前田亜季

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
まえだ あき
前田 亜季
本名 前田 亜季
生年月日 (1985-07-11) 1985年7月11日(34歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
身長 157cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台CM
活動期間 1992年 -
著名な家族 前田愛(姉)
6代目中村勘九郎(義兄)
事務所 アルファエージェンシー
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
しおり伝説〜スター誕生〜
狩矢警部シリーズ
ごちそうさん
農業女子はらぺ娘
映画
学校の怪談2
学校の怪談3
バトル・ロワイアル
リンダ リンダ リンダ
最終兵器彼女
吹き替え
猫の恩返し
テンプレートを表示
前田亜季
ジャンル アニメソングJ-POP
職業 歌手
活動期間 1998年 - 2000年
レーベル WEAジャパン(1998年)
キングレコード1999年・ベスト盤)
スターチャイルド2000年

前田 亜季(まえだ あき、1985年7月11日 - )は、日本女優(元子役)。本名同じ。愛称は亜季にゃ

東京都出身。アルファエージェンシー所属。法政大学国際文化学部卒業。6代目中村勘九郎は義兄(姉婿)である。

実姉である前田愛と共に、子役時代に「チャイドル」と呼ばれていた[1]。主な出演作品として、NHK教育『天才てれびくん』てれび戦士(1996年度 - 1997年度)、映画『バトル・ロワイアル』(2000年)、テレビドラマ『狩矢警部シリーズ』(2005年 - 2015年、TBS)などがある。

経歴[編集]

1992年、ハンバーガーショップで母と食事中にスカウトされ、芸能活動を始める。同年、タカラミューのテレビコマーシャルでデビュー。1993年マクドナルドのCMで前田愛との姉妹初共演。1994年あっぱれさんま大先生』に、前田愛の家族としてテレビ番組初出演。同年にドラマ『ハートにS 第1夜第2話 シンデレラの王冠』に「愛」役で出演して、ドラマデビュー。

1995年、『天才てれびくん』にレギュラー出演(『T.T.K.DRAMA SPECIAL 悪夢の王』ユキコ役→1996年度 - 1997年度「てれび戦士」)。1996年、映画『学校の怪談2』でヒロインを務めて、役名付きでの初出演を果たして、翌1997年の『学校の怪談3』でもヒロイン役を務めた。1998年、姉とデュエットした『Don't Cry』(テレビアニメ『銀河漂流バイファム13』エンディングテーマ)で歌手デビュー。同年の『学校の怪談G 食鬼』でテレビドラマ初主演。

1999年、『しおり伝説〜スター誕生〜』で昼ドラマ初主演。同年に劇中歌『ごめんね』でソロ歌手デビュー。2000年、アニメ映画『風を見た少年』に声優として初出演。同年公開の映画『バトル・ロワイアル』に出演、同作品で第24回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。2001年、アニメ『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』でテレビアニメの声優として初主演して、3代目コメットさんを務める。

2004年桜美林高等学校を卒業、法政大学国際文化学部に入学。2005年、大学のカリキュラムの一環として、アメリカ・ボストンに留学。同年からTBS『狩矢警部シリーズ』(狩矢和美役)に出演。2006年、『孕み HARAMI 白い恐怖』で映画初主演。同年は映画『最終兵器彼女』でも主演を務めた。大学在学中は、女優業を続けながら、基本的には学業優先というスタンスであったという。

2008年、法政大学国際文化学部国際文化学科卒業。大学卒業後は主に2時間ドラマや単発ドラマでの脇役で出演実績を積む。

2012年グランパパプロダクションよりアルファエージェンシーへ移籍。2013年、NHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』で、主人公の友人・堀之端(室井)桜子役を務める。2015年の単発テレビドラマ『農業女子はらぺ娘』(NHK BSプレミアム)で、自身にとって5年ぶりの主演を務めた。2017年ブルガリのWeb CMで、17年ぶりの姉妹共演を果たす。

活動・人物[編集]

名前の由来は、誰とでも仲良く人を立てることができる、(日本の四季の様に)穏やかな子に育つようにと三重在住の祖母が付けてくれたという。二女という意味もあるとのことである。

映画『バトル・ロワイアル』(2000年)でヒロイン(中川典子役)を務めたが、監督を務めた深作欣二との出会いが、その後の女優活動に大きな影響を与えたことを2013年に述べている[2]

実姉(前田愛)との関係[編集]

姉の前田愛とは、子役時代から「美人姉妹」[2]として知られているが、「チャイドル」と呼ばれていた子役時代は姉の愛がボーイッシュな顔立ちでショートヘア、亜季がかわいらしい顔立ちでロングヘアという対照的な特徴を持っていた。

前述のように、スカウトでの芸能界入りになったが、本人曰く「芸能の仕事に関しては私が少し先に始めて、その後すぐに姉も仕事を始めた」という[3]。芸能界デビュー以来、姉とは「小中高と通った学校も習い事も一緒」で「二人三脚のように歩んできた」「「2歳差であるがほとんど双子のように育った」とのことである[3]。2015年のインタビューで、自身の性格については「落ち込みやすい」、姉の性格については「しっかり者」と述べており、「(姉は自分にとって)なくてはならない存在」であると述べている[3]

