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宮崎山形屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社宮崎山形屋[1]
宮崎山形屋
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
880-0805[1]
宮崎県宮崎市橘通東3丁目4番12号[1]
設立 1955年昭和30年)7月1日[1]
業種 小売業
法人番号 8350001001938 ウィキデータを編集
事業内容 百貨店
代表者 山下隆幸(代表取締役社長)
資本金 1億円
売上高 157億円
純利益 △2億5,300万円
(2024年2月期)[2]
純資産 △1億4,500万円
(2024年2月期)[2]
総資産 111億3,200万円
(2024年2月期)[2]
主要株主 山形屋ホールディングス
外部リンク https://www.yamakataya.co.jp/miyazaki/
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株式会社宮崎山形屋(みやざきやまかたや)は、日本の百貨店[1]。資本上では山形屋ホールディングスが筆頭株主である。

概要

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ボンベルタ橘(橘百貨店)などとともに宮崎市中心市街地の核となる商業施設である。

旭通一丁目の丸三呉服店を買収し山形屋宮崎支店として開店した[3]。 しかし、1952年10月に橘百貨店が開店し、商店街の中心が北へ移動した。

そこで、橘百貨店に対面する位置にあった映画館ロマン座などを買収し[4]1956年(昭和31年)5月18日に現在地へ新築移転した[5]この結果、宮崎市の商店街は、500メートル以上北側に移動することとなった。新店舗は、宮崎市で初めて地下に食料品部門の売場を設置したことや、4階の食堂に東郷青児[6]が描いた優雅な女性像があることなどで、宮崎市民の話題となった。なお、東郷青児による絵画は後の改修時に発見され、現在は新館1階に展示されている。[要出典]

その後、宮崎山形屋は、宮崎市の中心となるデパートとして繁栄してきた[7]2005年イオン宮崎ショッピングセンター(現:イオンモール宮崎)の開業では、大きな影響を受けることが懸念された。しかし、山形屋の品揃えが中高年向けで、高級品を中心としているために客層がずれていることなどにより、影響は予想より軽微にとどまっており[8]、さらに対抗して新館を建設した。なお、2018年のイオンモール宮崎リニューアルに際し、イオンモール宮崎内にギフトショップを出店している[9]

1997年2002年にそれぞれ新館の計画が打ち出されたものの、長引く不況やイオンの進出決定などの影響で見送られてきた[10]。しかし中心市街地の賑わいを取り戻すべく2005年春にようやく着工、2006年9月12日には新館がオープンした。その際に、宮崎で初めてのCOACHスターバックスコーヒーなどが進出している[11]

沿革

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  • 1936年昭和11年)12月 - 旭通一丁目の丸三呉服店を買収し山形屋宮崎支店として開店[3]
  • 1955年(昭和30年)7月1日 - 山形屋から分離独立し、株式会社宮崎山形屋が発足[1]
  • 1956年(昭和31年)5月18日[5] - 橘通五丁目(現・橘通東三丁目)のロマン座などを買収し[4]、地下1階、地上4階建ての新店舗を建設して移転[5]
  • 1966年(昭和41年) - 増床[12]
  • 1971年(昭和46年) - 地下1階・地上6階を増床[要出典]
  • 1973年(昭和48年) - 7・8階を増築[要出典]
  • 2006年平成18年)9月 - 新館が完成し、本館とあわせて売り場面積が1.4倍の約2万平方メートルになる[13]
  • 2008年(平成20年)6月 - 新館の東側に第一種市街地再開発事業により立体駐車場「Y・YPARK」完成。1階の一部を店舗として使用[14]
  • 2020年(令和2年)2月 - これまでの営業部、外商部、総務部の3部に加えて、新たに「営業推進部」の設立を発表。販売促進や顧客サービスの充実特化を図る。

ギフトショップ・外商部出張所

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  • 都城、延岡、日向、高鍋、西都、小林、日南(日南地区には、日南山形屋があるが、外商は宮崎山形屋の管轄)、平和台、イオンモール宮崎[9](外商部出張所はなし)

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c d e f 流通会社年鑑 2003年版, 日本経済新聞社, (2002-12-20), pp. 85 
  2. ^ a b c 株式会社宮崎山形屋 第69期決算公告
  3. ^ a b 宮崎市史年表, 宮崎市, (1974), pp. 130 
  4. ^ a b 宮崎市史年表, 宮崎市, (1974), pp. 429 
  5. ^ a b c 宮崎市史年表, 宮崎市, (1974), pp. 443 
  6. ^ 東郷青児は鹿児島市の出身であり、山形屋2号館の山形屋文化ホールには作品「かごしま」が飾られている。
  7. ^ 宮崎市史 続編, 宮崎市, (1978-3), pp. 1305 
  8. ^ 「大競争時代へ イオン宮崎開業から1年」宮崎日日新聞、2006.5.17~
  9. ^ a b ギフトショップ 宮崎地区|山形屋 (サテライト・ギフトショップ) | 山形屋 (やまかたや) グループ百貨店”. 山形屋(やまかたや) グループ百貨店. 2018年11月6日閲覧。
  10. ^ 「宮崎山形屋が店舗増床へ意欲」読売新聞、2002年3月15日、および「宮崎山形屋が新館計画」宮崎日日新聞、2004年08月30日
  11. ^ 「宮崎山形屋新館、本県初の34店舗進出」宮崎日日新聞、2006年08月02日
  12. ^ 現代日本小売経営戦略, 晃洋書房, (1985-5), pp. 95, ISBN 978-4771002906 
  13. ^ 「宮崎山形屋増床オープン」宮崎日日新聞、2006年09月13日
  14. ^ 「活性化の起爆剤に!YYPARK」MRTニュースボックス、2008年6月2日

外部リンク

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