小書きヱ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平仮名
文字
𛅑
字源 ゑの小書き
Unicode U+1B151
片仮名
文字
𛅥
字源 ヱの小書き
Unicode U+1B165
言語
言語 ja
ローマ字
発音
種別

𛅑𛅥は、仮名のひとつである。合拗音の表記に使われることがある。

𛅑、𛅥に関わる諸事項[編集]

  • 2019年3月にUnicode 12.0に収録された[1]
  • この文字がUnicodeに収録される典拠となった用例と文献は以下の通りである[2]
    • 「く𛅑んぞく」 …… 上田万年, 松井簡治 共著『大日本国語辞典』卷二, 冨山房 (1941), p.424
    • 「グ𛅥ツ」 …… 諸橋轍次, 鎌田正, 米山寅太郎 共著『広漢和辞典』, 大修館書店
    • 「ク𛅥ンジャウ」 …… 広辞苑 第4版 p.781[3]
  • 台湾客家語における広東語仮名では、[kʷet̚]の発音を表記する際にこの文字を用いて「ク𛅥ッ」のように表記する。

現代における使用例[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Small Kana Extension, unicode.org
  2. ^ Proposal to add Kana small letters, Ryusei Yamaguchi, unicode.org
  3. ^ Universal Multiple-Octet Coded Character Set International Organization for Standardization, Ken Lunde, unicode.org

関連項目[編集]