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久保田駅 (佐賀県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
久保田駅
駅前(2020年11月)
くぼた
Kubota
地図
所在地 佐賀県佐賀市久保田町大字徳万
北緯33度15分20.00秒 東経130度13分46.18秒 / 北緯33.2555556度 東経130.2294944度 / 33.2555556; 130.2294944座標: 北緯33度15分20.00秒 東経130度13分46.18秒 / 北緯33.2555556度 東経130.2294944度 / 33.2555556; 130.2294944
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
電報略号 クホ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
491人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1896年明治29年)10月10日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 長崎本線
キロ程 31.4 km(鳥栖起点)
(2.8 km) 牛津
所属路線 唐津線
キロ程 0.0 km(久保田起点)
*((臨)バルーンさが) (- km)
(5.1 km) 小城
備考 無人駅[3](自動券売機 有)
* 全列車が佐賀駅まで乗り入れ。
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久保田駅(くぼたえき)は、佐賀県佐賀市久保田町大字徳万にある、九州旅客鉄道(JR九州)のである。

概要

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当駅の所属線である長崎本線[4]と、当駅を起点とする唐津線[5]の2路線が乗入れている。なお唐津線列車は全て長崎本線佐賀駅発着で運行されている。当駅付近では佐賀市と小城市の境界が入り組んでいるが、当駅自体は佐賀市に属している。

当駅は普通列車のみ停車するため、長崎本線特急列車を介して唐津線と長崎本線江北駅方面を乗継ぐ場合、一度佐賀駅まで行く必要があるが、分岐駅通過の特例により佐賀駅 - 久保田駅間で途中下車をしなければ乗越分の運賃は不要となる(特急券は佐賀駅までで計算される)。

ICカード「SUGOCA」は長崎本線のみ利用可能であり、唐津線(当駅 - 唐津駅間)では利用できない。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線・島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅。両ホームは屋根付きの跨線橋で結ばれている。単式ホームは下り列車、島式ホームは上り列車・唐津線の下り最終列車が発着する。3番のりばは時折運転される長崎本線上り臨時列車や回送列車の待避・唐津線の上り・下り列車にも使用される。なお、3番のりばからは牛津側で下り本線に合流出来ない。1番線下り方向外側に保線機械用線路がある。

以前は貨物ヤードや上下本線間に待機用中線、隣接する工場への専用線等が存在したが、国鉄末期に貨物取扱が廃止され空き地となっている。1999年以降鍋島駅以西の貨物列車運行が廃止されたため、当駅を通過する貨物列車は無い。

国鉄末期の1985年に無人駅となり[3]、その後重厚な木造駅舎も小型駅舎に建て替えられた。駅舎のあったところに現在は待合所があり、その脇に自動券売機が1台設置されている。磁気券が発行される他、佐賀駅・江北駅からの自由席特急券も購入できる(管理は佐賀駅)。

駅前には停車記念碑がある。これは、その石碑によると、1896年明治29年)10月に久保田駅が開業したことを記念した石碑である。しかし、その石碑が構内に放置されていたため、1958年昭和33年)5月13日に駅前に移転設置されたものであるとのこと。

のりば 

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のりば 路線 方向 行先 備考
1 長崎本線 下り 江北諫早長崎佐世保ハウステンボス方面
唐津線 唐津西唐津方面
2・3 長崎本線
唐津線直通含む)
上り 佐賀鳥栖方面 唐津線からの直通列車は3番のりばのみ使用

利用状況

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2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員638人である[10][11]

年度 1日平均
乗車人員
2000年 409
2001年 411
2002年 413
2003年 412
2004年 409
2005年 406
2006年 430
2007年 432
2008年 462
2009年 464
2010年 500
2011年 577
2012年 583
2013年 606
2014年 588
2015年 590
2016年 614
2017年 637
2018年 634
2019年 638

駅周辺

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駅前には数軒商店がある。駅北側は田んぼである。住宅や商店は駅南側の方が多い。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
長崎本線
区間快速(上りのみ運転)・普通
鍋島駅 - (バルーンさが駅 - 久保田駅 - 牛津駅
唐津線(佐賀駅 - 当駅間は長崎本線)
鍋島駅 - (臨)バルーンさが駅 - 久保田駅 - 小城駅

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、20頁。 
  2. ^ a b c d e f 停車場変遷大事典、713頁
  3. ^ a b c “通報”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1985年1月17日) 
  4. ^ a b 停車場変遷大事典、714頁
  5. ^ a b c d 停車場変遷大事典、719頁
  6. ^ “第五次「営近」交渉まとまる 門鉄、国鉄門司地本と”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年2月21日) 
  7. ^ “きょうから第五次営近実施へ 門鉄”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年3月5日) 
  8. ^ 西九州エリアへのICカード乗車券SUGOCAの導入日が決定しました!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道/佐賀県/長崎県、2024年9月4日。オリジナルの2024年9月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240904070647/https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2024/09/04/20240904_westkyushu_ic_tikect_sugoca_determining_the_implementation_date.pdf2024年9月4日閲覧 
  9. ^ 西九州エリアにICカード乗車券SUGOCAを導入します!』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道 / 佐賀県 / 長崎県、2022年8月22日。オリジナルの2022年8月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220822121407/https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/08/22/220822_sugoca_area.pdf2022年8月22日閲覧 
  10. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 2020年12月29日閲覧。
  11. ^ 佐賀県統計年鑑

参考文献

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  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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外部リンク

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