「く」、「ぐ」に後続して、合拗音を構成する。このとき、一般に「わ」は「ゎ」のように小さく書く。現代標準語の音韻はそれぞれ「か」、「が」と変わらず (/ka/、/ɡa/)、現代仮名遣いでは「か」、「が」と書かれる。なお、/kwa/、/ɡwa/の音を書き表したいときには「クァ」、「グァ」と書くことがある。現在でも、シークヮーサー、サングヮチャー[1]は一般にこの文字を使用する。また、ドイツの古楽集団である、ムジカ・アンティクヮ・ケルン(ラテン語: Musica Antiqua Köln, ただしケルンの表記はドイツ語による)はしばしばこの文字を含んだ形で表記される。