キャプテン&テニール
キャプテン&テニール(Captain & Tennille)は1971年にダリル・ドラゴン(Daryl Dragon)とトニ・テニール(Toni Tennille)夫妻が結成したアメリカ合衆国の男女ポップ・デュオ。
キャリア[編集]
キーボーディスト兼アレンジャーの「キャプテン」ことドラゴンとボーカリストでソングライターのテニールは共にザ・ビーチ・ボーイズのツアーに参加。ツアー終了後、デュオとしての活動を開始した。1973年に自主製作盤のレコードが評判を呼び、A&M社と契約。カバー曲「愛ある限り」[1](全米1位)[2]、「君こそすべて(The Way I Want to Touch You)」(全米4位)、「マスクラット・ラブ」[3]カバー曲「ショップ・アラウンド」[4]「ドゥー・ザット・トゥ・ミー・ワン・モア・タイム」「ロンリー・ナイト」「キャント・ストップ・ダンシング」「ユー・ネバー・ダン・イット・ライク・ザット」などがヒットを記録した。
ドラゴンが「キャプテン」のニックネームになったのは、彼がいつも船長のような帽子をかぶっていた事に由来する。
1984年からテニールはジャズ歌手としてキャプテンのプロデュースによる数枚のアルバムを発表し、舞台「ビクター/ビクトリア」に主演するなど活動の場を広げている。 後に二人は離婚している。
キャプテンことダリル・ドラゴンは2019年1月2日に死去した。
脚注[編集]
- ^ オリジナルはポップR&Bのマック&ケイティ・キッスーン、73年の曲である
- ^ Captain & Tennille Love Will Keep Us Together Chart History | Billboard2021年1月6日閲覧
- ^ 「名前のない馬」の大ヒットで有名なアメリカの曲
- ^ モータウンのスモーキー・ロビンソン&ミラクルズの曲