「姉とは小さなころから仲が良く、いつも後を追っていた」[4]とのことだが、中学生時代に「会うたびにけんかをしていた」ほどに不仲だった時期があったという[5]。不仲であった時期のことについては「(いま思えば)お姉ちゃんについていきたくて、どこにでもついていく。でもそういうのを姉は嫌だったんだろうな」と、2015年に述べている[5]。高校生になってからは関係を修復できて、「仲良し姉妹」に戻ったという[5]

幼少時から姉妹揃っての「お風呂タイム」が習慣であったとのことであり、「親には聞かれたくない話や悩み相談をする時間」になっていたという[3]。姉の存在があったから、悲しかったり落ち込むことがあっても、姉が助言をしてくれることで乗り越えることができたとのことである[3]。そのため、2009年に姉が結婚したときは「実は不安でした」と感じていたが、結婚後も、姉の嫁ぎ先を訪れて甥っ子の世話をするなど仲良しの関係を継続できているという[3][4]

2017年ブルガリのWeb CMに姉妹で出演(これが17年ぶりの姉妹共演になった)[4]

作品[編集]

シングル[編集]

アルバム[編集]

  • winter tales(1999年11月26日 キングレコード) - クリスマスをテーマにしたミニアルバム。
  • 前田亜季パーフェクト・ベスト(2011年6月8日発売 キングレコード) - シングル・アルバム全曲を収録したベストアルバム

ビデオ・DVD[編集]

  • [fragile] aki maeda first vision(2000年3月3日、キングレコード) - 『ごめんね』『内緒の気持ち』のプロモーションビデオとメイキングビデオを収録したビデオクリップ集。
  • バトル・ロワイアル外伝(2000年) - 映画『バトル・ロワイアル』のメイキングビデオ。
  • バトル・ロワイアルII 特別編 REVENGE(2005年2月21日、ディレクターズカット版の DVD 作品)
  • Aki Function(2001年) - ドラマ『女学生の友』のメイキング映像他。
  • マッテイル、ジカン(2002年) - 完全オリジナルイメージビデオ。
  • 角川ホラービデオ館 大どんでん返しのからくり絵巻 十代最後の日(2003年5月21日)
  • AKI DEPARTURE(2004年)
  • 渋谷怪談 サッちゃんの都市伝説 デラックス版「サッちゃんメール」(2005年)
  • DREAMS COME TRUE「今日だけは」(2006年) - 姉妹共演
  • メイキング・オプ 最終兵器彼女(2006年) - 映画『最終兵器彼女』のメイキングビデオ。

出演[編集]

役名の太字は主演作品。

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

舞台[編集]

  • グッバイガール(1998年) - ルーシー 役
  • ペーパームーン(1999年) - アディ 役
  • 第56回 猿若会(1999年) - 日本舞踊、前田愛と姉妹共演。
  • パーランマウム オンリーワンスライヴ(2005年)
  • 私はだれでしょう(2007年) - 脇村圭子 役
  • まほろば(2008年 / 2012年) - 藤木ユリア 役
  • 幸せ最高ありがとうマジで!(2008年) - 曽根紗登子 役
  • きらめく星座(2009年) - 小笠原みさを
  • ロックンロール(2010年) - エレナ / アリス 役
  • デンキ島〜松田リカ編〜(2011年) - 松田リカ
  • フォレスト・ガンプ(2014年) - ジェニー・カラン 役
  • 正しい教室(2015年) - 小西蘭 役
  • アドルフに告ぐ(2015年) - エリザ・ゲルトハイマー 役
  • だいこん役者(2016年) - 百合絵 役
  • 円生と志ん生(2017年)
  • TERROR テロ(2018年) - フランツィスカ・マイザー 役
  • オセロー(2018年) - エミーリア 役
  • プラトーノフ(2019年) - サーシャ 役
  • ブラッケン・ムーア(2019年) - アイリーン・ハナウェイ 役

ネット配信 / ラジオ[編集]

  • KADOKAWAシネマアンソロジー 十代最後の日(2003年6月4日、角川ホラービデオ館で上映。) - 香子 役
  • 渋谷怪談 サッちゃんの都市伝説(アンパサンド ブロードバンド・ジェネオン エンタテインメント
2004年10月、インターネット経由で配信のオムニバスショートホラームービー。
2004年11月25日、Bitway(ビットウェイ)を通じて国内大手プロバイダー向けに配信する。
2004年12月1日、KDDI 光プラスTVで配信。
2005年1月、EZweb・ボーダフォンライブ向けの公式携帯サイトで提供開始。
  • FMシアター メロディ・フェア(2011年10月8日 - 、NHK名古屋) - 小宮山結乃 役
  • FMシアター オーディオドラマ 八時五分の男(2013年9月7日 22時~22時50分[全1回]NHK FM) - 田所響子 役
  • 横浜サウンドクルーズ(2015年5月11日、NHK-FM横浜)

テレビアニメ 吹き替え・その他[編集]

