BMW・X1

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X1(エックス・ワン)は、ドイツの自動車メーカー・BMWが製造・販売しているSUVである。

初代(E84型、2009年-2015年)[編集]

BMW・X1
E84
フロント
BMW X1 front 20100410.jpg
リア
BMW X1 rear 20100410.jpg
室内
BMW X1 sDrive 18i interior.jpg
販売期間 2009年-2015年
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
エンジン ガソリンエンジン
3.0L 直6
2.0L 直4
ディーゼルエンジン
2.0L 直4 ツインターボ
2.0L 直4 ターボ
最高出力 3.0L ガソリン
190kW (258PS) /6,600rpm
2.0L ガソリン
110kW (150PS) /6,400rpm
2.0L ディーゼルツインターボ
150kW (204PS) /4,400rpm
2.0L ディーゼルターボ
130kW (177PS) /4,000rpm
105kW (143PS) /4,000rpm
最大トルク 3.0L ガソリン
310N·m (31.6kgf·m) /2,600rpm
2.0L ガソリン
200N·m (20.4kgf·m) /3,600rpm
2.0L ディーゼルツインターボ
400N·m (40.8kgf·m)
/2,000-2,250rpm
2.0L ディーゼルターボ
350N·m (35.7kgf·m)
/1,750-3,000rpm
320N·m (32.6kgf·m)
/1,750-2,500rpm
変速機 6速AT/8速AT/6速MT
駆動方式 FR/4WD
サスペンション 前: ストラット式
後: 5リンク式
全長 4,454mm
全幅 1,798mm
全高 1,545mm
ホイールベース 2,760mm
車両重量 1,545-1,685kg
-自動車のスペック表-

概要[編集]

コンセプトX1

2009年9月に開催されたフランクフルトモーターショーで発表された。BMWのクロスオーバーSUVシリーズである「Xモデル」の、X5X3X6に次ぐ4番目のモデルであり、同社のSUVシリーズでは最小クラスに位置する。

発表の1年前である2008年10月に行われたモンディアル・ド・ロトモビルでは、コンセプトモデルの「BMW・コンセプトX1」が公開されている。

プラットフォームを共有する3シリーズツーリング(ステーションワゴン)とは兄弟モデルの関係にあり、かつ互いに競合する関係にある(X1は3シリーズツーリングと較べ、駆動方式に4WDを採用する等オフロード志向を高めている)。

日本では2010年4月20日に販売が開始された[1](欧州市場では2009年10月に販売が開始された)。

メカニズム[編集]

プラットフォームには、E91ツーリングをベースに小変更が施されたものが用いられており[2]、ホイールベースもE90系3シリーズと同一値である。全高は1,545mmと、機械式駐車場に入るように設計されている。

2009年登場時、ガソリンエンジンについては3.0L 直6エンジンの1種類のみが用意された(モデル名は「xDrive28i」)。ディーゼルエンジンには2.0L 直4直噴ツインターボエンジンと同直噴ターボエンジンが用意され、後者には最高出力が177PSと143PSの2種類のエンジンが用意される。

トランスミッションは、ステップトロニック付6速ATと6速MTの2種類が用意されるが、6速ATについてはxDrive28iとxDrive23dに標準設定され、xDrive20dにオプション設定されているのみで、その他のモデルには全車に6速MTが組み合わせられる。

駆動方式は4WDのほか、2.0L直噴ターボエンジン搭載グレードにはBMWのXモデルシリーズとしては初のFR車が用意された。

グレード名称は2.0Lツインターボモデルが「xDrive23d」となり、2.0Lターボモデルの177PSのモデルは、4WDモデルが「xDrive20d」、FRモデルが「sDrive20d」、同様に143PSのモデルは4WDモデルが「xDrive18d」、FRモデルが「sDrive18d」となる。 さらに、2010年3月にエントリーモデルとなる2.0Lガソリンエンジン搭載車、「X1sDrive18i」が追加された。欧州ではこのモデルは6速MTが標準で組み合わせられる。また、同時に「xDrive18d」、「sDrive18d」、「sDrive20d」には6速ATがオプション設定される[3]

年表[編集]

日本での販売[編集]

  • 2010年4月20日から日本での販売が始まり、2.0L FRの「sDrive 18i」と3.0L 4WDの「xDrive 25i」の2モデルが導入された。
  • 2011年10月31日、新グレードとして2.0L直4ターボの「xDrive 20i」と「xDrive28i」が追加導入され、「xDrive 25i」は廃止された[5]
  • 2012年9月15日、マイナーチェンジ。フロントバンパーやリアスカートのデザインが変更されたほか、「sDrive18i」を除く全グレードにアイドリングストップ機構が搭載された。新グレードとして「sDrive20i」が追加導入された[6]
グレード 製造年 排気量 エンジン 最高出力/最大トルク 変速機 駆動方式
xDrive25i 2010年4月-2011年9月 3.0L 直列6気筒 DOHC 218PS/28.6kgf·m 6速AT 4WD
xDrive28i 2011年10月- 2.0L 直列4気筒 DOHC 245PS/35.7kgf·m 8速AT
xDrive20i 2011年10月- 184PS/27.5kgf·m
sDrive20i 2012年9月- 6速AT FR
sDrive18i 2010年4月- 150PS/20.4kgf·m


2代目(F48型、2015年- )[編集]

BMW・X1
F48
フロント
BMW X1 xDrive25d (F48) - Frontansicht.jpg
リヤ
BMW X1 xDrive25d (F48) - Heckansicht.jpg
販売期間 2015年-
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
エンジン ガソリンエンジン
1.5L 直3 ターボ
2.0L 直4 ターボ
2.0L 直4 ターボディーゼル
変速機 8速AT/6速MT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前: ストラット式
後: マルチリンク式
全長 4,455mm
全幅 1,820mm
全高 1,610mm
ホイールベース 2,670mm
-自動車のスペック表-

プラットフォームやメカニズムが先代のFRベースから、MINI2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラーと共通のFFベースに変更されたことで、居住空間や積載空間を大幅に向上させると同時に、操安性との高次元での両立をも図っている。

安全装備に対しても抜かりはなく、全車にレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告機能)、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキの3つの機能を備える「ドライビング・アシスト」や「リヤビューカメラ&パーク・ディスタンス・コントロール」を標準装備するだけでなく、アクティブ・クルーズ・コントロールや車両のさまざまな情報を昇降式スクリーンに投影するヘッドアップ・ディスプレイをオプション設定する。


日本での販売[編集]

  • 2015年10月16日、日本仕様を発表。1.5L・直3ターボ・FFモデルの「sDrive18i」、2.0L・直4ターボ・4WDモデルの「xDrive20i」と「xDrive25i」の計3種を設定し、「xDrive25i」以外の全てのグレードに「Standard」を、加えて、すべてのグレードに「xLine」「M Sport」仕様を用意する。


脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]