千年の恋 ひかる源氏物語
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千年の恋 ひかる源氏物語 | |
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監督 | 堀川とんこう |
脚本 | 早坂暁 |
製作 |
広瀬道貞 塚本勲 里見治 菅徹夫 後藤亘 箱島信一 |
出演者 |
吉永小百合 天海祐希 常盤貴子 高島礼子 松田聖子 渡辺謙 森光子 |
音楽 | 冨田勲 |
撮影 | 鈴木達夫 |
編集 | 只野信也 |
製作会社 | 「千年の恋」プロジェクト委員会 |
配給 | 東映 |
公開 | 2001年12月15日 |
上映時間 | 143分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作費 | 14億円(総製作費)[1] |
興行収入 | 20億8000万円[2] |
『千年の恋 ひかる源氏物語』(せんねんのこい ひかるげんじものがたり)は、2001年12月15日に公開された日本映画。配給は東映。主演は吉永小百合。
概要
[編集]東映創立50周年記念作品として制作され、総製作費14億円という東映始まって以来の超大作でもあり[1]、ハリウッドでワールドプレミアも行った[3]。
第20回ゴールデングロス賞優秀銀賞作。
2006年1月3日の12:00 - 14:25にテレビ朝日、東日本放送、山形テレビ、愛媛朝日テレビ、琉球朝日放送にて地上波初放送した。
あらすじ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
キャスト
[編集]- 紫式部 (吉永小百合)
- 光源氏(天海祐希)
- 紫の上(常盤貴子)
- 少女期の紫の上(斉藤麻衣)
- 藤壺中宮、桐壺更衣(高島礼子)
- 桐壺帝(本田博太郎)
- 六条御息所(竹下景子)
- 十条帝(風間杜夫)
- 大后(かたせ梨乃)
- 明石の入道(竹中直人)
- 明石の君(細川ふみえ)
- 葵の上(中山忍)
- 朧月夜(南野陽子)
- 末摘花(鷲尾真知子)
- 秋好中宮(鈴木えみ)
- 頭中将(風間トオル)
- 幼少期の頭中将(三浦春馬)
- 絵師(片岡鶴太郎)
- 藤原為時(神山繁)
- 右大臣(加藤武)
- 源典侍(岸田今日子)
- 揚げ羽の君(松田聖子) ※オリジナルキャラクター
- 賢子(前田亜季)
- 彰子(水橋貴己)
- 藤原惟規(段田安則)
- 惟光(山本太郎)
- 覚全僧上(織本順吉)
- 倫子(浅利香津代)
- 藤原道長、藤原宣孝(渡辺謙)
- 清少納言(森光子)(特別出演)
スタッフ
[編集]- 製作総指揮:高岩淡
- 製作:広瀬道貞、塚本勲、里見治、菅徹夫、後藤亘、箱島信一
- 企画:岡田裕介、早河洋、飯田貞志、気賀純夫、山内久司
- プロデューサー:妹尾啓太、冨永理生子、木村純一、遠谷信幸、古川一博、依田正和
- 監督:堀川とんこう
- 助監督:平田博志
- 脚本:早坂暁
- 撮影:鈴木達夫
- 音楽:冨田勲
- 音楽プロデューサー:北神行雄、津島玄一
- 美術:西岡善信、松宮敏之
- 録音:佐俣マイク
- 整音:瀬川徹夫
- 照明:安藤清人
- 編集:只野信也
- 撮影:高橋政子
- 美術:松浦芳治
- 照明:安藤和也
- 囲碁指導:小川誠子[4]
- 制作:「千年の恋」プロジェクト委員会(東映、加賀電子、サミー、丸紅、テレビ朝日、電通、日本出版販売、東映ビデオ、TOKYO FM、朝日新聞社、朝日放送)
興行成績
[編集]春日太一は、翌2002年に4代目東映社長に就任する岡田裕介が社運をかけて製作したが、大コケした大作映画のうちの1本[5]としているが、興行収入は20億8000万円である[2]。公開当時、東映映画営業部門担当常務取締役だった岡田裕介は、「"東映創立50周年記念作品"と冠を付けた本作、『ホタル』『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』『RED SHADOW 赤影』の4本のうち、コケたのは仮面ライダーだけで、後の3本はヒットしました。3勝1敗です」などと述べている[6]。
脚注
[編集]- ^ a b “天海祐希、「千年の恋」で6年ぶりに男役に挑戦”. 映画.com. (2001年4月17日) 2020年7月6日閲覧. "東映の創立50周年記念作品とあって総製作費14億円をかけた「東映始まって以来の超大作」"
- ^ a b 日本映画製作者連盟2002統計
- ^ “「千年の恋 ひかる源氏物語」ワールドプレミアの実態は?”. 映画.com. (2001年10月30日) 2020年7月6日閲覧. "盛大なイベントの割にはアメリカ人記者の数が少なく、(中略)一番の有名人は、レオナルド・ディカプリオの母親アーマリン・ディカプリオだった。"
- ^ “囲碁棋士の小川誠子さんが急逝 スポーツ報知で29年間詰め碁連載担当”. スポーツ報知 (2019年11月16日). 2020年12月16日閲覧。
- ^ 春日太一『仁義なき日本沈没: 東宝VS.東映の戦後サバイバル』新潮社、2012年3月20日、240頁。ISBN 978-4-10-610459-6。
- ^ 「トップインタビュー/岡田裕介 東映(株)代表取締役社長 /東映60年史」『月刊文化通信ジャーナル』2011年3月号、文化通信社、27頁。