にぼしいわし
にぼしいわし | |
---|---|
メンバー |
香空(きょうから)にぼし 伽説(ときどき)いわし |
結成年 | 2013年 |
事務所 |
(よしもとクリエイティブ・エージェンシー→) (スパンキープロダクション→) フリー |
活動時期 |
2013年 - 2014年 2015年 - |
出身 | NSC大阪校35期 |
出会い | 高校の同級生 |
現在の活動状況 | ライブ中心 |
芸種 | 漫才 |
ネタ作成者 | 伽説(ときどき)いわし |
同期 |
ゆりやんレトリィバァ ガンバレルーヤ 濱田祐太郎 |
公式サイト | 公式サイト |
にぼしいわしは、フリーの女性お笑いコンビ。2013年4月結成。女芸人No.1決定戦 THE W2019・2020・2022ファイナリスト。
メンバー
[編集]- ボケ担当。立ち位置は向かって左。
- 大阪府出身。身長151cm、O型。
- 芸名の由来は、高校時代、弁当に入っていた煮干しを同じクラスのギャルにあげたところ、そのギャルから「にぼし」と呼ばれるようになったことから。
- ツッコミ・ネタ作り担当。立ち位置は向かって右。
- 大阪府出身。身長156cm、A型。
来歴・概要
[編集]高校の同級生として出会い、3年生のときに現在と同じコンビ名でハイスクールマンザイ2010に出場、近畿大会準決勝に進出する。そのときの優勝者は現レインボーの池田直人が組んでいたコンビ「STAND BOX」で、現霜降り明星の粗品のコンビ「スペード」、せいやのコンビ「ドンパルトン」も同じ大会に出場していた[2]。にぼしは同じクラスのギャルに付けられたあだ名であり、いわしはそれに乗っかる形で名乗り始めた。2人とも本名を非公表にしている。
高校卒業から1年経った後に2人で大阪NSCに入学する。2013年にデビューするが、自信を失って一度吉本興業を辞め、大学に通って一般職に就いた[3]。大阪のフリーライブ「C★マン」にエントリーしていたが、2014年9月に活動休止[4]。2015年のM-1グランプリ復活を機にゆるやかに再始動し、季節の変わり目くらいのスパンでインディーズライブに出場した結果、2018年からスパンキープロダクションに所属。2019年3月まで2人共働きながら芸人をしていたが、退職して手当たり次第にインディーズライブに出演[5]。以降、大阪のインディーズライブを拠点に月60本程度の舞台で活動する[6]。
2019年の女芸人No.1決定戦 THE Wでは、無名ながら初の決勝進出。さらに、2020年にも決勝進出を果たした。2020年8月末を持って、スパンキープロダクションを退所し、フリーとして大阪を中心に活動。吉本興業の強い大阪において「非吉本」芸人の連携を深める役割を果たし[7]、風穴あけるズ、ボニーボニーとともに劇場「楽屋A」のトップメンバーにもなった[8]。
2023年7月に行われた単独ライブ「グーチョキパーにおいて」の大阪公演エンディングにて東京進出を発表。これに伴い「楽屋A」を卒業、そして9月22日に行われた大阪ラストライブ「ヤングvsにぼしいわし全面戦争」を以て活動拠点を東京に移した。
芸風
[編集]ネタは主に漫才で、スローテンポなしゃべくり漫才。ネタ作り担当のいわしは、「『女性あるある』みたいなやつは自分たちがあるあるに感じている事と世間があるあるに感じている事がズレてるんで、ネタとしてもできないし、あまりそういうネタは好んで見ないので外してます」「『にぼしが言ったら面白いこと』というのを大前提に考えて」いると語っている[9]。
賞レース成績
[編集]年度 | 結果[1] | エントリーNo. | 会場 | 日時 |
---|---|---|---|---|
2015年(第11回) | 1回戦敗退 | 1707 | [広島] YMCA国際文化ホール | 9月26日(土) |
2016年(第12回) | 2回戦進出 | 908 | [大阪] 大丸心斎橋劇場 | 10月6日(木) |
2017年(第13回) | 3回戦進出 | 1561 | [大阪] よしもと漫才劇場 | 10月24日(火) |
2018年(第14回) | 2回戦進出 | 2446 | [大阪] 大丸心斎橋劇場 | 10月13日(土) |
2019年(第15回) | 準々決勝進出 | 744 | [大阪] なんばグランド花月 | 11月18日(月) |
2020年(第16回) | 926 | 11月16日(月) | ||
2021年(第17回) | 16[注 1] | [東京] ルミネtheよしもと | 11月17日(水) | |
2022年(第18回) | 751 | 11月16日(水) | ||
2023年(第19回) | 3回戦進出 | 2384 | [東京] KANDA SQUARE HALL | 11月8日(水) |
