ジーン・クラーク
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ジーン・クラーク(Gene Clark, 1944年11月17日 - 1991年5月24日)は、アメリカのミュージシャン。
経歴[編集]
バーズ、ディラード&クラークなどでの活躍をはじめとした、そのシンガー・ソング・ライター的な作風と朴訥でありながら哀愁の漂うボーカルで人気を得た。
ニュー・クリスティ・ミンストレルズを経て、1964年ロジャー・マッギン、デヴィッド・クロスビーらとともにバーズを結成。「ミスター・タンブリン・マン」(ボブ・ディラン作)、「すっきりしたぜ」(クラーク作)などのヒットにより、スターダムにのし上がるが、1966年にバーズを脱退した。原因は、飛行機恐怖症とも、自作曲の印税によるメンバーとの収入格差のトラブルともいわれる。バーズ初期のオリジナル曲のほとんどは、彼の作品であった。
脱退直後の1967年には「ジーン・クラーク・ウィズ・ゴスディン・ブラザーズ」名義でアルバムをリリース。その後、ディラード&クラークとしての活動やソロ活動などで数多くの佳曲を生み出すも、ヒットチャートからは離れた活動となった。
1991年、心臓疾患のため死去した。死後もさまざまな未発表曲の編集版やトリビュートアルバム「Full Circle」(2000年)がリリースされる。
ディスコグラフィー[編集]
- Mr. Tambourine Man (1965年) - The Byrds
- Turn! Turn! Turn! (1965年) - The Byrds
- Gene Clark With The Gosdin Brothers (1967年) - Gene Clark with Gosdin Brothers
- The Fantastic Expedition Of Dillard & Clark (1968年) - The Dillard & Clark Expedition
- Through The Morning, Through The Night (1969年) - Dillard & Clark
- Gene Clark(White Light) (1971年) - Solo
- Road Master (1973年) - Solo
- Byrds (1973年) - The Byrds
- No Other (1974年) - Solo
- Two Sides To Every Story (1977年) - Solo
- McGuinn, Clark & Hillman (1979年) - McGuinn, Clark & Hillman
- City (1980年) - McGuinn & Hillman
- Firebyrd (1984年) - Solo
- So Rebellious A Lover (1987年) - Gene Clark & Carla Olson
- Silhouette In Light (1992年) - Gene Clark & Carla Olson