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UMP (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「UMP」
Hey! Say! JUMPシングル
B面 NERD
BAD NEWS見たくない!
執事的なボーイフレンド
ハイライト
ナユタの海
ルーティーン
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ストームレーベルズ
作詞 片岡健太sumika
作曲 ナスカ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • オリコンチャート
    • 週間1位(シングル)[2]
    • 週間1位(合算シングル)[3]
  • Billboard JAPAN
    • 週間1位(Top Singles Sales)[4]
    • 週間1位(Hot 100)[5]
  • Hey! Say! JUMP シングル 年表
    DEAR MY LOVER/ウラオモテ
    (2023年)
    UMP
    (2024年)
    -
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    UMP』(ユーエムピー[6])は、Hey! Say! JUMPの34枚目のシングル[7]2024年9月24日ストームレーベルズから発売された[8]

    概要

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    前作『DEAR MY LOVER/ウラオモテ』から約1年4か月ぶりのリリース[9]。グループ20周年へ向けて新たな代表曲となることを目指して企画された楽曲で[10]、デビュー結成17周年を迎えた9月24日に発売された[9]

    元々"UMP"はデビュー曲「Ultra Music Power」の略称としてファンに親しまれていたが、ジャニー喜多川による性加害問題を受け、歌詞の中に「ジャニーズ」という言葉が含まれていることにより、同曲は2023年10月に今後は歌わないという決断が下された[9][11]。そのため、これに代わる新たな代表曲として8人で制作に関わり、多くの準備期間を経て発表された[9]。「Ultra Music Power」の頭文字を取ったように思われるタイトルで、間奏でもメロディが引用され、〈東の空へと〉とリンクするフレーズ歌詞が使用されるなど共通点を含みつつ、〈止まってるより8倍いい〉〈切ない痛みも越えてきた〉といった、過去を振り返りながらもグループが前進を続ける姿勢が表現されている[9][11]。また、パフォーマンスにも「Ultra Music Power」の振付が含まれ[9]、MVも過去のMVのシーンがサブリミナル的に挿入されたものとなっており[12]、SNSでは他にも共通点に関する考察が多く書き込まれ話題となった[11]

    「UMP」は10月1日放送のフジテレビ系バラエティー番組『いたジャン!』でフルサイズで披露された[13]

    リリース

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    封入特典・仕様[8]
    • U盤:初回限定盤① - スリーブ仕様、厚紙32Pフォトブックレット封入、3面6P歌詞カード
    • M盤:初回限定盤② - 16P歌詞ブックレット封入
    • P盤:完全生産限定盤 - 16P歌詞ブックレット封入、Hey! Say! JUMPオリジナル・ミュージックキーホルダー[14]封入
    • 通常盤 - 8P歌詞カード封入

    収録曲

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    CD

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    U盤:初回限定盤1

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    1. UMP
      作詞:片岡健太sumika)、作曲:ナスカ、編曲:mellow、Naoki Endo
      MVが8月19日21時からプレミア公開され、楽曲が初公開された[7]。監督は加藤ヒデジン[15]
    2. NERD
      作詞:AKIRA、作曲:Albin Nordqvist、STEVEN LEE、SQVARE、編曲:Albin Nordqvist
      髙木雄也出演 CBCテレビドラマ『怖れ』エンディングテーマ[16]
      「ナード」と読む[6]
    3. BAD NEWS見たくない!
      作詞・作曲・編曲:清竜人
    4. 執事的なボーイフレンド
      作詞:MUTEKI DEAD SNAKE、作曲:児山啓介、MUTEKI DEAD SNAKE、編曲:児山啓介

    M盤:初回限定盤2

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    1. UMP
    2. NERD
    3. ハイライト
      作詞:山崎あおい、作曲:山崎あおい、柳川陽香、マツモトタクロウ、編曲:マツモトタクロウ

    P盤:完全生産限定盤

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    1. UMP

    通常盤

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    1. UMP
    2. NERD
    3. ナユタの海
      作詞・作曲:三島想平cinema staff)、編曲:桑田健吾、三島想平
      ミディアムバラード[10]
    4. ルーティーン
      作詞:竹内サティフォ、作曲・編曲:ONIGAWARA
      ポジティブソング[10]
    5. UMP(オリジナル・カラオケ)
    6. NERD(オリジナル・カラオケ)
    7. ナユタの海(オリジナル・カラオケ)
    8. ルーティーン(オリジナル・カラオケ)

    Blu-ray/DVD

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    U盤:初回限定盤1

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    130分収録[7]

    • UMP」Original Music Video & Making
    • PULL UP! Special Event(2024.2.21 at Toyosu PIT)
      2023年発売のアルバム『PULL UP!』購入者イベントの東京会場の模様を収録[7]