1993製作、ノルウェー映画。
DVD(2006年7月21日発売、フルメディア)
  • 続ひとりぼっちのセリク - 日本語のナレーションを担当。
1995製作、ノルウェー映画。
DVD(2006年8月25日発売、ジェネオン エンタテインメント)
  • 大きないちょうの木の下で 〜いちょう団地に生きる子どもたち〜(2009年7月15日、NHK) - ナレーション
  • 『片足でいどむワールドカップ 〜アンプティサッカー・川合裕人46歳の挑戦〜』(2013年2月9日、NHK総合 津※三重県限定) - ナレーション
  • ドキュメント20min 「カロムにかける!」(2014年8月18日(月)、NHK総合) - ナレーション
  • 地獄を描いた僧侶 ~源信 極楽往生のすすめ~(2017年7月29日(土)、NHK総合) - ナレーション

CM[編集]

バラエティ[編集]

その他のテレビ番組[編集]

  • 第48回NHK紅白歌合戦 (1997年,NHK) : 鈴木杏三倉茉奈・佳奈、姉の前田愛と一緒に『WAになって踊ろう』を熱唱。
  • ドラマのふるさとを訪ねて・福岡県黒木町 (2009年12月8日、NHK九州沖縄 / 2010年2月11日、NHK総合) - 自らが主演する福岡発ドラマスペシャル「母さんへ」のドラマロケ地を訪ねる番組。
  • にっぽん原風景紀行(BSジャパン) - 旅人
    • 「春の信州 つみ草の里〜長野県下伊那郡売木村」(2013年5月20日)
    • 「街道の交差点 大正ロマン薫る町〜岐阜県恵那市明智町」(2013年5月27日)
  • 「スタジオパークからこんにちは」(2013年12月4日、NHK総合)
  • イッピン(BSプレミアム) - リポーター
    • 「使うほどに艶(つや)が深まる器~岩手・浄法寺塗~」(2014年11月4日)
    • 「手紡ぎのぬくもり~岩手のホームスパン~」(2015年11月17日)
  • 歴史秘話ヒストリア ふたりの時よ 永遠に 愛の詩集「智恵子抄」(2015年2月11日、NHK総合) - 長沼智恵子 役 [注 2]
  • メイキング・オブ・「鬼平外伝 最終章 四度目の女房」(2016年12月4日、BSフジ)

書籍[編集]

写真集[編集]

  • 1311(1997年、ワニブックス) - 前田愛・亜季の姉妹写真集。
  • 恋写「あき」(1998年、TIS) - 前田愛の写真集“恋写「あい」”と併せて姉妹共作。
  • powder(2000年、ワニブックス)
  • 前田亜季 in BATTLEROYALE(2000年、秋田書店) - 映画『バトル・ロワイアル』のメイキング写真集。
  • days(2001年、秋田書店) - ヤングチャンピオン編集部が、13歳から15歳までを撮りためた写真集。
  • 17(イチナナ)(2002年、秋田書店) - DVD付き写真集。
  • 最終兵器彼女 前田亜季(2006年、ko'sパブリッシング) - 映画『最終兵器彼女』のメイキング写真集。

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ クライマックスの1シーンに登場。
  2. ^ 高村光太郎役は鈴木一真。多くの場面がNHK BSプレミアム『偉人たちの健康診断』2019年7月25日放送分に流用された。

出典[編集]

  1. ^ 顔が伸びた!? 前田亜季、劣化といわれてしまう「元チャイドル」の悲しい運命”. エキサイトニュース (2014年2月5日). 2019年10月21日閲覧。
  2. ^ a b 前田亜季が子役時代の映像に思わず赤面。「うわぁ~恥ずかしい」”. エキサイトニュース (2013年12月6日). 2019年10月21日閲覧。
  3. ^ a b c d e f “しっかり者の姉はなくてはならない存在 前田亜季さん - 私の一枚”. 朝日新聞デジタル&M (朝日新聞社). (2015年3月9日). オリジナルの2015年4月2日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150402095512/http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015030688781.html?iref=comtop_fbox_u08 2019年8月8日閲覧。 
  4. ^ a b c 仲良し姉妹が共に歩み、育む──美しい刻”. ブルガリ (2017年6月27日). 2019年10月21日閲覧。
  5. ^ a b c 前田亜季、姉・愛と本気で仲が悪かった過去告白「会うたびにけんか」”. マイナビニュース (2015年2月4日). 2019年10月21日閲覧。
  6. ^ 風を見た少年”. メディア芸術データベース. 2016年8月16日閲覧。
  7. ^ “宮部みゆき原作『荒神』スペシャルドラマ化 内田有紀が出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年5月16日). http://www.oricon.co.jp/news/2090794/full/ 2017年7月28日閲覧。 

参考文献[編集]

  • 高倉文紀; 小波堂; 北川昌弘; 松井俊夫; 山下剛一; 渡辺水央、小松克彦, オフィスK21編、 『Jr.アイドルPERFECT名鑑 : 小中学生子役・美少女タレント完全データブック』、東京: ティーツー出版、1999年2月10日、2, 18-19, 54, 56, 58, 60-62頁。ISBN 4-88749-704-0NCID BA41731408全国書誌番号:99061338 

外部リンク[編集]