東海駅
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東海駅[* 1] | |
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東口(2023年3月) | |
とうかい Tōkai | |
◄佐和 (4.7 km) (7.4 km) 大甕► | |
村松軌道の石神駅(廃駅)は当駅に隣接していた | |
茨城県那珂郡東海村舟石川駅西一丁目1-1 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 130.0 km(日暮里起点) |
電報略号 | トカ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
4,399人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)4月1日[2] |
備考 | 業務委託駅 |
石神駅 | |
---|---|
いしがみ | |
(2.7 km) 真崎► | |
所在地 | 茨城県那珂郡石神村(現・東海村) |
所属事業者 | 村松軌道 |
所属路線 | 村松軌道線 |
キロ程 | 2.7 km(石神起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1926年(大正15年)4月24日 |
廃止年月日 | 1933年(昭和8年)2月15日 |
東海駅(とうかいえき)は、茨城県那珂郡東海村舟石川駅西一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅[1]。
常磐線の駅、ならびに茨城県内で唯一村に所在する駅である。事務管コードは▲421119[3]。一部の特急列車が停車する。
原子力関連施設と村松山虚空蔵堂[4]、ならびに笠松運動公園の最寄駅である[5]。
歴史
[編集]- 1898年(明治31年)4月1日:日本鉄道の石神駅(いしがみえき)として開業[6][7]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる[2]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1926年(大正15年)4月24日:村松軌道が開業(石神駅 - 阿漕駅)[8]。
- 1933年(昭和8年)2月15日:村松軌道が廃止[9]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1957年(昭和32年)4月1日:東海駅に改称[6]。
- 1961年(昭和36年)12月29日:上り急行「いわて」が当駅を通過時に分岐器通過速度を超過し、機関車(C62 21)と客車2両が脱線転覆、他の客車も脱線。機関助士が死亡、5人が負傷。
- 1972年(昭和47年)3月15日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱いを廃止[2]。
- 1985年(昭和60年):急行ときわ号の廃止により特急ひたち号の停車駅となる[10]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
- 1992年(平成4年)11月16日:橋上駅舎化工事に着手[11]。
- 1994年(平成6年)1月20日:橋上駅舎の営業を開始[12][13]。
- 2004年(平成16年)10月16日:東京近郊区間拡大に伴い、Suicaが利用可能となる[14]。
- 2015年(平成27年)
- 4月1日:JR水戸鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅となる。
- 7月1日:駅業務受託がJR東日本ステーションサービスへ移管。
- 2023年(令和5年)3月17日:みどりの窓口の営業を終了[15][16]。
駅構造
[編集]2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している[1]。西口・東口ともに駅前にロータリーが整備されている。
勝田営業統括センターが管理し、JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する業務委託駅(勝田駅管理)。Suica対応自動改札機、指定席券売機が設置されている。
改札口の右側にコンビニエンスストアのNewDaysがある。2007年(平成19年)5月1日のリニューアルオープンを機にSuica電子マネーが利用できるようになった。
東海ステーションギャラリーが併設されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■ 常磐線 | 下り | 日立・いわき・広野・仙台方面[17] |
2・3 | ■ 常磐線 | 上り | 水戸・土浦・上野方面[17] |
■ 上野東京ライン | 上野・東京・品川方面[17] |
- 2番線は上下兼用の待避線であるが、下り1本、上り3本のみの使用。
-
改札口(2022年2月)
-
待合室(2022年2月)
-
ホーム(2022年2月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は4,399人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 4,777 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 4,709 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 4,528 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 4,359 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 4,263 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 4,303 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 4,307 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 4,319 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 4,405 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 4,413 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 4,300 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 4,328 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 4,475 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 4,615 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 4,611 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 4,869 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 4,897 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 4,950 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 5,071 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 5,055 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)4,021 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)3,982 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)4,180 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)4,399 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]「東海駅東口」停留所にて、以下の路線バスや高速バスが発着する。かつては「東海駅西口」停留所にも茨城交通が運行する路線バスが設定されていたが、2024年(令和6年)4月1日より発車便の運行が取りやめとなり[18]、到着便のみ設定されている[19]。
- 路線バス
- 高速バス
- 東京駅行き(茨城交通)[21]
- 羽田空港行き(茨城交通)[22]
- 成田空港行き(茨城交通、千葉交通)[23]
- 茨城空港行き(茨城交通)[24] - 1便のみ運行
- 名古屋駅行き(茨城交通)- 全便運休[25]
隣の駅
[編集]かつて存在した路線
[編集]- 村松軌道
- 村松軌道線
- 石神駅 - 真崎駅
脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 42号 水戸駅・常陸太田駅・高萩駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月9日、22頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、430-431頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 交通アクセス-村松山虚空蔵堂公式ホームページ
- ^ 交通アクセス-笠松運動公園公式ホームページ
- ^ a b 中川浩一『茨城県鉄道発達史』 上、筑波書林〈ふるさと文庫〉、1980年、付表xi頁。ASIN B000J7ZJU0。
- ^ 大蔵省印刷局 編『[官報』 1898年03月30日、日本マイクロ写真(国立国会図書館デジタルコレクション)、1898年 。
- ^ 鉄道省 編『鉄道統計資料』 昭和元年 第3編 監督、鉄道省(国立国会図書館デジタルコレクション)、1928年 。
- ^ 鉄道省 編『鉄道統計資料』 昭和7年度 第3編 監督、鉄道省(国立国会図書館デジタルコレクション)、1931 - 1938年 。
- ^ 1985年3月号時刻表
- ^ “東海駅を橋上化 JR水戸支社が安全祈願祭”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1992年11月20日)
- ^ 「駅前の風景 第9回」(2007年9月号、常陽地域研究センター刊) (PDF) [リンク切れ]
- ^ 「特集 東海橋上駅」『広報とうかい』第585号、東海村、1991年2月、2-5頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '05年版』ジェー・アール・アール、2005年7月1日、184頁。ISBN 4-88283-126-0。
- ^ “駅の情報(東海駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月27日閲覧。
- ^ “JR東日本路線図(関東・甲信越エリア)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2023年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月25日閲覧。
- ^ a b c “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(東海駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年5月7日閲覧。
- ^ “ダイヤ改正 4月1日に路線バスのダイヤ改正を行います”. ニュースリリース. 茨城交通 (2024年3月13日). 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧。
- ^ “舟石川 時刻表 | 茨城交通”. 茨城交通. 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧。
- ^ a b c “東海駅 / バスのりば・停留所案内 | 路線バス - 茨城交通”. 茨城交通. 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧。
- ^ “ひたちなか・東海発 - 大洗IC - 東京駅行き / 勝田・東海線 | 茨城交通 | 高速バスのご案内 - 茨城交通”. 茨城交通. 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧。
- ^ “羽田空港行き / 羽田空港線 | 空港バスのご案内 - 茨城交通”. 茨城交通. 2024年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧。
- ^ “成田空港行き / 成田空港線 | 空港バスのご案内 - 茨城交通”. 茨城交通. 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧。
- ^ “茨城空港行き / 茨城空港線 | 空港バスのご案内 - 茨城交通”. 茨城交通. 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧。
- ^ “日立・東海・ひたちなか・水戸・石岡・つくば発 - 東名豊田・名古屋駅行き / 名古屋線 | 茨城交通 | 高速バスのご案内 - 茨城交通”. 茨城交通. 2024年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月7日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(東海駅):JR東日本
- 東海駅発着バス時刻表