TCK女王盃

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TCK女王盃
TCK Jo-o Hai[1]
開催国 日本の旗日本
主催者 特別区競馬組合南関東公営
競馬場 大井競馬場
創設 1998年2月4日
2017年の情報
距離 ダート1800m
格付け JpnIII
賞金 1着賞金2200万円
出走条件 サラブレッド系4歳以上牝馬(指定交流)
出走資格も参照
負担重量 賞金別定(本文に記載
出典 [2]
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TCK女王盃(ティーシーケーじょおうはい)は、特別区競馬組合大井競馬場で施行する地方競馬重賞競走JpnIII)である。農林水産大臣が賞を提供しており、正式名称は「農林水産大臣賞典 TCK女王盃」と表記される。

TCKは大井競馬の愛称である東京シティ競馬 (Tokyo City Keiba) の略称。

副賞は、農林水産大臣賞、特別区競馬組合管理者賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、東京都馬主協会理事長賞(2017年)[3](2017年)。

概要[編集]

1998年に5歳(現4歳)から10歳(現9歳)の牝馬限定の別定の中央・地方全国指定交流の重賞競走として創設された。第1回は大井競馬場のダート2000mで施行された。2004年より出走条件は4歳(旧5歳)以上牝馬限定、施行距離はダート1800mに変更となった。

エンプレス杯の前哨戦の位置付けられており、本競走で上位2着までに入った地方所属馬には同年のエンプレス杯の優先出走権が付与される[2]

条件・賞金(2017年)[編集]

出走資格
サラブレッド系4歳以上牝馬。出走枠は南関東地区所属馬8頭、南関東地区以外の所属馬3頭、JRA所属馬5頭と定められている。
前年のクイーン賞で上位2着までに入った地方所属馬と東京シンデレラマイルの優勝馬に優先出走権がある[2]
負担重量
別定。
54kg(南半球産の4歳馬は1kg減)を基本に、本年1月20日までの総獲得賞金額が4歳4,500万円毎、5歳5,000万円毎、6歳以上5,500万円毎に1kg負担増となる[2]
賞金額
1着2200万円、2着770万円、3着440万円、4着220万円、5着110万円[2]、着外手当18万円[4]

過去の賞金額[編集]

回数 総額賞金
(万円)
1着賞金
(万円)
2着賞金
(万円)
3着賞金
(万円)
4着賞金
(万円)
5着賞金
(万円)
第1回(1998年) 7,175 4,100 1,435 820 492 328
第2回(1999年)
第3回(2000年) 7,000 4,000 1,400 800 480 320
第4回(2001年) 7,200 920 560
第5回(2002年) 5,950 3,500 1,225 700 350 175
第6回(2003年)
第7回(2004年)
第8回(2005年)
第9回(2006年) 5,100 3,000 1,050 600 300 150
第10回(2007年)
第11回(2008年)
第12回(2009年)
第13回(2010年) 4,250 2,500 875 500 250 125
第14回(2011年)
第15回(2012年) 3,740 2,200 770 440 220 110
第16回(2013年)
第17回(2014年)
第18回(2015年)
第19回(2016年)

上記の賞金は「着内賞金」として定められたものである。上記の表中の「総額賞金」は1着から5着までの着内賞金の和であり、ICSC(国際セリ名簿基準委員会)でもこれを「purse(賞金総額)」と紹介している[1]。なお、2016年の着外手当(着外賞金)は18万円[5]

歴史[編集]

  • 1998年 - 大井競馬場のダート2000mの5歳(現4歳)から10歳(現9歳)の牝馬限定・中央競馬地方競馬全国指定交流の別定重賞(統一GIII・南関東G2)競走、TCK女王盃として創設。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「5歳から10歳の牝馬」から「4歳から9歳の牝馬」に変更。
  • 2004年
    • 出走条件を「4歳以上牝馬」に変更(10歳以上の牝馬が出走可能になった)。
    • 施行距離をダート1800mに変更。
  • 2005年
    • レマーズガールが史上初の連覇。
    • 武豊騎手として史上初の連覇。
    • 湯浅三郎が調教師として史上初の連覇。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIIIに変更。なお、南関東グレードは併記しないことになった。
  • 2014年 - この年より農林水産大臣賞典として施行。

