霧島酒造

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霧島酒造株式会社
KIRISHIMA SHUZO CO.,LTD.
Kirishima Shuzo 2013.JPG
本社増設工場(宮崎県都城市)
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 霧島酒造
本社所在地 日本の旗 日本
885-8588
宮崎県都城市下川東4-28-1
設立 1949年5月3日
(創業1916年5月
業種 食料品
事業内容 焼酎ビール等の製造・販売
代表者 江夏 順行(代表取締役社長
資本金 2,289万円
主要子会社 株式会社エナツ
株式会社和光不動産
関係する人物 江夏 吉助(創業者)
江夏 順吉(二代目社長)
外部リンク http://www.kirishima.co.jp/
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赤霧島(あかきりしま)

霧島酒造株式会社(きりしましゅぞう)は、宮崎県都城市に本社及び工場を置く、日本酒造業者。

キャッチコピーは「くつろぎの霧島」。

概要[編集]

おもに焼酎を中心とした類を生産している。

社名及び銘柄の「霧島」の由来は、宮崎県と鹿児島県県境に聳える霧島山から付けられた。

1916年大正5年)、創業者の江夏吉助(えなつ きちすけ)が都城で芋焼酎の製造を始めたのが会社の起源である。

1955年昭和30年)、工場近くで掘り当てた天然水を「霧島裂罅水」(きりしまれっかすい)と命名し、それ以降は一貫して「霧島裂罅水」で仕込んだ焼酎を中心に作り続けている。

「乙類焼酎」を「本格焼酎」の名称・表示にすることを提案したのは、二代目社長・江夏順吉(えなつ じゅんきち 1915-1996)で、1957年(昭和32年)に熊本県で開かれた「九州旧式焼酎協議会」での会議で「本格焼酎」の名称使用を提唱した。そして、1962年(昭和37年)の大蔵省令により法的にも「本格焼酎」の呼称が正式に認められた。

江夏順吉は地方酒造会社の跡継ぎながら、東京帝国大学(現・東京大学)工学部で応用化学を学んだ学者肌の人物でもあり、自ら焼酎のブレンディングや蒸留機の改良などに取り組んだ。順吉の死去で跡を継いだ3代目社長の江夏順行の経営体制下では、順吉時代の高品質路線を継承しつつ、芋焼酎の臭みを押さえた新商品「黒霧島」の開発と営業拡販に努め、2000年代の焼酎ブーム期にも着実な事業拡大を継続した。その結果、2012年には売上高が初めて500億円超を達成し、長らく本格焼酎業界で首位にあった麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類を抜いて、本格焼酎メーカーで売上高日本一となっている。

2009年(平成21年)にはユニクロ夏のメンズ限定製品である「伝統企業コラボTシャツ」に「黒霧島(デザインは商用のぼりに準じたもの)」が選出され、それ以降、絵柄を変えてほぼ毎年Tシャツが販売されていた。

2014年9月1日より、焼酎かすを醗酵させ、バイオガス発電事業を行っている[1][2]

2015年(平成27年)4月1日、「霧島ホールディングス株式会社」(きりしまホールディングス)を設立して持株会社制に移行、霧島酒造の管理業務は霧島HDが行うようになった。

企業現況[編集]

  • 商号 霧島酒造株式会社
  • 本社所在地 宮崎県都城市下川東
  • 代表取締役社長 江夏順行 

工場・支社・営業所[編集]

工場[編集]

  • 本社工場 宮崎県都城市下川東
  • 志比田工場 宮崎県都城市志比田町(ブルワリー併設)

支店[編集]

沿革[編集]

経営推移[編集]

売上高等推移 帝国データバンク調査 数値には推定含む)
 売上高  業界内順位※1  当期利益 
2004年[5] 176億円 第6位 13億円
2005年[6] 207億円 第5位 15億円
2006年[7] 235億円 第4位 17億円
2007年[8] 299億円 第3位 16億円
2008年[9] 368億円 第2位 29億円
2009年[10] 428億円 第2位 34億円
2010年[11] 472億円 第2位 -
2011年[12] 486億円 第2位 -
2012年[13] 515億円 第1位 -
2013年[14] 518億円 第1位 -
2014年[15] 565億円 第1位 -

※1 焼酎部門の売上高の構成比率が50%未満の企業を除く。従って、当初から宝ホールディングス、2008年度からオエノンホールディングスはランキングから除かれている。

主要商品[編集]

