ドリームス (フリートウッド・マックの曲)
「ドリームス」 | ||||
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フリートウッド・マック の シングル | ||||
初出アルバム『噂』 | ||||
B面 | ソングバード | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
録音 | 1976年 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
作詞・作曲 | スティーヴィー・ニックス | |||
プロデュース |
フリートウッド・マック ケン・キャレイ リチャード・ダシュット | |||
ゴールドディスク | ||||
ゴールド (RIAA – 1977年9月14日) | ||||
チャート最高順位 | ||||
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フリートウッド・マック シングル 年表 | ||||
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「ドリームス」 (正しくはドリームズ;Dreams) は、フリートウッド・マックが1977年に発表した楽曲。作詞作曲とリード・ボーカルはスティーヴィー・ニックス。
概要
1977年2月4日発売の『噂』に収録され、同年3月24日にシングルカットされた。6月18日付のBillboard Hot 100で1位を獲得した。B面はクリスティン・マクヴィーが書いた「ソングバード」。
フリートウッド・マックのメンバーは『噂』の録音中、感情の大きなゆれを経験していた。ドラマーのミック・フリートウッドは離婚中であった。ベース奏者のジョン・マクヴィーは妻であるキーボード奏者のクリスティン・マクヴィーと別れている最中であった。ギタリストのリンジー・バッキンガムとニックスは8年に及ぶ関係を終わらせていた。この状況は「ドリームス」の制作を触発した。歌詞中において、恋愛が終わったことによる寂しさで狂いかけている男性に女性が警告している。
「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」の2021年版では9位にランクされた[3]。
フリートウッド・マック版
チャート上の成績
「ドリームス」はアメリカにおいて、1977年6月18日付で1位に輝き、イギリスにおいては24位まで上昇した。
音楽ビデオ
ステージ上での演奏はプロモーションビデオとして利用されている。フリートウッド・マックは1979年までコンセプトを持った音楽ビデオを作ろうとはしなかった。
演奏
- スティーヴィー・ニックス - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル
- クリスティン・マクヴィー - エレクトリックピアノ、ハモンドオルガン、バッキング・ボーカル
- リンジー・バッキンガム - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、バッキング・ボーカル
- ジョン・マクヴィー - ベース
- ミック・フリートウッド - ドラムス、コンガ
カバー
ザ・コアーズ版
「ドリームス」 | ||||
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ザ・コアーズ の シングル | ||||
初出アルバム『トーク・オン・コーナーズ』 | ||||
リリース | ||||
録音 |
カリフォルニア州 Ollywood Studios、Rafelson Recordings ダブリン Westland Studios | |||
ジャンル | フォークロック | |||
レーベル | 143 レコード/アトランティック・レコード | |||
作詞・作曲 | スティーヴィー・ニックス | |||
プロデュース | オリヴァー・リーバー | |||
チャート最高順位 | ||||
ザ・コアーズ シングル 年表 | ||||
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アイルランドのバンド、ザ・コアーズは、フリートウッド・マックの『噂』を再現したトリビュート・アルバム『Legacy: A Tribute To Fleetwood Mac's Rumours』(1998年)に「ドリームス」のカバーを提供した[10]。また、ザ・コアーズ自身のアルバム『トーク・オン・コーナーズ』(1997年)が1998年に再発されると「ドリームス」が追加収録され、同曲の「ティーズ・ラジオ」・バージョンがシングルとして発表された。
ザ・コアーズは、本作で初めて全英シングルチャートでトップ10入りを果たした[5]。
その他
- 1995年にLetters to Cleoはこの曲のカバー・バージョンを『Spirit of '73: Rock for Choice』に提供している。
- 1996年にバンド、ウィスキータウン(フロントマンはライアン・アダムスであった。)は曲をライヴと発表されなかったアルバム『A Stranger Is Born』でカバーしていた。(ライヴでは2000年に解散するまでカバーし続けていた)
- 1999年、ポール・ハードキャッスル率いるザ・ジャズマスターズがアルバム『ザ・ジャズマスターズⅢ』の中でこの曲をカバーした。
- 日本の歌手、米倉千尋は2003年のシングル「約束の場所へ」の中でこの曲をカバー、またFayrayが2005年に発表したカバーアルバム『COVERS』の中でこの曲をカバーしている。
- 2005年、ニックスはDJ、ハウス・ミュージックの2人組、ディープ・ディッシュがこの曲を再制作するときに新しいボーカルを提供した。曲は彼らのアルバム『George Is On』に収録され、イギリスのシングルチャートでトップ20位に入り、アメリカのHot Dance Club Playチャートでは26位に上り詰めた。
- ヨ・ラ・テンゴが2005年に発売したベスト盤『Prisoners of Love』のレア・トラック集にカバー・バージョンを収録。
- アトランタに本拠地を置くインディーズバンドSnowdenはこの曲のカバー・バージョンをインターネット配信専用のアルバム『Fuel of the Celebration』向けに2006年録音した。
- グレゴリアンは2007年発表の『Masters Of Chant Chapter VI(オーラの祈り)』でこの曲をカバーした。
ディープ・ディッシュのカバー(スティーヴィー・ニックスが参加)
チャート (2006年) | 最高順位 |
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オーストラリア・シングルチャート | 27 |
オランダ・シングルチャート | 18 |
ベルギー・シングルチャート | 42 |
アイルランド・シングルチャート | 22 |
フィンランド・シングルチャート | 6 |
アメリカ Hot Dance Club Play | 26 |
イギリス・シングルチャート | 14 |
イタリア・シングルチャート | 39 |
脚注
- ^ 45cat - Fleetwood Mac - Dreams / Songbird - Warner Bros. - USA - WBS 8371
- ^ 45cat - Fleetwood Mac - Dreams / Songbird - Warner Bros. - UK - K 16969
- ^ “Fleetwood Mac, 'Dreams'”. Rolling Stone. The 500 Greatest Songs of All Time (2021). 2021年9月20日閲覧。
- ^ Irish Charts - アーティスト名「The Corrs」を入力して検索すれば確認可
- ^ a b ChartArchive - The Corrs
- ^ australian-charts.com - The Corrs - Dreams
- ^ lescharts.com - The Corrs - Dreams
- ^ dutchcharts.nl - The Corrs - Dreams
- ^ musicline.de
- ^ Various - Legacy: A Tribute To Fleetwood Mac's Rumours (CD, Album) at Discogs
先代 KC&ザ・サンシャイン・バンド 「ブギー・マン」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル 1977年6月18日(1週) |
次代 マーヴィン・ゲイ 「黒い夜 パート1」 |