歴代優勝馬[編集]

すべて大井競馬場ダートコースで施行。

回数 施行日 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1998年2月4日 2000m トミケンクイン 牝4 笠松 2:07.3 川原正一 荒川友司 (有)トミケン
第2回 1999年1月20日 2000m ケープリズバーン 牝4 JRA 2:08.0 熊沢重文 池江泰郎 (有)社台レースホース
第3回 2000年2月3日 2000m ヤマノリアル 牝4 船橋 2:06.9 張田京 後藤稔 山泉惠宥
第4回 2001年1月31日 2000m ベラミロード 牝5 宇都宮 2:06.4 内田利雄 室井康雄 室井征巳
第5回 2002年1月23日 2000m レディバラード 牝5 JRA 2:06.8 藤田伸二 山内研二 (株)ロードホースクラブ
第6回 2003年2月5日 2000m ネームヴァリュー 牝5 船橋 2:06.7 佐藤隆 川島正行 富岡眞治
第7回 2004年1月21日 1800m レマーズガール 牝4 JRA 1:53.1 武豊 湯浅三郎 平井豊光
第8回 2005年1月19日 1800m レマーズガール 牝5 JRA 1:52.7 武豊 湯浅三郎 平井豊光
第9回 2006年1月18日 1800m グラッブユアハート 牝6 JRA 1:53.8 安藤勝己 畠山吉宏 吉田和子
第10回 2007年1月24日 1800m サウンドザビーチ 牝6 JRA 1:52.7 勝浦正樹 藤原辰雄 飯田正
第11回 2008年1月16日 1800m ラピッドオレンジ 牝5 JRA 1:54.1 内田博幸 小笠倫弘 (有)社台レースホース
第12回 2009年1月21日 1800m ヤマトマリオン 牝6 JRA 1:53.3 幸英明 安達昭夫 坂東まさ子
第13回 2010年1月20日 1800m ユキチャン 牝5 川崎 1:52.9 今野忠成 山崎尋美 金子真人
第14回 2011年2月2日 1800m ラヴェリータ 牝5 JRA 1:52.4 M.デムーロ 松元茂樹 前田幸治
第15回 2012年1月18日 1800m ハルサンサン 牝4 船橋 1:53.6 今野忠成 佐藤賢二 三村茂
第16回 2013年1月23日 1800m メーデイア 牝5 JRA 1:53.7 濱中俊 笹田和秀 (有)社台レースホース
第17回 2014年1月22日 1800m メーデイア 牝6 JRA 1:51.4 濱中俊 笹田和秀 (有)社台レースホース
第18回 2015年1月21日 1800m サンビスタ 牝6 JRA 1:52.3 C.デムーロ 角居勝彦 (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
第19回 2016年1月13日 1800m ホワイトフーガ 牝4 JRA 1:53.8 大野拓弥 高木登 西森鶴
第20回 2017年1月25日 1800m ワンミリオンス 牝4 JRA 1:54.1 戸崎圭太 小崎憲 (有)サンデーレーシング

脚注[編集]

参考文献[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 2014 International Cataloguing Standards Book Japan2014年11月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e 平成28年度 第16回大井競馬競走番組表(決定) (PDF)”. 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA. 2017年1月23日閲覧。
  3. ^ 大井競馬出走馬一覧表平成28年度第16回大井競馬第3日1月25日(水) (PDF)”. 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2017年1月23日閲覧。
  4. ^ 平成28年度大井競馬競走番組 (PDF)”. 特別区競馬組合. p. 28. 2017年1月23日閲覧。
  5. ^ 平成28年度大井競馬競走番組 (PDF)”. 特別区競馬組合. p. 28. 2017年1月23日閲覧。

各回競走結果の出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]