  • 本格芋焼酎「白霧島」
    • 同社の創業時から今日にかけて作られている芋焼酎。白麹。南九州産のサツマイモ(主に黄金千貫)と霧島連山から湧き出る地下水「霧島裂罅水」を使用した、なめらかで伸びのある味わいが特徴。旧名称は「霧島」だが、米焼酎の白霧島が販売終了、黒霧島が発売されてからはラベルが白色をベースにしていた事もあり名称変更前から「白霧島」「シロキリ」という愛称で呼ばれていた。黒霧島発売に合わせて味が変更され、更に2015年宮崎県食品開発センターが独自に研究・開発した酵母「平成宮崎酵母」を使用したものにリニューアルしたのに伴い商品名の銘柄も正式に「白霧島」とした。キャッチコピーは「どしっと ほわんと」。
  • 「黒霧島」
    • 同社の焼酎で高いシェアを誇る芋焼酎。宮崎県産の黄金千貫と黒麹で仕込んだ、マイルドでキレのある味わいが特徴。黒麹仕込み焼酎が一般的になる先駆けとなった。また、テレビ番組『ナイナイサイズ』(日本テレビ)の企画「やべっち自分好みの焼酎を探す!」(2002年10月19日放送)でナインティナイン矢部浩之が絶賛したことなどが、全国的な知名度を上げ売上の向上に貢献したとされる[16]。キャッチコピーは「トロッと キリッと」。
  • 「赤霧島」 
    • ムラサキマサリ(紫優)と言う品種の紫芋で仕込まれる。ムラサキマサリは生産量が少ないため、限定販売で、毎年春と秋のみに出荷される。販売開始の頃はかなり出荷量が少なく、入手困難で高額のプレミアムが付くことも珍しくなかったが、近年はムラサキマサリの増産により、出荷量が増え、出荷直後であれば比較的容易に入手出来るようになり、プレミアムも落ち着いてきた。白麹。キャッチコピーは「みやびにするっと」。
  • 「金霧島」
  • 「黒宝霧島」
  • 「AX霧島」
    • 「黒霧島」をベースに、アスタキサンチン、紅茶香料、ローズヒップエキスを配合したスピリッツ類。
  • 芋麹焼酎「吉助」
    • 芋麹のみを使用した芋焼酎。「吉助」は創業者の江夏吉助の名前からつけられたもの。
  • 本格芋焼酎「うまいものはうまい」
    • 宮崎県産の素材にこだわった芋焼酎。
  • 本格麦焼酎「ほ」
  • 本格麦焼酎「博多うまいものはうまい」
  • 本格米焼酎「花懐石」
  • 本格そば焼酎「そば作」
  • 地ビール「霧島ビール」

過去に存在した商品[編集]

  • 本格米焼酎「白(シロ)霧島」(平成12年製造終了)
  • 本格ライ麦焼酎「キリマンジャロ」

CMキャラクター[編集]

協賛する競技等[編集]

ビーチバレー
ジャパンツアー 霧島酒造オープン」。
女流王将戦
正式名称は「霧島酒造杯女流王将戦」。日本将棋連盟サテライトカルチャージャパンが主催、霧島酒造が協賛する女流棋士による将棋の棋戦。第30期までは「ウエルネス都城霧島杯&中戸賞女流王将戦」が正式名称で、日刊スポーツが主催していた(霧島酒造協賛は従来通り)。2014年、霧島酒造は日本将棋連盟より第21回大山康晴賞を授賞。

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 霧島酒造、焼酎かすでバイオ発電 - 日本経済新聞
  2. ^ 焼酎づくりのついでに、電気もつくっちゃいました!一般家庭1000世帯の年間消費電力分を発電する、霧島酒造の「サツマイモ発電」
  3. ^ 日経ビジネス2014.11.10
  4. ^ 宮崎県総合運動公園ネーミングライツ・スポンサー企業に決定霧島酒造公式サイト
  5. ^ 帝国データバンク. “2004年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p050601.pdf 2013年4月17日閲覧。 
  6. ^ 帝国データバンク. “2005年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p060703.pdf 2013年4月17日閲覧。 
  7. ^ 帝国データバンク. “2006年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p070904.pdf 2013年4月17日閲覧。 
  8. ^ 帝国データバンク. “2007年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p081001.pdf 2013年4月17日閲覧。 
  9. ^ 帝国データバンク. “2008年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p090906.pdf 2013年4月17日閲覧。 
  10. ^ 帝国データバンク. “2009年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/s100802_80.pdf 2013年4月17日閲覧。 
  11. ^ 帝国データバンク. “2010年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/s110802_80.pdf 2013年4月17日閲覧。 
  12. ^ 帝国データバンク. “2011年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/s120802_80.pdf 2013年4月17日閲覧。 
  13. ^ 帝国データバンク. “2012年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/s130801_80.pdf 2013年8月17日閲覧。 
  14. ^ 帝国データバンク. “2013年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/s140801_80.pdf 2014年8月13日閲覧。 
  15. ^ 帝国データバンク. “2014年 焼酎メーカー売上高ランキング”. http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/s150801_80.pdf 2015年10月28日閲覧。 
  16. ^ 東京スポーツ(東スポWeb). “ナイナイ矢部のひと言で「黒霧島」歴史的快挙”. http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/174010/ 2013年8月20日閲覧。