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== 歴史 ==
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当初は[[ハーブ・アルパート]]自身の[[レコード]]を発売する為に設立され、メキシコのマリアッチとアメリカン・ポップスを融合させた“アメリアッチ”で人気を集めた。1960年代後半になると、[[ソフト・ロック]]や[[スワンプ・ロック]]にも手を広げると共に、イギリスの新興レーベルであるアイランド・レコードの米国配給権を得るなど、ブリティッシュ・ロックの新しい流れにも積極的に取り組んだ。1970年代には[[カーペンターズ]]のヒットによって[[レコード会社]]としての地位を固めると共に、[[ピーター・フランプトン]]や[[ポリス (バンド)|ポリス]]なども扱う総合レーベルへと躍進した。

[[File:@ A&M Studios Main Gate, 11 Feb 1988.jpg|thumb|A&M Studios Main Gate 1988]]
[[File:@ A&M Studios Main Gate, 11 Feb 1988.jpg|thumb|A&M Studios Main Gate 1988]]
当初は[[ハーブ・アルパート]]自身の[[レコード]]を発売する為に設立され、メキシコのマリアッチとアメリカン・ポップスを融合させた“アメリアッチ”で人気を集めた。1960年代後半になると、[[ソフト・ロック]]や[[スワンプ・ロック]]にも手を広げると共に、イギリスの新興レーベルであるアイランド・レコードの米国配給権を得るなど、ブリティッシュ・ロックの新しい流れにも積極的に取り組んだ。1970年代には[[カーペンターズ]]のヒットによって[[レコード会社]]としての地位を固めると共に、[[ピーター・フランプトン]]や[[ポリス (バンド)|ポリス]]なども扱う総合レーベルへと躍進した。


1993年には[[ポリグラム]](現:[[ユニバーサル ミュージック グループ|ユニバーサルミュージック]])傘下となった。そのため、日本でもポリグラム傘下の[[ポリドール・レコード|ポリドール]]に販売権を移行。現在は[[ユニバーサル ミュージック グループ|ユニバーサルミュージック]]内の事業再編により、法人としては旧[[MCAレコード|MCA]]と合併したインタースコープとなったが、レーベルとしてのA&Mは残っている。
1993年には[[ポリグラム]](現:[[ユニバーサル ミュージック グループ|ユニバーサルミュージック]])傘下となった。そのため、日本でもポリグラム傘下の[[ポリドール・レコード|ポリドール]]に販売権を移行。現在は[[ユニバーサル ミュージック グループ|ユニバーサルミュージック]]内の事業再編により、法人としては旧[[MCAレコード|MCA]]と合併したインタースコープとなったが、レーベルとしてのA&Mは残っている。

2015年8月30日 (日) 03:57時点における版

A&M RECORDS
親会社ユニバーサル ミュージック グループ
設立1962年
設立者ジェリー・モス
ハーブ・アルパート
販売元ユニバーサルミュージック
ジャンルロックポップス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
公式サイトUSA: http://www.amrecords.com/
JPN: http://www.universal-music.co.jp/u-pop/

A&Mレコード(エー アンド エム レコード)は米国レコードレーベルの1つで、1962年ジェリー・モスハーブ・アルパートによって設立された。「A」はアルパート、「M」はモスの頭文字である。

歴史

A&M Studios Main Gate 1988

当初はハーブ・アルパート自身のレコードを発売する為に設立され、メキシコのマリアッチとアメリカン・ポップスを融合させた“アメリアッチ”で人気を集めた。1960年代後半になると、ソフト・ロックスワンプ・ロックにも手を広げると共に、イギリスの新興レーベルであるアイランド・レコードの米国配給権を得るなど、ブリティッシュ・ロックの新しい流れにも積極的に取り組んだ。1970年代にはカーペンターズのヒットによってレコード会社としての地位を固めると共に、ピーター・フランプトンポリスなども扱う総合レーベルへと躍進した。

1993年にはポリグラム(現:ユニバーサルミュージック)傘下となった。そのため、日本でもポリグラム傘下のポリドールに販売権を移行。現在はユニバーサルミュージック内の事業再編により、法人としては旧MCAと合併したインタースコープとなったが、レーベルとしてのA&Mは残っている。

日本人アーティストとしては、SEIKO(松田聖子)やイエロー・マジック・オーケストラのアルバムが同レーベルから発売されたことがある。

所属アーティスト

かつての所属アーティスト

日本での事業

日本での発売元の変遷

洋楽作品のもの

日本の邦楽レーベルとしてのA&M

2004年7月に、ユニバーサルミュージックJ-POPレーベルとして、邦楽制作部門カンパニーの一つでユニバーサルJから分離したユニバーサルシグマ(旧キティMMEの流れを汲む)内に、A&Mレーベルが設置された。

レーベルのCDコードは、2004年のドラマ『東京湾景』オリジナルサウンドトラックの発売以降、2005年11月KOTOのシングル『What's up』まではUMCAを使用していた。2006年以降は使用されていない。

主な所属アーティスト
など
旧所属アーティスト

外部リンク