの「平戸口桟橋」の方が利便性が高い。

  • 平戸口駅バス停 - 駅すぐ前
  • 平戸口駅前バス停 - 駅から徒歩約2分、国道204号上
  • 平戸口桟橋ターミナル - 駅から徒歩約7分、田平港そば
田平港#バス路線 の項を参照

歴史[編集]

隣の駅[編集]

松浦鉄道
西九州線
中田平駅 - たびら平戸口駅 - 西田平駅

位置情報[編集]

ギャラリー[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 2008年現在、沖縄都市モノレールがある沖縄県内にはJR各社私鉄第三セクターと同じ方式の普通鉄道がない。また、国内の他の鉄道線の駅から沖縄都市モノレールの駅へは途中経路上、船舶航空機を使わざるを得ない。そのため当駅が最西端という主張には一定の説得力があると言える。ただし、那覇市 - 名護市間に普通鉄道を建設する構想があるため、前者については変化する可能性がある。沖縄県の鉄道も参照。