    M盤:初回限定盤2

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    96分収録[7]

    • SAPPORO MUSIC EXPERIENCE 2024 Special Digest
      3月に出演した音楽フェス『SAPPORO MUSIC EXPERIENCE 2024』でのパフォーマンスとメイキング映像を織り交ぜたスペシャルダイジェスト[7]
    • 出張カタカナ禁止寿司!in札幌
      上記イベントで札幌に滞在した際に撮影された[7]。カタカナを発した回数を競って行うごほうび企画にチャレンジし、札幌の寿司を満喫するメンバーの姿が見られる[17]

    チャート成績

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    オリコンでは初週21.7万枚を売り上げ、10月7日付オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得[2]。また、Billboard JAPANにおいても"Top Singles Sales"で初週221,762枚を売り上げ首位を獲得[4]。ラジオでも6位となり、"JAPAN Hot 100"でも首位となった[5]。総合首位を獲得するのは、2022年5月リリースの『a r e a』以来で31回目[5]

    脚注

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    出典

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    1. ^ 9月度GD認定〜TOMORROW X TOGETHER「誓い (CHIKAI)」がトリプル・プラチナ認定!』(プレスリリース)日本レコード協会、2024年10月10日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000562.000010908.html2024年10月11日閲覧 
    2. ^ a b Hey! Say! JUMP、最新シングルが初登場1位 「デビューからのシングル連続1位獲得作品数」は34作【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年10月1日). 2024年10月2日閲覧。
    3. ^ Hey! Say! JUMP、通算11作目の合算シングル1位【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年10月3日). 2024年10月11日閲覧。
    4. ^ a b 【ビルボード】Hey! Say! JUMP『UMP』22万枚でシングル1位、AKB48/TXTが続く”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年9月30日). 2024年10月2日閲覧。
    5. ^ a b c 【ビルボード】Hey! Say! JUMP「UMP」総合首位、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」/back number「新しい恋人達に」が続く”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年10月2日). 2024年10月11日閲覧。
    6. ^ a b Hey! Say! JUMP、通算34枚目となるシングル「UMP」リリース”. CDJournalニュース. シーディー・ジャーナル (2024年8月19日). 2024年10月2日閲覧。
    7. ^ a b c d e f g Hey! Say! JUMP、34thシングル『UMP』リリース 片岡健太(sumika)参加の表題曲MVプレミア公開”. Real Sound. blueprint (2024年8月19日). 2024年10月2日閲覧。
    8. ^ a b UMP|Hey!Say!JUMP”. Storm Labels OFFICIAL SITE. ストームレーベルズ. 2024年10月1日閲覧。
    9. ^ a b c d e f 吉村帆乃花 (2024年9月1日). “Hey! Say! JUMPは新たな挑戦を繰り返し、何度でも正解に変えていく 「UMP」が飾るグループの再スタート”. Real Sound. blueprint. 2024年10月6日閲覧。
    10. ^ a b c Hey! Say! JUMP、新シングル「UMP」9・24発売 “新たな代表作”目指しメンバー自ら制作”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年8月19日). 2024年10月5日閲覧。
    11. ^ a b c ゆるま小林 (2024年9月12日). “【Hey! Say! JUMP】待望の新曲『UMP』に隠された“複雑な事情”……ファンの不安を払拭した理由とは”. All About ニュース. オールアバウト. 2024年10月5日閲覧。
    12. ^ 吉村帆乃花 (2024年9月1日). “王道アイドル路線を守りながらも挑戦を続けてきたHey! Say! JUMP”. Real Sound. blueprint. 2024年10月6日閲覧。
    13. ^ Travis Japan、先輩・Hey! Say! JUMPの裏の顔明かす 新曲「UMP」フルサイズ披露へ”. ORICON NEWS. oricon ME (2024-091-7). 2024年10月11日閲覧。
    14. ^ ミュージックキーホルダー使い方”. The Music. 2024年10月2日閲覧。
    15. ^ 加藤ヒデジン [@hidejin_0] (2024年8月20日). "Hey!Say!JUMP「UMP」監督しました。…". X(旧Twitter)より2024年10月5日閲覧
    16. ^ Hey! Say! JUMP高木雄也、2年ぶり地上波ドラマ出演決定 ED曲はHey! Say! JUMP新曲「NERD」【怖れ】”. モデルプレス. ネットネイティブ (2024年8月8日). 2024年10月5日閲覧。
    17. ^ Hey! Say! JUMP、北海道で初参戦音楽フェス&お寿司満喫のダイジェスト映像公開”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年9月18日). 2024年10月11日閲覧。

    外部リンク

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