2024年(第20回) | 442 | 11月8日(金) |
年度 | 結果 | 会場 | 備考 |
---|---|---|---|
2019年(第3回) | 決勝進出 | 日本テレビ | Aブロック1stステージ敗退 |
2020年(第4回) | |||
2021年(第5回) | 準決勝進出 | ルミネtheよしもと | |
2022年(第6回) | 決勝進出 | 日本テレビ | Cブロック1stステージ敗退 |
2023年(第7回) | 準決勝進出 | ルミネtheよしもと |
- 2022年 - 第43回ABCお笑いグランプリ 最終予選進出
出演
[編集]テレビ
[編集]- 女芸人No.1決定戦 THE W(日本テレビ、2019年12月9日・2020年12月14日・2022年12月10日)
- 漫才マン the ゴールド(関西テレビ、2020年2月15日)
- まいど!ジャーニィ〜(BSフジ、2021年1月17日・24日・31日) - 天才ピアニスト、ベルサイユと共に出演
- スッキリ(日本テレビ、2022年12月8日)
- ファイナリスト芸人が夢の競演!幻の優勝ネタ祭り(テレビ東京、2023年1月1日)
- 片っ端から喫茶店(テレビ大阪、2023年5月8日~12日・2024年7月8日~11日)
- ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ(フジテレビ、2024年6月22日) - 決勝戦進出
- FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!(フジテレビ、2024年7月21日)
ラジオ
[編集]- 真空ジェシカとにぼしいわしのお笑いアナザーストーリー(MBSラジオ、2021年6月28日)[11]
- にぼしいわしのGERA WEST(お笑いラジオアプリGERA、2021年8月31日)[12]
- GERA×げらっぷ 自由(フリー)の意味を誰よりも語ろう(お笑いラジオアプリGERA、2022年3月18日 - 4月8日)[13]
- にぼしいわしのアクウカクウカン(Podcast、2022年6月17日 - )[14]
- お笑いライブハウス「楽屋A」ラジオ選抜芸人の逆襲(MBSラジオ、2022年6月26日)[15]
- にぼしいわしのArtistspoken(Artistspoken、2023年5月31日 - )
著作
[編集]- 『そのうち孵化するって』(いわし)2022年5月刊(TRASHBOOKS)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b M-1グランプリ コンビ情報
- ^ 8/14(土) セミファイナル大阪 イオン大日SC
- ^ 同期は皆
- ^ ハイスクールマンザイでも活躍していました女性コンビ『にぼしいわし』
- ^ 2019年ありがとうございました。
- ^ 元自衛隊・4畳事務所・里山管理…『THE W』今年もダークホースが続々
- ^ “10月に上京 女性実力派コンビ・にぼしいわしM-1初戦で貫禄「大阪のためにも」躍進誓う(よろず~ニュース)”. Yahoo!ニュース. 2023年10月31日閲覧。
- ^ “楽屋Aメンバー - 楽屋A”. 2022年12月12日閲覧。
- ^ THE W決勝進出するも仕事は増加せず!? 謎めいた女性漫才師『にぼしいわし』に独占インタビュー
- ^ ““最年少”28歳コンビ「もも」が語る、なぜ吉本芸人がM-1で圧倒的なのか?「劇場出番が12倍になった」「紳助さんの“ラスト30秒”を意識した」”. Number Web (2022年3月20日). 2022年10月11日閲覧。
- ^ “真空ジェシカ×にぼしいわし、MBSラジオで「お笑いアナザーストーリー」”. お笑いナタリー. ナターシャ (2021年6月24日). 2022年9月22日閲覧。
- ^ “関西芸人を起用「GERA WEST」始動、第1弾はにぼしいわし&絶対的7%”. お笑いナタリー. ナターシャ (2021年8月29日). 2022年9月22日閲覧。
- ^ “にぼしいわしがフリー芸人のあれこれ話す配信、虹の黄昏、ダウ90000ら出演”. お笑いナタリー. ナターシャ (2022年3月17日). 2022年9月22日閲覧。
- ^ “にぼしいわしのアクウカクウカン”. Apple Podcast. 2022年9月22日閲覧。
- ^ “ヤング、にぼしいわし、ハノーバーら「楽屋A」から選抜7組、MBSラジオ特番”. お笑いナタリー. ナターシャ (2022年6月26日). 2022年9月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- にぼしいわしの部屋
- にぼしいわしの吹き溜まり - YouTubeチャンネル