トロイアの女
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『トロイアの女』(希: Τρῳάδες, Trōades, トローアデス、羅: Troades)は、古代ギリシアのエウリピデスによるギリシア悲劇の1つ。
トロイア戦争終結直後、陥落したトロイアの女たちが
といった具合に、ギリシア兵士側に妾・奴隷として分配されていく様が描かれる。
- 『アレクサンドロス』
- 『パラメーデース』
- 『トロアーデス』
- 『シーシュポス』(サテュロス劇)
という組み合わせで上演され、二等になっている[1]。
構成
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日本語訳
[編集]- 『ギリシア悲劇全集 第3巻 エウリピデス篇Ⅰ』 松平千秋訳、人文書院、1960年
- 『ギリシア悲劇Ⅲ エウリピデス(上)』 松平千秋訳、ちくま文庫、1986年
- 『ギリシャ悲劇全集Ⅳ エウリーピデース編Ⅱ』 内山敬二郎訳、鼎出版会、1978年
- 『ギリシア悲劇全集7 エウリーピデースⅢ』-「トローアデス」水谷智洋訳、岩波書店、1991年
- 『エウリピデス 悲劇全集 3』-「トロイアの女たち」丹下和彦訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、2014年
翻案
[編集]- 映画『トロイアの女』(1971年)マイケル・カコヤニス監督、キャサリン・ヘプバーン(ヘカベー)、ヴァネッサ・レッドグレイヴ(アンドロマケー)、ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド(カッサンドラー)、イレーネ・パパス(ヘレネー)出演
- 『セネカ悲劇集1 トロイアの女たち』 高橋宏幸訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、1997年
- 『トロイアの女たち』 山形治江訳、論創社、2012年[2]